木星 - ガリレオ衛星

January 22 [Sun], 2017, 23:46


木星は、太陽から5番目に近い公転軌道を持つ太陽系最大の巨大ガス惑星です。
公転軌道半径は約778,412,010km、公転周期は約11.86155年です。

水素とヘリウムを主成分とする木星の大気は、対流圏、成層圏、熱圏、外気圏の4つの層に分かれているそうで…地殻はなく大気との明確な境界もなく徐々に液体状の内部になる構造となっている様です。
地殻がない木星の自転周期は、電波天文学により定義される惑星磁気圏の回転から、約9時間55分29.37秒で一周するとされています。地球に比べると、結構、速いですね。

赤道傾斜角は非常に小さく、約3.13度しか傾いていないため季節変化がほとんどない…と考えられています。
季節の変化…というか、年中嵐なので「季節が〜」という次元じゃない様な…

↑動画で、木星の手前を通り、木星表面に影を落としているのはU.F.O.ではありません。イオです。



木星の表面は、赤道に平行な強風により帯状に区切られ、暗い帯はベルト、明るい帯はゾーンと呼ばれています。
ベルトよりも冷たいゾーンは上昇気流、ベルトは下降気流に相当するそうです。
木星表面の模様を見る度、カプチーノを連想するのですが…僕だけ? (^-^;

派手な渦巻き模様が示す通り、木星の大気は活発で…300年以上前から存在している大赤班(高気圧なのですね ゚д゚)は、地球が2〜3個入ってしまう大きさなのだそうです(゚д゚ |||



巨大ガス惑星や巨大氷惑星は、自転の様子をモデリングせずに、↑の様に表面の模様の移り変わりを楽しめる様な画像を作る事ができれば良いのですが…中々(というか、小さくならんかな… ´-ω-`)



太陽系の巨大ガス惑星、巨大氷惑星は、全て環を持っています。
木星の環は、1979年にボイジャー1号により発見されました。

勿論、環もモデリングしていますが…薄くて確認できないので、光度を強くしてみました(スマホでは、まだきついかな…)

一番明るい環が、"主環"です。
主環の内側を"ハロ環"、主環の外側は2つの"ゴサマー環"(アマルテア・ゴサマー環、テーベ・ゴサマー環)で構成されています。
主環とゴサマー環は可視光で赤く見え、ハロ環は青っぽく見えるのだそうです。




木星の衛星は、現在67個の存在が確認されています。
中でもガリレオ衛星と呼ばれる1610年にガリレオ・ガリレイに発見されたイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストは↑動画の通り大きく(左上から、火星、エウロパ、イオ、カリスト、ガニメデ…左下
から、冥王星、トリトン、水星、タイタン…と並べてみました)…
ガニメデは水星よりも大きく、太陽系で火星に続いて9番目に大きな天体で…12番目にカリスト、13番目にイオ、14番目に、15番目にエウロパ…と続いています。
ガリレオ衛星は、同様、木星の潮汐力により、常に同じ表面を向けているそうですが…どの面を向けているのか、僕には行ったことがないのでわかりません。
ご存じの方がいましたら、ご教授、よろしくお願いします m(_"_)m

他の衛星は小さくて見えないので(情報も乏しいですし)…100kmより大きなアマルテア、ヒマリア、エララ、パシファエ、シノペ、リシテア、カルメ、アナンケ、レダ、テーベ、アドラステア、メティス(計16の衛星)までモデリングしました。
でも…ガリレオ衛星以外は、見えませんね (^-^;




まず、イオですが…1610年にガリレオ・ガリレイにより発見された、ガリレオ衛星と呼ばれる第1衛星です。
また、地球以外で最初に活火山が観測された天体でもあります。
火口から噴出しているのは、硫黄やナトリウムなどを含む物質と考えられています。
イオの表面には、ほとんどクレーターの痕がありませんが、これは火山活動等、地質学的に活発であり、表面が常に更新されているから…と考えられています。

木星と衛星の公転運動を一緒にするとイオ自体の表面が確認しづらいので(↑動画)、周囲の動きを止めイオの自転運動だけ反映した動画(↓)も作成しました。



巨大な質量を持つ木星の引力と、イオの2倍の公転周期を持つエウロパ、4倍の公転周期を持つガニメデとの軌道共鳴により働く強い潮汐力により、イオの地表面が100m程度も上下する歪みが生じ、その摩擦により内部で生じる熱エネルギーが、イオの活発な火山活動の原因となっている…と考えられています。

NASAのガリレオ探査機による磁力計データ解析により、イオの地殻下に50km以上のマグマの海がある事が確認されています。

宇宙空間に噴出されたイオの火山ガスは、イオの公転軌道上にプラズマ化した環として滞留し、木星のオーロラ発生要因の一つとなっているそうです。



しかし…イオの地形にまで名前が付けられているのですね (^_^;
イオの地表には…"アマテラス"や"ヒルコ"、"スサノオ"等、日本の神話に由来する地名や、アイヌの神話に登場する"フチ"…また、"カミナリ"や"ライデン"、"センゲン"等、イオの地形を連想させる日本語が用いられています。誰が付けたんでしょうね (^_^;




続いて、ガリレオ第2衛星のエウロパです。
そうです…2013年頃、ブログやTwitterで「観たい〜!」と騒いでいた映画『EUROPA REPORT』の舞台、エウロパです。



エウロパの表面を覆う氷は、潮汐力による歪みのため裂けたり塞がったり…を繰り返し、「リネア(線状地形)」や「マキュラ(白斑)」の様な独特な地形をしています(↑動画)
クリーミーで美味しそうですが…何故、裂け目が赤いんでしょうね ('、'

表層の氷の下は地球に於ける南極のボストーク湖に近い環境であると推測されていて、生命が存在する可能性が指摘されています。

エウロパ探査の話は以前からありましたが…火星の最後にも書いた通り、莫大な費用が掛かるため廃案となってきました。
2020年に打上げ、2025年末〜2026年初頭に木星到達、4つの衛星をフライバイして2028年にオービターがエウロパの周回軌道へ入る計画を、2009年にNASAが発表しています。実現すれば楽しみが増えるのですが…



EUROPA REPORT』でも名前が出たコネマラ・カオス地形が確認できますが…カオス地形とは、名前の通り、尾根や亀裂、台地が互いに重なった煩雑な地表を表す言葉だそうです。

