お知らせ。 

2006年03月25日(土) 17時50分
なんの前触れもなく、急に更新停止してしまってすみません。
管理人の諸事情により、これからしばらく、正式に更新停止致します。
詳しいことは、サイトの日記に書いていますので。
このページのリンク集からサイトには飛べます。

できるだけ早く再開できるように頑張りますので、少々お待ちいただけると嬉しいです。

すみません。 

2006年03月18日(土) 23時59分
ごめんなさい。

ごじゅうよん。(散々ホリデーその5) 

2006年03月17日(金) 19時22分
「「お父さん!?」」

双子が叫ぶ。

「え?三上がお父さん!?」

春乃も叫ぶ。

あぁもう訳分からんことになってきた。

「とりあえず、お前らとゆうひは兄弟で。迷子になったゆうひをお前らは探してた。そこまではいいな?」

双子に問うと、

「え、あ、はい。その通りです」

「・・・・・・・」

女の方が答え、男の方はまるで幽霊でも見るかなような目付きで俺を凝視している。

「ゆうひがなんで俺と一緒にいるかというと、俺を父親と間違っているらしくてな。で、お前らも俺を見て驚いた」

つまり・・・・。

「三上ったら15のくせして3人の子持ち!!?」

えぇい、貴様は黙っとれ。

俺を父親と間違うのがゆうひだけなら、「コイツ馬鹿だから」でまだ説明がつくが。(失礼)
思考もしっかりとしてそうなこの双子まで俺を見て驚くくらい。
こいつらの父親と俺は似ているってことだ。

「君達のお父さんと三上って、そんなに似てるんだ?」

「・・・はい。そっくりです。お父さんの若い頃を見てるみたいだ」

男の方が答える。

「へぇ・・・ねぇねぇ、もう一度訊くけど、お母さんは私に「「似てないです!!」」

「もう、お姉さんったら何度言ったら分かるんですか!」

「しつこいですよ?」

「え〜・・・だってさぁ・・・・」

何をガッカリしてるんだコイツは。

ブーブー

どこからか携帯のバイブ音がする。

「あ、お母さんからメールだ、”早く戻って来い!”だって」

母親からのメールのようだ。

「というわけでお兄さん、お姉さん、俺達はこれで失礼します」

「お兄さん、ゆうひ預かっててくれてありがとう!」

「ぱぱ?」

男の方に抱かれているゆうひが、俺の袖を掴む。

「これからホントのパパに会えるってよ。良かったな」

少し、名残惜しいな。
ゆうひの頭を撫でてやる。

「じゃあな、ゆうひ!」

「ぱぱぁ!!」

俺と春乃に一礼して。
双子はゆうひを連れ、帰っていった。

「三上、随分懐かれてたね」

「まぁな」

「三上が父親に似てるんなら、私が母親に似てるってのが黄金パターンなんだけどなぁ〜」

「なんだそりゃ・・・・」


おわり。

ごじゅうさん。(散々ホリデーその4) 

2006年03月16日(木) 18時44分
一体何がそんなに楽しいのか。
俺の膝の上でご機嫌な歌を歌うゆうひ。

「ちゅ〜きぃ〜な〜ひと〜がっし〜んせぇきだったぴーしゅ!」

『好きな人が親戚だった』なんて救いようがねぇな。
ピースとかしてる場合じゃないだろ。

なんて心の中でツッコミを入れつつ。

「お前、馬鹿だなぁ・・・」

せっかく俺様に似てるのに。
勿体無い。

「ままが『ばか』はげいにんにとっちぇのほめことばだっていっちぇた」

お前は芸人かよ。

「そうか・・・お前のママも相当馬鹿なんだな・・・・」

「うん!ままもばか!」

無邪気な笑顔で自分の母を馬鹿呼ばわりか。
褒められてるわけじゃねぇんだぞ?

「ぱぱもばか?」

「アホ!誰が馬鹿か!!」

「ぱぱはあほ?」

「違げぇよ!」

なんだかんだ言って、懐かれてんな俺。
保父の才能でもあるのか。

「あ、三上ー!お待たせーってあれ?」

げっっ;;春乃が戻ってきちまった;;;
誤解されたらマズイぞ・・・。

「あーちょっと待て?誤解すんなよ、コイツはな・・・ってん?」

春乃の後ろにもガキがいる。
双子か?
男と女だが、2人共顔が瓜二つだ。

「お前、そいつらはなん「おねーたん!おにーたん!」

へ?
ゆうひが叫ぶ。

「ゆうひ!こんなとこにいた!!」

春乃が連れてきたガキの女の方も叫んだ。

「あ、君たちが言ってた迷子の弟ってこの子のこと?」

弟?ゆうひがこいつらの?
そういえば、どことなく顔立ちが一緒・・・・

「そうです。ゆうひ、おいで」

男の方が呼びかけると、ゆうひは途端に駆けていった。

「おにーたん!」

「もう、ゆうひったらこんなとこで何してたの?心配したんだよ?」

「ぱぱといっちょにいた」

女の方の問いかけに、男の方に抱かれたゆうひが答える。

「パパ?お父さんならお母さんのとこに・・・・」


つづく。

ごじゅうに。(散々ホリデーその3) 

