ハチミツと神話

December 05 [Mon], 2016, 17:13


ギリシャ神話の最高神としてゼウスがいますが、彼はクレタ島に住んでいた子ども時代にはヤギの乳とはちみつとで育てられたといいます。
育ててくれたのは妖精の姉妹なのですが、姉のアマルティアがヤギの乳で育てて、妹のメリッサははちみつで育てたのでした。それで、ギリシャ語ではアルマティアはヤギ、メリッサは蜂蜜という意味があるとされています。
太古の昔ではおそらくこの方法が栄養的にも最高の育てられ方ではなかったかといわれています。このように最高の育てられ方をしたゼウスは、父のクロノスを打倒して神々の王の座に着いたといわれています。
ただし、現代でははちみつを乳幼児に与えるのは、乳児ボツリヌス症にかかる恐れがあって禁止されています。
伝説ではゼウスはクレタ島で一番高いイディ山の洞窟で生まれたといわれていますが、彼はこの山で採取されるはちみつが大好物だったといわれています。生まれた場所がはちみつの産地とあればこのようにラッキーなことはなかったでしょう。
また、ゼウスの娘のアルテミスは「はちみつの象徴」とされています。メリッサ(蜂蜜)は女性司祭者の称号でもあったのですね。
ゼウスの孫の太陽神アポロンの息子は養蜂神アリスタイスで、前節ではアリスタイスが人間に蜂蜜を教えたといわれています。
太古の昔では人々は貴重なはちみつは大気中から露のように生まれる「神の恵み」だと信じられていました。古代ギリシャの習慣でも、「蜂蜜は神様と亡くなった人々の魂に捧げられるものでした。
お酒でもはちみつで作られたミードという飲み物は、「神様の飲み物」とされていたようです。アリストテレスも「動物誌」の中で語っていますが、はちみつはミツバチが集める分泌物ではなく、花にたまる露だと述べています。




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