[経営戦略]ヤマダ電機、LABI新宿東口館、4月16日オープン 

April 16 [Fri], 2010, 10:45
 ヤマダ電機(一宮忠男代表取締役社長兼代表執行役COO)は、4月15日、翌4月16日午前10時にオープンする「LABI(ラビ)新宿東口館」(東京・新宿区)を報道陣に公開した。新店は、明るく、楽しく、やさしい売り場作りをコンセプトとし、「女性が気軽に入れる店を目指す」(一宮社長)。都市型店舗「LABI」のなかでは中堅規模となるが、テレビやPCは最大店舗の「LABI1日本総本店 池袋」と同程度の品揃えだという。年間売上げで500億円を目指す。

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 一宮社長は、今回の出店について「新宿駅は日本で最も乗降客が多く、マーケット性がある。駅前という立地からも、新宿東口は最適な場所と判断した」と説明した。しかし新宿エリアは、ヨドバシカメラが1975年に西口に本店を構え、その後は00年にビックカメラが進出。一方、ソフマップの大幅縮小、10年2月末のさくらや閉店など、拡大路線から外れて淘汰される店舗もあった。

 量販店がしのぎを削ってきたきた新宿で、一宮社長は「ビックカメラ、ヨドバシカメラが出店しているということは、マーケット性があるということ。しかし(2社が)まだ獲得できていない人々がいる。われわれが出て行く余地はある」と、今回の出店に自信を示した。

 「LABI新宿東口館」は、09年10月30日にオープンした「LABI1 日本総本店 池袋」などを含め、都市型店舗として都内では10店目、全国では17店目となる。売り場面積は2400坪で、「LABI1日本総本店 池袋」「LABI1 高崎」「LABI1 なんば」「LABI1 品川大井町」に次ぐ規模。フロアは地下2階から地上7階まで。各フロアとも、商品を高く積み上げず、女性の目の高さに合わせて、見通しよく圧迫感のないレイアウトを心がけたという。

 衣料・雑貨・飲食店が入っている新宿サブナードに直結する地下2階には、理美容機器・化粧品売り場を設け、女性客の集客を狙う。美容機器や化粧品などの相談がしやすいように、女性スタッフを多く配置した。

 地下1階はデジタルレコーダーやオーディオ、1階が液晶・プラズマテレビ売り場で、テレビ売り場には、お風呂でみられるテレビコーナーや、録画対応テレビを集めたコーナーなど、女性の関心が高い製品をアピールする。

 2階には携帯電話やデジカメに加え、デコレーションパーツ売り場と注文カウンターを設置。3階はパソコン・プリンタ売り場で、ピンク色のパソコンだけを集めたコーナーも設けた。4階はパソコンソフト・周辺機器売り場と法人窓口がある。5-6階はエアコンや白物家電、7階はゲーム機器売り場。ゲームソフトコーナーでは、女性に人気のあるソフトを通路側に置いて露出を高めている。

 一宮社長は、「女性に支持されるということは、当然男性にも支持されると思う」と、女性層をメインターゲットにした売り場作りに自信を示す一方で、「売り場を見て、言っていることと違うと感じたら意見を言ってほしい」と、女性客獲得に向けて模索している心情も覗かせた。


【4月15日17時58分配信 BCN
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100415-00000019-bcn-sci