5  大好き(M視点T×M) 

2006年02月28日(火) 15時21分
それだけじゃ足りねえんだって
気付けよ。





ゆらゆら、視界が歪む。
昨日から調子が悪ぃ。
風邪だ。
今日は学校を休んだ。


昼間のテレビ程つまらないものは無いと思う。
いいともとごきげんようが終わった後が最悪。
午後、3時。何をつけても主婦の修羅場か見たこともない韓国ドラマ。
それと健康番組。

「あー・・・なんだし」

1〜12chまでチャンネルをまわした後
無造作に電源を切ってリモコンを投げ捨てる。

「ごほっごほっ・・」

布団に顔までうまっても、身体の寒気は止まなくて。
寂しい寂しい寂しい。
誰かが傍に居てくれたら・・
目を開けて居ると誰も居ない現実に目の当たりしてしまう。
それが厭で目を閉じた。











4  約束 

2006年02月26日(日) 13時09分
「お願い、待ってるから。」




2時間前の昼休み、同じクラスの優介が
そんな事を言ってきた。


今は放課後、約束、の時間。

どうしよう、行くべきなのか?
なんとなく話の内容は検討が付いていた。
俺と達瑯が付き合ってからのあいつの態度は、あきらかにおかしかったし。

でも・・約束破るなんてできねえよな。
話だけ聞いてちゃんと断った方があいつの為だよな?
どうでも良い奴ならまだしも、あいつと俺は幼馴染だし。

よし。


そう思って荷物を詰めた鞄を持った時だった。





「ぐっちゃー!HR終わった?帰んべー!」




大好きな筈のその声、今ばかりは手に汗が滲んだ。



3  お祝いの日(T視点M×T) 

2005年12月28日(水) 1時54分
12月24日、達瑯です。
ミヤくんが来ません。
待ち合わせの場所。
同じ場所。
毎年です。
ミヤくんは来ません。








3年前の今日でした。


2  喧嘩(M視点M×T) 

2005年12月23日(金) 23時01分
「しつけえよ」

「は?!今なんつった?!」


睨み合って数十秒。


静かに鬼目飛ばす、俺。
勝手にブチ切れる、達瑯。




「しつこい。うぜえっつてんだべ」

「おめえマヂいい加減にしろよ!」

達瑯がギュッて、自分の服の裾を握り締めた。




「つか、何今更遠慮してんの?殴りたきゃ殴れよ」

達瑯の長い手が作った握り拳の意味を冷たく見据えて言い放つ。


「え・・」

今度は下唇をかみ締めた。
紅くなった唇は、厚化粧した女みてえで。
綺麗で、嫌気が差した。



「おめえは馬鹿か?」

達瑯の目の前まで歩み寄ってあいつの顔を見上げた。
理解ってる。あいつはキレてんじゃなくて、今にも泣きそうな事。

女々しいな、いつもそんな事ねえくせに。



「俺が悪ぃんだよ。うぜえべ?ムカつくべ?さっさと殴れよ」
達瑯の胸倉をグッて掴んで暴言吐き捨てた。


「・・・っ」

苦しそうに顔を歪めて横を向く達瑯。


無理矢理引き寄せて、キスした。


「!!」


ドンって、突き飛ばされて
あいつより体の小さい俺は簡単に地面に転げた。


「あ・・・わり・・」

我に返ったみたいな顔した達瑯は少し慌てて小さい声で謝った。


「こんなんで、良い訳?」
そんな達瑯を下から見上げてあざ笑う。
きっと今の達瑯の目には、どんな奴よりも最低に映ってるんだろう。



「だって、うぜぇけど・・殺してえけど、ミヤくんは・・俺の大切な人だから。
  どんな最低な事されてもやっぱ、色んな意味であいつより大事な存在だから。」

やっぱ殴れねえよって付け足して、また目を逸らした。


彼女より?俺が寝取ったおめえの女より?
親友、悪友、仲間、トモダチ・・・

あいつの中で全部当てはまる存在、な俺。
理解できない、そんなタイセツなソンザイ。




いつからだっけか?
俺とおめえの考えてる対象が違うって気が付いたのは。


歪んでんのは俺の方だったって気付いたのは。


「達瑯・・」

「・・・」


「悪かった。マジで、わりぃ事した。ごめん」


俺が奪いたかったんは
おめえの彼女じゃなくて
おめえの気だって事。

1  待ち合わせ (M視点T×M) 

2005年12月23日(金) 22時11分
12月、毎年思ってるかもしんねえけど

こんなに寒かったっけ?



