「虚数」 曲解・僕がここへいることの最終意義

July 21 [Wed], 2010, 16:03
アン・イマジナリー・ナンバー
存在しない 数を数えて
アン・イマジナリー・ナンバー
存在しない 曲を奏でて

成立するトランプ・ゲーム
i など 架空の数なのに?
成立する人生ゲーム
愛して 架空の言葉でも

アン・イマジナリー・ナンバー
存在しない 言葉囁いて

私は貴方を愛してる

C Day

May 05 [Wed], 2010, 22:04
children's day
Side.N

「お父さん!おとうさんっ」
「‥‥どうした、ナティエ」
どうしたもこうしたも、ない。
今日は折角の久々のみんな揃っての、お休みなんだから。
「ねえ、お父さん、遊びに行きたいな、どっか」
「あ!いいね、俺も賛成」
予想通りゴシップくんも乗ってくれた。これで成功率はぐっと上がったはず。だってお父さん、ゴシップくんの言うことはたいてい、文句は言ってもその通りにしてくれる。
「どこかとはどこだ。明確に希望の目的地を述べろ」
「どっかはどっかだよ。あんたほんっと細かいな」
「お前は細かいことを気にしなすぎる」
「いーの、どうにかなってるんだから」
「そのままではいつか痛い目を見るぞ」
「見ねえよ。俺、運いいもん」
「言っていろ。だがどこかでは予定の立てようがないだろうが」
「うるせーな。じゃ、ナティに決めさせたら」
「えっ。あたし?」
いつもの言い争いだと思って適当に聞き流してたあたしはいきなり名指しされてびっくりする。
だけどゴシップくんは、当たり前の顔して言うんだ。
「つーかだって、こどもの日だろ、今日」
そういえばそうだった。
すっかり忘れてた、とあたしが言ったら、ゴシップくんは意外そうな顔をする。
「なんだよ。こどもの日だから言い出したんじゃなかったのか?今日の主役はお前だ、ナティ」
「うん、それすっごく嬉しいんだけどあたしただのお休みだと思ってた」
「ばーか」
「ゴシップくんには言われたくない」
「ああ、ゴシップには言われたくないだろうな」
「グロウまで!?」
そりゃあんたに比べりゃ誰だって馬鹿だろ、とか言い出すゴシップくんと、努力の結果だ僻まれる謂われはない、なんて言い返すお父さんのやりとりを眺めながら考える。
昔、あたしの生まれるずっと前はゴシップくんが全然言い返せなかったって聞いたけど、そんなの信じられないくらいこの光景は日常的。
さて、あたしはどこに行きたいかな。


children's day
Side.L

ええと。なんの冗談ですか。
「ほらあリュネ、早く準備しろよ。出かけるぞー」
「‥‥セル、俺今日も仕事入ってたはずなんですけど」
「なくなった」
「相変わらず強引なことしますね」
「はあ?俺はなんにもしてねーよ。自然消滅」
「するわけないでしょ」
「するの。そんなに仕事が大好きか」
朝一番にひとの部屋に乗り込んできて、何かと思えば出かけるぞ、だなんて。
俺の上司は相も変わらず強引で突拍子もなく、こどものように当たり前にわがままだ。
「だいたい出かけるって言ったって、どこか行きたい場所でもあるんですか?」
ふと疑問を覚えて、でもまあこのひとのことだ、何かしら考え済みに違いないと思いながらもした俺の質問に赤毛の上司はきょとんとした。
「ねーけど」
「ないんですかっ?」
「なんだよ、なくちゃだめかよ。いーじゃんかどこでも」
こどものようにふくれっ面をしてみせる上司に、だけどきっぱり「だめです」と言う。こういうところでなるべく甘やかさないようにしなくちゃ。
「ないんですか、行きたいところ。折角あなたがお休みをとってくれたんですから」
「リュネがそー言うなら考えるけどさー」
まだ納得しかねるようだけれど、ぶつくさ言いながらも考えてくれている。折角だからどこか特別なところへ、なんていうのは、本当は俺のわがままだけれど。
さて、彼はどこに行きたがるだろう?


children's day

しばらくの間があって、口を開いた。
「‥‥ピクニック」
「え?」
聞き返す声にもう一度、
「ピクニックに行きたい」
希望を述べれば。

Side.N
「そういうことなら決まりだな!おいグロウ、なんかサンドイッチとか作れよ!」
「あ、あたしの卵とハム入れてお父さん」
「俺の、たまねぎ入れんなよ」
「まったくお前たちは‥‥。少し待っていろ」
キッチンに立つお父さん、シートになりそうなクロスを探すゴシップくんとそれを手伝うあたし。
今日がいいお天気でよかったって、本当に思う。

Side.L
「いいですね。お天気ですし」
「だろ。あ、リュネのホットケーキとか食いたいな」
「‥‥わかりました、作ってきますから待っててください」
「待てよ、俺も手伝う――」
「待っててください」
「ちぇ」
彼の手伝いは役に立たないどころかこちらの作業まで阻害してくれることを十二分に了解している。
とびきり甘くしないと納得しないことも了解している。
今日がいいお天気でよかったと、心から思う。

Side.ALL
「――あれ?リュネさん」
「ああ、来てたんだ、ゴシップ」
「あたしたちピクニックなんです!」
「奇遇だな、俺たちもだよ」
「リュネの特製ホットケーキ付きだ!」
「俺たちだってグロウのサンドイッチがついてくるもんなっ」
「ねーっ。お父さん、早く早く!」
「休みの日にまでリュネット、お前と顔を合わせる羽目になるとはな」
「俺もそう思ってるよ、グロウ」


...Do you have A Happy Holiday?

