5分の遅刻 2 彼女 

2005年11月18日(金) 3時31分
 その後何年も忘れられない彼女との出会い。

それは運命だったのかもしれないけど。。。まさかここで出逢うとは 思わなかった。


1997年4月。

2つ年上の彼女に出会ったのは、高校入学してすぐに入部した演劇部の部室。。

彼女は演劇部の部長だった。。

小柄だけど、気の強そうな人。。。。そんでもって 。。ちょっと苦手かな。。。

第一印象はどちらかと言うと  良くなかった。

だけど

その日から4ヶ月間、自分には何が起こっていたのだろう。。。


授業よりも、新しくできた友達と騒ぐよりも、部活が楽しかった。

たくさんいる先輩の中で、彼女が一番、演劇が心から好きなんだと分かった。

気の強そうな雰囲気をわざとつくってて、本当は笑うと可愛いということが分かった。

3年の教室の前を通ると必ず彼女を探すようになった。

気の強そうな雰囲気をわざとつくってて、本当は笑うと可愛いということが分かった。

彼女の好きだと言う俳優や、アニメのキャラクターは嫌いになった。

彼女の自分に対する「年下扱い」を不快に思えた。


彼女の事を考える時間が 長くなった。


1997年8月。

今でも覚えている。

夏休み。 誰も居ない3年の教室。 窓の傍。 風。 

目の前には 好きな人がいた。

グラウンドが騒がしい。 冷たい机。。

目を閉じている。 近づいても気付かない。

呼吸が聞こえる。 まつげが長い。 いとおしい。


言葉では伝えられなかった。

彼女の唇からは拒否がなかった。


  

5分の遅刻 風邪 

2005年11月17日(木) 5時20分
誰にでも「何年経っても忘れられない恋愛」ってあるだろう。

恋焦がれて付き合って、今思い返せば些細な事で別れてしまった恋。

時間が経つにつれ気付く、数少ない「本当に愛していた人」との恋。

今に不満はなくても「あの頃に戻りたいか」と問われれば、

ほんの少し、考えてしまうような  そんな恋が。



2005年11月。

 すっかり肌寒くなって、寒さに弱い私はもうコタツと風邪薬を2つ用意した。

付き合い始めて2年3ヵ月になる恋人と早速コタツでゴロ寝をし、風邪をうつしあい、

同じ症状の薬の、錠剤と細粒剤。

二人でご飯を食べ、ふたりでそれぞれが飲みやすい形の風邪薬を飲む。

 今年は年末に田舎に帰る予定もなく、このコタツを囲みながらクリスマスを過ごし、

食べきれないほどの鍋料理を作り、大晦日のK−1にお金を賭けて二人して

必死に応援して、大はしゃぎをして年を越すだろう。

 
そう今年も冬がくる。

毎年風邪をひくが、風邪で高熱を出しながら雪の吹きすさぶ中、

7キロも自転車をこいで会いに行った人がいる。

8年前、 当時付き合っていた彼女だ…。







 










  
P R
「未来の作家をみんなで探そう!」という文章を見て、ブログを立ち上げました。自分の昔の恋人の事を書いています。 もし、本になることが出来たら、もう二度と会わないであろう、その人に、どんなに5分という時間を後悔しているか、どんなに出逢えたことを感謝しているか、そして誰よりも幸せを願っていることを、間接的に伝えることが出来るかもしれない。 そう想いながら書いています。 人様からはなかなか理解されない恋でしたが、こういう形で今、素晴らしい出逢いだったのだと、読んでくれた方々に伝わると幸いです。
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Saki
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