何ヶ月前からこの日を楽しみにしてきたのか。それを考えるだけで始まる前から終わらないでほしいという気持ちと早くPerfumeに会いたいという気持ちが深く交わっていた。会場に入ったときには、真ん中にテントのような白い布と長い花道が四方に長く伸びていて、それだけで何をやるのだろうという期待に包まれてどきどき。ステージ方向には今回のタイトルである1234567891011という大きな数字があった。アリーナから後ろを見渡すと人の山。これ全部で5万人、そしてみんなPerfumeが好きで見に来ていると思うと、言い表せない嬉しさに包まれた。しかし、それはPerfume3人が1番感じることであろうし、その3人がこの5万という観客を前にしたときの喜んでいる姿を想像するだけで、涙が出そうになった。
M00 GISHIKI
照明が落ちて手拍子がなる。最初は何が起こったのか分からなかったが、花道の先から一人一人が下から出てきた。私の位置からはあ〜ちゃんしか見えなかったのだが、衣装はベールを後ろに持ち、結婚式の衣装を彷彿とさせる内容。公式でGISHIKIと命名していることから、10周年という節目においてPerfumeは人生でいうところの結婚式という節目(そして人生の絶頂あり、新たなステージへの第1歩)を表しているのだと思った。1234567891011というカウントダウンとともにゆっくりと前へ進んでいく姿は、Perfumeのこの10年間を表しているようで胸が熱くなった。
M01 シークレットシークレット
ランランランという声が聞こえた瞬間に会場が盛り上がる。白い布の中にいる3人がお馴染みのカクカクな動きをしているのがシルエットでわかる。1曲目に何が来るのかと様々な予想を立てたがこの曲が1曲目だとは思わなかった。GAMEの中でも人気のあるこの曲で最初から会場はピークに。
M02 不自然なガール
今年の第1弾シングル、鬼キャッチーなスルメソング不自然なガールが2曲目。パンフにも書いてあったとおり、攻めています。
M03 SE 〜 GAME
GAME。お馴染みのジャンプやライトセーバーを使った演出。ライトセーバーを持っていないときの踊りがキレキレでかっこよかった。一人一人花道に出てきて踊っていた。この曲はかっこよく盛り上がる曲で中盤に持ってくるような曲なのでびっくりしたし、東京ドームではやらないと思っていた。
M04 ワンルーム・ディスコ
普段なら後半であ〜ちゃんの叫び声とともに使われる曲が前半に。アリーナではみなが手を上げて、コを空に書く様子は本当にうれしかった。
MC
いつもの自己紹介も5万人と3人が一緒にやるとなるとすごいことに。最初のMCだから3人の和んだ顔が見れて一安心。あ〜ちゃんが「祝日じゃけん、この1日で休日が終わってしまう。その1日をPerfumeのために使ってくれてホントに感謝してます」と言っていて涙が。どんなライブでも感謝を述べてくれるPerfume。最初からいつもと変わらないPerfumeだと感じさせられて、じんとなった。
ここでドームを3等分して3つのチームに。カレーに入ってる具ということで、じゃがいも・たまねぎ・にんじんへそれぞれ分けていた。お肉は全員。この何とも言えないグループわけで会場は和んだ。
次はラブな曲たちをやりますと言ってこの曲を。
M05 ナチュラルに恋して
ライブで観るのは初なスローテンポでかわいらしいこの曲。フォーと言っている人は流石に少なかったけど、私は全力でやりました。手拍子をみんなしていたけど、5万人の手拍子は反響して踊りにくいだろうにそんなことはみじんも感じさせない完璧なダンス。特にサビは裏拍を取っているダンスなのに、TVで見るように息ぴったしのかっこかわいいダンスだった。
M06 love the world
ライブではお馴染みのラブワ。やはりラブワはかしゆかのソロが堪らない。少しのと指で表現するかしゆかは何度見てもいい。
M07 I still love U
この曲はダンスが本当にすき。前奏や間奏で肩を動かすところが特に。あ〜ちゃんのウインクはもはやお決まりとなっているので、最初からずっとあ〜ちゃん待機でそわそわしていた。やはり天使だった。
M08 575
まさかやるとは。生歌かどうかは確認できなかった。真ん中のセットが上段下段と別れて、上段の真ん中に1人、上段の端に座る人が1人、下段に立っている人が1人という配置で、ローテーションしていた。
衣装チェンジのため、少しの時間インターバル。しかしここでも楽しませることを忘れない。画面に出てくる映像と音楽だけで楽しめる。そのまま映像にくぎ付けになっていたら、『Song By 中田ヤスタカ』のテロップ。会場も盛り上がり、ここからまたかっこいいサウンドが流れ出した。
M09 Perfumeの掟