ぶくろれぽ

April 15 [Thu], 2010, 21:56
・朝8:30に来るって。ってことは7:30くらいに起きればいいよね。
・と思ってたら6:20頃に友人そのいち、ルリからメール。
・相変わらず早起きで結構だが、少し他人の都合というものを考えたまえ。
・叩き起こされたばかりの紫遠はいつもより文が馬鹿です。
・結局二度寝。

・電車の時間ぎりぎりに友人そのに、タニが登場。
・電車には間に合ったが集合時間はオーバー。
・相変わらず遅刻がちで全く結構ではないが、何故かいつも間に合うのはなんの妖術だ。
・とかなんとか言ってたら今日は雨でバスが遅れたんだとか。
・バスが遅れても大丈夫な時間帯に行動なさい。
・電車に飛び乗る。

・池袋到着。友人そのさん、捺美を待ちます。
・案の定迷子発生。
・ルリの携帯に電話入る。ねえどこにいるの?お前がどこにいるんだ。
・わかんない。
・はあ?ルリの携帯を奪った紫遠、そのまま説明された辺りをうろつく。
・超デジャヴ。
・その後なんとか巡り会う。お前タニと大分服装カブってるぜ。いつもだけど。

・とりあえず献血にゴー。
・あ、献血カード忘れたわ。
・事前にカードを探せと言ったためちゃんと探してちゃんともってきたルリにここぞとばかりに文句を言われる。
・うっせーな。
・ところがルリが予防接種のために献血できず。タニは前回同様辞退。
・結局また四人来て二人かよ。
・と思ったら更に捺美が貧血でぶっ倒れ。
・慌てて点滴を受ける。
・血を100抜いて点滴500入れたら水分差し引き400増えたことになるよね。
・一時間近くかかると聞いてタニが本屋に。追うルリ。
・薄情者どもめ。

・一時間ほど枕元で喋る。
・捺美復活。
・薄情者どもはサンシャインにいるとのことなのでぼちぼち向かうが、
・…迷った。
・ルリに電話。「こないだも来たじゃん!覚えてないの!?」
・残念ながら覚えてませんでした。
・ルリの説明通りに移動。
・すると、ちょっと違う場所にサンシャイン発見。
・到達するなり再びルリに電話。「で今どこだよ」
・入った階から動いてないが、ルリの話を聞く限りでは入った階が恐らく違うので別の階にいるのではないかと説明。
・理解しない馬鹿。
・「だから!違うフロアにいるっつってんだろ!」
・「でもあたしたちも入った階から動いてないから、」
・理解しない馬鹿。そして紫遠の推論がドンピシャ。

・なんとか巡り会ったので昼飯。
・タニ、お前が決めろ。お前が一番うるさいんだから。
・「こないだはなんだっけ?」
・「お前からラーメンってごねたけど急に定食屋みたいなとこにしたじゃん」
・「あ、ラーメンいいねラーメン食べよう」
・…好きにしてくれ。
・ラーメン食いつつ船酔い男の話など。
・は?俺?俺は話すネタなんかねーよ。
・結局暴露。てめーら今にご覧遊ばせ。

・サンシャインでうろうろ。
・わがまま勝手二人をほって、紫遠とルリでゆるーり見てまわる。
・ルリ「柄が違うのがうちにあるんだけど…どうしよう」
・紫遠「迷うくらいなら買ってしまえ」
・みなさん、決して紫遠のような人間に判断を委ねてはなりません。
・そういや着てんのかな、あのスカート。

・どこかへ消えていたわがままシスターズから電話。
・「帽子めっちゃ安い店あるから!教えてあげようと思って!」
・そう、紫遠も買い物する予定だったんだ。ハットかハンチングか黒いやつを、と。
・「で?どの店だ」「わかんない。キティちゃんの前」
・長蛇の会計トラップに嵌まったルリを放置して帽子探しの旅に。
・結果、ワンコインでカンカン帽購入。
・安かったからついでに何か買うぞ。
・業者の思うツボである。

・再び本屋へ向かうというタニとそれを追うお目付け役のルリと別れ、
・青い看板の例の店へ。
・やっぱテンションあがるわー。二人できゃあきゃあ。
・が、懐が寒かったため特に購入品はなく。
・ルリからの「タニが疲れたらしい」という連絡により退散。
・買い物してないのに何だろう、このほくほくした気持ち。
・更に道すがら、チラシを配るメイドさん発見!
・チラシくれるかな、とわくわくしつつ通りすがる。
・「お嬢様のお帰りをお待ちしております!」
・ひざまづいてチラシを渡される。受け取る。振り返って二人で手を振る。
・行ってみたいよね。 ね、一回ね。
・よし飯食って帰るぞ!

・タイ料理かなんかの店。
・超にんにく。
・お前の携帯画質いいだろ貸せよとタニに言われる。
・渋々貸す。運ばれてくる料理を写メるタニ。
・ところでさっきからテンション馬鹿高い店員さんがいて好感持てて仕方ないんだが。
・あ、やっぱお前らも?
・会計その人だった。店長…だと…?
・ぜひともまた行きたいが機会があるかわからん。

・さあ帰るべ。捺美は一足先にお別れ。
・いいかまた会うぞ。メイド喫茶行くぞ。
・タニとルリと、電車に乗って帰宅。
・この辺で既に紫遠には突っ込む能力が残ってない。好きにしろお前ら。
・好きにするやつら。
・八時に帰るとか言って結局帰宅は九時を過ぎ。断り入れてよかったー。