ろくよーしゃの夜

November 20 [Wed], 2013, 1:16

2013.11.11(mon)

気がつけば、もう11月も半ば。寒くなってきましたね。
温かいコーヒーが恋しい季節、久しぶりに六曜社珈琲店さんへ。

秋の始め頃に職場を異動になって少々憂うつになっていたのですが、
今の職場は近辺に素敵なお店がたくさんあるので、
仕事帰りに歩いて行くことができます。そこが救いかな。
六曜社さんへも歩いて行けちゃうので、ついふらりと立ち寄ってしまいます。
この日も、仕事終わりでくたくたな身体がコーヒーを欲していたので行ってきました。

* * * * *
温かいミルクコーヒーとドーナツをいただきました。
ミルクコーヒー、優しい味わいでとっても美味しかったです♡
そのままでも甘みがありますが、添えられている角砂糖をぜんぶ入れて
惜しみなく自分を甘やかします(笑)。
ずうっと食べたかったドーナツもいただけてしあわせ〜
結構ボリュームがありますが、甘さ控えめなのでぺろっといただけました。ごちそうさま♡

あの、何ものにも縛られない干渉されない静かなひととき...
ささやかなしあわせを誰かと共有できないのは少し寂しいけれど、
今の自分にとってはいちばん大切なものだわん。

Happy Birthday!!

October 31 [Thu], 2013, 20:16
♥ ♥ Happy Birthday Koji ♥ ♥


山本耕史さん、37歳のお誕生日おめでとうございます!

今年も、舞台上で様々な役を鮮やかに生きる耕史くんに出会えて
ほんとうに幸せでした。

とても幸せだったから、季節が巡る風を感じながら、
世界の美しさをかみしめることができた日々でした。

ほんとうにありがとう。

耕史くんの情熱とユーモア、そして優しさは、
大げさではなく、生きる勇気を与えてくれます。

挑戦の続く日々が、力強く光輝くものでありますように
いつも、健康と幸せを祈っています。

生まれてきてくれてありがとう。

いよいよヴォイツェク!

October 04 [Fri], 2013, 7:31
『ヴォイツェク』、本日いよいよ開幕ですね!

全くブログを更新できていない日々ですが、
否が応でもテンションが上がってきたので、勢いでつぶやいちゃおう(笑)。

白井さんが演出される作品を観るのは私は今回が初めてですが、
この夏の『兵士の物語』出演に際して、
松本というまちで芝居づくりができる喜びを語っておられた
インタビュー記事の白井さんの言葉が、とっても素敵で印象的でした。

『ヴォイツェク』では、どんな世界を見せてくださるのだろう・・・。
本当に楽しみでなりません!
それにしても・・・耕史ヴォイツェク、なんてかわいいの♡


カンパニーの皆さんが誘ってくださる世界に、身も心も委ねたいと思います。
そして何より、公演の成功をお祈りしています
早くMy初日にならないかな〜。

まつもと〜♪

July 24 [Wed], 2013, 1:13


松本に来ています。

甘味喫茶 塩川さんでいただいたクリームあんみつ。
美味しかった♡

今日は、まつもと市民芸術館で『空中キャバレー』を観ます。楽しみ!

一瞬の夢・『ロックオペラ モーツァルト』

July 12 [Fri], 2013, 11:00
お久しぶりです!気がつけば、以前の記事から5ヶ月もの間が空いてしまいました。

この数ヵ月間は、ほんっっっとうによく遊んだ日々でした
『おのれナポレオン』で東京へ通ったり、北海道や松本を旅したり・・・。
遊び過ぎて心身共に燃え尽きていた今日この頃ですが、
『ロックオペラ モーツァルト』CDが届いてからというもの、再び心乱れる日々を過ごしております(笑)。

この機会に乗じて、数ヵ月間こねくり返していた観劇感想メモを、今さらながら記しておこうかと思います。
もしよろしければお付き合いくださいませ。

* * * * *
個人的には2/9のインディゴver.プレビュー公演に始まり、
2/12のルージュver.
2/13のインディゴver.と、東京公演は3回。

2/22のルージュver.2幕のみ
(観劇予定ではなかったのに、気がついたら職場からダッシュ決めてる自分が。
無意識ってコワイです・・・。笑 でも、2階席から俯瞰して作品を観れて新鮮でした!)
そして大千秋楽、2/24のマチネ・ルージュver.&ソワレ・インディゴver.と、大阪公演は2.5回。