実はよく知らなかったPerfumeの掟。これは音楽に合わせて自己紹介を入れつつ、Perfumeはダンスのみ(歌唱はなし)のパフォーマンス。自己紹介は誕生日とフルネームのみ。ダンスのかっこよさはもちろん、映像もかっこよかった。かしゆかは『10人のかしゆか』という音声とともにステージ後ろに映像として10人のかしゆかがダンスしている前で本物のかしゆかが同じダンスをする。次は『あ〜ちゃんアップ』真ん中のステージに大きな銃を持ったあ〜ちゃんが銃で観客を打つ。銃から出てくるのは緑色のレーザー。打ち終わったあと銃を肩に担ぎにやっとするあ〜ちゃんが忘れられない。そして、のっち。のっちはステージの1234567891011を左から右へダンスしながら動いていく。そのとき画面にはシングルが。ダンスもそのシングルを象徴するようなダンス。タイトルが発表されたときに言われていたが、今現在Perfumeのシングルはちょうど11枚である。(ねぇが12枚目)それをうまく絡めてきていてここまでの軌跡を感じさせられた。
その後は別々に踊っていた3人が、真ん中に集まり踊る。『息を合わせて』という音声とともに3人が踊りだしたときはやはり3人だなと思った。
M10 VOICE
Perfumeの掟から間髪いれずにこの曲へ。夏に出たこの曲もライブで観るのは初めて。チャイナ風なこの曲はやはりダンスが可愛かった。あんなヒールで片足あげてあの振りをやっているのはすごい。最後の終わりはいつも(Mステなど)3人見つめ合ってにこっとほっとした顔をしてたけど、今回はそのままキリッと終わっていた。
M11 コンピューターシティ
Mステで披露したのが記憶に新しいシティ。Mステのときの想いも合わさって、感動した。やはり昔の曲をこの東京ドームでやって5万人が熱狂するというのは、新しい曲をやって5万にが熱狂するというのとは訳がちがう。
M12 エレクトロ・ワールド
やはりこの曲での盛り上がりは最高。どのライブでもこの曲の始まりを聴いたら、心が躍り出してしょうがない。静かに始まるこの曲は最初のサビで一気に会場をハイテンションに連れて行く。誰もがエレクトロワーーーーーー!と叫び、人差し指を着きあげている様子は観客の私も見ていて嬉しかった。お馴染みの間奏部分の掛け声も揃っていたし、この世界のスイッチ 押したのは誰なのでもみな親指を前に見えないスイッチを押していた。
MC
衣装が緑色の妖精のようなものに変わっていたので、あ〜ちゃんをティンカーベルとのっちが。のっちはピーターパンでかしゆかはスカートの後ろ部分がかなりほわっとなっていたのでキャベツ。その後はあ〜ちゃんの激ゆるな鳩の話。家の抜く水機(笑)のところに鳩が巣を作って大変なんだそう。どうやってまとめるのかと思っていたけど、5万人に話したからすっきりしたと言って終わらせていた。
こんなのをやりますと、PSPSのあの手の形をやってから曲へ。
M13 パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
会場が一体となってあの手の形をやり手を振っていた。やはりこの曲は会場が一体となっているのが好きだ。あの大きな東京ドームをかわいらしい女の子3人が人で埋め尽くしたという事実それがやはり3人がパーフェクトスターなのであるということを物語っていた。
M14 Dream Fighter
私がPerfumeの曲のなかでももっとも好きな曲の1つであるこの曲。なんせ歌詞が泣ける。お馴染みとなったサビ前の『先まで』。この声援でPerfumeがもっと先まで行くことをみんなが期待していることが伝わっただろう。
M15「P.T.A.」のコーナー
新たなフリが入っていた。ばいばいとぐるぐるぐるぽん♪難しかった。このコーナーのときちょっと笑ってしまった。それは、私の目の前にいた監視員?さん(スタッフさん)はステージのほうではなく、スタンド側をずっと見ていたのだが(要するに私と向かい合わせ)どんな曲のときでも終始まじめな顔をしていた彼がこのコーナーのときは観客の動きがあまりに揃っていたので、口をあけてポカーンとした顔で驚いていたということだ。それほど、Perfumeは観客を1つにする力を持っているということである。
ここではthe best thingのフリを練習したあとにサビだけ流してみんなで動く(Perfumeは踊る)のとセラミックガールの手を出すところもサビだけ流してみんなで動く(Perfumeは踊る)のをやった。どちらも好きな曲なのでフルでやってほしかったが、仕方ない。それから、ふいに喉が渇いたから黒い飲み物が飲みたいと言いだし、あ〜ちゃんのペットボトルをあける音真似からlove foolへ。元からCMサイズしか作られてないので一瞬だったが、やっぱりこれが好きなどの声も入れてCMを完全再現してくれた。
M16 ジェニーはご機嫌ななめ
花道の先へ1人ずつ行き、そのままその場が上へ上へ。高いところにいるのっちへ(近かったので)全力でのっち〜!!と叫びました。
M17 (コンピューター・ドライビング Intro)〜 Perfume
