
最近、ユニクロのプリントTシャツ、UTが面白い。昨年はジャズ・レーベル、ブルーノートのアルバムジャケットのデザインをあしらったものや、ジム・ジャームッシュ監督の映画をテーマにしたもの、忌野清志郎生誕60年記念Tシャツなど、魅力的な企画のTシャツが色々発売された。ユニクロのプリントTシャツは一枚1500円と、かなりリーズナブルだし、値段の割に生地やプリントの質感等、安っぽさはあまり感じられないので安心して着れるのだ。発売されて時間がたったものはプライスダウンで1000円を切ることもある。Tシャツは気に入ったものを大切に長く着るというより、ガンガン着倒してヨレヨレになったら処分するという、消耗品的な着方をすることが多いので、リーズナブルっていうのはありがたい。
先日、何気なくユニクロのサイトを覗いてみると、新しい企画のTシャツが掲載されていた。ジャズ・レーベルPrestigeを擁するConcord Music Groupのシリーズだ。今回はマイルス・デイヴィスのアルバムをデザインに使ったものが多いが、その中にポツンと一つ、メンフィス・スリム&ウィリー・ディクスンの『In Paris: Baby Please Come Home!』のアルバム・ジャケットをあしらったものがあった。メンフィス・スリムはブルース・ピアニスト、ウィリー・ディクスンはブルースファンには知らない人はいないと思われるくらい有名なブルースマンであり、偉大なベーシスト、コンポーザー、プロデューサーだ。メンフィス・スリムは出生名をJohn Len Chatmanといい、1915年にメンフィス州テネシーで生まれた。ブルース・クラシックの名曲「Every Day I Have the Blues」の作者としても知られており、残したレコーディングはかなりの量になるらしい。1960年代にヨーロッパで開催された「American Folk Blues Festival」で、出演したブルースマン達は本国アメリカ以上の敬意をもって迎え入れられたらしいが、スリムはツアーで訪れたパリをいたく気に入ったようで、結局88年に亡くなるまで、パリに永住したのだとか。スリムの演奏は泥臭さよりも都会的でおしゃれな雰囲気があるので、パリのブルースファンにはきっと愛されていたんだろうな、などと想像を膨らませながら今夜はスリムとウィリー・ディクスンのブルースに耳を傾けよう。『In Paris: Baby Please Come Home!』は1962年にパリにある、Trois Mailletzというクラブでレコーディングされたトリオ編成によるライブ盤。リラックスした雰囲気の演奏が寒い夜をちょっぴり温かくしてくれるのだ。
ちなみにぼくが買ったTシャツはこちら。
画像をクリックしたらユニクロのサイトに飛びます。
このTシャツが気に入った人はぼくとラブラブ・ペアルックしましょう。
冗談です。