もっともっとずっと、この作品の世界に身を委ねていたかったけれど、
まさにモーツァルトの人生の如し。
強烈な疾走感と優しい余韻を残して、旅は終わってしまいました。


M8 トラブル・メーカー
プレビュー公演で初っ端聴いたとき、あまりにキャッキョイイ耕史モーツァルトに卒倒しそうに(笑)。
とにかくパワー突き抜けた感のある有様が印象的で。
さらけ出していた、とも言える。
地声で高音に挑む舞台上の耕史くんは、まさに闘う男でした
(感情が入り交じって激しく動揺していた私は、なぜか心の中でずっと「おめでとう!」と叫ぶ、という・・・。笑)

次に観たインディゴver.では、ファルセットを交えながらコントロールしていたように思う。
正直高音が苦しそうで、その、もがきながら歌う姿に・・・萌えた♡ (そっちかーい!)

冗談はさておきですが。

本人はとても大変だろうけれど、こゆ揺れをドキドキハラハラ見つめるのも、ファンとしてはまた愉しいのです。
新しい作品で、見たことない聞いたことのない表現に瞬間ごとに出合える喜び、共有できるいとおしさときたら・・・。
食らいつかなければ振り落とされるような力強い作品に巡り合えた
耕史くんへの祝福の気持ちが、沸々と溢れてくるのでした。
改めて。こーちゃんおめでとう!ついでに私たちもおめでとっ!(笑)

このナンバーで、主役お2人の、それぞれのモーツァルトのニュアンスがまず見えるような気がしました。
耕史モーツァルトは、感情が強く真っ直ぐ突出しているイメージ。
アッキーモーツァルトは、繊細だけど強かで、秘めたる感情を持ち合わせているイメージ、かな。
色鮮やかなる個性の面白さ、素晴らしさどちらもいとおしくてたまらない。。。

余談ですがこのシーン、酒場、テーブル、若者たちの自由な叫び・・・
「LA VIE BOHEME」を思い浮かべてしまうのでした。
常識やルールの壁をぶち壊せ!というストレートなメッセージにパワーをもらう。胸が熱くなる!

M22 薔薇の香りに包まれて
モーツァルトの気高い魂を感じるナンバー。
耕史くん、アッキーくん、お2人の表現の純度があまりにも高く、力が強くて心が震えました。

言葉のひとつひとつを噛みしめるように歌うWモーツァルトがとても印象的で・・・。
孤独の悲しみに打ちひしがれて今にも消え入りそうな脆さと、
それでも自分が今ここに痛みと共に在ることを、音を紡ぐことで確かめている
生々しい生命の温度とが同時に揺らいでいた。

苦悩兄弟が初めてお出ましになるのはこのナンバー。
高橋さん、大野さんのダンスは本当に素晴らしく
(こんなありきたりな言葉しか出てこない自分の語彙力が呪わしい...)
身体表現は、言葉や意味を越えていく力を持っているのだと、お2人のダンスを見て感じました。

苦悩という名のもと踊っておられるので、もちろん表現の根幹にはそれをいかに表象化させるか
ということがあるのだと思うのですが、その意味を追うのは無意味だと感じさせられる、
本能的で衝動的な、しかし恐ろしく洗練された、私なんぞの安っぽい言葉では
言い表すことのできない身体表現が舞台上には生きていました。

そして、なんといってもシャウトする耕史モーツァルト。
怒りを自由に表現してるっていう意味で、すごくモーツァルトらしい曲」と
耕史くんがパンフレットで語っていたけれど、
迸り出る哀のエナジーというのか、抑えていた感情が音のうねりとなって、私たち観客にぶつかってくる。
悲しみでただ涙を流すのではなく、憤りでただ声を荒らげるのではなく、
あらゆる感情を音楽へと昇華させていく。
痛々しくも尊い、モーツァルトの強靭な精神に魅せられました。

M29 心沈むとき〜BGM#5 〜 M30 心沈むとき・リプライズ
モーツァルトに恋い焦がれるコンスタンツェのソロナンバー。
才加嬢の切なさ全開の乙女っぷりにキュン。。。
日々の暮らしに追われて疲れ果てたとき、それでも好きな人のことを想うと力が湧いてくるものね。
分かるわん、そのオトメゴコロ・・・(言わせてやっておくんなせぇ...)