2006年03月15日(水) 23時08分
そうか。『ゆうひ』な。

「で、歳は?」

「みっちゅ」

3歳ねぇ。ちっせぇわけだ。
とにかく、迷子センターにでも届けて・・・・。

「おし。じゃあゆうひ、付いて来い」

「やだ」

あぁん?いきなり反抗期かコラ。

「なんでだよ」

「ままがここでぱぱとまってていってたかや」

「ら」が言えてねーぞ、「ら」が。

「お前、パパ探してんだろが。俺に付いてくればすぐ会えるぞ?」

多分。

「ぱぱここにいゆ」

俺を指差すゆうひ。
だから、俺はお前のパパじゃねぇんだって!

「いいか?よーく俺を見てみろ。お前のパパはこんなに若くてカッコイイか?」

少しタレ気味の大きな瞳で穴が開きそうなくらい見つめられた。
俺様をタンコブ付きの中年(勝手に想像)と一緒にすんな。

「どうだ?俺とお前のパパは全然違うだろ?」

少し首を傾けて、困ったように。
だが次の瞬間ハッキリと

「ぱぱ!」

またもや俺を指差して答えた。
俺はそんなに老けてるのか!!?

「えぇいもういい!力尽くでも連れてく!!」

ゆうひの手を引っ張った。
が、さすがの俺様もちょっと大人気なかったか。

「ぅわーん!!!!!!!!」

ぎゃ!泣き出してしまった;;
やっべぇ、これじゃあ俺が悪役みてぇじゃねぇか;;;;

「ぱぱがぁーっっっゆーひおすてゆきらーっっっっ!!!!!」

わー!!!!
周りに誤解されるようなこと叫ぶんじゃねぇっっ;;;;

「わ、悪い!俺が悪かったから!泣き止め、な?」

頭を撫で、背中を叩き、どうにか泣き止まそうと必死になる俺様。
なんで俺がこんな目にーっっっ;;;;;

「ゆうひは男なんだから、もう泣かないもんなー?」

泣き止めー!お願いだから泣き止んでくれー!!

「ぅえ、ひっく、ゆーひ、なかなかったや、いいこ・・・?」

「おーイイ子だイイ子!すっげぇカッコイイぞ!」

泣き止むか?泣き止むか!?

「っく、ゆーひ、もうなかない!」

涙を拭い、口を真一文字に引き結ぶ。

「偉い!偉いぞゆうひ!!」

「ぱぱ、だっこ」

あぁ?泣き止んだと思ったら、今度は抱っこかよ。
メンドクセ「うぇ・・・・」

「抱っこかぁー!そーうかそうか、ほーら抱っこだぞぅ!!」

こ、子供って、疲れる;;;;;;


つづく。

ごじゅういち。(散々ホリデーその2) 

2006年03月14日(火) 19時28分
「ぱぱ!」

ベンチに座って春乃の雄姿を眺めつつ缶コーヒーを飲んでいたら。
どこからか声が聞こえた。

「ぱっぱ!」

また聞こえた。
舌ったらずな子供の声だ。
視線を下に向ける。
ベンチにやっと届くか届かないかくらいの背格好をしたガキがいた。

おいおい、どこの親父だよこんなガキほっといて。

「ぱぁぱ」

ほら、ガキが呼んでんぞ。
早いとこ答えてやれ・・・・?

はて?

周りをぐるぅりと見渡してみるが、ガキの父親らしき男は誰も居ない。
さっきまで、俺と同じ境遇であろう男達が数人いたんだが。
待つのに飽きてどっか行っちまったんだろうか。

ちっ!迷子かよ・・・・。
メンドクせぇなぁ。
しかしこのままほっとくわけにもいかねぇし。

ベンチから腰を下ろし、ガキと同じ目線にしゃがむ。
多分男、だよなぁ?
ちっせぇからよく分かんねぇが。

「おいガキっ」

「あい!」

呼び掛けると、威勢の良い声をあげた。

「お前、一応聞いとくが、迷子だよな?」

『迷子』の意味が分からないのか、不思議そうな顔で首を傾げる。

「まいご?」

「あぁ。お前、父ちゃん探してんだろ?」

すると、ガキは俺を指差して、とんでもない事を言った。

「ぱぱ!!」

・・・・・ぱぱ?