エウロパの構造や潮汐力の関係で、イオ同様にクレーターが少ないと思われますが…↑画像では、プール・クレーターを確認する事ができます。




ガリレオ衛星の中で最大なのが、ガニメデです。
上記の通り、水星よりも大きく、赤道半径は約5,262kmです。

「ガニメデ」の名を聞くと、僕はジェームズ P. ホーガンの作品が脳裏に過ります。
エウロパはホワイトチョコみたいですが、ガニメデもチョコレートのボールの様に見えて…美味しそうです(じゅるる)



ガニメデの表面は、明瞭に反射率の異なる明暗2種類の地形に分かれている事が特徴です。
反射率の低い領域にはクレーターが多く、あまり地殻変動を受けていない比較的古い地域であると推測されます。
反射率が高い領域には溝の様な地形が多くクレーターも少ないため、反射率の低い領域より後にできた地域だと思われます。

ガニメデの内部構造は、岩石の核と氷のマントルが分離した構造である…と考えられているそうです。




ガリレオ衛星で、木星から最も離れた軌道上を回っている衛星が、カリストです。
ガリレオ衛星も、どれも個性的ですよね。色合いはガニメデに近いですが、クレーターだらけで比較的地味な印象を受けます(カリストも美味しそうですけどね *^o^*)



NASAのガリレオ探査機がカリストの磁場変動を発見した事により、表層の氷の底に深さ10km以上の閉ざされた海洋が存在する可能性が示唆されているのだとか…(惑星探査の興味の対象は、水分と生物だけなのかな '、')

僕が生きている間には実現されそうもありませんが…木星圏への有人探査を行う場合、エウロパとカリストが候補として挙げられています。



他のガリレオ衛星と比べると地味ですが…ヴァルハラ・クレーターの痕が、とても美しく感じます。
防弾ガラスに撃ち込まれた弾痕の様(あれ? 美しくない表現ですかね ^-^;)

通常、水星のカロリス盆地の様に、大型隕石の衝突を受けた場合、その真裏に対蹠点地形として溝や起伏ができるのですが…カリストのヴァルハラ・クレーターの真裏には確認されていません。
カリストの内部に海が存在するならば、それが緩衝的役割を果たしたのかもしれません。




ガリレオ衛星ではありませんが…NASAが公開しているDXF形状データを拝借して、1892年にエドワード・エマーソン・バーナードにより発見された、木星の第5衛星アマルテアもモデリングしてみました。



僕の記憶が確かならば…当初、アーサー C. クラークの『2001年宇宙の旅』ではディスカバリー号の目的地は土星だった気がするのですが、映画や『2010年宇宙の旅』以降は木星が舞台となっています。
現在の状況として木星に人類を送る目的は"興味"ぐらいしか思いつきませんが(核融合技術が進めば、3Heの採取場になるかもしれませんが)…多くのSciFi作品の舞台となっている木星には、強烈な魅力を感じます。
38年前、NASAのボイジャー1号、2号による探査画像に、どれほど胸躍った事か…


太陽系の天体を作り終えたら、ディスカバリー号か『プラネテス - ΠΛΑΝΗΤΕΣ』のフォン・ブラウン号をモデリングしてみようかな ('、'




大人の科学マガジン 新型ピンホール式プラネタリウム

January 21 [Sat], 2017, 5:42


2007年に大人の科学 Vol.17 テルミン miniに出会って以来、常に大人の科学のプラネタリウム(当時は大人の科学 vol.9 大平貴之氏監修 究極のピンホールプラネタリウムかな?)に惹かれていました。
2013年には新型が出ましたが…何が新しくなったのか、気になって仕方がありませんでした。

でも… プラネタリウムは、結局ドームに投影しなければ星座の形を認識しづらいですし… 星空を投影している間、持ち続けているわけではありませんが、結構重いし(土台が動かないように、重くしている感じがします)…恒星球を回すと煩いですが、僕にはVixen HOME PLANETARIUM SPACE 800Mがあるので、購入する気はありませんでした (-_-;


しかし… ご存じの通り、最近の僕は『プラネテス - ΠΛΑΝΗΤΕΣ』の影響で宇宙ブームが再燃していて…大人の科学マガジン カエデドローンで遊んだ後、大人の科学.netのバックナンバーを見てしまい… ついに注文してしまいました (^-^;



プラネタリウムの機能としては問題ないのですが…久しぶりにSPACE 800Mを出して、ショックを受けました。
スクリーンキャップが変色しています。樹脂製とはいえ硬度が高めなので気にしていませんでしたが、こういう素材でも変色するのですね orz

新型は数日前に届きましたが、恒星球を作るモチベーションが湧かず(以前は喜々として作れたのに… -_-;)今日にいたってしまいました。

プラネタリウムである性質上、星空の投影については仕方がありませんが…四角い室内での投影も想定した造りをしている様です (^-^)
重さについては、とても軽いです。防水対策を考えて風呂に持ち込んだり、したくなりました(益々、長風呂になりそう… ^-^;)



星座を形作る線が投影されないので、星座の知識がなくギリシャ神話の世界を楽しみたい…という目的には向かないかもしれませんが(でも、結構、認識できますけどね ^-^)…本書の説明通り、天の川が美しいです (*^o^*)
まだ、恒星球の"のりしろ"部分の処理をしていないので、↑途中で陰になってしまっていますが…これは凄い。

新型に搭載した豆電球は、極小フィラメントの日本製専用電球なのだそうです。
光量が少ないのが残念ですが(電池が古いのかも)…フィラメントを小さくして、光を1点に近づける事で、この美しい星空を再現できるようになったのですね。素晴らしいです。余分に注文しておこうかな… ('、'

約15分で全天を1周できる様ですが…カエデドローンの時、予感していた通り、とても静かなのが嬉しかったです。やはり…星空を眺める時は、不安になる程静かでなくては…(謎
更に… オートパワーオフ回路まで搭載されています。星空を眺めながら寝落ちしても安心×2 (^o^)


北天、南天の切替は…まず、恒星球を2つ用意する必要があります。その都度、恒星球を作り直しても良いのですが、素材の耐久性等を考えると、別途用意した方が良いと思います。
また…星空の回転を逆にする必要があるので(回転させなければ問題ないですが)、モーターのソケットを抜き差ししやすい様に工夫されています。勿論、僕なら改造しますが…当面、僕は北天だけで良いです。



認めたくないしショックだったので、はっきり覚えていませんが…約10年前、一つ年上の先輩が突然死しました。

約34年前、彼女は部室に設営されたプラネタリウムで、沢山のギリシャ神話と、星座の楽しさを…とても可愛らしい声で、僕に教えてくれました。楽しかったな…あの頃。




CHAPPiE (Netflix)

