お引越しのお知らせ 

May 31 [Mon], 2010, 7:00
転居
転居
大事なことだから何度かいいます
やうつりその先は。
http://ameblo.jp/yn-k0218/
ありがとうございました。よろしくです。

半神半戯 

September 27 [Sun], 2009, 1:16


コサック!?大正風外套・・?
衣裳はともかく、音楽は好き。



夢ばかりみています。
秋だね。

勉強はキライなくせに学問恋しくなったり。
ドイツ読んだりファンタジー呼んだり。坂口安吾借りてみたり論文ひっくり返したり。

芸術ナシの自分らしさってナニって感じに。

やっぱソッコー戻るかもしれない。

よく考えようと思う。


***

斎藤孝さん推奨『偏愛マップ』に挑戦いたす。


【舞台芸術】

キャラメルボックス
ヨーロッパ企画
ラーメンズ
サスペンデッズ
FUKAIプロデュース羽衣
劇団木霊

MODE/松本修(演出)
野田秀樹(作・演出・俳優)
ケラリーノ・サンドロヴィッチ(作・演出)
前川知大(作・演出)
井出茂太(振付)
トマス・オスターマイヤー(演出)
テネシー・ウィリアムズ(脚本)

世田谷パブリックシアター
シアタートラム
新国立・小劇場
新神戸オリエンタル劇場
シャウビューネ
アトリエ・スタジオとか稽古場系
にしすがもとか精華小劇場とか体育館系


【ドイツ】

ゲーテ
カント
フロイト
グリム
ミュンヘン
あの電車・バスの適当なシステム
ストリートパフォーマンス
なぜか昼間からビール
レバーソーセージ!
映画『厨房で逢いましょう』
城類
バーの中にある小劇場
あの無駄に冠詞がフレキシブルな言語


【児童文学】

岡田淳 (近所の小学校の先生だった。)
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ (ハウルの作者)
ボローニャ国際絵本原画展 (毎年行ってる。)


【美術】

レンブラント
ピカソ
ダリ
笹倉鉄平
吉川龍
エミリー・ウングワレー


【音楽】

林檎、ミスチル、宇多田、BONNIE PINK、EGO WRAPPIN'、LOVE PSYCHEDELICO
BUSTED、Stacie Orrico、Garbage
ジャズ、クラシック色々。


【インテリア】
デザイナーズチェアが大好き。


【マンガ】
BLEACH、鋼の錬金術師、ホタルノヒカリ、彼氏彼女の事情。
遍歴で言うと「なかよし」→「ジャンプ」→「マガジン」だったけど・・


【カフェ・飲み屋】
オシャレなお食事処大好き。
馬場の「マルハチ」 三茶の「CARMA38」
六本木でもよく巡り合うが、酩酊してるので覚えてない。


【散歩】
電車で遠出より、近所の散歩。


【PC】
「親指シフト入力」
「ペンタブレット」
など妙にマニアックなこだわりあり。


【ケータイ】
infobar2。丸みがサイコー。


【高校野球】
最近見てないけど。高校の時球場で売り子やってた。


【大戸屋】
バイトしてた。サービスと味へのこだわりが凄い!社員さん尊敬。


【夜行バス】
あの特別感が良い。ここ4年、帰省に新幹線を使ったのは1回だけ。


【飛行機】
空を飛ぶのは好きだ。いつかスカイダイビングしてみたい。。
窓から見える下界と雲が好き。


【韓国】
好きというか文化なので。
食!クジョルパン、サムゲタン、チャプチェ、チヂミ、テールクッパ、冷麺大好き。
サムルノリも好き。チャング習ってた。


【百人一首】
すごい強い。


【パズル】
脳系クイズとかも含め、勝負事だとなお燃える。



・・・こんな感じ?
ていうか2人1組で見せ合わないと意味ないんでした。
なんか演劇は偏愛というか、専門性高すぎだな。。

積み重ねる週末 

September 06 [Sun], 2009, 23:50


会社員ぽい生活を送っております。
朝〜終電ではありますが。今週金曜はホテルでパーティー本番ではありますが。
並行して某クーポンブックやら某ドネーションを進めております。
本当になんでも屋さんです。

あー劇場に戻りたい。
色々5ヶ月与えられて学んで探って結びついて導かれて、
理解されずとも「なんか大変そう」「なんか楽しそう」なお仕事で。でもとても普通。
最先端の技術とか珍しいものは、見慣れてしまった・・・
既に感動失ってる。。

昨年はドイツにいたからなー。感動満載だったなー。
シルバーウィークは芸術の地『直島』に行ってこよう!