そこへ現れるモーツァルト。タイミング良すぎるけれど(笑)、いいの。お芝居が持つ夢心です。
現れた瞬間は、もうこちらの気持ちまでコンスタンツェです。心の中で神様!って叫んだわ。

この下宿屋のシーン、とても好き。
ウェーバー家の女衆に囲まれて、たじたじで小っこくなっておとなしい(ふりしてる)モーツァルトは可愛いし♡
セシリアママの許してあげルンルルン♪な大らかさも気持ちが良くて・・・。

葛藤や渇望、常に劇的な感情の中で生きていたであろうモーツァルトにも、
こんなささやかで愉快な日常は必ずあったはず。
そんなことを感じさせてくれる、とてもいとおしいシーンでした。
セシリアママ&ヨーゼファ&ゾフィー'sリプライズの、真っ直ぐできらきらしたエールも大好き!

M31 悲しみのアリア「後宮からの逃走」より アリア10 〜 M32 痛みこそ真実
ロックとオペラの融合を感じさせる、とびきり刺激的でスリリングなナンバー。

歌姫カヴァリエリを演じられた北原瑠美さんの歌声は、とにかく美しく圧倒的!
北原さんの存在がなければ、このナンバーはおろか、作品自体が成立しません。

このシーンは、個人的にとても忙しかったです。
ディーヴァの繊細なアリアに酔いしれながら、
こーじ×マエストロ前嶋ラヴ!の自分としては見逃してはならぬ、シンクロ指揮シーン(@インディゴver.)。
偉大なる大作曲家モーツァルトも、前嶋さんの前では一生懸命に指揮をする
弟子のようにでも見えてしまって・・・。なんだか微笑ましかったです♡

そして。美しい音楽に触れてしまい、羨望、妬心、無力感・・・・
様々な感情が沸々と蠢く耕史サリエリ(@ルージュver.)。
東京公演は上手席観劇だったので細かい表情の変化を追えなかったのですが、
大阪公演は逆に下手席だったこともあり、もう、まじまじと見つめさせていただきました。
耕史サリエリは目で語る。蠢く感情に支配されて、暗く淀んでゆく目。

そんな中、静けさを突如引き裂いて始まるサリエリの激しい心情吐露。
この展開が、たまらなく好きすぎて好きすぎて好きすぎて好きすぎて好きすぎて・・・・(エンドレス)

舞台上に在る物語世界。
それを見ている私たちの現実世界。
あの空間のすべてに纏いつき、時間の流れが歪められたような感覚へと誘うサリエリの強烈な感情の渦。
舞台上はまさに、めくるめくサリエリ独壇場なのでした。

耕史サリエリの声には、衝動と抑制のせめぎ合いが鮮やいでいてとびきり刺激的でした!
声を絞り込むような歌い出し、感情が剥き出しになると共に一気に喉を開いて発する声・・・
官能的と言うほかない、悩ましい表現だったわ・・・。

耕史くんの歌声を『リンダ リンダ』で初めて聴いてからもう8年が経ちますが、
あのときには想像できなかった深く厚みのある声。
聴くことができて感慨深かったです・・・。
耕史くんがこれから歳を重ねていく上で、さらに深みと輝きを帯びていくものなのだろうな。

苦悩兄弟の超絶的なダンスに加わり、絶妙のさじ加減で踊る色気ダダ漏れの耕史サリエリ。
キャ、キャッキョイイ・・・(涙)。
身のこなしに力みがなく、まさに苦悩に翻弄され、心身共に彷徨い行き場のない様が際立っていました。
虚ろな目を見ていると、サリエリ自身、そんな自分を嘲りながら酔っているようにも。
退廃的な美しさ。ズブズブ嵌っていってしまうパターンです・・・。ホンモウです(真顔)。

対するアッキーサリエリには、痛々しいまでの純粋さを見たような気がします。
美しい音楽に触れて噛みしめて・・・そのときの表情は、耕史サリエリのそれとは全く違う。
大楽公演で気づいたのだけれど、驚くほど透き通った微笑みを浮かべていたの。
手の届かないものに切々と焦がれている、モーツァルトの音楽の美を本能で享受している、そんな微笑み。
その微笑みがふと消えて、入れ替わり虚無の表情が浮かぶと、ゾッとしたな。