January 14 [Sat], 2017, 10:58


2015年に公開された『CHAPPiE(邦題: チャッピー)』を観ました。

比較的最近の作品ですのでSFXは良い感じですが…これが現実を想定しているなら、相当進んだ科学力です。
現実に合わせる必要はないのですが…まぁ、無理っすね (^_^;
その割に、人間の心が成長していない辺りは、ある意味リアルだと思います。

何所かで見たようなデザインですが(^_^;)、チャッピーが可愛いです (^-^)

単純なストーリーで観やすくて良いのですが、終わり方が… (-_-;
攻殻機動隊でも少佐がネットの世界にゴーストを消す表現がありますが、それとは違う気がします。

何気に、ヨハネスブルグも、よくSciFi作品の舞台になりますね (^-^)




アステロイド・ベルト - ケレス、ヴェスタ、イダ、地球近傍小惑星

January 14 [Sat], 2017, 9:20


2005年に日本の探査機"はやぶさ"が探査したイトカワの様に、地球近傍にもアポロ群、アモール群、アテン群といった小惑星群が存在し…地球火星木星〜海王星公転軌道上のラグランジュ・ポイントにトロヤ群と称される小惑星帯やヒルダ群…そして海王星の外側にはエッジワース・カイパー・ベルト等…約33万個(2012年当時)以上の小惑星が採番され軌道が確認されています(いゃ〜 … 覚えられないっす ^-^;)
エッジワース・カイパー・ベルトは別として… 現在確認されている小惑星の大半が、火星木星の間にあるアステロイド・ベルト(メイン・ベルト)と呼ばれる領域に存在しています。

近年、大気の浸食等の影響がない真空中に漂っているので、太陽系の成り立ちを調査するため、サンプル・リターンするのが流行っていますが…
アステロイド・ベルトやエッジワース・カイパー・ベルトの表現方法に影響されているのだと思われますが…↑画像の様に「デブリが沢山で、身動きが取れない」というイメージがありませんか?
実際は、宇宙は広大でスカスカなので、「適当な小惑星を狙って…」という訳にはいかない様です(笑)

今回は、そのアステロイド・ベルト内に存在するサイズと質量の大きい天体を2つ(+4)をモデリングしてみました。




アステロイド・ベルトに存在する天体の中で最も大きいのがケレスで、アステロイド・ベルト内の総質量の1/4〜1/3を占めている…といわれ… 赤道半径は約975km、極半径は約909km … 太陽系の中では32番目に大きいとされている天体です。

1781年の天王星発見当時、ティティウス・ボーデの法則から火星木星の間に未知の惑星を探索する試みが行われ、1801年にジュゼッペ・ピアッツィにより発見されましたが… 1802年にパラス、1804年にジュノー、1807年にベスタ…と、相次いで似た領域に天体が発見され、どれも惑星と呼ぶには小さい事から… 1853年に惑星と区別し「小惑星」と呼ばれる様になりました。
2006年に「準惑星」と分類されるまでは、最初に発見された小惑星として1番と採番されていましたが…今は、どうなんでしょうね ('、'

↑動画は、ケレス表面を見ていただく目的で、1周を60フレーム(フレームレートは30)でにレンダリングしました。



地球を60フレーム(フレームレートは30)とした場合、ケレスの自転運動は↑こんな感じ。速いですね。

自転周期は約9時間4分。
約414,082,777kmの公転軌道半径(離心率は約0.076)を約4年7か月と15日かけて公転しています(軌道傾斜角は約10.59度)



以前から、ハッブル宇宙望遠鏡の画像で、ケレス表面の一部に強い輝きがある事が知られていた様ですが… 2015年にNASAのドーン計画で、探査機がオッカトル・クレーター内で輝く2点(↑画像)の撮影に成功。「反射性の高い物体が太陽光を反射したものと断定できる」と発表され、「氷等ではないか」と推測されています。
何でしょうね (^-^)

因みに… ケレスの反射率は約0.09と認識されています。


現在のところ、アステロイド・ベルトで準惑星に分類されているのはケレスだけですが、次に続くパラスやヴェスタも準惑星候補として挙げられています。




準惑星候補であるヴェスタも、1807年にハインリヒ・オルバースによって発見されたそうです。
アステロイド・ベルトで3番目の大きさの天体ですが … 大きさについては、「468 - 530km」と表現されているので、赤道直径が530km、極直径が468km…と解釈してモデリングしました。
ですが…やはり、小惑星をモデリングするのは難しいですね。

公転軌道半径は約353,350,071km、離心率は約0.089、軌道傾斜角は約7.13度、公転周期は3年7か月と20日程。自転周期は約5時間8分。

反射率が約0.42と比較的明るいため、地球上の環境条件が良ければ、肉眼で見る事ができる唯一の小惑星なのだそうです(僕には無理かな -_-;)

他の小惑星と異なる点として、地球の様な層状構造になっているのだそうで…中心部には鉄とニッケルからなる核があり、その外側にカンラン石からなるマントルを持っているそうです。
表面は溶岩流による玄武岩からなり…かつて、小規模ながら火山活動が存在したと考えられているそうです。これは、太陽系形成の初期段階で、ヴェスタ内部が相当の熱量により融解していたため…と考えられているのだそうです。

小惑星にマントルが存在する…なんて、僕は想像した事もありませんでした。興味深いです (^-^)




アステロイド・ベルトにある小惑星の最後に…NASAが公開しているDXFデータを拝借して、アステロイド・ベルトの小惑星イダもアニメーション・レンダリングしてみました(今回は↑これだけ…他の天体に合わせてしまうと形状が確認できませんので、自転スピードを遅くしています)

イダは1884年にヨハン・パリサにより発見された、二重小惑星である事が初めて確認された天体です。
なので、↑動画で自転を表現する場合、軸の位置をずらす必要がある様です(情報が欲しい '、')

大きさは三軸径で約 59.8×25.4×18.6 kmで、自転周期は4時間15分程。反射率は約0.24です。
公転軌道半径は約427,999,388km、離心率は約0.046、軌道傾斜角は約1.138度、約5年かけて公転しています。

↑動画ではモデリングしていませんが…1993年にNASAの木星探査機ガリレオがイダの観測を実施した際、直径約1.4 kmの小さな衛星ダクティルを従えている事が確認されました。


パラスも、大体正八面体だろう…という事なのですが… Shade3D Basicで製作するには、まだまだ僕のモデリング技術が足りません(…というか、本当に正八面体なの? '、';)
リハビリ、頑張ります (^-^)