自分が革命的なことを仕掛けたいという欲求はあるけど、ここではちょっと難しいのかもしれない。
「場違い」感がついてまわる。流行興味ないからなー、ミーハーていうよりはマニアだものなー。
会社のモチベーションアッププログラムによって超下げられてるしな!

そんなかんじでしばらくは悶々しそうな。

企画職 

May 17 [Sun], 2009, 1:39
ゼッタイ イヤホン 推奨。。




ジョブローテーションも残り2週。
今週は企画チーム、のびのびできて楽しかった。

ただし、「アイディア出し」はいつでもどこでもひとりでできるお仕事なので、休憩のタイミングは自分次第だが休憩ができなくて頭いっぱいでふと顔をあげたら時間がたっている。おそるべし。没入。

あと2週だけど、早めに配属を決めてしまおうという話があるらしい。
だから最後の週にまわる予定になっているチームには絶対配属されない?とか。
それを聞いて新人が少し混乱している。私も結構混乱している。
早く配属決まったほうが覚悟が決まっていいよ、とずっと思ってはいたけど、
あと途中で方針が変わったというのは、もしかして新人の成長が認められたということなのかもだけど、
やっぱり公平に見られないのは、そこはどうなんだろう。
でもなんか見る気がある時の人はしっかり見ていたはずなわけで、それどうなんだろう。

企画か制作か、はそれなりにモチベーションに関わってくるところだけど、
最終週に企画チームの予定のあの子はどうなるのだろう。私どこに行くのだろう。
『適性』の判断ってどこまで信頼できるんだろう。

評価なんて全く気にしない状態のほうが、やってて楽しいし積極性も増すし、評価された時 素直に喜べる。
だから評価は、あんまり意識させないでほしいなぁ。だな!
という話を同期とかにしてみよう。よし!

新社屋へ 

May 07 [Thu], 2009, 21:21

なんとなくJABBERLOOP。
4音めがスキだ。

GW明けより、会社が引っ越しました。
真白で、ガラスパーテーションで、ワンフロアぶち抜きで、廊下にソファとか並んでて、めっちゃキレイ。
就活で訪れた某ミッドタウンや汐留の会社を思わせる・・・。
前のあのカオスビルが夢のよう。いい時期に入社したなあ。

色々考えた結果、今年の目標は「インテリアプランナー」資格取得にしようと思う。
独学で、図面とか引けるんだろうか。多分受かったらものすごいことだと思う。
もう一度大学に入るか、専門に通うレベルのすごさだと思う。

でもやっぱり、テストの日がないと勉強できない子だし。
あと広く浅くなんにでもなんとなく興味を持つのが苦手だから、
一個深く根をおろして、そこから枝を広げていったほうがよさそうだ。

理系の勉強なんていつぶり。
それよりもパワポの速度を倍にしなきゃが先ですが。

ゼロ地点 

May 04 [Mon], 2009, 18:46


最近、たまたま森広隆の「新しい兵器」って曲を聴いた。
和製イマジンなすごい歌詞の上に素敵サウンド!
なんか、メジャーからインディーズに戻ったってのもカッコイイし、納得だ!
ライブ行きたいかも。

近況報告。
4月の最初2週間は、座学研修。
広告業界・PR業界・イベント業界・会社の組織・業務システムについてなど。
結局同期が、新卒10名+中途4名くらいに増えていて、感激っす!
(年末までは4人の予定だったのだ・・・)
しかも14人中、女10人。会社としては圧倒的に男多いのに、うちの代だけ実に2:5。男ガンバレ!

