夏フェス♪ 

2013年08月26日(月) 6時31分
なにかとお祭り騒ぎの多い街ベルリンでは、夏になると、毎日のようにどこかしらでオープン・エアのライブやダンスイベントが行われています。
今週末も、近所のマウアーパークを通りかかったところ、無料のオープン・エア・ライブが開催されていたので、土日とも参戦してきましたよ〜

今回のフェスは、かつて有名だったプレンツラウアー・ベルクのクラブ「クナーク」の復活を記念して行われたもので、様々なインディーズの有名バンドが次々と現れてはライブをしてゆくという豪華イベント。

会場の様子はこんな感じ。

ものすごい人出でした!
特に最前列の方は、興奮した聴衆たちが踊り狂っていて、いや、正確には踊るというよりも最早体当たりし合っているという感じで、かなり凄いことになっています。
今日は私の彼も、私たちを後列に残して最前列まで到達し、人々やら砂埃やらビールにまみれながら踊っていました。
私もついていきたいのは山々ですが、普通の日本人だと、高く分厚いゲルマン人の壁にまじ押し潰されるので、かなり危険です^^;相当体格の良い方でない限り、最前列での鑑賞はオススメできません><;

今回、私が個人的に一番気に入ってしまったのは、
Knorkatorという変なバンドです。(笑)
変と一口にいってしまうとアレですが、まず外見が圧倒的で、とりあえずボーカルのおじさんは常に水着。
さらにサブ・ボーカルかつキーボード担当のガンジーさんは、なぜかインドの怪僧のような出で立ち。
そして、音楽自体はめちゃめちゃかっこいいのに、徹頭徹尾アホな歌詞やパフォーマンスに徹していて、敢えて外してる感がたまらない!!
ベルリン発の人気ロックバンドのDie Ärzteの前座も務めるほどの知名度の彼らの、衝撃的なライブパフォーマンスを無料で見られてしまって、とってもお得でした♡

ちなみに、彼等のオフィシャルサイトはこちらです↓
http://www.knorkator.de

そして、個人的にめっちゃ面白いと思った、彼等のヘビメタパンク風の一曲"Böse"↓
http://www.youtube.com/watch?v=ADSCLvZ_CsA
”悪”というそのタイトルの通り、「俺はとにかく手がつけられない程の大悪人だ!」とサビで連発しているのですが、
具体的にどんな悪業が歌われているかよく聞いてみると、
「赤信号を子どもが見てる前で渡っちゃう」
「ヌテラ(チョコクリーム)をスプーンで食べちゃう」
「12月1日にアドベントカレンダーの窓を全部明けちゃうもんね」
など、なんとも可愛らしい小悪人ぶり(笑)

ベルリンには、誰でも参加出来るライブやらパーティやらの各種イベントがいろいろあって、華やかな楽しみが市民に無料で提供されているところが素晴らしいです
特に旧東ベルリンの自由でアナーキーな空気は、肌に心地良いものがあります。
しかも、あまりにパーティが多いので、みんなお祭り騒ぎに慣れていて、ものすごい人出のパレードなどでも、みんな一定のマナーをわきまえた上で楽しんでいるのがかっこいいなあと思います

マグデブルクでサイクリング 

2013年07月22日(月) 0時12分
先日、彼の親友の思いつきで、突然ドイツ中部の街マグデブルクでサイクリングをしよう!ということになりました

てっきり電車で行くのかと思っていたら、まさかのヒッチハイク!(笑)

早起きをして、ヒッチハイクでドイツ中を渡り歩いているらしいM氏に着いて、最初の「駅」たる、ベルリン南部のニコラス湖駅のガソリンスタンドへ向かいました。

ガソリンスタンドに着くと、なんとヒッチハイカーの人々が、あちらこちらで給油にやってくる車を待ち構えています(笑)

ヒッチハイカーは、まずは車のサイズと搭乗人数を確認し、カープレートの地域ナンバーなどから行き先を推測して、自分のニーズにあっていそうな車に片っ端から声を掛けます。
何しろ競争相手も多いので、条件の良い立ち位置を確保しないと、お目当ての車を取られてしまったりします。

…というか、いろいろ衝撃。(笑)
ドイツがいかに安全な国かを物語っているようですね。

私が日向ぼっこしているうちに、彼とM氏がちょうどマグデブルクへ向かう車をゲットしてくれました

ちなみに、下が彼とM氏。ドイツ人男性の中でも殊に屈強な身体つきの青年たちなので、ヒッチハイクも安心です(笑)



マグデブルクでのサイクリングは、最高でした!!
故郷の利根川水系を思わせるような緑地帯、木陰に揺れる神秘的な森の池、穏やかなエルベ川のほとりなどを、サイクリングロードに沿って走る爽快感といったら



