「場の力」ってか、「人の力」? 

2006年10月31日(火) 8時10分

先日の日曜日、秋葉原に行ってみたんですよ。 秋葉原、いままで一度も行ったことなかったんですよ、実は。
決して馬鹿にしている訳じゃないんですが、ツレと「行こう、行こう!」と盛り上がった名目は、「社会見学」というものでした。
いや、ほんとに馬鹿にしてる訳じゃないんですが、テレビでアキバ系のみなさんの映像が流れるのをみるたびに、やっぱり相当違った世界に住んでいるのは間違いないわけじゃないですか。だから好奇心もそそられるじゃないですか。ほんとにみんなコスプレして歩いてて、お兄さんたちは、ほんとそれをパシャパシャ路上で撮影したりしているのかなって、気になるじゃないですか。
みんな缶詰のおでん食いながら歩いて、フィギュア買ったり、モー娘の振付はやっぱり完璧なのかなって、気になるじゃないですか。
で、行ってみて、すごかったですよ、やっぱり。駅前はコスプレイヤーとカメラ小僧で溢れていますし、等身大フィギュアやコスプレ衣装を売っている店はずらりと並んでいるし、メイドカフェのビラ配りもその格好でたくさんいるし、なんというか、とにかく町が一色なんです。そして物凄いエネルギーが渦巻いています。このエネルギーは、冗談じゃなく、やっぱり凄いです。欲求という感情が物凄く強くて、町がだらだらしていないんです。
こういう町というのはいったいどうやって出来ていくんでしょうか。
商店を始めとした「場」があるから、そこに「人」が集まる。人が集まるから店が増える。というスパイラルがどんどん進んでいるということはわかるのですが、いったいどうやったらそのスパイラルを生み出せるのか。
六本木ヒルズや、ディズニーランドとはちょっと違った「人を集めるかたち」のヒントがあの町にはあるような気がします。
なんていうか、計画的に整備された方法で人を集めているのではないし、企業の思惑で人を集めているわけじゃないところが、六本木ヒルズなどとは違うんだと思うのです。誰がやっているわけでもないし、マーケティングから始まったわけでもない。偶然の産物といえばそれまでですが、見ていると、これは「人の力」だな、とは思うのです。なにかとんでもなく斬新で巨大なアミューズメントやショッピングセンターのような、シンボルが人を吸引するのではなく、人が人を呼んでいる。例えば並んでいるラーメン屋は「旨そうだ」と思えるように、「あれだけ人が集まっているのだから、なにやら面白いことがあるに違いない」と思わせる作用が一過性のものではなくて、渦巻いている。
「ものが人を呼ぶ」よりも「人が人を呼ぶ」という、
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