後期2週間〜5月いっぱいは、実務研修。
各チーム(部署?)を、ローテーションで一週間ごとにたらいまわされるのだ。
そして選抜されるのだ・・・。
ローテーション最終日、チーム長の皆様が「こいつがほしい」ってドラフト会議をして、新人の本配属は決まるんです。スゴイ企業文化。

エキストラ出演。
うちの会社は新製品の発表会なんかを企画・制作しているのですが、
その「新製品の、発表会用の、映像」の、ロケに参加してきました。エキストラです。新人はなんでもやるんです。
ロケ場は新宿の某高層タワー前。30秒くらいの映像なんだけど、CM屋!てカンジの映像チームに紛れてワクワクの現場でございました。
これはインナー用の映像だからいいけど・・・TV局のADさんなんかも結構エキストラ出演率高いのかもなぁ。
わざわざ雇うこともないので、少人数のエキストラはそのへんのスタッフでやっちゃうらしいんですよ。

現場以外だと、打ち合わせ、リサーチ、資料作成、問い合わせ、おつかいなどがローテーション中の仕事。
なんせ一週間ごとに部署を異動するので、あまり責任の継続するような仕事は来ないのですよ。
5月はあと3チーム・・・。
正直、生殺しなので早く配属決めてほしいなっ。
営業・制作職はビジネス!て感じで好きなのだけど、最近は企画職を志望。
来週から企画チームの研修!に向けて、今いろいろ独学中。

同期は女の子が多いのもあるけど、結構個性的。
ビジネスマナーとかはアレだけど、面白いからアリかみたいな扱いを受けている(笑)
逆に私はイマイチ人に懐かないけど、仕事できるからいいかみたいな扱い(笑)
厳しいお仕事ではありますが、みんなたくましく生き残っていきましょう・・・。

そんな同期たちに大いにウケた、私が劇団新人の頃の演出家の至言「お前らは原人だ」について。

お前らはさ、演劇に関してはシロウトなのね?マジ何もわかってねーのね。
原人みたいなもんよ。
だからさ、原人に『喧嘩に勝ちたきゃ、腕立てしろ』っつってもさ、しねーじゃん。わかんねーからさぁ。
でも、てめーらは原人なんだから、人間の俺の言うこと聞いてりゃいーんだよ。
自分は原人だと思って、俺が腕立てしろっつったら しろ。
そしたらゼッテー喧嘩に勝たせてやるから。


至言・・・!!
世界の全ての新人に捧げたいぜ・・・!

日記の公開 

April 22 [Wed], 2009, 23:54
ごぶさたです。

学生時代の悩ましいブログは閉じてしまって心機一転 別ブログを立てよう、と思ったのですが、結局続きから再開することにしました。

というのも、自分にはえらくサバサバした、日常のよしなし事を写真つきで紹介するような日記を毎日更新することが性に合わないと思ったため。

そういう報告書のたぐいは、仕事で十分なのです。
日記くらい文学的でもいいじゃないか、と。
別にフィクションは書かないけど。
でもクサイこととか、詩っぽいことくらい書いてもいいじゃないかと。
内面の探究、大好きだからどうしても。
というわけで、お取引先や先輩に発見されても恥ずかしくない程度で日記公開を続行する所存。

たとえばこんなかんじ?(2007年夏の日記より)

***
人の、どうしても変えられない最大の欠点と、
誰にも真似できないすごく素晴らしき能力というのは、
表裏一体だと気づいた。
それが、自己演出を取り除いた、『その人』ということで、アイデンティティと呼ぶべきものなのだ。

たった一つ、本人にはどうしても変えられない良いところと、悪いところがある。
どうしても悪いところは、悪いとわかっているから、直したくて頑張ってみても直せないから、とらわれる。
どうしても良いところは、自分にとっては当たり前のことで、他の人がどうしても真似できないことに気づかない限り、ぴんと来ない。
だからみんな、自分に自信なんてわかない。
みんなそうなの。
本気で自分の悪いところについて考えたことはあっても、本気で自分の素晴らしいところを理解しようとしたことは、あまりないんじゃないでしょうか。

そうやって自分にもあてはめて、一つのアイデンティティを発見し、
ああ、私はこういうものなんだ、と、変に悲観的になることなく、納得できた気がする。

そうやって人を傷つけたり救ったりしているんだ。
それだけが確かです。
この事実は、悲しくも嬉しくもなく、
ただ涙が出るほどに愛しいことであります。
***

読み返して感動した。2年前の自分、めっちゃ達観してる・・・。
でも貼り付けるとやっぱり恥ずかしいなー。詩的だなー。さすが表現・芸術系専修だなー。
「涙が出るほどに愛しい自分」ですか。・・・この時期の自分、揺れてたんだなー。