最初は、アステロイド・ベルトにある天体だけモデリングしようと考えていたのですが…地球近傍の小惑星のDXFデータも3つ程NASAで公開されていましたので、モデリングしてみました。



まずは、ジオグラフォス。1951年にアルバート・ウィルソンとルドルフ・ミンコフスキーにより発見されました。
公転軌道長半径は約186,398,894.53km。離心率は約0.336。公転軌道傾斜角は約13.34度で公転周期は約1年5か月です。
ジオグラフォスは、ここ2世紀の間で最も地球に近づいた(とはいえ、500万km程ですが)小惑星です。

↑動画も1周を60フレーム(フレームレートは30)でレンダリングしましたが、自転周期は約5時間5分。反射率は約0.3258と、比較的高いですね。



続いて、トータティス。1989年にクリスティアン・ポラスにより発見されました。
公転軌道長半径は約378,332,908.72km。離心率は約0.629。公転軌道傾斜角は約0.45度と比較的低く、公転周期は約4年です。

↑動画も1周を60フレーム(フレームレートは30)で単純にレンダリングしましたが、実際は2つの独立した回転による比較的複雑な自転運動をしているそうで…自転周期は約5日10時間と約7日8時間半の組合せになっていると考えられています。反射率は約0.13。



最期に、カスタリア。1989年にエレノア・ヘリンにより発見されました。
公転軌道長半径は約159,022,491.88km。離心率は約0.483。公転軌道傾斜角は約8.89度で公転周期は1年1か月程度です。

↑動画も1周を60フレーム(フレームレートは30)で単純にレンダリングしました。自転周期は約4時間6分と考えられていますが、接触二重小惑星と考えられています。


JAXAでイトカワの形状データが公開されているそうなのでモデリングしたいのですが、Shade3Dだけで処理するのは難しい様です。
自分で製作できれば良いのですが、パラスより難しそうなので … ご、後日、頑張ります ('、';




火星 - フォボス、ダイモス

January 12 [Thu], 2017, 18:23


火星も、多分知らない人はいないですよね(いるかな?)
太陽から4番目に近い公転軌道を持つ惑星であり、現在のところ最も太陽から離れている地球型惑星である…とも言えます。
19世紀、パーシヴァル・ローウェルやジョヴァンニ・スキアパレッリによる火星観測結果と火星大接近ブームから始まった火星人の存在説等の妄想により、人類を魅了し続けた天体であるため、同様、比較的探査が進んでいる惑星でもあります。

金星同様、地球と非常に似ていて…比較的希薄ではありますが大気が存在し(大気圧は約750Paですが、大気の厚さは約11km…因みに地球は約6kmだそうです)、水と二酸化炭素の氷からなる極冠の存在も確認されています。
公転周期は約686.98日(約2年)ですが、自転周期は約24.62時間(約1日)…赤道傾斜角は約25.19度なので、地球同様、四季の概念が存在するといわれています。興味深いですね (^-^)
水星金星の赤道傾斜角が低く自転周期が長いのは、太陽からの距離が比較的近いため、潮汐力の影響が大きいのかな…と、僕は思ったりしています。

火星にもフォボス、ダイモスと名付けられた2つの衛星がありますが…衛星の存在についても太陽からの距離に関係しているのかも…と(僕は)思っています。ただ…とは異なり、火星の重力に捉えられた小惑星…という説が、現在のところ有力の様です。それにしては、両衛星とも離心率や公転軌道傾斜角が小さいので少し気になります。

↑動画で、フォボスとダイモスが火星の前後を横切っているのですが…(わかるかな ^-^;)

NASAのヴァイキング計画に於ける探査機が撮影した映像を基にしているので当り前なのですが…オリンポス火山やマリネス峡谷等が見えると、自作ながらテンションが上がります (*^ー^*)


火星の赤道半径は約3,397.20kmと比較的小さいのですが、その理由としては…グランド・タックモデル(太陽系の惑星移動)のシミュレーションによると、太陽系が形成される初期には木星が火星軌道付近にあり、その後現在の木星軌道に移動した…と考えられています。その際、火星の構成に使用されたであろう質量の小天体を弾き飛ばされた可能性がある…のだそうです。
グランド・タックモデルについては不勉強なのですが…アステロイド・ベルトの存在を漠然と思い浮かべていると、太陽や木星等の力に関係している様な感じはします。

質量は地球の1/10。重力は2/5…つまり40%です。
火星の大気層が地球より高いのは、重力が比較的弱いから…かもしれません。




オリンポス山は…現在、太陽系の天体で確認されている最高峰の火山です。
海がない火星では海抜が使えないので、4階4次の球面調和関数重力場で定義される平均重力面で標高を決めているそうです(少し難しいですが … 火星の場合、高度0は水の三重点に対応する温度273.16Kで大気圧610.5Paとなる面に定義されているそうです)
これによるオリンポス山の標高は21,230mもあり、周囲の地表から約27,000m(エベレストの3倍程度だって ゚д゚ lll)、裾野の直径は550km以上もあるのだそうです。因みに…地球最大の火山はハワイ島のマウナ・ロア山で、直径は約120kmだそうです。
また…山頂のカルデラは、長径80km、短径60km、深さ3.2kmもあり … 富士山がほぼ収まってしまうのだそうです(宝永火口も中々大きいですね ^o^;)

オリンポス山の南東約1,200kmに、人工的に並べた様に斜めに3つ連なっているのがタルシス三山です。
北から…アスクレウス山(標高約18km)、パヴォニス山(標高約14km)、アルシア山(標高約16km)という楯状火山です。

↑画像右上の反射率の低い暗い部分が、人面岩がある事で有名なアキダリア平原です。


火星の大地は酸化鉄が大量に含まれているため、基本的に赤色に見えるのですが…
北半球は溶岩流により平らな地形が広がり、南半球は隕石衝突とみられる窪地が多く…それぞれの反射率の違いから、独特の模様を描いています。
また、長さ約4,000km、最大幅約200km、深さ約7kmのマリネリス峡谷の様な、巨大な自然の造形物による影響もあるのだと思いますが…

19世紀、スキアパレッリが観測した模様を「canali(イタリア語で"溝"という意味)」と発表したところ「canal(英語で"運河"という意味)」と誤訳され伝わり、「火星には運河がある」という説が広まり始め、火星人に関連した多くの話が生まれた事は有名ですよね (^-^)