「・・・・・俺が?」

嬉しそうにこくんと頷くガキ。

俺が『パパ』?
え?ってことはこのガキは俺の息子?
おいおい馬鹿言ってんじゃねぇよ。
俺の身は潔白だ。
多分;;;;

「ぱぱ、おなかすいた」

ってはっっっ!!?

しっかりしろ俺!
コイツはきっと、俺を父親だと勘違いしてるんだ。
きっとそうだ。
まだちっせぇし、それくらいの間違いはするだろ?するよな?(何故か必死)

ガキを上から下まで眺めてみる。
・・・・なんか俺に似てねぇ?

いや、いやいや違う。断じて違う。
この世には自分と似ている奴が3人はいるって言うからな。
いくら傾国の美貌を持つ俺様にだって、似ている奴はいるんだろう。
うん。そういうことだ。しっかり俺!

「お前、名前は?」

「なまえ」

鸚鵡返ししとる場合か。

「自分の名前くらい言えるだろうが」

「ぼくのなまえ?」

そうそう。

「ゆーひ!」


つづく。

ごじゅう。(散々ホリデーその1) 

2006年03月14日(火) 0時11分
「三上!ちょっと三上!起きて!!」

・・・・んあ?
なんか遠くで春乃の声が聞こえる。

「三上!起きなさいってば!おいこらタレ目!!」

あれ?俺、なんか朝っぱらから暴言吐かれてる?
うるせぇなぁ、せっかくのバイト休みなんだから寝かせろよ・・・・。

「起きろつってるでしょうが!起きないと読むわよ?これ朗読しちゃうわよ!?」

あぁん?何読むって・・・・?

「え〜と、渋沢は言った。「三上、愛してる!!俺の全てを受け止め「ぎゃーっっっっ!!!????」

起きました!起きましたよ俺!!
布団から飛び起きる。

「最初からそうしてればいいものを・・・・」

分かった!
俺が悪かったからその同人誌はやめろ。な?

「分かればいいのよ。というわけで、出掛けるわよ三上!」

出掛ける?

「そう、女のジハードよ!!」

なんだそりゃ?

「いいから!はいさっさと着替えてホラ」

へいへい分かりましたよ。ったく。






こ、これは;;;;

訳も分からず連れてこられた場所とは、とあるデパート。
目の前で繰り広げられる、女達の凌ぎを削る戦い。
つまり、バーゲンセール。

「お前・・・あんなとこの行くのか・・・・」

「あたぼうよ!この日をどれだけ待ち望んでいたことか・・・・」

何故だろう、今日の春乃は妙に男らしい。
ところで、

「俺はなんのために連れてこられたんだ?」

まさか俺も一緒にあそこに特攻かけろとか言わないよな?
バーゲンセールの時の女は、ワールドカップの時のフーリガンよりも凶暴だと言う。

「俺はあんなとこに行きたくないぞ・・・・」

「大丈夫、三上が戦力になるとは思ってないから。私が勝ち取った戦利品達の運び役として連れてきただけ」

なんだ、荷物持ちか。良かった。
っていや、この俺様を荷物持ちなんぞに使うなんて、本来なら許されざることだが。

「ふ〜ふっふ〜腕が鳴るわね・・・・」

両手をバキボキ鳴らす春乃。
・・・・今のコイツには逆らわない方が良さそうだ。

「三上はそこの椅子にでも座ってて。私は戦地に向かう!!」

気合バリバリだなコイツ。

「ま、頑張って来い」

「うん、と〜つげきぃ〜!!!!!」

勇ましい掛け声とともにあの激戦区へと飛び込んで行った。


つづく。

よんじゅうく。(その時三上は) 

2006年03月12日(日) 18時34分
「あれ?春乃は?」

昼休み。
せっかく俺様が遊びに来てやったのに、アイツはまたいない。

「あ、リョウ君!委員長なら、さっき呼び出し掛かって行っちゃったよ」

「また職員室か?」

「うぅん、なん隣りのクラスの男の子に」

あん?男に呼び出されただとぉ?

「100%告白よね」

うぉ、原田!いきならい出てくんじゃねぇよ!
ビックリすんじゃねぇか。

「しかも、その呼び出した男子、色々噂があんのよ」

鈴木まで!
コイツラは神出鬼没か?

「色々噂?」

「そ。それも良くない噂」

「女の子に見境なくて、飽きたら即ポイだとか」

「女の敵よね」

・・・・お、

「おっ前ら!なんでそんな男の呼び出しにアイツ1人で行かせるんだよっっ」

顔を見合わせる原田と鈴木。

「一応止めたのよ?」

「でも、あの子が大丈夫だって言うから」

「アイツの大丈夫は当てになんねぇんだよ!」

「あら、あの子をよく分かってらっしゃるじゃない?」

えぇい、今はお前らと押し問答してる場合じゃねぇんだよ!