こんな頃に比べると、情緒の豊かさが失われてしまったような気もしますね。
成長したり振れ戻ったりしますね、日々。

次回、ちゃんと近況報告します。

卒業の卒業 

March 03 [Tue], 2009, 16:01
卒業できます!おめでとう!
大きい声では言えないけど、124単位だよ。もはや全てが必修だったよ。
去年就活した時、とにかく取れるだけ最大の単位をとってるというすごい女の子がいた。すごい。
ある意味大学生をやりきってる。やりきってる人はすごい。それだけですごい。

卒業式には出ないと思う。もはやフェードインで社会人化したい私、
でも会社からアルバイトが入ってこないのでただの無職みたいになってる。
言ってくれればなあ。ここ5日間くらい普通に優雅なひとり暮らしセレブだった(無職だけど)。
いっそリゾートバイトに行ってしまえばよかった。

今夜実家に帰ります。8日の夜まで。
大阪の芝居も見るつもり。家族と落語にも行く。
はやいなー、3月だー。
意外に、3月までは芝居見られそうだ。見ちゃおうか。
一番見たいのはイデビアン・クルー「コウカシタ」。ダンスだけど。
あと友人の芝居も数本。

今夜、東京は大雪だそうですね。
そんな中、夜行バス。
夜行バスと言えばなんか昔ヘンな夢を見た気がしていて、
夜行バスの2時45分くらいに、携帯に電話がかかってくる。
それですごい恥ずかしくて、電話に出るんだけど、知らない男の人だかなんだかで、
ですぐに女の人に替わって、えーと、
結局最初の男の人が凶悪な犯人で、女の人が刑事っていう。
なぜ私に電話かけてきたんだ?っていう。なにサスペンスだっていう。
私の夢は、明日遅刻する夢か、一大エンターテインメントかどっちかである、だいたい。
なんかゲームの主人公みたいな夢も見たことあるな、昔だけど。
すごい大事な赤ちゃんを抱えてジープで仲間(?)と逃走。後ろから追っ手(?)が発砲してくる。
その赤ちゃんが、世界の鍵、みたいな。スピルバーグか。
あと見知らぬインドみたいな国に、母と兄に自転車で連れていかれて、
「ここどこ?」って聞いたら周りの群集がいっせいに振り返って、
「お前ユニバーサルスタジオジャパン知らねえのかよ!?」って見下ろされた夢。超こわかった。
あとトルーマン・カポーティの「叶えられた祈り」を読破した日の夜、
例によって(?)廃墟で戦闘に参加している私、
そこにスクリーンだかパソコンだかの画面が表示されて、
「(なんとかなんとか)・・・開戦を宣言・・・(以後略)・・・」みたいなニュースが出て、
「ああ、とうとう第三次世界大戦が始まったんだ。」と私は思う、という。こわかった。

今年の初夢は結構平和だった。
実家のマンション7階廊下から、下の公園を見下ろしている私。リアルだ。
そこで隣の中学校の剣道部が稽古している。(剣道部ないけど)
そこに女の子が三人いて、それが知ってる顔。
一人は劇団の2つ下の後輩。もう二人は、中学校の卓球部の1つ下の後輩。
劇団の後輩は私に気づいて、にこやかに会釈する。
中学校の後輩の一人は、私に気づいてすごく気になってるんだけど、それでも必死に素振りを続ける。
もう一人の中学校の後輩は、トテテ・・って感じで私の真下まで走ってきて、
「お?あ?先輩だーw」みたいなリアクションですごい手を振る。(カワイイ)
そして「三者三様だなー」と思う私。

夢分析に重要なのは、起きた一つ一つの出来事ではないそうですよ。
そういう夢の成分というか、アイテムみたいなものは、寝る直前に頭によぎったものとか表面的なもの。
深層心理を表しているのは、「その出来事について自分がどう感じたか」と、先輩が言っていました。
という話を聞いてから、ヘンな夢を見ると自分で分析してしまう。