お2人それぞれのアプローチを堪能させていただきました。

M35 孤独な夜に別れを告げて
モーツァルトとコンスタンツェが結ばれる、美しく温かいシーン。
躍動感があって、瑞々しい光が満ち溢れている幸せのナンバー。

モーツァルトとコンスタンツェが互いの想いを確かめ合うシーン、大好きです。
求婚を受けて、蕾だった花がふわっと開くように微笑む才加コンスタンツェの笑顔が本当に可愛くて
才加コンスタンツェが花ならば、耕史モーツァルトはそれを慈しむ雨の、ピュアで透き通ったひとしずく。
アッキーモーツァルトはそれを照らす陽の、情熱的で惜しみない光。
声色ひとつにも、耕史くんとアッキーくん、それぞれの個性が宿り光っていました。

菊地美香さん演じるナンネールのキュートな歌声にも毎回胸がトキメいた〜
カンパニーのハーモニーも素晴らしくって!聴いていると、心が躍るしなんだか泣けてくる。
愛し合うって、なんて素晴らしいことなの!と、胸が熱くなる・・・。
そして、白いタキシード姿のキラッキラ耕史モーツァルトが超絶素敵すぎて、胸が苦しくなる(笑)。
仲間たちに囲まれ支度している最中はその全貌が見えないけれど、
(でも隙間からチラッと見える、喜びと緊張が入り交じったような笑顔がこれまた可愛い♡)
焦らされた分(笑)、登場したときの感動はひとしおです。眩しい!美しい!!(涙)

花婿の衣裳にレースをあしらうなんてフツウじゃ考えつかないようなことですが、
フツウなんか悠々と越えていくスタッフさんワークも、
とびきり愛らしく優雅に着こなすモーツァルトくんたちも素晴らしかったです♡

美術も本当に素晴らしくて。。。
パステルカラーの花々が散りばめられた吊り物なんて、美しすぎて見るだけで泣きそうに。
登場したのは、オランジュ公妃の庭園でのシーンと、この婚礼シーンのみだったはず。
なんて贅沢な使い方なんでしょ〜〜

ダ・ポンテに「フィガロの結婚を一緒にやらないか!」と
モーツァルトが持ちかけるのは、婚礼シーンの少し後だったでしょうか。
創作意欲に溢れ、湧き立つモーツァルトの姿とは裏腹に、
BGMで密やかに流れていたのは、フリーメイソンの葬送音楽の1節。
希望の先にある暗い現実を予感させられて、胸がしめつけられる切ないシーンでした。

M44 勝利の代償
「痛みこそ真実」が悪への目覚め、「殺しのシンフォニー」がそれの自覚だとすれば、
このナンバーが象徴するのは、鮮やかなまでの破綻、でしょうか。
2幕のこのたった3曲で、サリエリというキャラクターの
複雑な心的過程を表現しなければならないというのは、本当に困難な挑戦だよね・・・。
けれど、お2人の凄まじい集中力ゆえなのでしょう。
どのナンバーも、実に濃密で鋭敏。惹きつけられました。

このナンバー、終始不調和というか異様な空気感が漂っていて苦しい。
切々と憂えるサリエリは、ここにきて長調で歌う。コーラスが事もなげに祝え歌えと続ける。
その有様が、滑稽というか...とても哀しい。
これがまさに"勝利の代償"ということなのでしょうか。

耕史サリエリが、自らを責め苛むような叫び声を絞り出すたびに、
それが助けを乞うように聞こえて痛かったな・・・。
と同時に、全身でひとつひとつのフレーズにぶつかっていく様には、ぞくぞくするような感動がありました。
(他2曲のナンバーに比べて高音ということもあり、発声にも、こと神経をぴんと張りつめているような印象で。
今にも壊れそうなサリエリの張りつめた精神と相まって、鬼気迫る情景でした。)
「笑えるさ この勝利は」と、顔を歪めて叫ぶ耕史サリエリの可笑し哀しい狂気の姿は、
個人的にルージュver.のハイライトシーンであったりします。