1947年、ジェラルド・カイパーが火星を赤外線帯で観測し、大気の成分が二酸化炭素であると主張。地球の大気の重要成分である窒素、酸素、水蒸気の痕跡は見当たらず、文明を持つ火星人の存在は否定されました。

また…かつての火星は、現在よりも確実に声明に適した環境だったという痕跡が確認されていますが、実際に生命体が存在していたか否かについては未確認です。
地球上で発見された隕石の中に、火星に起源を持つとされる岩石があり…その中に、古代の細菌の活動の痕跡かもしれない特徴が見つかっている…と聞いています。



シルチスは「大シルチス台地」と呼ばれる標高の低い楯状火山で(以前は、「シルチス平原」と呼ばれていました)、地球外惑星の地形の特徴として初めて記録された地域です。
クリスティアーン・ホイヘンスが発見し、1959年に火星表面観測で描画し、火星の1日の長さを推定するために使用されました。

ユートピア平原は、1976年にNASAのバイキング2号が着陸し調査した場所として有名ですが…2016年、NASAの火星上空を周回しているマーズ・リコネッサンス・オービターの観測データから、ユートピア平原の窪地の地下1m〜10m程度の浅い地層に水の氷の層が存在する可能性が示されたそうです。水の総量は北米最大の湖であるスペリオル湖に匹敵すると推測されているそうですが…

エリシウム山等、火星にも火山が多いですが…金星同様、プレートの存在は確認されていないそうで…核の熱源が火山を通し噴出し、長い年月を経て新しい地表を作っていく…そういう意味では、地球より金星に近い構造なのかもしれません(本当、兄弟星なのですね ^-^)




火星の衛星であるフォボスとダイモスは、1877年にアサフ・ホールによって発見されました。
三軸径で大きさ表現すると、フォボスは約27.0km×21.4km×19.2km、ダイモスは約15.0km×12.0km×11.0km。反射率も約0.07と非常に小さいのですが(凄い視力だな ゚o゚)…

同様、フォボスもダイモスも火星の潮汐力により、常に同面を火星の地表に向けて公転しています。
どの面を火星に向けているのかわからないのですが、ご存じの方がいましたら、どうか教えてください m(_"_)m


Shade3Dのリハビリ中で、まだレギュラーな静水圧平衡の形の天体しか作る技術がありませんが…↑最初に載せた動画では、NASAで公開されている三軸径を基に、一時的にラグビー・ボールの様な形状でモデリングしています。
しかし、それでは形状がわからないので…とりあえず、NASAが公開しているDXF形状データを拝借して、レンダリングしてみる事にしましす(影は要らなかったかな ^_^;)



まず、フォボスですが…
フォボスは太陽系の惑星の衛星の中で最も主星に近い約9,376kmの公転軌道半径で…なんと火星の自転周期より速く、7時間半程で火星を一周しています(火星の自転運動もあるので、火星の表面で観測すると約11時間毎に西の空に現れる感じだと思いますが…他の天体に合わせてしまうと形状が確認できませんので、自転スピードを遅くモデリングしています)
そのため、地球上で見るとは異なり、西から昇り東へ沈む様に見えると思われます(回っている向きは同じなんですけどね ^-^)



約20年前、VRMLで太陽系をモデリングした際、フォボスやダイモスから見た火星の動きに感動したので、再びレンダリングしてみました(↑動画)
実際の動きは、もっと緩やかですが…火星に向いている面は同じなので、フォボスから見上げると↑こんな感じになると思います。
動きが速すぎるのと、火星の公転運動による太陽光の影が邪魔ですが…火星の表面が逆行しているのがわかりますか?

フォボスの公転軌道半径は緩やかに縮んでいる様で…将来、ロッシュの限界を超えて、火星の潮汐力によりバラバラになる…と予想されています。



なんだかフォボスって、魚類に見えませんか(笑)
「スティックニー」と名付けられた巨大なクレーターが、口の様に見えます。側面に筋模様もついてるし… (^_^;

2022年、JAXAが火星の衛星探査のための探査機を打ち上げる予定だそうで…フォボスのサンプル・リターンを行う予定だそうです。
楽しみです (^-^)




次は、ダイモスですが… ↑こちらも、NASAが公開しているDXFを拝借して回してみました。フォボス同様に、形状確認のため、自転スピードを遅くしています。
公転軌道半径は約23,458km、公転周期は1日と6時間15分程。フォボスより小さく、遠い公転軌道を緩やかに周回しています(ほぼ静止軌道)。こちらは、次第に遠ざかっているようで…なんだか河原の石みたいですね。



ダイモスから見た火星は、↑こんな感じの様です。フォボスより、酔う可能性は幾分低いかと思われます (^_^;
火星の表面が、フォボスから見た動きと逆になっているのがわかりますか?


火星は、太陽系内で最も地球外生命体の存在を連想させてきた、ハビタブル・ゾーン内の天体であると考えられてる惑星で…比較的地球に近い環境であり、将来、人類が居住できる可能性もあります(善いか否かは別として)
過去、アメリカ、旧ソ連、欧州等が多くの探査機を送り込んできましたが…約2/3のが失敗している上に、莫大な予算がかかっている…という点が問題視されているそうで…




地球 - 月

January 09 [Mon], 2017, 2:51


地球を知らない方はいないですよね (^-^;
実際のところ、人類は地球を何所まで理解できたのでしょうね。

地球は太陽から3番目に近い公転軌道を持つ惑星で、衛星(勿論、"月"です)を持つ太陽から最も近い惑星でもあります。
また、太陽系の中で6番目に大きな天体…地表という概念が確認されている天体としては最も大きな星で、赤道半径は約6,378km、極半径は約6,357kmです。意外と大きいですよね (^-^)
赤道傾斜角は、約23.44度。反射率は、Vangelisのアルバムにもありますが…約0.39です♪

↑動画のフレームレートは30で、60フレームで地球が1周(つまり、1日経過)する様にしていますが…月の公転周期は大袈裟に(速度を速めてレンダリングしています)表現しています。

地球が太陽系内の他の天体と異なっている点は、なんといっても"生物"がいる事…ですよね。
こうして太陽系のレギュラーな形状の3DCG天体を作っていると、どの惑星もユニークなので…「どの天体も同じでないなら、"生物がいる"という個性を持つ地球の様な天体は他にはないのかも…」と寂しく思えたりして… (^_^;

でも、地球外生命体の存在を、僕も信じています。
極限状態でも生息する生物の類が、地球上で確認されています。マントル内にも存在する…という説も聞いた事があります。
地球と異なる環境であっても、生物が生まれる可能性はあると思っています。

