子猫の昔話.1
2006.12.17 [Sun] 00:25

暗い暗い森の中を
とてとてと走る子猫が一匹。

白いボロボロのワンピースを着て、
腰まで届きそうな銀髪と尻尾を揺らしながら。

足は靴を履いておらずで擦り傷がたくさん出来ていた。

…どこいっちゃたの。
僕を置いてドコに行くの。
一人はイヤだよ。
寂しいのはイヤだよ。
誰か、誰か、誰か、誰か。

「うわっ!」
茂みから飛び出した瞬間だった。
前方から男の驚く声が聞こえた。
「…!!お前、ストライダーか!!」
びくりと子猫―――少女の肩が動いた。

ストライダーとは姿形が人間と一緒だが、
唯一つだけ違うのは…獣の尻尾がついてる種族の事だ。

「…あっ、あ」
少女は戸惑い、その場から動く事が出来なかった。
すると、男はゆっくりと近づいて来て、
少女の前ですっと立てひざをついてしゃがんだ。

「あーあ、顔泥だらけじゃん。
 うっわ、しかも涙でべとべとだし。
 ほれ、綺麗にしてやるから」
そういうと男は少女の顔をハンカチで拭きだした。
情況が良くわからない子猫はされるがままだった。

「ほい、終わりっと。
 どうした??
 家族とはぐれたのか??」
男は少女と同じ目線のまま話しかけてきた。

「…もしかして家出か??
 だったら」

「違う!!父さんも母さんも僕なんかいらないから
 ココに捨てたんだっ!!」

男の言葉は子猫の叫びにかき消された。
ふーふーと荒い息をしながら子猫は
また泣き出しそうになっていた。
その様子を見ていた男はふっと笑みを浮かべ、こう言い放った。

「…だったらさ、俺んトコ来るか??」
突然の問いに子猫は驚いた。
だって、こんな汚い身なりなのに。
どこの子供かわからないのに。
だって、自分は捨てられたコ。
いらないコなのに、この人は。

「行くとこ…ないんだろ??
 それにそのカッコじゃぁ…風邪ひくぞ?」
よし、決めた。そう言いながら男はひょいっと
子猫を抱きかかえた。
子猫は驚いた。
でも、初めての人のぬくもりが嬉しかった。
…こうやって抱っこされたの始めてかも。

「お前名前は??」
「…無い。つけてもらってないもん」
「そっか。じゃぁ後で俺がつけてやるよ!!」
「…そっちこそ名前は??」
ぶっきらぼうに子猫は質問した。
自分は名前を貰ってないけど、
きっと、自分を抱きかかえてる男にはあるはず。

「んー。…多分俺の名前は難しいからな。
 多分、お前じゃぁ舌噛んじゃうかも」
ははっと笑いながら男は告げる。

「…じゃぁ、にぃーに。」
「ん?」
「にぃーぃ!!
 今日からにぃーにって呼ぶ!!
 だって、にぃーには父さんでもないし、
 じじでもないでしょ??
 だからにぃーに!!」
多分、子猫はお兄ちゃんと言いたかったんだろう。
しかし、舌が上手く回らなかった。

ちょっとしてから男がぷっと笑い出した。
「アハハ。にぃーにか!!
 まぁ、いっか。それで。
 うん。お前が呼びやすいように呼ぶといいよ」
ふっと笑いかけてきた男に
子猫は安心しきったのか満面の笑顔を向けた。





コレが男と子猫の出会い。
 

こんにちわっ!!
2006.12.05 [Tue] 14:48

やっほー(ノノ"
こんにちわぁー!!
僕、カイリっ!!今日から絵日記っていうのかな??を付けたいと思います!!

まぁ、気まぐれだけどね(笑

んで、今日のは背後が描いた僕の偽BU。色は気が向いたらだってさ(ぇ

それじゃよろしくっVv
 

テストだよっ♪
2006.12.04 [Mon] 20:43

…大丈夫かなっ??