M45 ラクリモーザ
耕史くんは「役を生きる」と言うけれど、痛いほどにその言葉が実感として沁みてきたのがこのシーン。

死を表現しようとすることで、同時に役の命が生々しく、鮮烈に浮き彫りになる。
身をよじらせ床にうずまるモーツァルト。痛みの苦しさに襲われてそれに耐えているのか...
胸がしめつけられて非常に苦しいシーンだったけれど、真摯に命に向き合う耕史くんの姿は、
死の床に伏してなお、音楽を生み出そうとしていた表現者モーツァルトの姿そのもので実に美しく、
耕史くんもまた、根っからの表現者なのだということを、もう何度目か分からないけれど実感しました。

そして、言葉では言い表しがたい、心の深いところが揺らぐ体験。
実際に耕史くんが死んでしまうわけではもちろんないけれど、
舞台上には、確かに生と死のはざまを漂うモーツァルトがいる。
何千もの人々が、静寂の中、その姿を見つめ見守り、見届けようとしている。
舞台、芝居の世界の不思議ですね・・・。

役者さんが背負う、表現するということの重みを思う。
どう動き、自分をどう見(魅)せて役として在るか、
自分が何を考え思い、何を信じてそれを役に託すのか、
自身の身体的・精神的感覚を研ぎ澄ましておかなければ、表現が観客の心に作用することはおそらくない。
なんと恐ろしく、孤独で貴い場所に役者さんは立っているんだろうと・・・。
「舞台は闘いの場」という耕史くんの言葉が、何度も頭の中を巡りました。

カヴァリエリの歌声は、モーツァルトの魂を慰めるような、そして死へ誘うような...
安らぎと哀しみが織り混ざったもので、またいっそう心が揺らぐのでした。

そしてこの場面でとても感動したこと。それは、クラシック音楽をバックに舞台上にいる耕史くんの美しさ。
なんというのか、その有様がとにかくハマっているように思うんだ。
『ドリアン〜』のときも「亡き王女のためのパヴァーヌ」を口ずさむ場面がありましたが、
あのときもそのシチュエーションが好みすぎて
(そして、ロックを歌う耕史くんらしい?独特の節回しが斬新で面白くて)
ひとり興奮して悶えていたのを思い出しました。

ドビュッシーの音楽をバックに、美しくかなしい詩でも詠まれた日には、
感動のあまり泣きながら小躍りしちゃうなぁ・・・自分。
以前出演された、小森輝彦さん・服部容子さんのデュオ・リサイタルがありましたが、
演奏や朗読やお芝居...というふうに、様々な表現が融合された作品にぜひ出演して欲しいなぁ。
願わくば、そういった作品をぜひ創造していただきたい・・・などと、妄想は膨らむのでした!(話がずれた...)

M46 死すべき定めなら
モーツァルトとサリエリ、唯一のデュエットナンバー。
ひとつひとつの言葉が、心に深く刻み込まれました。

サリエリは言う。「すべてはいつか終わるものさ。」
モーツァルトは答える。「そう。だけど知ってたかい?旅の終わりは、本当は、始まりに過ぎないんだ。」

これらの台詞が、表現者・山本耕史を通して世界に生み出されたことが、とても感慨深かったです。
耕史くんがいつか話していた言葉に「ひとつの別れは次の出逢いに繋がってゆく」というものがあって。
これまでもこれからも、ずっと大切に育ててゆきたい言葉なのですが、
彼自身の中にある精神が、役を通して、役の精神と解け合って、ひとつの表現になっていたなって。
これほど素晴らしいことはないなと思ったよ。
(単なる私のこじつけにすぎないのだけれどね...)

何より、飾らない、ストレートに胸に響く言葉で作品の世界を構築してくださった
吉川さんにありがとうございます
訳詞を手掛けられたのも吉川さんだということを、CDが届きブックレットで確認し、納得。
♪昨日の自分悔やむより 恐れず今日という日を 生きよう最後まで という歌詞には、
やはり"No day but today"を感じたの。
こじつけているつもりはないのだけれど、巡り合いを感じずにはいられず、静かにシビれました・・・。

