実際にそうなったのだ。絶望

November 15 [Fri], 2013, 14:55
かけがえのない真人にだ。言えたのだった。
「これからも宜しくね」
「こちらこそ。では」www.nuchmakrl.com

「うん、勉強をしようか」
「そうしましょう。二学期の遠井君が楽しみですね」
「勉強の方でもだね」
「学校は。勉強だけを見る人が多いです」 ラルフ

 それだけが人間の価値だとみなす。そうした人間がだというのだ。
「そうした人は遠井君が勉強が出来る様になれば」
「それで僕を見る目が変わるんだね」
「そうです。それに今の遠井君はかなり痩せました」
「八十キロになったよ」
 そこまで痩せたというのだ。今の彼は。
「夏休みの間でかなり痩せたよ」
「十五キロ痩せたんですか」ラルフローレン

「九十五キロあったからね」
 それが彼のこれまでの体重だったのだ。しかしそれが今ではだというのだ。
「泳いで。走っていたら」
「十五キロもですか」
「こんなに痩せるなんて思わなかったよ」
 身体を動かせばだ。それだけ痩せたというのだ。第九話 決意を述べてその十二

「本当にね。けれど今は」
「違ってきましたね。遠井君自身が」
「僕ね。今目の前が明るいんだ」
「明るいんですね」
「そうなったよ。一学期は本当に目の前が真っ暗になって」
 実際にそうなったのだ。絶望に覆われたのだ。
 それでその深い絶望の中でだ。闇を見てだったのだ。
 彼はだ。こう言ったのだった。
「それが余計に僕を暗くさせていたよ」
「そうでしたね。あの時の遠井君はとても辛かったですね」
「暗くなって。そうしてさらに暗くなって」
「暗い中に落ちていくだけだった。そうでしたね」
「友井君がいなかったら」
 唯一彼を支えてくれていただ。真人いなかったらというのだ。
「僕本当にどうなっていたかね」
「わからなかったのですか」
「死んでいたかも」
P R
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