揺れて〜♪と言われたので会場がざわっとなったけれど、コンドラはすぐに終了。でも会場は確かに揺れた!その後のPerfumeではドーム内をカートのようなもので3人が廻る。ちょっと長かったけれども、サインボールを投げたりラケットで打ったりしていて、非常に盛り上がった。私はあと1mでボール取れたと思う。
M18 チョコレイト・ディスコ
説明不要のこの曲。ディスコと叫ぶところ、あ〜ちゃんのふぅ〜!も息ぴったり。
M19 Puppy love
あまりにも時間が経つのが早く感じて、この曲は通常アンコール前の最後の曲だけど、「今回は中盤に持ってきたのか…そうかあ〜」ぐらいに思っていた。上下上上!は会場も完璧。Pマークが会場を埋め尽くしていた。
M20 wonder2
終わりだと信じきれなくて動揺を隠せなかった。2が右へ左へ揺れていて会場は終わりモードへ。個人的に願いよりもwonder2派だったので嬉しかった。しかし、アンコールはあるはずだから、どうなるんだろう?と思っていた。らーら。らーら。みんな歌っていた。
アンコール
アンコールはまわりの方が熱かったので、気にせずずっと手拍子+コールをしていた。
ねぇのジャケットの衣装で3人が現れた。PVでもあの衣装は使っていなかったので、ジャケットだけなのかと残念に思っていたけれど、まさかここで使われるとは。ここでやはりお話が。
『『21歳で結成10周年。苦労人じゃね〜っていわれるけど、ムダな時間なんて一つもなかった』そういうあ〜ちゃん。前々日に彼氏募集中を地元のイベントでやっている動画とか見てきていた私はもう…。いいことばかりじゃなかったはずなのに、何やっているんだろうと思ったときもあるだろうに、それも意味がある時間だったと言う。『この夢のステージに、かしゆかとのっちと一緒に立ててることがすごく嬉しいです』そういうあ〜ちゃんはやはりいつものあ〜ちゃんで。変えていかなくちゃいけないとこは変えるけど、根本は変わらないでいたいとパンフレットにも書いてあったが、やっぱりPerfumeはこうなんだよなあと思った。
EN01 ねぇ
ジャケットの耳をすますようなのもダンスに使われていて、この曲はPVだけでは語れないなと思った。間奏の高速ステップでは3人のキャラが出ていて、特にあ〜ちゃんはあの難しい高速ステップをしながら前を向きずっと笑顔。この曲はアウトローがかっこよくてその部分もとてもよかった。
ここでもう1度話す3人。
『次で最後の曲となりました』と言い、あ〜ちゃんは号泣。それを見てかしゆかも。しかし、のっちは泣かない!こういうところで全員が泣いちゃわないPerfumeが好きです。『笑って楽しく終わりたいから』『チャンスを与えてくれた曲です』と言いこの曲へ。
EN02 ポリリズム
何よりもあ〜ちゃんがこの曲のことを『チャンスを与えてくれた曲』と言ったのが、本当に素晴らしいなと思って。売れたとか人気があるとかではなく。そういう気持ちがPerfumeを支えていて、ここまで来たのだと思うと、涙が止まらなかった。あ〜ちゃんも踊りながら泣いてしまって、口を押さえていた。普段ならこの曲は一番盛り上がる後半の最初。それを最後に持ってくる。もちろんやはりライブでもっとも盛り上がる曲だし、この曲がPerfumeの知名度を上げた。その曲を東京ドームの最後にやるということ。たまらなかった。途中のサビには花火やら銀テープやらが。銀テープはゲットしましたが、タイトルなどが書いてあってゲットできてよかったです。
アリーナと言えどもステージは遠かったので、見上げる感じになってしまい、きつかった。でも近いときは近かったし、遠くの人は全体の演出を、近くの人は近いところにPerfumeがいるということを楽しめるライブだった。セトリはedgeがないのとアルバム曲が少ないので、雰囲気や演出のバリエーションが少なく感じたが、このライブは1234567891011というライブ。このPerfume努力した10年間の集大成のライブ。なので、有名どころやシングル曲をやることで、意味がある。もちろん見たかった曲が見れなかったのは残念ではあるが、これでいいのである。いつもと違う雰囲気で早く感じるライブであったが、満足である。
そしてここまで何百文字もの言葉を使って私はこのライブを表してみたのはいいものの、言葉では表すことなんてできない。この東京ドームはPerfumeが掴み取った10年間の結果であり、次の11年目へのスタートにすぎない。私たちはその空間にいれただけで充分満足だが、これで終わりではない。これからのPerfumeにも全力で着いていく。
Perfumeの東京ドームのライブ、123456789011は奇跡なんかじゃなかった。奇跡というのは偶然の出来事である。そんなものじゃない。これはPerfumeの軌跡だ。努力という軌跡の当然の結果である。そしてこれもいずれはその1つとなり武道館や代々木第一体育館と同じようにPerfumeの軌跡の1部となる。
"とても大事な キミの想いは 無駄にならない 世界は廻る"
Perfumeの想いは大きなものとなり、東京ドームライブへと繋がった。
私たちのPerfumeへの想いも伝わったかな。伝わっているよね。