ふー。
と、そろそろこういう文学的なブログはしめちゃいます。
再開するならもうちょっとビジネスライクに。
ひとまず卒業。

卒業 

February 25 [Wed], 2009, 23:40
学生から社会人へシフトの時がやってきました。
3月から、会社のアルバイトが入ってくる予定。でもまだ日時未定。うちのところはそんなかんじです。


もーここ数日、すごかった。
21日にバイト先の、私の送別会で、涙ながらに2時まで飲み、
すごい尊敬していたスタッフさんから頂いた花束を、嬉しさのあまり二次会場に置き忘れ、
家に帰って転んだらしく、起きたらひざにアザ、足首ネンザ。
ていうか8時45分からバイト勤務。これで私遅れたらウケるよねって言ってたら本当に遅刻。
スタッフさんと嬉しハズカシの朝のごあいさつ、22日。二次会で私は劇場のあり方について熱く語ったらしい。記憶はない。
二日酔いのまま、彼氏と別れる。
23日、劇団の同期とお別れ飲み。私が幹事だったのだが、三日酔いだし失恋してるしそれどころじゃない。
みんな、そんな私が楽しくていつになくノリノリで2次会。そしてやっぱり記憶がない。

なんなんだこの三日間。テンション的にも心情的にも体調的にも、酩酊したまま大事な別れが通り過ぎてしまった。
24日。やっと酔いがさめる。
25日。ようやくさみしくなって、泣けてくる。

お酒とうまく付き合える社会人になりましょうね・・・。
泣いたり笑ったり照れたりムカついたり、自分の状態に言葉がついていかない。
でももう、ちゃんとけじめをつけるべき時は過ぎてしまったから、フェードで立ち直っていくのを待たなければ。
自分史上2番目くらいみじめ。いややっぱり最高に情けない。
そして甘やかしてもらったと思う。

このブログもあと一回書いたら閉じようかな。
ブログ書いてもいいけど、社会人仕様にシフトしたい・・・。
プライベートなヨタ話は、やっぱり誰でもアクセスできるところに置いてはいけない。
自分は誰にどんな話ができるのか。誰なら自分のどこまでアクセスしていいのか。
それをあいまいにするというか、自己責任をうやむやにする行為だ、プライベートネガティブブログ。
「あいつがブログでこんなこと書いてたんだけどさー」ってかんじで人間関係に不安がよぎるというのをいくつか見た。

そうやって遠まわしに伝えようとしてるのね。
そうやって、ストレートなコミュニケーションから離れて何がしたいの日本人。テレパスにでもなるつもりですか。
テレパスなんて絶対つらいよ。きっと、なんでもわかってしまうのがつらいんじゃなくて、「わからないこともある」ってことをわかってもらえないのがつらい。

私は一時期トラウマの研究に興味があったんですけど、
トラウマって「向き合う」「自覚する」「実感する」ことで5割、
そして次に、「実際的に自分の生活ルールや、体質を、思いきって変える」ことによって克服しうるものだと思うんです。
難しいのは後半だよー。前半と後半の間の時期が地獄。
でも自覚したから克服したい。

はー、芸術と経済の間を行ったり来たりする私。
切り替えるのはヘタだから、両方とつながりを持てる文脈を身に付けたい。
さとりたいわ。でもそこに至るにはまだまだ未熟。

『片手の鳴る音』 

January 24 [Sat], 2009, 21:16
授業のレポートで書いたので、ついでに。多分長いですが・・・。
ていうかめちゃめちゃ良かったです。泣きました。
明日までやってるから、誰か見に行ってほしいです。


現在上演中!ネタバレ注意。 ↓↓↓





サスペンデッズ 『片手の鳴る音』
1月24日(土)14時開演の回、シアタートラムにて。

 舞台中央に、理髪店の店内。精巧だが造りこんだ風ではなく、簡素で素朴な雰囲気である。
客席側を鏡として、理容用のイスが2つ。店の部分は斜めの向きで少しだけ客席に張り出している。
下手に、店と隣り合っている主人公義男の自宅。二階建ての外観で、二階部分は窓、一階部分はベランダとささやかな縁側。理髪店からの階段が二階に続いているように見える。
物語は具象舞台である店内と自宅で展開するが、中央奥と上手に、「帆船」の帆が張ってある。
場内に入って最初に目につくのがこの帆で、青い照明に染まり光がたゆたうように揺れて、「海」のイメージが理髪店の舞台を包み込んでいる。
きれいだが、これが舞台を「現実から少しずらし」、独特の遊離感、浮遊感を与えている。

