梅花 

2006年03月30日(木) 14時26分

梅花・・・。
仏様や宗派の教えを歌にして、布教の一環に役立てるという目的のものです。

ウチのお寺ではしばらくお休みしていたのですが、他のお寺での梅花を聞いた檀家の方たちが「是非私たちもやりたい!!」と言い出し開講することに。

その時、「いっしょにやらない?」と誘われた私はほいほい参加。
講習会に行くことになりました。

しかし、講習会にいって愕然。
皆さん60代前後なんです。(私の住んでいる地域だけ?)

ほかの寺庭さんからは
「まあー、お宅はいいですねえ。お嫁さんが来てくれて・・・」
「うちなんて、『私はまだいいです』って言われちゃって・・・・」
と、
「若いのにエライ!!」の嵐。

社交辞令を笑顔でかわしてましたが

梅花をする平均年齢が高めなんて話以前に
そもそも梅花がなんだか知らなかった

などと言うことは口が裂けても言えません。


頭の中は小学生の時に唄った
知らなかったよ〜 空がこんなに 青いとは ♪」のメロディーに乗せて

「知らなかったよ〜 梅花がこういう ものだとは ♪」という歌で一杯。



初級クラスに入ったものの、みなさん実は歌は知ってるんですよね。
(お母様が歌っているのを聞いていた等)

その中でただ一人、何も知らない私・・・・。

音が外れて唄われた場合。確実に私です
間違いない(TДT)。

幸い、先生がとっても親切な方で助かりました。

今でもくじけずなんとかがんばってます!


涅槃会 

2006年02月15日(水) 21時21分

今日はお釈迦様の入滅なさった(亡くなった)日。
涅槃会という行事をいたします。

うちの寺の涅槃図は、260×280という、かなり大きなもの。

大体6畳くらいの大きさかしら?
前日に5人くらいの女中衆さんたちにお手伝いしていただいて掛けてます。




当日朝の9時くらいから白玉だんごとあんこをつくります。

白玉団子を作ってから、あんこと混ぜ合わせてパック詰め。
(これはあとで、参拝しにきた方にお渡しします)

大体10時〜3時までの間、と言うことになっていまして、
みなさんお誘いあわせていらっしゃるので、
ゆっくり時間があるお方には「絵解き」をします。

これは、涅槃絵の「説明」のようなことです。
なかなかおもしろかったです。

今年は座ってるだけでしたが、
そのうち覚えるようにしなくてはいけないんではないかと。





・・・。大丈夫かしら・・・。







午後には、団体さんが一つ入っていたので他の参拝の方が重ならないかと
ひやひやしたのですが、
大丈夫だったのでよかったです。

家着の位置づけ 

2006年02月01日(水) 14時18分

寺に嫁ぐ以前は、フルタイムで勤務していた私。

スーツで働いてましたが、実はストッキングとパンプスが大の苦手。
そうかといって、まさか靴下はくわけにもいかず。


帰って来たら速攻ストッキングも何もかも脱ぎ捨てて、
ジャージに大変身しておりました。



疲れるんだもの!!

休日も、でれでれの格好。

当時付き合っていた彼には
「オンとオフの服装(と化粧)の差が激しすぎる」と指摘されておりました。
うう(。´Д⊂)うぅ・・・反論できません・・・。




とにかく、私にとって「家着」とは「でれでれの服装」「パジャマの一歩手前」みたいな位置づけでした。



しかし、寺ヨメ見習いとなって一番先に注意されたのがこの「服装」

最初は働いていたせいもあり、
たまにお母様がいらっしゃる時は私はいつも「でれでれ」状態。

遠まわしにですが「もうちょっと・・」と。
そうですよね〜。

お寺に居たら、いつ誰が来るか分からないし、
必ずきちんとした格好でいなくてはいけないわけです。

それに近所の人も「お寺の嫁さん」という目で見ています。
なので、もうちょっとちゃんとした格好をしておかないと・・。


しかし、家ではリラックススタイルを貫いてきた私にとって、なんとも疲れる提案。

今は月曜日だけ、勘弁してもらってでれでれしてます。



当然その日はひきこもりの一日です。(笑)

ふくらはぎ痛し 

2006年01月09日(月) 14時23分
ふくらはぎが・・・痛い〜!!

これは昨日の行事のせい。
和室の出入りは疲れます。

一人の方にお茶をお出しするまで一体何回立ったり座ったりするか数えると

1、まずお盆を脇において正座、声をかけてから3拍子はかりつつ障子をあけて、礼
2、お盆を持ってたちあがり、中に入り、正座してお盆をおいてから障子をしめる
3、立ち上がってお坊様の右に行き、正座してお出し。礼。
4、お盆を脇において正座障子をあける。
5、小部屋へはいり、、向き直って正座。障子を閉める。

というわけで5正座するわけです。

ちなみに今回は友引の日だったため、16人お坊さんが見えましたので
16×5=80.これで大般若終了の際にはまた出すので160.
お代わりやお土産配りもしますし、お帰りの際にはお一人お一人の帰るタイミングに合わせて
玄関で正座しますので絶対200回以上正座を繰り返してます。

しかも和服だと両足の動きが同じ形になるせいか、ふくらはぎの筋肉の痛みが倍増!
夜中に足がつってしまい目が覚めるたび、なんどもバンテリンを塗りこみました。

とほほ・・。これで細くなるならいいんだけど、私は鍛えると筋肉が横につく純日本人タイプ。
(欧米の人は鍛えると筋肉が縦につくそうで・・うらやますぃ〜!!)

