(無題) 

July 02 [Fri], 2010, 17:54

(笑顔)
ああ…そうだ!

(通常)
姫様。
協会の部隊は王城の中に
立てこもったままのようです。

フレデグンドも
そこにいるのだな。

(通常)
では、我等も城に突入し
敵の撹乱?攪乱?と陽動を行います!
クロデキルド様は
ダーリン殿(かれら)と共に
フレデグンド様を!

ダーリン!
姫様を頼んだぞ!

おお!

(通常)
協会がアストラシアを襲った時、
ロベルトはまだ王室騎士の
ひとりに仕える従士でしかなかった。
しかし我等と共に国を追われた後、
あいつは祖国奪還を固く誓い
必死の修練に励んだ。
そして姫様と並ぶ最年少で黒き剣を帯びることを許され
正式の剣士となったのだ。
それゆえ、今日のこの日が
誰よりも感慨深いのだろう。
(笑顔)
気分の波が激しいように
見えるかもしれないが
大目に見てやってくれ。

(通常)
もちろん、今日の日を喜び
貴殿らに感謝しているのは
姫様や俺も同じだが。


(無題) 

July 02 [Fri], 2010, 17:53
ダーリン殿。
戻ったか。

みんなけっこう元気そうだな。

もともとたいしたケガでも
なかったんだよ!

ああ。
安心したよ。

その…申しわけない。
妹が迷惑をかけて。

妹?

フレデグンドさん…だっけ?

ああ、アストラシア王国
第二王女フレデグンド…
私のたったひとりの妹だ。
生きていてくれたのはいいが
協会に屈していようとはな。


協会の大部隊が
王都ファラモンに迫ったあの日…
私は王室騎士団を率いて
最前線に出撃し
妹は父上と共に王都の守りについた。
その時、敵の布陣は明らかに
不自然だったのだが、こちらもそれに
合わせて陣をしくしかなかった。
しかしその夜…
予想もしなかった大雨が降り
近くの山が崩れた。

!!

(通常)
山津波が守備隊の陣地を直撃し
アストラシア軍は戦わずして
兵力の半数を失った。
また、街道が土砂で寸断されたため
最前線にいた騎士団はファラモンに
戻ることさえできなくなったのだ。

そしてファラモンは
協会の手に落ちた…

ひでえ…

私と王室騎士団は祖国の再興を期して
敗走の屈辱に耐える道を選び
ジャナム魔道帝国に身を寄せた。
父と母、それに妹の命はないものと
思っていたが…
妹があのようなことに…

そう…だったのか…

協会はやっぱり
土砂崩れが起きることを…

知っていたのだろう。
どうやって知ったのかはともかくな。

だからラザの砦で
オレの話をすぐ信じてくれたのか。

そうだ。
同じ悲劇を防ぎたかったのだが…

(困惑)
リウ殿まで!
無謀だ!
まだ兵力差がありすぎる!

やってみなきゃわからねえよ。


(無題) 

July 02 [Fri], 2010, 17:53
あれは!?

敵の大将…か?
それにしちゃ様子がヘンだけど…

ま、まさか…

(困惑
フレデグンド様…!?

…本当に…
おまえなのか…!?

ふふふふふ…
ごきげんよう、お姉様。
おぼえていて下さったのですね。
もうわたしのことなんか
忘れてしまったのかと思いましたわ。

忘れるものか!!
たったひとりの妹を!!

わたしもお姉様にまたお会いできて
とても嬉しいですわ。
これもひとつの道の
お導きかしら?

おまえ!?

(通常)
フレデグンド様…
協会に降られたのか!

なぜだ…?
なぜおまえが!

お姉様もいかがです?
ひとつの道の協会は万人に安らぎを与えてくれましてよ。

何を言う!
協会は父上、母上の仇っ!!
我等が祖国アストラシアを踏みにじり
多くの民を苦しめた
憎き敵ではないかっ!!

そう…
では仕方がありませんわね。

(困惑)
その剣は!

ディバインエッジか!?

