カーズ/クロスロード+α261(あれから1年・・・・・・・)

September 18 [Mon], 2017, 20:00
ピクサースタジオの人気シリーズ第3弾なのだが・・・・。



Story
何度も優勝を果たし、
レーシング界のトップに立ったライトニング・マックィーンだったが、
2016年のシーズンでは、
新しいスタイルのレーシングカー ジャクソン・ストームが現れ、
マックィーンを抜いて優勝するようになったため、全く勝てなくなる。
それでも現役を諦めないマックィーンは、
シーズン終了後、新たなオーナーの下で再起をかけた調整に挑むが・・・・・。


感想
車というのは、少年から大人まであらゆる男性を魅了する必須アイテムのようだが、
メカ音痴の私は、生まれてからこの方全く車に興味を持つことがなかった。
子供の頃は、遊び仲間がミニカーやスーパーカー消しゴムを嬉々として集めるのを
何が面白いのかと思って眺めていたし、
車の免許も、自ら望んで取ったのではなく、
親から散々「学生時代に免許を取っておくように」と言われて、
渋々取得したものである。(結果としては、取っておいて正解だったが・・。)
今も通勤で車を使っているが、
乗っているのは、値段と燃費だけで決めたトヨタの大衆車で
自分なりの特別な拘りを持って買ったものではない。
そんな車に関しては全く興味のない私だったので、
車自身が主人公のアニメ「カーズ」にはあまり関心を持てず、第1作は観てもいない。
2作目の「カーズ2」は、観ることは観たのだが、これも
「いつも感心させられているピクサーの映画にしては凡庸な出来」と、
その印象は、ぱっとしないものだった。
そんなわけで、今回の「カーズ/クロスロード」も然程観たいわけではなかったが、
東宝シネマズの1ヶ月フリーパスがあったため、折角だから観ることにした。

ピクサー&ディズニーの映画では、
本編の前に必ず短編映画が上映されるので、まずはその「LOU」という作品について。
これは、かなり上出来の映画だったと思う。
休み時間に仲間から遊んでいるオモチャを次々と取り上げていたいじめっ子が
LOU(Lost and Foundから来た名前)というよく分からない存在に、
他人から取り上げたものを含め、全てのオモチャを奪われてしまい、
それを取り戻そうとLOUと攻防する中で、
かつて自分もいじめっ子にオモチャを取られて嫌な思いをしたことを思い出し、
奪い返したオモチャを取り上げた子供達に返すという話だったが、
アニメらしいスピーディーでコミカルな展開にワクワクさせられたし、
終盤では、しんみりとした優しい気持ちになるなど、
いつものピクサー&ディズニーの短編映画と同じく、非常に完成度の高い作品だった。
こちらの方は、90点までは付けられないけれど、85点にはなる映画だったと思う。



肝心の本編の方は、完全には満足できる作品になっていなかった。
まず、冒頭のレースシーンのスピード感に圧倒された。
互いに競り合いながら、レース会場を爆走するレーシングカー達。
観客が体感するそのスピード感は、
実写ではとても危険すぎて絶対に表現することのできないものだった。
正にアニメだから可能になったものであり、
アニメで表現できることの凄さに改めて目を瞠らされたのである。
ストーリー展開の点でも、最初に
「どんなに力のある者でも、時が経てば、若い新しい力に打ち負かされる。
 その時、打ち負かされた英雄は、どういう行動を取るのか」という
普遍的な命題が提示され、観客を惹きつける掴みとしては申し分がなかった。
だから、オープニングシーンでは、
「これは大人も納得させる、名作アニメの誕生か?」と期待させられたのだが、
残念ながらその後が続かなかった。



若い力に敗れ去ったマックィーンが再起するまでのプロセスに
観る者を納得させるような力強さがなかったのだ。
監督なりの人生哲学を織り交ぜながら、
この再起の部分の組み立てをもう少し上手にやっていたら、
もう1つ上のランクの作品になっていたのではないかと残念でならない。
この映画の重要なキーマンの1人(1台?)である、マックィーンの新トレーナー
クルーズ・ラミレスの造形やマックィーンとの関係についても、
観客の心にもっとインパクトを与える何かがあって欲ししかった。
それがあれば、ラストがもっと感動的なものになったと思うのだが・・・・・。

ただ、全盛期を過ぎたマックィーンに逆転優勝させるという強引な終わり方ではなく、
新たな若い力に道を譲り、伝説の継承に希望を繋ぐという締め括り方は良かったと思う。
本編の方は、満足とまではいかないが、
子供向けの娯楽映画として、それなりの水準にはなっていたというところだろうか。
ちなみに採点の方は、本編前の短編の魅力を加味したものである。


