生きる

June 14 [Thu], 2012, 13:33
知らず、知らず、歩いてきた、細く長いこの道。
振り返ればはるか遠くふるさとが見える。
でこぼこ道や、曲がりくねった道、それもまた人生。
たしかにいつの間にか何十年も歩いてきた道、嬉しかったこと、悲しかったこと、憤りを覚えたこと、楽しかったこと、いろいろあったけど今は思い出として懐かしく思われる。
その道道で出会った人、手を差し伸べてくれた人田中みなみ 22歳、意地悪された人、一緒に笑い、一緒に涙を流し、肩をたたきあい、こぶしで小突きあった人、今どうしているだろう。
生きているだろうか。
昔生きるという映画があった。
黒澤明監督で志村喬が主役だった。
市役所の課長だが、早くに妻を亡くし、男一人で息子を育てた。
その息子も結婚し、熱々の生活、父親の面倒を見る余裕はない。
そこへ来て癌の宣告、余命三ヶ月という。
おの三ヶ月に何かすることは、と課長市民の要求の児童公園をつくる。
公園のブランコにのって、ゴンドラの歌を口ずさみ、満足したように目を閉じる。
生きるということはこうしたことなのか。
橋田寿賀子作生きるは東京で空襲にあい、津軽の故郷に戻った未希は母が癌にかかり、医療設備のない泊コでなくなったのがきっかけで、泊コ医療を心がける。
恋人のいるアメリカへの留学が決まり、幸せが手に入るのに、ソレを断り、ひたすら泊コの医療に打ち込む未希。
終戦後の荒れた世の中で、自分のことより人を救うことに力を注いだ人。
世の中にはこうして生きている人たちがいる。
自分のために生きるのではなく、人のために生きる、なんとすばらしい人生ではないか、そのためにはどうしたらいいのだろう。
道、果てしなく続く道、この道を全うしなければならない。
それは自分だけの道だから。
辛くても、苦しくても、歩いていかなければならない。
岐路に立って悩むときもあるだろう、道が険しくて、泣きたくなるときもあるだろう、それでも歩かなければならない。
人に頼らず、自分の足で、最後まで歩き続けよう、ソレが生きることだ。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:tfga1wir6n
読者になる
2012年06月
« 前の月  |  次の月 »
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
最新コメント
Yapme!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
http://yaplog.jp/tfga1wir6n/index1_0.rdf