くうっ…

(困惑)
こ、これが…
ディバインエッジの力…

あらあら、大変!
お姉様、大丈夫ですか?

ふ、フレデグンド…
宝剣ディバインエッジを
抜くことが許されるのは
アストラシアの王のみのはず!
なぜ、おまえが…!

さすがはお姉様!
まだまだお元気そうね。
良かったわ。
大切な人が
わたしの前からいなくなるのは
もうイヤですもの。

フレデグンド…

わたし、とても悲しくて
苦しかったんですのよ?
お父様もお母様も殺されて…
お姉様には見捨てられて!

ち、違う!
見捨てたのではない!!

同じことですわ!!
わたしが一番つらい時に
そばにいてくれなかった!!

それは…

でも、協会の方は違いましたわ。
もう死んでしまおうかとさえ思った私に
優しい語りかけてくれました。
ひとつの道さえ受け入れれば
来るべき道、定められた未来を
知ることができるようになると…
もう見えない未来に怯えることも
突然の悲劇に苦しむことも
なくなるんだと…
だからわたし、決めたのです。
わたしを救ってくれた協会の
剣になろうと。

フレデグンド…
おまえは…そこまで…

フレデグンド様…

(叫び)
おいたわしい…
しかし!

さあ、お姉様もいらして?
ひとつの道が成就する日を
共に迎えましょう!

目を覚ませ!
おまえは心のスキにつけこませ
たぶらかされているだけだ!

…そう。
わかって下さらないのね。
わたしたち、小さいころから
何でも一緒だったのに…
でも、安心して?お姉様。
わたしたち、ずっと一緒にいられると
もう決まっているんですの。

フレデグンド!
聞くんだ!

だからお姉様。
わたし、どうしてもお姉様に
来ていただきますわ。
少し痛いかもしれませんけれど
許して下さいましね!!

っ!?

姫様っ!?

待ちやがれえええっっっ!!!!

なにっ!?

ダーリン殿っ!?

ダーリン殿!
無事かっ!?

はあ、はあ…
なんとか…
しっかし…
とんでもねえ剣だな…

おまえが団の
主人公…
協会に逆らう不届き者どもの首領ね!?

誰が不届き者だよ。
あっちこっちで人様に
迷惑かけまくりやがって。
協会の方がよっぽど不届きだろ。

お黙りなさい!!
おまえたちがどんなに抗おうと
協会は世界をひとつにする!
それはもう決まっていることです!!
大陸最強の騎士団を擁すると言われた
アストラシア王国も
協会の一角に組み込まれた!
魔道の力で覇を唱えた
ジャナム帝国にさえ
もはや協会を抑える力はない!
おまえたちごとき弱小勢力が
図に乗って暴れたところで
どうにかなると思っているの!?

そんなこと
やってみなきゃわからねえだろ!

な…

ロベルト前傾
メルヴィス直立

つっ…

おい大丈夫か

(通常)
…こちらにも
追撃の余力はありません。
今は休息を。

フレデグンド…




(無題) 

November 24 [Tue], 2009, 0:13
(通常)
ただ、協会がファラモンから
平原に大軍を派遣しようと
準備しているのがわかった。

なんだって!?

(通常)
それに、貴殿らが言うほどの
英明な王であれば、知らせるまでもなく
協会の動きに気づくだろう。


(通常)
しかしクロデキルド様、
よろしいのですか?
協会が編成している部隊には
アストラシアの民から徴兵された者も
含まれているはずです。

(通常)
はっ!!





なにっ!?

な、なんだ今のは…っ!?

見えたんだな!
幻が!

(驚愕)
そ、それだけではない…
思い出したぞ!
確かに、以前来た時には
湖はなかったし
この城ももっと小さかった!

なぜだ…!?
なぜオレは前からこうだったと
思い込んでたんだ!?

星を宿す者と呼ぶ、と

(通常)
…どういう意味なのだろうな。

星って…
夜の空に光ってるあの星?



?貸さねえ

(通常)
………

死命を

(通常)
御意!