この森は、最近までドイツ全土を覆っていた洪水に浸かっていた地域で、倒れた樹々とそこから再生する草花など、お化けが出てきそうなくらい神秘的な雰囲気でした。



エルベ川の近くの、サイクリングロード沿いのパン屋さんでケーキ休憩。
この激美味しいラバーバ・ケーキ、写真の分量六つ分でなんとたったの2.70ユーロ!
M氏がケーキと飲み物を注文しようとしたら、パン屋さんのおばさんが「飲み物はそっちの冷蔵庫に入っているペットボトルにしたら良いんじゃない?(カフェの正規メニューで)お茶すると、高いわよ」とニヤリ。

お金のない若い学生の男の子たちが、サイクリングのついでによく寄るんでしょうね
なんていうか、ドイツ社会の学生や若者への寛容さにはたまにびっくりします。

ちなみに、ベルリンへも、ポツダムに帰る学生さんの車に載せてもらって、ヒッチハイクで帰りましたよ。

今後も敢えて自分からヒッチハイクしたいとは思いませんが、いかにもドイツの学生らしい、貴重な体験をさせてもらいました



留学四年目 

2013年06月08日(土) 22時31分
2009年の八月末にミュンヘンに来てから、早四年が経とうとしています。

夢中で走ってきた四年間。
四年経った今頃になって、ようやくドイツ語での思考が、日本語での思考のスピードに同化してきた気がする。

やっと、ドイツの周りの学生と同じスピードで議論が出来る、すなわち、やっとまともに勝負できる土台に立てるようになった、やっとスタートラインに立てたという気が、最近しています。

一年前に書いた自分の論文が、なんて馬鹿なんだろうと思えるのは、恥ずかしいと同時に、自分の知力が成長しているということなのでしょう。

北京の指導教授兼学問上の父親のような某先生が、こう言っていました。
「学問は、人生だ。数年の勉強や、数篇の論文で完結するものではなく、君の生き方そのものであり、君の生き方をもって示すものだ」

まだまだ若造ながら、過去四年の自分の、緩やかな、しかし確かな成長を振り返って、その言葉が、なるほどなぁと身に染みるのです。

小さい頃から、海外で生活している日本人に関するドキュメンタリー番組などを見て、海外への生活に憧れを募らせていました。
ミュンヘンに来るとき、身の回りのもの、大きな段ボール五箱分、片っ端から郵便で送った。そのまま移住する意気込みで来たから。

ミュンヘンに来る前、贅沢な学生時代を送っていたから、いろんな国に旅行をしたことはあったけど、それでも、日本人として海外に移り住むことは、地図上の小さな点が、位置を変えるようなものだと思っていた。
私の世界地図は、平らだった。

ミュンヘン留学終了と共に、そのままベルリンに居場所を経て、三年が経った今、外国に生活の拠点を移すことは、いろいろ目に見えない課題を心身に与えるものだと気づきつつある。

まず、気圧が違う。
今日は美しい夏の夜で、星空の下、近所のイタリア料理屋でパスタを食べながら、ふと鴨川を想った。
この空気、この気温、活気、今、鴨川周辺のイタリア料理屋に座っていたとしてもおかしくはない。
ただ−−気圧が違うのだ。体の細胞にかかる圧力が違う。

自分の母国語で養った思考回路を、別の文化で培われた思考回路を通して出力するのも、私にとっては大変なこと。
(たまに、特に留学をしていなくても、外国語で自分の思考を鮮やかに議論出来る人もいるけど、本当にすごいなあと思う)

この夏は、研究の都合で、サンクトペテルブルクに短期留学することになりそうです。
ドイツ、中国に続き、ロシアで第四国め。
また未知の思考との邂逅が待っているのでしょうか。
どの国に場所を移しても、どの言語での出力を通しても、鮮やかな思考を発揮できる、知的エクセレンスを身につけたいものです。





プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:timmy
読者になる
2013年08月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新コメント
アイコン画像Miwa
» ゆかいなしごと (2013年04月19日)
アイコン画像Timmy
» ゆかいなしごと (2013年04月08日)
アイコン画像Miwa
» ゆかいなしごと (2013年04月07日)
アイコン画像Gm
» Prediction (2012年09月17日)
アイコン画像しゅり
» クラクフ旅行記 (2012年04月17日)
アイコン画像timmy
» クラクフ旅行記 (2012年04月07日)
アイコン画像しゅり
» クラクフ旅行記 (2012年03月29日)
アイコン画像ソレイユ
» あたらしいおうち (2012年01月22日)
アイコン画像cotori
» グリーン・メンザ (2011年07月15日)
アイコン画像鴇崎
» Wasserspiegel (2011年06月08日)
Yapme!一覧
読者になる