平成29年7月29日(土) イオンシネマ 75点



※ のんちゃんに関する小さな部屋

あれから1年・・・・・・・

このブログをアップするのは、9月18日の月曜日の予定ですが、
昨年のこの同じ月曜日に、久慈でのボランティアを終え、
岩手県から何とか無事に我が家に辿り着くことができてホッとしたことを覚えています。
あれから1年。
この1年間は物凄く短かった気もするし、
そう思う一方で、去年の岩手県での3日間が遥か昔のようにも感じられ、
今は何とも言えない複雑な気持ちでいます。

昨年は、能年玲奈さんが芸名を のんに改めて再出発し、
その のんとして初めて
朝ドラ「あまちゃん」のロケ地である久慈のお祭りに参加するとのことだったので、
是が非でも観に行きたいと思ったのですが、
6月か7月に宿を取ろうと思って電話をしたところ、
既にどのホテルも満室であることが分かったため、一旦は久慈行を諦めました。
しかし、8月末の台風で久慈は大きな被害を受け、
お祭り自体も中止になってしまいました。
私は、テレビのニュースで、「あまちゃん」が切っ掛けで何度も訪れ、
第二の故郷のようにさえなっていた久慈が水浸しになっているのを見て、
何とも言えない気持ちになり、「どうしても何かしたい」との思いが募りました。
そこで念のためにもう1度ホテルに連絡すると、「空室が有る」とのこと。
直ぐに予約し、久慈でボランティアをすることを決めたのでした。
ただ、その後椎間板症で腰を痛めたため、
「こんな状態でボランティアに行って、却って迷惑になるのでは」とも思ったのですが、
「どうしても行きたい」との思いを押さえられず、見切り発車で出掛けてしまいました。
幸いにも結果オーライで、半日と少しの僅かな時間だったのですが、
被災された2軒の家の泥上げを何とか足手まといにならずに手伝うことができました。
私はもうここ10年以上、週に1回以上のペースでジムに通い、
筋トレとランニングをやっているのですが、
この時ばかりは、普段から少しだけでも鍛えておいて良かったと思いました。



その日は、のんちゃんが渡辺えりさんと一緒に、久慈にお見舞いに来た日で、
私は「目的はボランティアなので、のんちゃんを見ることができなくても構わない」
と諦めていたのですが、取りまとめをされている団体の計らいで、
その日の仕事が早めに切り上げられたため、
何とかイベントにも参加することができました。
といっても、久慈の駅前は黒山の人だかりだったため、私はその後ろの方で、
大勢の人の頭の隙間から僅かに のんちゃんの姿を見ることができただけでしたが・。



あれから1年。
本当に色々なことがありました。
個人的には、6月末に母が亡くなったことが、この1年間で最も大きな出来事でしたが、
のんちゃんのことに関して言えば、
主演声優を務めた映画「この世界の片隅に」に対する応援を中心に、
それまでとは比べ物にならないほどの充実した時間を過ごすことができました。
その個人的なスタートラインとなったのが
去年岩手、久慈で過ごした3日間なのかもしれないと思っています。
今になって振り返ると、あの日のことは、やはり遠い昔のように思えますが、
まだ1年しか経っていないのですね・・・・・・。
実は、今年こそは久慈の秋祭りを見に行きたかったのですが、
昨年同様ホテルに電話した時には既にどこも満室で、
土曜も日曜も泊まることができないため、今年は行くことを諦めました。
できれば、この1年間で久慈がどれだけ再建したのかを、この目で確かめたかった。
2回ほど泊まったことのある第一ホテル。
昨年行った時は、台風で被災して休業中だったけれど、
再開しているようなので、是非もう1度泊まりたかった。
モカで卵サンドかナポリタンを食べたいし、千草のラーメンにも再度挑戦したい。
だから、5年連続での久慈行きは難しいかもしれないけれど、
近いうちにもう1度行ってみたいと思っています。

最後に、久慈市が1日も早く完全に再建することを、
そして、これから のんちゃんが今以上に活躍することを祈っています。




のんちゃん@能年さんのファンの方の集いの場として、
最も良いのが赤ポチさんのドンキホーテーだと思います。
まだ、訪れたことのない方は是非一度覗いてみて下さい。
 ドンキホーテ入口



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映画、テレビドラマ、小説、マンガ、演劇等が好きです。つまりは「物語」が好きなのです。昨年から『あまちゃん』にはまり、『あまちゃん』に出演していた俳優、特に能年玲奈さんを応援しています。
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