姫様がここにいるって決めたから
アスアド殿もハッキリ
宣言する気になったんだろう?

なっ、何を言う!?

(通常)
…やめないか、騒々しい。

これからよろしく頼む!
ダーリン殿!

おう!




(無題) 

August 22 [Sat], 2009, 23:09

ファラモン王城から東に伸びる鉄柵に囲われた小道を歩くこと数分。次第に深くなる緑を抜けた先、屋根の高い建築物が目に入る。支柱は頑固な石だが、それ以外の部分は風通しをよくするために精細に組まれた木が中心となっている。
アストラシアの国立剣技道場、その中でも一部の精鋭にのみ使用を許された道場だった。
アストラシア王に許されたものしか立ち入りを禁じられた一角、その周囲を覆う木の中でも頑丈な枝を選んで腰を下ろす。
外からは決して姿を見られないように、けれど周囲の様子がよく見渡せるこの位置が私の定位置だった。

「姫様」
「ああ、今日は暑いな」

「王に見つかったら私たちも怒られるんですからね」
「それを言うな」
「はは、姫様と正式に打ち合える日を楽しみに待ってますよ」
「……そうだな」

「………これは、」


「メルヴィス…」
「おや、ご存知でしたか」




「しかし姫様、木の上は危ないのでは」
「平気だ!!!」


「姫様はいつもああしているからな、」
「しかし、危ないのでは?」
「指導者」


(無題) 

July 20 [Mon], 2009, 19:35



果ての見えない空間に少女が一人。
上から下まで、縦横無尽に広がる白一色。壁も柱も…天井すらも見当たらない。
一見解放感を感じさせる空間、それは少女にとっては全く好ましくないー…どころか今すぐペンキをぬりたくってやりたくなる嫌悪感に溢れる空間だった。
首を絞められているような圧迫感に少女は一つ瞬きをする。

かぷ、かぷ、

空間が、揺れた。


「……なんのつもり?」


不快感を隠そうともせずに眉根を寄せ、口を開いた少女の眼前に広がるのは異様ー…そう、異様としか言いようのない風景だった。

白の世界に混じった確かな異物。
水中マスクの形状をしたソレの中でたぷん、液体が揺れる。
その水中マスクは少女のよく見知ったモノである。
橙の水掻きはぺたぺたと白の床を踏みしめ、水色の覗き窓の中ではいつもと同じくオレンジの液体が揺れる。
少女がこよなく愛するソレに向け、少女はチッ、と舌を打った。
常ならば少女は笑顔で駆け寄り水中マスクの腕をとり、優しく微笑みかけるはずだろう。
しかし、少女の顔に浮かぶのは確かな不快感。
そして、そうなる原因ははっきりしていた。

水中マスクが、いくつもあるのだ。

一つ二つどころではない。
先程まで何もなかった白一色の世界が突如水中マスクで埋め尽くされている。
少女の周りを囲むように犇めく水中マスク。
ふらり、少女から一番近くに位置する水中マスクの頭が揺れ、真後ろの水中マスクの頭部に触れた。カツン、とプラスチックの触れる音が響く。ドミノの様にあっという間に音は空間中を響き渡る。

「ゲームだ」

漸く辺り一面が静寂に戻った頃、張りのある声が響く。空気を介してではなく、直接少女の頭に響く声は幾ばくか少女よりも年若い少年の声に聞こえた。
声に遅れること数秒、少女の背後に一人の少年が現れた。

「ひとつだけホンモノ」

少女が歩みを進めるたび、たぷん、と背後で音がする。

、水色と、橙色。

かぷ、かぷ、波に揺られる音が繰り返される。
たぷん、
時折かつん、プラスチック同士


(無題) 

