モリシが宮部

July 12 [Tue], 2016, 3:17
たまりに溜まった持ち物の山中。そこから抜け出したい。生涯をシンプルに目指す。そんなお願いもむなしく、私たちはたくさんの物を保ち続けている。

その長所の一種は、自慢や「あとで」という先延ばしかもしれません。でも、カタチが多すぎる最大の長所を知っていますか? それは、動揺だ。

必要のない物を買って仕舞うのも、捨てられないのも、動揺が起因だったのです。

下記の実情を想像して下さい。思い当たりはありませんか?


・「必要になったときのために」という理由で、トラベルにいらない物を持って行く/ガレージがガラクタだらけ:これは、必要なときにカタチが弱い点に対する動揺だ。つまり、平安と確実性の不備に対する動揺だ。

・「何が必要になるかわからない」という理由で、次の催し物またはトラベルのためにたくさんの物を買いこむ:調節手薄に対する動揺だ。言い換えると、これも平安と確実性の不備に対する動揺だ。

・「次扱うかもしれない」という願望があり、譲り渡すとその願望を失うことから、誌や意欲的なグッズ(弾いた点のないギター、使いもとめる訓練設備)を手放せない:これは、魅力的でないわたくしに対する動揺だ。

・「記念を失いたくない」という理由で、自分にとって大切なセンチメンタルグッズを手放せない:じつは、そのグッズが現す情愛やコネ(祖父の上着が情愛関係を表している場合など)を失うことがこわいのでしょう。これは、近頃生じる情愛が十分でない点に対する動揺だ。

・「高かったから」「無駄にしたくない」という理由で捨てられない:じつは使っていないので、保管しておくほうがムダ。面倒言い難いことですが、これはそもそも買ったことが悪行だった点に対する動揺だ。とはいえ、近々情況が改善することはありません。これは、こういう機会がOKにならない点に対する恐怖であり、不確実性の動揺と言えるでしょう。
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