そして何より、耕史くんとアッキーくん、渾身の創造の場に立ち会えて幸せだったよ。
言葉を紡ぎ合う、音を重ねるって、こういうことをいうのか・・・。
互いの表現を敬いながら、真っ直ぐ向き合ってぶつかり合って魂を共鳴させて
2人でひとつのハーモニーを生み出していた。緻密で繊細で、同時に力強く豊かなハーモニー。
声質も全く違う2人なのに、本当によく溶け合っていた。
理屈じゃないのね・・・。心が震えました。

音楽を魂で表現し合い共有する2人の姿は、劇中のモーツァルトとサリエリのそれにまさに重なる。
どれほどモーツァルトの音楽に苦悩しても、やはりサリエリは、
モーツァルトと音楽を通して対話することでカタルシスを得た。
サリエリは、モーツァルトという音楽をまるごと愛していたのね・・・。
そのことがこのナンバーで鮮烈に照らされて、なんだか無性に胸が熱くなりました。

サリエリというキャラクターは、人間の持つ猜疑心や欲望、
その先の虚無な様といったものを少なからず象徴していると思われる。
そこが魅力でありいとおしいと感じる所以なのだけど、それだけでは彼自身孤独で救いがなく悲しすぎるなと・・・。

けれど彼は、自らモーツァルトのもとへやって来た。
それは、まやかしの勝利を噛みしめるためではなく、
ただ、ただ救われたいとサリエリ自身が願ったからではないのかな。
己の魂を信じ、弱さを見つめ、他の誰でもないモーツァルトを信じて。
このラストシーンには、そんなひとつの光があって心震えます。

すべてを知った上でサリエリを許容するモーツァルトは、愛のかたまりなのね・・・。
こんなふうに人を許せたら、真っ直ぐに愛せたら...
モーツァルトの透きとおった微笑みを見つめながら思いました。
耕史くんとアッキーくんのそれには、己が信じたものを恐れずに生み出そうとする意志、
何よりそこに、愛を込めて向かい合う、という揺るぎない思いが宿っていたように思う。

心から愛すべきそれぞれのサリエリ。そしてモーツァルト。
耕史くん、アッキーくん、心震える2人の男の生き様をありがとう。

* * *
今こうして思い起こしても、本当に奇跡的な作品だったなぁ...と感じます。
様々なジャンルの世界に身を置く表現者の方々が集い、個性を発揮しひとつの世界を創る。
新しきものが創造されていくときの、熱を帯びた空気感を体感できた喜び。
鮮やかでとてもいとおしい瞬間を皆で共有し、胸に刻み込むことができた幸せ。
キャスト、ミュージシャン、スタッフの方々・・・
作品に関わられたすべての皆さんに、心からのありがとうございますを。

「旅の終わりは、本当は、始まりに過ぎないんだ。」
またきっと逢えると、信じています♡


耕史くんが舞台上に立ち、歌っているのを聴くと、心が解き放たれて自由になって、
いつも熱い感情が湧いてくる。精一杯生きて、めいっぱい今を愛さなくてはと感じる。
一瞬の夢の、やさしいしるべ。
やっぱり耕史くんは、歌っていなくちゃね。

* * * * *
ダラダラとした徒然に最後までお付き合いくださいましてありがとうございました

『ロックオペラ モーツァルト』

February 12 [Tue], 2013, 2:58
2/9のインディゴverプレビュー公演に行ってきました。

もうね、生きててよかったあ・・・と、しみじみ感じましたです。
耕史モーツァルトが素敵すぎて・・・。

ハイキーや激しい動き。
挑んで、掴んで、愉しんでる耕史くんを
瞬間瞬間ごとに感じることができて。
こんな感覚を覚えたの、実は初めてだったかも・・・。
シビレたわ。そして、ちょっと泣けた。

何かを表現するということは、やはり孤独な闘いの連続。
でも、そこに息づいているのはネガティブなモノとは正反対の自由な魂。
幸せそうな耕史くん。

強靭な精神力に。
表現に息づく、豊かで鮮やかな愛に。
耕史くんの、こゆところが好きなんだな・・・と、
改めて思いながら全編を見つめ、胸が熱くなりました。

作品自体も、とっても好き!になる予感。
シャウってて(こんな日本語ありませんが)ロック!
しかし同時に、クラシカルでオペラ。
まさに"ロックオペラ"なんですね。異色でとっても面白い!

