オグロシギだけど手嶋

April 14 [Thu], 2016, 9:36
技術の低い歯科医に当たってしまうと、せっかく手術したインプラントがグラついたり外れたりするケースもあります。もちろん腕のいい歯科医が施術してもそういったことは起こる可能性はありますが、その確率の差は明らかです。万一に備えて保証の有無やその内容は手術前に聞いておいた方がいいでしょう。
インプラント治療にもデメリットはありますがメリットの方がはるかに大きいという事実があります。保険がきかなくて費用が高くても、治療期間が1年を超えても、外科手術を行う必要があっても、受ける価値があります。入れ歯やブリッジは失った歯を外見上は補ってはくれますが、インプラントは噛むという歯の機能自体を取り戻すことができます。
インプラントにすることで、食事がとっても美味しくなります。味はもちろん、歯ごたえの違いや料理の温度まで取り戻せます。固いものも遠慮なく噛むことができますので、遠慮していたものも食べられるようになります。インプラントでは噛む力は天然歯の80%まで回復します。
インプラントは保険が効かないので、費用は高額になります。でもだからといって、安さを優先させてインプラントを選んでしまうときっと後悔します。表示金額以外にも請求される場合や、低品質な商品である場合もあります。インプラントを選ぶときに優先させるべきものは、まず第一に安心して任せられる歯科医かどうかを気にすることです。
インプラントは1本からでも手術可能ですが、現実には複数本の手術となるケースが大半です。インプラントを希望するのは高齢の方が圧倒的に多く、埋入する必要があるインプラントが1本ではない方の方が圧倒的に多いからです。また、大半の歯が失われている状態のことを多数歯欠損と言い、このようなケースではオールオンフォーといった特別な方法が採用されます。
allon-4とは、歯がほとんどない方に行われるインプラント手術の最先端の技術です。これまでの方法ではインプラント1本に対して歯も1本でしたが、all-on-4では4:16となります。上顎もしくは下顎に4本のインプラントを埋入し、すべての歯を支えるという手法です。埋め込むインプラントの本数によって、all-on-6などと呼ばれることもあります。
近年では歯医者さんでもインフォームドコンセントを前面に打ち出しているところが増えてきました。特にインプラントなどの治療費が高額になる保険が効かない自由診療を行っている歯科医院に多い傾向があります。外科手術というリスクと高額な治療費、すぐには終わらない長い治療期間を考えれば、患者側からしてみれば当然のことのようにも思えます。
インプラントの治療期間が長くなる理由としては、埋入したインプラントと顎の骨が結合するのを待つ必要があるからです。GBRなどの骨造成を行う場合には更に時間が必要となります。長い場合には治療期間が3年に渡ることもあるようですが、インプラント治療完了後には生活の質が一変します。
インプラントは失った歯を取り戻すための治療ですが、似たような治療に入れ歯とブリッジがあります。入れ歯もブリッジも保険が使えますので安く済みますが、それ以上に大きなデメリットが際立つことも事実です。どちらにも言えることは、『噛めない』『痛い』ということです。
入れ歯でもブリッジでも、ぱっと見では失っている歯はないように見えます。でも実際は見た目だけの話で、普通に噛んでも問題ないかと言えば、残念ながらそんなことはありません。体裁だけを気にするのか、もしくは噛むという歯の機能を気にするのかは判断が難しいところでもあります。
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