July 08 [Wed], 2009, 8:55

「聞いてよ、シルヴィア!」

耳心地のよい響きに少し遅れて現れたのはひとりの少年だった。
人が踏み入ることのない森の奥深く、唄を口ずさんでいた女性は突然の訪れに驚いた表情をみせたが、一瞬後口元はやわらかく微笑みを浮かべた。
彼らは造形こそ人と同じにみえるが本質は人とは似てもにつかない。
よくよく見れば少年の髪は羽根のように揺れており、女性の周りを漂うのも葉の形をした不思議な生き物である。日常とはまるで違うのも当然、彼らは精霊、妖精などと俗に呼ばれるものなのだ。
少年はこの森周辺一体の主、風の精霊ー名はフィリと言う。
女性はシルヴィア、人の分類を適用するならば精霊より幾らかランクの落ちる妖精に値する。


「フィリさま」
「さまはいらないって、前から」
「どうかしましたか」



「触るな、って!触るなって言われた!!!」
「…?」
「精霊の加護を授けるボクに触るな、だって、ナニサマのつもりなんだろうあの偉そうなヤツ、ボクが触りたいって言ってるのに断るだなんてアタマがどうかしてるとしか思えないよ」
「まぁ、そんな方がいるなんて」
「同じ顔がふたつ揃ってボクをバカにするんだよ!死にかけた森なんかにいるからアタマまで死にかけてるんだよ、アイツら」
「!」
「しかも挙げ句は森にすら触るなで触るなって言っておいてボクを放り出すし有り得ないよ」
「フィリさま」
「さまはいいって………なに、シルヴィア」
「その方の名前は」
「?ルシフェルとかって片割れは、」
「そう……ですか、なら…彼らが正しいです」
「!なに言うのさシルヴィア!!」
「フィリさまは余りに年若い」
「!なにを、」



(無題) 

May 18 [Mon], 2009, 8:57






「何の用だ」
「別に〜…」


「…………用があるならさっさと言え」
「用なんて無ぇよ」




「なっ、なら人の肩にもたれるな!飾り紐で遊ぶな!ぺたぺた触るな!」
「え〜…別に良いじゃねぇか。ロベルトも今暇だろ?」
「」


(無題) 

May 18 [Mon], 2009, 8:57
荷造り(団長と一緒に)?西への旅(懐かしいな)?クラグバーク(王様)?ファラモン(メルクロ)?ヴェアルの荒野(きれいになってる)











あれ、なんで荷造りしてんの

霊鎮めだ

たましずめ?

そうだな……、亡くなった人たちを想う日、だ。先王や先の騎士団長が亡くなってから丁度4年、だ。去年は協会との闘いに忙しくてちゃんと弔っていなかったからな。

ふぅん。

……………お前も来るか?

ん?アストラシアのシキタリってヤツならオレはいいや

しきたりとは少し違うんだが………お前がいやならまぁ良いか。とにかく、猛きほうこうの書借りていくぞ

へ、何で

…………祀ってくるんだよ

…………………

クーガもお前の兄貴分もそこにはいないけど……死を悼むくらい良いだろ

ロベ、

本当は全部の本を借りたいけどそんなことしたらムバル殿やマナリル様に怒られる

、確かに

だから、

ふぅん………よし、ならオレも行くかな

……気が変わったか

ロベルトだけにゃ任せられねぇからな

お前なぁ

………いない、んだなぁ

……………………




(無題) 

May 18 [Mon], 2009, 8:56


思ったより骨っぽい



初めて触れる手首に浮かんだ感想はソレだった。





手に残る確かな感触。そう、確かに感触はあるがアイツに触れたという事実が未だに信じられず、一人手を握ったり開いたりと繰り返してみる。

「……ト」

この手がアイツの手首を掴んだのか。そいや指回りそうだったなぁ。細いけど筋はしっかり通っていて、なおかつ肌触りが良い。本人はまるで無頓着だからそこは遺伝なのかもしれない。子供の肌にしては少し荒っぽいがその辺の男の肌よりは断然ハリがある。
感触を思い出し、手のひらだけじゃなく、もっと色んな場所でアイツに触れー

「ロベルト」

と聞き慣れた声と頭に


「メルヴィス副長!?」
「集中するのは良いが長湯はやめておけ」


「」
「」
「」