物語のたたみかける展開には少し戸惑いましたが、
つまりはそうなんだろうなぁ。
というのは、シアターガイドでフィルさんが仰っていたように、
曲がストーリーを進めるのではなく、1曲ごとの中で人物の感情が膨らみ変化していくという。
その膨らみや変化が、これからさらに繊細に浮き出てきたら面白いな。


いつかコンテンポラリー・ダンスを踊る耕史くんを見てみたいと
ひそかに夢見ている私としては(言うてますが。笑)、
実際に彼自身が踊っていないにはせよ、
そのような振付演出の中を動き歌う姿を見れるのが、新鮮で幸せ。

ストレートに胸に響く言葉がたくさんあるのも素晴らしい。
ラストのモーツァルトの台詞に、じんときました。

カテコも終始あたたかい空気が流れていたように思う。
とにかく幸せでした。
感情を全開にするアッキーくんに萌え(笑)とっても朗らか!素敵だわ〜。
それに対して、ちょっと照れて控えめのこーじにも萌え(笑)繊細な人だわん・・・。
それぞれ個性が鮮やかに見えるのも、W主演の舞台の魅力かもしれません。


さて。悲しいことに、私は12日のルージュver、13日のインディゴver、
あと計2回しか東京公演を観れません(涙)。毎日観たいよ〜〜。
うん。でもだからこそ、大切に観ます。

今日のルージュver、心して観まっす!!

アンヂェラス

February 04 [Mon], 2013, 23:03


2013.1.27(sun)

この日は今年初めての東京行き。
今年もたくさん東京へ行き、素敵な出会いを得られますように

この日は浅草寺にお参りをし、おみくじも引いて、その後目的地である喫茶店へ。
雷門からも程近い、アンヂェラスさんです。
アンヂェラスとは、「聖なる鐘の響き」という意味なのだそう
開業は昭和21年だそうで、それを聞くだけでも、長年多くの方々に愛されてきたのだろうな・・・
と想像は膨らむのでした。

お店に入ると、1階の奥の席へ案内していただきました。
初めて訪れるお店というのは、やはり少し緊張するものだけど、
しばらくすると、お店がまとっている大らかな空気というのでしょうか、
何ともいえぬ心地よさが包み込んでくれているような気がして、ほっとした気持ちに。。。
注文をして待っていると、常連さんであろう年配の紳士たちが若い男女たちと共にご来店。
若い方々も初来店なのでしょう、おじさまから、メニューについて手ほどきを受けていました。
そのおじさまは「俺ぁ、ここのコーヒーが一番好きだな!」と生きのいい声でおっしゃっていて。
それらの光景が何とも素敵で羨ましくて、ひとりでドキドキしてしまいました(笑)。
(私の妄想が大いに含まれているけれど)旦那衆が若い衆に粋な遊びを教えている感じ?(笑)
浅草という場所柄を感じました。
私も、あんなふうに面白いことを教えてもらいたいわ・・・

* * * * * ブレンドコーヒーとお店の名を冠したケーキ「アンヂェラス」をいただきました。
コーヒーは程よい苦味があり、ほっとするとても美味しいお味。
ケーキはしっかりとした甘さで、コーヒーとのバランスもイイ感じ♪ごちそうさまでした。
ケーキは種類が多く、色とりどりショーケースに並んでいました。また次のお楽しみです

六曜社珈琲店

January 30 [Wed], 2013, 19:30


2013.1.22(tue)

学生時代から、行ってみたいと憧れていた六曜社珈琲店さん。
先日、やっと行くことができました。

当時から1階店と地下店の違いがよく分かっていなかったのですが、
1階店はネルドリップ、地下店は自家焙煎の豆をペーパードリップで提供してくださるようです。
友人が「地下店の雰囲気、素敵ですよ」と教えてくれたので、そちらへ行こうと決めていたのですが、
この日は残念ながら地下店が準備中となっていました。
ということで、1階店へお邪魔します。

六曜社さん=安くて美味しいドーナツというイメージが強くって、
お店に向かう道中、もうずっとドーナツのことを考えていたのですが(笑)、
この日はなんとドーナツがお休みdayでしたとさ。。。
次の機会のお楽しみということで・・・。