「行き先に心当たりは?」

「十中八九、屋上ね」

屋上か。

「分かった。サンキュー!」

「ちゃっと待った!」

なんだよ!?

「これドウゾ」

投げて遣されたのはサッカーボール。
俺には丁度いいアイテムだ。

「春乃に傷つけるんじゃないよ!」

「あほ!誰に向かってものを言っとる!」

俺様は武蔵森の10番だぞ!
っつってもコイツラには分かんねぇだろうけど。





「これで少しは進展するかしら、あの2人・・・・」

「どうだか。2人とも自分の事には疎いみたいだから」

「焦れったいのよね」

「まったくね・・・・」


つづく。

よんじゅうはち。(ヒロイン視点) 

2006年03月11日(土) 20時00分
「春乃」

名前を呼ばれて言葉を遮られる。

「目ぇ瞑れ」

「な、なんで「いいから目を瞑れ!」

言われた通りに目を閉じる。
すると、瞼に暖かいものが被さった。
三上の手。

「お前は、泣かなくていい時に泣いて。泣きたい時には泣けないんだな」

少し呆れ気味の三上の声。

「こんな事で、泣きたくない」

かっこ悪いじゃん。

「今は泣いとけ。俺様が隠しといてやっからよ」

「何言って・・・・」

「俺様の命令が聞けねぇってか?」

そ、そんなこと、言われたら、

「・・・・・・・っっく、ふぇ・・・・」

堰を切ったように感情が込み上げてきた。

「うぇ、うぇぇぇえぇぇえ・・・・;;;;;」

「その調子その調子」

後から後から溢れ出てくる涙は。
優しい三上が。

全部、三上の掌が受け止めてくれた。





「ひっく、あの男、ぇっく、大丈夫だったかなぁ・・・・」

「あぁん?あんな事された奴の心配なんかすんのかよ」

「だって、ひっく、三上の蹴ったサッカーボール、クリティカルヒットしたし・・・・」

「あーゆー奴の頭は元々悪いから、あれくらいの衝撃受けた方が逆にいいんだよ!」

「っふふ、何それ・・・・」

「お、受けた?」

「う、受けた・・・・」

あーもう、今度は笑いが止まらなくなっちゃうよ。
まったく。

「三上、大好き」


つづく。

よんじゅうしち。(ヒロイン視点) 

2006年03月10日(金) 18時50分
サッカーボール?

「お、ナイスシュート」

「っっっ三上!!?」

ホントに来た!?

「ま、ちょっと待ってろ」

悠然と倒れた男の方に近づいていく三上。
無理矢理男を叩き起こす。

「よ、お目覚めか色男?」

「ひっっっ;;;;;;」

三上の表情はこちらからでは見えない。
ただ、男がかなり怯えていることは分かる。

「勿体無いな。せっかくのご尊顔が、これからどのくらい変形するのか、なぁ?」

「や、やめ;;;;;;;」

「これからも人間でいたいなら、さっさと失せろ」

「う、うわぁあぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁ!!!??」

男は脱兎のように扉の外に消えていった。

「み、三上?」

「・・・・・・・・・」

「もしかして怒ってる?」

「・・・・・・・・・」

三上が私を見てくれない。
怒ってるんだ・・・・。
こんな面倒掛けて。

「ごめんなさ「あほ」

え?

「なんでお前が謝る必要がある?」

「だって、あんな男にヒョイヒョイ付いて行って、挙句こんなことになっちゃってっっっ!!!」

「いいから。お前、こっち来い。いや、まだその様子じゃ立てねぇか」

三上が私の傍にやって来る。
腕を掴まれて立ち上がらせられた。

「痛っっっ;;;;」

「っとスマン。もう少し我慢しろ。よっと・・・・」

フェンスに凭れて腰掛ける三上。
腕の中にスッポリ収まった私。

「震えてんな・・・・」

「・・・・そう?」

「恐かっただろ?」

「まぁ、ね」

三上の腕の中は暖かい。
すごく、落ち着く。

「私、馬鹿だね。あんな男に負けるなんてさ」

すっごい自己嫌悪。
すると三上は、

「お前は女だ。男に負けるのは当たり前」

でも、でもさ、私は・・・・。

「合気道かなんか習おっかな!そしたら・・・・」


つづく。
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ヒロイン設定
■代替テキスト■
■名前■
相川春乃(アイカワハルノ)
■年齢■
15歳
■属性■
腐女子・オタク・眼鏡。
■特記■
ボインである。
■その他■
随時更新。
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