ジェームズ P. ホーガンの『創造主(ライフ・メーカー)』シリーズで、地球人を「酸素という毒性の高い環境がないと生きられない生物」という旨の表現を読んだ時、「地球人類の住環境を基準に考えると金星の様な環境は地獄に感じ、生命体の存在は考えられない様に思えるが…宇宙を基準にすると地球も極限的環境なので、きっと地球外生命体は存在する」と思った事が脳裏を過りました。
しかし…宇宙は広大なので、先人の努力も届かず…以前から存在を期待されつつ、太陽系内の他の天体(極限状態)で発見された生物はいません。




↑こんな生物(因みに…この魚は、現在2番目に大きな魚類とされているウバザメです…かわいい *^-^*)が、異星の厚い大気中に音もなく緩やかに浮かびながら泳いでいたら … と妄想すると、とてもワクワクしますが… (*^ー^*)


「地球が球形でない」(「全方向に半径が同じではない」…という意味かな?)と騒いでいる"とんでも科学"信者がいますね。美しい球形の天体は、逆に超レアだと思うのですが…
更に…これを基に「エベレストが世界最高峰ではない」とか騒いでる輩もいますが…標高って海抜だから。地球の半径は関係ないから(次は、「海抜も潮汐作用で変わるじゃん」って言い出すかな -_-;)
「エベレストが世界最高峰ではない」説は、別の意味で そうかもしれないですね。険しい地形のため三角測量ができない地域は、性質上反射率も高く、衛星等を使用した測量もできないので…カラコルム山脈辺りに、もっと高い山が存在するかもしれません。




月は太陽系で11番目に大きな天体で(カイパーベルトやオールト雲等を天体と考えない場合ですよ ^-^;)、赤道半径は約1,738km、極半径は約1,736km、赤道傾斜角は約1.54度です。
↑動画は月面を見せる目的で、60フレームで月が1周する様にしています(フレームレートは30)
月や地球の公転運動はモデリングしていません。地球の1日を60フレームとした場合、月の自転速度は、もっと緩やかに見えます。



↑動画は、地球1日分を60フレームとして、それを基準に地球から見た月の動きを表現してみました。
ご存じの通り、潮汐作用の関係で自転周期は約27.32日(恒星日)、公転周期も約27.32日となっているため…地球からは↑この月面しか見えません(地球と月の公転運動により影が少し動くので、動画だという事がわかると思いますが… ^-^;)
左側に傾く様に見えるのは、月の公転軌道角と地球の赤道傾斜の関係によるものです。ファイル・サイズの問題で表現できませんが…1周させると、左に傾き右に傾き…という様子を見る事ができます(反時計回りに1周するのではありません)

実際に撮影された画像を基にモデリングしているので当り前なのですが…衝突により流れ出した溶岩の模様で、餅をつく兎に見えたり、蟹に見えたり、女性の横顔に見えたり…実際の月面同様に見えて、少し感動しました (*^-^*)

「非常に薄い大気がある」とか「ない」とか…僕は行った事がないのでわかりませんが…「大気はある」としても地球よりは薄いので、確認されているクレーターの数も多いですよね。
表面は荒涼としていますが…レギュラーな形状であるためか、太古の昔から太陽と同様に人類に愛されている天体でもあります。




感覚的には大きく見える"月"ですが、実際の天体の大きさ、公転距離比を地球の真横から俯瞰すると↑こんな感じです(余談ですが…↑では、アフリカの西部付近で日食が起きています … 見えないか ^_^;)


現在、人類が地球以外に降り立った事のある唯一の天体で、重力は地球の1/6。僕も歩いてみたかったです(それまでの道中で、宇宙酔いに堪えられそうもありませんが ^-^;)


いまだに「アポロは月に行っていない」説を唱える"とんでも科学"信者が後を絶ちませんね。本当、呆れます。
月面に反射板の存在がある限り、誰かが行ったのは確かです。現代の科学力なら可能かもしれませんが、あの時代に遠隔操作で設置する事は無理ですし(人類が月に行ってないのなら、それこそミステリー!!)…アメリカ以外の国々が、その反射板を使用した研究を行い始めたのは、もう何十年も前からですし…
そういう輩は、不勉強で…反射板の存在すら知らないでしょうけどね(というか… 望遠鏡で月面を観た事もないんでしょ)

月の裏側に地球外知的生命体の建造物…というのも、ないでしょうね。
アメリカの陰謀の様に言われてますが、最初に月の裏側を撮影したのは旧ソ連の探査機ルナ3号です。
僕、40年以上前から知ってますよ。

月の裏側が見えない(上記の通り、地球から見える月面は常に同じ)…という件については、水星で記述した通り、別に珍しい事ではありません。
むしろ、金星の様に回っている理由の方で説明がつかない天体が多い…という事の方が、興味深いです。

まぁ…確かに僕も昔、月着陸船が月周回軌道の司令船に向けて飛び立つ映像を見て「誰が撮っているのかな?」と不思議に思った事はありましたが…(笑)
冷戦時代の政治的背景(国力誇示のための宇宙開発競争)の影響(ねつ造画像)については、僕も多少はあるかと思いますが…それに便乗した"とんでも科学"信仰の布教活動を見ると、本当に残念な気分になります。


そんな馬鹿みたいな話より、本当に確認されている"不思議"の方が面白いと思うのですが…

例えば…月面の発光現象。
これは放射性物質が存在し、月の内部活動により放射性ガスが放出された…という説が有力ですが…それが正しければ、月は「死の星」ではない事になります。まぁ…「マントル対流運動がある」とされていますので、「死の星」という表現は地表の話で、天体としては活動中という認識が一般的なのだとは思いますが…

衛星としては大きい事も、月の"不思議"です。
以前ガリレオ衛星イオエウロパガニメデカリスト)、土星のタイタン、海王星のトリトンと一緒に並べた事がありますが…月は、中々大きな天体です。
天体の大きさも…ですが、複雑な事情を持っていそうな冥王星(後々、載せますね)は例外として、母惑星との比率の面から考えても非常に大きい天体とも言えます。
ジャイアント・インパクト説が有力ですが…地球も月も、冥王星とカロンの様に公転・自転軌道がイレギュラーな運動にはなっていない辺りも興味深いです。


アポロ計画についても、"とんでも科学"信者以外の方に お勧めです。

アポロ11号のアームストロング船長の月面に降り立った時の台詞は超有名ですが、イーグル号の着陸のエピソードも凄いです。
某百貨店に…本物かレプリカかは知りませんが…アポロ関係の展示があり、幼少期の僕が「アポロだ」と叫んだ所、近くにいた外国人(多分、アメリカ人でしょうね)が感動して話しかけてきた…というエピソードが僕にもあります。

