09 別れたこと 

2005年05月30日(月) 10時28分


別れた最初の頃は
よかった
私達は常に女と男だったから
それから放されたみたいで
あなたは否定したけど、知故の友達のようで
よかった

もうこれ以上
あなたを失うことはないと
はじめて
いつも嫌われることや棄てられることに怯えていた私は
はじめて
泣きたいように泣き
傲慢な愛を押し付け、求め
いつだって電話をした

しばらくすると
あなたは電話に出なくなり
私は
ちいさくちいさくちいさくちいさくちいさくなってゆく愛の炎を
さらに縋り舐め尽し握り締め
愛のなれ果ての狂気で消してしまった

もうこれ以上はないと思っても
いつだって
最悪は用意されていたし
もうこれ以上はないと思っても
過去になってみると
希望やあなたの優しさに満ちているそれだった

10 

2005年05月30日(月) 10時26分



「君のことはもう信じられない」

よろしくね 

2005年05月28日(土) 0時30分
はじめまして三日月と申します。
「ゆうちゃん」に恋をしていて、恋をしていて、詩を書いています。
そんな日常的恋愛思想ブログです。
はじめたばかりなので、どうぞよろしくおねがいします。

06 遺書 

2005年05月28日(土) 0時22分
しなないけれど
いつかしぬとしたら
しぬのは工学部のロッカーの翳の七階の窓から
しぬのは四月二十八日

あそこであの時
あなたと初めてキスをした
あなたの瞳が見つめた
あなたの名前を知った
何度も何度もキスをした
ロッカーとあなたに挟まれて
だから

問題は七階からでしねるのか、ということだけれど
私がしぬとしたら
愛ゆえに
愛によって

08 愛 

2005年05月28日(土) 0時20分

愛の名を語り
あなたをとても傷つけた

思い返すと正義どころか愛さえも
愛なんてひとつもない
ほんのひとかけらも

私は結局何もわかっていなかった
あなたの思っていたことを考えてみても何一つ分からない
自分の気持ちを押し付けていただけだったのだ

そう、ほんのひとかけらも

07 あなたはちっとも私の「愛してる」に騙されなかった 

2005年05月28日(土) 0時16分

あなたはちっとも私の「愛してる」に騙されなかった

私は大抵の場合
私を「愛してる」の後ろに隠してしまう
すると
人は大抵の場合
甘い「愛してる」に満足するか対応するのに手一杯で
言葉の背後に私がいることを忘れてしまう
それより深く私の意図を探らない
それから言葉に囚われ
そして愛を差し出す

しかし
あなたはちっとも私の「愛してる」に騙されなかった
そういう甘えを許さなかった
あなただけは


あのとき、話を聞いてくれてありがとう

05 満足 

2005年05月28日(土) 0時09分


あなたが別れた後にくれたメールには
「この恋に少しだけ運命を感じていたのかも知れません」

それでじゅうぶん
きっと一人きりで恋愛をしているのだと恋愛をしていたのだと
劣等感に負けて愛とあなたを信じきれなかった
私に
それはじゅうぶん

一人のエンジニヤが運命を感じる
それは
奇蹟みたいな
一人のエンジニヤが私との恋に少しだけ運命を感じた
それは
それだけでじゅうぶん

03 さくら 

2005年05月28日(土) 0時05分
あなたと過した時間はほんのちょっと
出会ったころ既に櫻は散っていたし
海水浴に出かける前には別れていた
それにいつも
夜かそれも短い時間しか会えなかった
新宿駅で遅い晩ご飯とキスをした、たった一回の外デートだった
雨の少ない梅雨に「虹が見えたよ」というメールが精一杯だった

既に櫻は散っていたから
だから私は
幾度櫻が咲こうが散ろうがそこに思い出を重ねることはなく
櫻に泪
なんてことはない
なんてことはないはずなのに
こんなにも櫻が綺麗なのは
それは
きっと
つまり

「いつかあなたとふたり櫻の花が見たい」です

04 きつねより 

2005年05月21日(土) 2時46分
星の王子様は
眼鏡で
神経質で
理想家で
強く脆く傷つきやすく
そしてなにより、
やさしかった

久美ちゃんがあなたを「やさしそうな人ね」って
それ以外は忘れてしまったけれど
別れてからは酷かったけれど
でも確実に、
やさしかった

あなたのやさしさをこの世で一番多く味わえたのは
私だと思う
私は人生最高の贅沢をしてしまったよ
あなたはやさしい
あなたはやさしい人
何が起こりあなたが何をして誰が何と言おうとも

星の王子様は

02あなたはキスが下手だった 

2005年05月21日(土) 2時29分
あなたはキスが下手だった
歯や鼻はぶつかるし
舌は上手く絡まなかった
吸い過ぎで唇が腫れる事だってあった

あなたはキスが下手だった
女をきつく抱きしめることも
さわることさわられることも、下手だった

懸命に私の動作を反復するように
女が初めてだったから
だから
たぶん
それだけで
女を愛することや
女に愛を伝えることも
あなたは腕の良いエンジニヤなのに
すごくすごく下手だった

それなのに
すごくすごくあなたが忘れられない
それなのに
ちくしょう
あんなにどきどきしたキス
あなたにしか
なかった

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