* * * * * ブレンドコーヒーとロールケーキをいただきました。
コーヒーはすっきりとした味わい。
ロールケーキは、小ぶりですがスポンジ生地がどっしりしていて満足感があります。
中のバタークリームは、お砂糖のしゃりしゃり感がほんのり塩味もして。
とっても美味しかったです!ごちそうさまでした。

コーヒーカップの美しいデザインに心惹かれる。
調べてみると、NIKKOさんの「山水」というシリーズみたい。素敵ですねえ・・・

ゆるり・たのし・びえい@

January 15 [Tue], 2013, 22:15
年は明けましたが、残しておきたい去年の旅記がたくさん。
今年もスロウペースで綴っていきます♪
* * * * *
しあわせな記憶をたどりながら、去年の夏の、北海道旅の色々を綴ります。
ゆる〜くお付き合いいただければ幸いです


2012.8.26(sun)

今日から2日間は美瑛で過ごします♪
旭川駅前から、ふらのバスのラベンダー号に乗り込み、美瑛まで約1時間の旅です。

旭川を出たときは晴天だったのですが、美瑛に向かうほどに怪しい雲行き。。。
そしてまさに駅に着いた途端、激しい雨に見舞われてしまいました。
レンタサイクル危うし?というか、風も強くって身動き自体取れまへん・・・
やっぱり、美瑛の天気はころっころっと変わるんだよね。。。
さて雨の美瑛をどう楽しもうかと考えていたら、山々の神(?)が味方してくれたのか、
またあっというまに晴れてきました!その変化の鮮やかさが、怖かったけれど面白かったです。

よっしゃとにかく自転車乗れるでいっ!というわけで、毎度おなじみ松浦商店さんでレンタサイクル
そして、まず向かうのも、おなじみあるうのぱいんさん♪
色んなお店や風景を開拓したいと思う一方、いつものお店や変わらない風景に安心感を覚えて、
毎年おんなじルートを巡るワタシ。それでもいいのサ。好きなようにゆくのサ〜。

チーズのパンケーキセットをいただきました♪

ストロベリーアイスとカフェ・オ・レでほっこり。。。

美味しいものをゆっくりと味わうことができるしあわせ。
ここでは、時間は束縛してくるものではなく静かに寄り添ってくれる友だというしあわせ。
しあわせと、曇りないこころで言葉にできるしあわせ。

と同時に、こんなしあわせは共有できるひとがいてより輝くものだなぁとしみじみ・・・。
毎年周りを見渡して、ひとりで来られている方を見たことが、ワタシまだありません。切なっ!
自分のペースを乱されるのはキライ。だからひとり旅が好きなのだけれど、
愉しみは共有したいというこの矛盾をどうしてくれよう・・・

嬉しかったこと。かわいいスタッフさんが「毎年ありがとうございます」と覚えていてくれたよ!
こちらこそありがとう。ワタシは毎年、かわいいなァ・・・と見惚れているわけですが(笑)。
こうして、さりげなく心ある言葉をかけてくださることに感謝。
旦那さま、奥さまも優しい方々で、「次は静かな秋にぜひ来てね。ゆっくりお話できる季節」と奥さま。
そう。秋の美瑛来訪はここ数年の憧れ近く実現できますように。

スタッフさんによると、看板犬ヤタローくんはお家の中でお昼寝中とのこと。
写真のコはチロちゃん。人懐っこくてきゅーとだったわん


名残惜しいけれど、あるうさんにバイバイまた必ず来ますね!

私の心の恋人、セブンスターの木に今年も再会できて嬉しかったよ


今回も丘の宿ほおずきさんにお世話になりました

宿の看板前の可愛いテラス席、製作中でした。
今年の夏、座れるかしら。

毎年写真に収めているアトムくん。
(ブレちゃってるのがカナシイ・・・)

コメダ珈琲始め

January 09 [Wed], 2013, 23:58

地元でコメダ珈琲始め♪
去年も数えきれないほど通ったなあ〜
(今住む京都には限られた数の店舗しかなく残念・・・)。

疲れてひとりになりたいとき、
友と語るゆったりとした豊かなとき、
旅先で空想に浸るとき・・・

珈琲がそばにあるだけで、すごーくしあわせな気持ちになります
珈琲について全く知識がないので、今年は少しずつ勉強しながら楽しみたいです。
そして、出会えたお店や珈琲のこと、できる限り記していけたらいいな。

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