アポロ13号の帰還の話は有名ですよね。超優秀なスタッフでないと、宇宙開発には関われないな…と、小学生の頃に諦めてしまいましたが…近年、日本人の方が活躍されているのを見ていて、やはり「諦めたら、そこで終わり」という事だったんだな…と実感して後悔しています。

アポロ1号の事故はご存知ですか?
発射の際(事故が起きた時)に『2001年宇宙の旅』に肖りリッヒャルト・シュトラウス作曲の『ツァラトゥストラはかく語りき』の冒頭を流していたので…というエピソードをアーサー C. クラークの『2010年宇宙の旅』で読んだ事があります。


マーキュリー計画やジェミニ計画は、ご存知ですか?
それがアポロ計画に繋がっていく辺りは、少し感動ものですよ(『THE RIGHT STUFF』でも見る事ができたと思います…僕が初めて知ったのは、カール・セーガン博士のドキュメント番組『COSMOS』だったかな '、')


『STAR TREK』シリーズのオープニング(それともエンディングだったかな '、';)で「宇宙…それは最後のフロンティア」と始まりますが…確かに「最後のフロンティア」が宇宙であるとは思いますが、身近に まだまだ沢山ありますよね (^-^)




ボアサイティングとAG-1973A

January 06 [Fri], 2017, 15:19


性格上、TANAKA WORKS製 Remington Arms M24 SWSのライフル・スコープ調整(ボアサイティング)を行いたくて仕方がありませんでした。
ケンコー SKY DREAM NS-1000のファインダー光軸調節も、長年の悲願となっていますが…団地住いである性質上、場所選びが難しい事と、重量、大きさの面から搬送が難しい事…等々から中々 (´-ω-`)

ライフル・スコープの調整も場所的には難しいですが…重さや大きさはSKY DREAM NS-1000より小さいので、短時間なら…思いつく場所があります。
しかし…日本は銃社会ではありませんが、銃を模した物である事には違いないので、目撃されると厄介なのでケースを調達する事にしました。

レミントン社のソフトケースも購入可能で、かなり惹かれたのですが、ケースの形状で疑われては意味がありません。
最終的に、JUEKO AG-1973Aというアタッシュ・ケース型のライフル・ケースを選びました。



材質は、アルミとMDF。MADE IN CHINAです。
外寸は120cm×28.5cm×10cm、内寸は117cm×26cm。

内部に凹凸に施されたスポンジが3枚入っていましたが、M24を収納すると蓋が閉まらないので、真中の1枚は破棄処分にしました。


よく調べずに買ってしまいましたが、"訳あり品"だった様で…
問題ない程度に傷がありましたが…「むしろ、それらしくて良いかな」と思いました。



それより気になったのは、外箱の段ボールに「AG-120BK」とプリントがあった事です。
「アタッシュ・ケース型ガン・ケース、外寸120cm、黒色」という意味だと思いますが…型番に似ていて嫌です。
冗談みたいですが…トラブルは、こういうつまらない事が引き金で起こるモノです。今回は拘りはないので問題ありませんが、これが「AG-1973A」なのか「AG-120BK」なのかは結局わかりません。



沢山詰め込み過ぎ…というのもありますが、取手の溝が掌に食い込んで痛いです(芸術家の掌はデリケートなんだよ … 何? 。・ω・。)

時々、こういう取手を見かけますが…目的は何でしょう?
軽量化? 滑り止め? 汗対策?



さて、ボアサイティングですが…

10m程度の距離で合わせたかったのですが…風の影響で、的(東京マルイ PRO CATCH TARGET)が倒れたり、弾道も途中で曲がるので…今回は、5m程度の場所で行う事にしました(ハンドガンでも十分狙える距離だな… -_-;)
ライフル・スコープの説明書には100mと書かれていましたが… (゚д゚ lll

ライフル・スコープのアッパー・ハンドホイール・カバーとライト・ハンドホイール・カバーを外して(↑画像)、なるべくPRO CATCH TARGETと水平になる様にM24を設置。
このライフル・スコープの調整は、マイナス・ドライバで行います("ハンドホイール"なのに…ね)



調整用にドライバも新調して臨みました(100均です ^-^;)が、想定していた様な調整はできませんでした。
勿論、射撃技術が低い…という事もありますが、BB弾は軽いですね。

一応、全弾PRO CATCH TARGETに命中しましたが、レティクル通りの的中は10発撃って2発でした(↑画像は、少し時間が経っているので、弾が落ちてきています)
やや左に寄る傾向が見られますが、風の影響かもしれません。何度か再利用しているBB弾を使用しているから…かもしれません。

ホップ調整すれば射程が伸びますが、精度も上がりますかね? ('、'




金星

January 04 [Wed], 2017, 17:34


ご存じの通り、金星は太陽に2番目に近い公転軌道を持つ太陽系の惑星です。
地球から最も明るく見える惑星ですし…「明けの明星」「宵の明星」と呼ばれ、日本人にとって最も親しみ深い惑星と言っても過言ではないと思います(僕は、海王星と土星が一番好きですが ^-^)

大気を持つ(水星にも非常に薄い大気が存在するという説もありますが…行った事がないのでわかりません '、')地球型の惑星で、大きさも同じくらい(赤道面での直径は、約12,103.6 km)。「兄弟星」等と呼ばれていますが…
極軸が逆(南北が逆向き…赤道傾斜角は、177.36度)で自転方向も逆(両方逆向きなので、標準的な運動に見えるのですが ^_^;)…という個性的な公転・自転運動をしています。

また、自転周期が約243.02日(太陽日で約116.75日ですので、昼夜が約58日間続く)と とても遅いため、水星地球のバンアレン帯の様な磁場が金星にはなく…太陽風に晒されて、元々地球の様にあった海が宇宙空間に吹き飛ばされたのではないか…と言われています。

水星の記事同様に、まず↑動画で金星の1日を60フレームで表現しています(因みに、フレーム・レートは1秒に30フレームでレンダリングしています)




同様に、地球1日分を60フレームとして、それを基準に金星の動きを表現すると… 地球の1日で↑この程度しか自転しません。
「何故、極軸が逆なのか」等、金星の自転・公転運動は謎に包まれているので、将来どうなるのかはわかりません。