 湘南の海に近いある町で、主人公の義男は父から継いだ理髪店を経営している。義男には広子という姉がいるが、この姉が夫の浮気を知って実家に戻ってくるところから話が展開する。義男には幼なじみの克己・里美という兄弟がいて、克己は年の離れた若い妻との間に子供ができ、出産を間近にひかえている。妹の里美は7歳の息子を一人で育てている。その他に広子の夫の上野、上野の部下の神倉が登場する。
 この人物たちの数ヶ月を、時間経過をおきながら5シーンほどで描いている。主題は義男と広子が、幼い頃に出て行った母親を受け入れていく過程である。
義男には母親の記憶がなく、母親について話を聞くこともなかった。広子は母親に虐待を受けていたがそれを隠し、またそれが原因で子供をつくることに抵抗を抱いていたということがわかる。おそらく広子が30歳、義男が25歳くらいなのだが、その歳にしてようやく兄弟が家族のタブーに触れて、それを克服しようとするのだ。

 「こまやかで微妙な空気感」などと評されるサスペンデッズであるが、私が上手いと思ったのは「『劇的』でない空気感」をキープして進んでいくところである。ともすればドロドロしたメロドラマになりかねない人物と状況があり、また確かに観客が持ち帰るのもメロドラマ的感動であるのに、芝居自体に誇張めいたところがまるでないのに驚いた。
 おそらく芝居の根底に「ドラマを演じることへの抵抗感」があったためではないだろうか。どんなに劇的な状況で劇的に気持ちが高まっても「演じてたまるものか」とぎりぎりでこらえて「おさめる」気配が脚本と演技にあり、それがリアルである。

 例えば、上野が広子に対して「子供はなくても、二人でいられればいい」と告白するシーン。すれ違っていた二人が劇的に和解するかと思える場面で、克己が出産の知らせをもって飛び出してくる。克己が去り、ぜひとも広子から決定的に和解の言葉を返してほしいところなのだが、なんとなく話を続ける勢いを失って上野は風呂に入りに去ってしまう。
観客からはくすくす笑いが起きるが、その一連の「おさめ」方はごくリアルである。
そして次のシーンで、二人がその後なんとなく和解したらしいとわかる。
 克己が飛び出してくるのも、ともすればコントらしく爆笑をとれるポイントである。
しかしそうはならない、ちょっと気まずくてちょっと面白いだけで、しかしなんとなく決定的な瞬間は過ぎてしまってそこに戻るほどのテンションはない。
でも確かに決定的な瞬間は何かを変える。
日常にひそむ「劇的」のタネを、「とぼける」「茶化す」のではなく、「おさめて」包み隠す。
これは確かに現実的な態度であるし、誠実な人間描写だと私は感じた。

 時間経過をおいて人物の状況や関係の変化が描かれるのだが、そこにも劇的な「段階」は描かれない。
人間の関係が変化していくのは、何かを告白したとか、何かを確かめ合ったとか、劇的な出来事が起きた時ばかりではない。
「劇的」のタネを察知しながら、それを受け流しながら、次の関係がつむがれていく。
人間の時間のあいまいさと豊かさを、正確に描写した巧みな構成だと思った。
「片手の鳴る音」は禅問答から来ているが、「答えが無いというのは逆に豊かなことかも知れない」という作者のコメントに納得である。

 最初と最後のシーンだけ、イメージシーンのようになっている。
最初は義男が見る母の夢。最後は義男が店を通り抜けて帆船の前も通り抜けて、ジョギングに出かけていくというシーンだ。
確かに理髪店の中でのみ話が進むよりは演出のおさまりがいいような気もするが、イメージシーンならもう少し誇張した演出があってもよい。
義男の空気感がやはりリアルなので、シーンが半端に浮いてしまった感もある。
リアルを追求した空気感と、少し現実離れした味付けのバランスをどうとっていくかが課題と見て、今後に期待したい。
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● 広告イベント制作会社 勤務
● 2009年度 新入社員
● 学生時代は演劇人
● 西宮市出身

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