ああ、まぢさみい。
ブルッと身震いがして、マフラーに顔を埋めた。

待ち合わせ、3分前。


珍しく遅刻しなかったのは
こんな異常気象のせいもあんのかもしんねえ。

着いてから30秒も経ってねえのに
初めて知る。
人を待つときの時間ってこんなに長いんだって事。
数学の授業終わり10分よりずっとずっと
あの馬鹿が来ねえ30秒のが長えじゃねえか。

隣で待ってた小奇麗な女が
スーツを着た会社員を見つけて手を振った。

そうやって周りの奴がどんどん相手を見つけて去ってくのが
なんか、すげー怖くて
顔を隠すみたいにして携帯に目線落とした。
待ち受け画面、小さく光る時刻はあれから変わらず。

「嘘だろ?」

眉をひそめて聞こえないくらいの独り言。

携帯をジーンズのポケットに突っ込んで、
ずるずる、としゃがみこんだ。
正座みたいなうんこ座りで目を閉じる。


このまんま、誰も来なかったらどうしてくれようか。



そんな不安感。どうしようも無い孤独感。

むかつく。












「ミヤくん?」



ふ、と聴覚を刺激する穏やかな声。
ゆっくり顔を上げてみれば

目線を合わせるくらいにしゃがんだ馬鹿野郎、達瑯。

「・・・」

「今日速いんだね」


「・・今日おせえよ」


あいつに向けた強めな目線は
目が合っただけで少し、折れてしまいそうで。

「え、だってミヤくん、まだ待ち合わせ時間まで1分あるよ」

クス、って笑った達瑯のひねくれ発言。


「嘘だろ?」


本日2回目の発言。

「嘘じゃねえべよ」

でも、今度は独り言じゃなくて
返事もちゃんと呉れる奴が居て。

達瑯を待った1分30秒。

寒くて、眠くて、どうしようもなくて。
やっぱ早く来るもんじゃねえなって、思い知らされた。


「ミヤくん寂しかったんだべ?」

「煩い。コロス。おせえ。おめえ今日オゴリな」


あいつに負けないくらいのひねくれ発言。
でもどうせそんなんも全部あいつは
理解ってんだろ。

5title:想   目次 

2005年12月01日(木) 22時15分

 5 t i t l e 「想」

 1  強く強く

 2  夢

 3  願い

 4  鼓動

 5  君を想う

5title:悲   目次 

2005年12月01日(木) 22時13分

 5 t i t l e 「悲」

 1  この恋は痛い。

 2  秘密

 3  ナイフ

 4  残酷

 5  雨が止まない

5title:恋   目次 

2005年12月01日(木) 22時12分
5 t i t l e 「恋」

 1  待ち合わせ

 2  喧嘩

 3  お祝いの日

 4  約束

 5  大好き

サイトの紹介。 

2005年11月28日(月) 22時13分
東京禁区とみーず★

とみーず(tmys)達瑯、ミヤ、YUKKE、SATOちの頭文字をくっつけてみた。
達雅中心の学園パラレルもの。

お題サイト様から貰ってきたお題を使って、毎回読みきりの小説を書いていきます。
カテゴリはお題によって分けるので、こんな感じの見たいなってのから好きに見てもらっても、最新からちょこちょこ見てもらってももう構いません有難や有難や★


リクエストはつねに受け付けております。
ウェブ拍手からお名前と一行程度のリクエストお題いただければ書きます。
こんなの書いてみろよって無茶振り、待ってます(ミヤリ

拍手お礼に只今お試し小説1つ更新です。


私を押して

注意事項。 

2005年11月28日(月) 22時01分
よっしゃー相当暇な時にでも見てやるか。
そんな素敵な画面越しのあなた。

後はとやかく言いません。
ですから一度この注意事項に目を通してもらって
それだけは守ってくださるようお願いします。




一、東京禁区とみーずを見ながらオフィサイトを見てはならない。

二、妄想しすぎて現実が解らなくなってしまうようでは立派な大人になれない。

三、管理人は文才があるからサイトを立ち上げていると思ってはいけない。
   (文章能力最低の自己満サイトであることを頭の隅に置いておく)

四、カップリングが気に入らないからと言って荒らしに変貌してはならない。

五、一般常識とネットマナーはエチケットしなくては優しい人間になれない。





悪魔で、素人が立ち上げた小説ブログサイトですので、
あまりこだわらず、脳みそとろとろにして見て頂けたら幸いですね。