2010年に、JAXAの"あかつき"が周回軌道投入に失敗しましたが(2016年に再挑戦して成功しましたね)…水星の記事に書いた通り、探査機を送り込むのが難しく…
更に…宇宙からの穏やかな表情とは裏腹に、二酸化炭素(CO2)を主成分とする分厚い大気は、二酸化硫黄(SO2)の雲から濃硫酸の雨が金星全体に降り注ぎ、気圧は約9,321.9 kPa(地球での水深900mに相当するそうです)。
温室効果により、気温は鉛も溶ける約500℃。探査で観測されている範囲では、400℃を下回った事はないそうです(因みに…太陽に最も近い水星の表面温度で、平均169℃だそうです)
金星大気の上層部では、スーパーローテーションと呼ばれる秒速100m(自転の60倍以上の速さ)の風が吹いているそうです。

ポジティブに捉えれば「挑戦し甲斐のある探査対象」とも考えられますが、世の中科学より経済学。失敗する可能性が高いのを知りつつ費用を捻出する国はないですよね。
でも … 金星を調べる事は、地球の将来…我々が住環境に対する過ちを犯さないための大切な知識になるかもしれません。




非常に興味深い現象も発見されています。

台風等、地球の嵐は(超簡単に説明すれば)海水が熱帯の日差しで温められ積乱雲を作る事により発生しますが…2006年にESAのVenus Express探査機が、海のない金星の南半球付近(極が逆なので、北極になります)で直径約1900km、高さ約21km(エベレストの2倍以上、地球の最大級の嵐の4倍以上の規模です)の双子の巨大嵐を捉えています(↑画像 ゚д゚ lll
これについては…赤道付近で発生した熱い大気が極点に流れ、コリオリの力で嵐になっている…という説があります(そういえば、地球の赤道を跨いでも漏斗から流れ落ちる水の渦の方向は変わらない…という説があるけど…どうなんでしょうね '、')

また、雷鳴と推測される低周波電磁気の破裂音も観測されていますが、雷鳴発生のメカニズムも地球では水分が不可欠と考えられているため、雷放電現象の有無を巡り20年以上も論争が続いているそうで…"あかつき"の活躍が楽しみです (^-^)




ホルストの組曲『惑星』では『平和をもたらすもの』という穏やかな感じのサブ・タイトルが付けられていますが…
実際の金星の地表はプレート構造がないため、熱の蓄積が限界まで高まり、何らかの原因で入った亀裂から溶岩が流れ出している様で…表面の85%は溶岩で覆われているのだそうです(↑こんな感じ ゚д゚ lll


僕も、HFC134aを扱う人間なので偉そうに言える立場ではないのですが…
地球温暖化に二酸化炭素(CO2)が関係している事を否定するしている恒例の"とんでも科学"信仰が、まだまだ沢山いらっしゃいますね。
この金星の状況を題材に、僕は40年前に小学校で地球温暖化問題について習いましたが(HFC134aは、その頃あったかな? '、';)…


金星は、温暖化対策に失敗した地球の未来の姿を暗示しています。
金星探査等については、なんとか宇宙規模で考えて欲しいモノです。

金星(或いは火星)をテラフォーミングでもして移住する技術を人類が持つ様になれば、地球温暖化も怖くなくなるのかもしれませんが…「駄目なら次の星」では、よくSciFi映画で地球を襲いに来る地球外生命体と同じになってしまいますよね。そういう悪役は嫌だな。




水星

January 02 [Mon], 2017, 17:07


ご存じの通り、太陽に最も近い公転軌道を周回している、太陽系で最も小さい惑星が水星…ですよね(今のところ ^-^;)
木星の衛星ガニメデや土星の衛星タイタンより小さい惑星です。

地球より外側の惑星については徐々に探査が進んできた感がありますが、内側の太陽に近い惑星の探査は中々難しい様ですね。
公転軌道の離心率も、太陽系惑星の中で最も大きく(冥王星は、準惑星にカテゴライズされましたので…どうでも良い事ですけどね ^-^;)…地球の黄道に対し公転面に7度の傾きがある関係で、平均7年に1度しか観測できるタイミングがないのだそうで…
個性的な太陽系の惑星の中に於いて、クレーターだらけの比較的平凡な岩石系天体に見えますが…そのため、中々興味深い"謎"が、まだまだ沢山ある様です。
例えば… 表面的には地球の様なプレートテクトニクス等の運動はないのに、全体的に縮んでいる(次第に小さくなっている)…とか、他の惑星に比べて地殻が大きい…等々…

来年、打ち上げ予定のJAXAとESAの共同プロジェクトBepiColomboが楽しみです (^-^)

1965年にレーダー観測が行われるまでは、同様に潮汐力の関係で、常に太陽に同じ面を向けて自転していると考えられていたそうです。
YouTube等でも よく見かけますが… こういう現象を"七不思議"や"謎"、"地球外知的生命体の…"等と大袈裟に騒いでいる自称天文知識人の輩も多い様で…僕も"未知なる事象"に興味はありますが、"なんちゃって科学者"の嘘に騙され、拡散しないようにしてくださいね。

↑動画では、水星の1日を60フレームで表現しています(因みに、フレーム・レートは1秒に30フレームでレンダリングしています)
公転周期は約89.97日と自転周期より長いので、1周する毎に水星の影が最初の位置に戻ってしまいますが、見逃してやってください m(_"_)m

以前、VRMLで作った太陽系モデルで使用していたテクスチャは、1974年から1975年にNASAのマリナー10号により撮影された水星表面の画像で…太陽の周囲を2回公転する間に3回自転する関係で、地表の約40%しかありませんでしたが…今回は、2008年に探査を開始したNASAのメッセンジャー探査機による(多分 ^-^;)画像を… ('、';
北極付近が黒いのは … 加工していないからです (^-^;




地球1日分を60フレームとして、それを基準に水星の動きを表現すると… 地球の1日で、水星は↑この程度しか自転しません。
比較的離心率が大きいので、水星の自転周期と公転周期が一致するのは遠い将来かと思われますが、太陽の潮汐力で徐々に遅くなっているのかもしれません。




噂通り、カロリス盆地(↑画像中央やや右側)は大きいですね。
こんなに大きな天体の衝突があれば、確かに質量の大部分が外部に吹き飛ばされ、地殻の割合が大きくなった…という説は説得力がありますね。


次は金星の予定ですが… 金星の自転は、もっと遅いので…動画になるかな… ('、';




2017年、あけましておめでとうございます

January 01 [Sun], 2017, 0:00


今年もよろしくお願いしま〜す (^-^)



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