ちなみに、境内をほうきで掃きまくると、わき腹と二の腕が痛くなります

大般若(当日) 

2006年01月08日(日) 10時21分
朝8時から大般若の当日が始まりました。

大般若の時には他のお坊様が沢山いらっしゃいます。
私の役目はそのお坊様方へのお茶だしが中心です。
服装は桃色の紬と、紺地に渋い赤の模様が入っている名古屋帯にしました。

お台所ではお女衆さんたちが既にお昼ご飯(白菜のお味噌汁と炊き込みご飯)の用意をはじめ、
山のようなにんじんやごぼう、はくさい、しいたけの細切りが。
200組以上のお椀も山積み。巨大なザルにお米があげられ(一斗分!)てます。
お施餓鬼会と並んでの大規模な法会なため、お手伝いさんの顔もいつもとちがい殺気立っています。


じゃまにならないようにその端の方でお坊様用の蓋付きお茶碗を洗い、茶たくを磨き、銘々皿を磨き、お絞りを用意。
いらっしゃる前に座布団を並べ、銘々皿の上に用意したお菓子包みを用意し、みかんを並べます。

12時半から法話をいただき(これは他のお寺のご住職がなさいます)
そのあとごはん、そして13時半からいよいよ大般若経転読・・という運び。

だいたい12時くらいからお坊様たちがいらっしゃいます。

客間の脇についている小部屋から、お茶とお絞りをもって入るのですがこのタイミングが難しい!
着いてすぐにどの座布団にすわるか分かればいいのですが、
まずは床の間の掛け軸に向かって三拝なさり、そのあと身支度なさってから初めて座られるため、
その時にならないと位置が定まらないのです。

入ったら着替え真っ最中だったりすると、もちろん裸じゃないにしてもみなさんきまずいですし、
何度も出たり入ったりも落ち着きませんから・・

そんな中、一人のお坊様が「タイミング教えてあげるよ」と申し出てくださいました。
これはとっても助かりました。

お茶を出した後はいよいよ大般若がスタート。
今年は人数が多いので12箱すべての経箱が出され、転読がとても華やかです。
(仏事で華やかっていうのはちょっと変かな?)

経典が空中をひるがえり、すばらしい光景でした。
お坊様たちが唱えるお経も、人数が多いとすごい迫力なんですよね〜。
お焼香して、一時間程度で大般若会は終了。

またお茶を出しに伺います。

結局、その後の世話人さんの打ち上げや片付けが終わったのは17時。
かなりよれよれで帰りました。

大般若準備 

2006年01月07日(土) 11時10分
明日、1月8日には大般若という大きな行事があります。
なので準備を。

大般若経という、干支の名前がついた12個の箱(それぞれ4段引き出しつき)を出し、
そこにぎっしり詰まったお経が、きちんと順番に入っているか、
そしてちゃんと転読できる状態かどうかを確かめます。


ちなみに。このお経、全部で600巻あります。

おわりません!(涙)

ちなみに、本堂でやるため

寒いです!

そして別にそうしなくてはいけないわけではないのですが、
なぜかつい

正座してしまいます!!

しかも、
「むむ?なにやら引き出しにくいぞ・・」と思った引き出しには

アリの大群が冬眠中。
ひえ〜。

半べそをかく私に、相方はこともなげに
「あ〜。一年経つとどうしてもね。修理に使ったニカワにたかるのかなあ」
とあっさり。

なんと、聞くところによると大般若本番中にアリがぞろぞろと出てきたこともあるらしい。
(その場は急いで引き出しを閉め、知らん顔をして経典なしで唱えてたらしい)
うえーん。やだようう。


アリも始末し、ようやく全部お経をチェックし終わったのは午後になってから。


そして、もう一つの準備が香炉です。
本堂や位牌堂などから、香炉をぜんぶ持ってきて、
まず全部灰をふるい、線香などをとりのぞきます。
そしてまた入れなおすのですが、ただ入れるだけではなくて、
少しずつ少しずつ押さえていき、表面をきれーいに押さえます。

これが難しい!

大きな香炉はどうしても筋がついてしまうので、お父さんにおまかせです。

小さい香炉をまかせてもらったのですが、なかなか上手くいかず・・。
お父さんに教えてもらいながら、ようやく2つ完成!でした。

いよいよ明日は大般若本番です。

お年始 

2006年01月04日(水) 14時15分
今日は、「お年始」です。

檀家の皆様が、「あけましておめでとうございます」というお年始の挨拶をしにお寺まで来てくださいます。

普通の家なら、松の内にそれぞれ都合の良いときに来ていただければよいのでしょうけれど、
さすがにそうもいかないので、こちらで日時を指定させていただいて、
お茶とお菓子を用意してお待ちしています。


住職は上座でお客様(檀家さん)と談話担当。寺庭婦人はお客様が多い場合、
会話にあぶれている人がいないか目を配り、
住職と話ができる順番まで座をもたせてます。

うーん、いずれは私があれをやらなくてはいけないのか・・・。
できない予感で胸が一杯なんですがどうすれば。



私は基本的に お茶 を入れたり、お茶菓子を用意したりする係。

前日にお菓子屋さんに行って、みつくろってもらったお菓子を紙にくるんでもらったものを何十個も作っておいて、それを一席ごとに用意しておきます。(あとみかんも


大体お一人か、ご夫婦の単位で来られるので、見えたらまずはご挨拶をして、人数分の湯飲みにお湯を注ぎ、(本当は湯冷ましなんでしょうが・・・)お茶をお入れしてから茶たくを添えてお出しします。

今日は紺のウールの着物にしましたが、立ったり座ったりが多いので、後半になると暑くてたまらず上に羽織っている梅花服(紺のうわっぱりのような・・。梅花をする時の服です。)を脱ぎたくてたまりませんでした。
でも脱ぐと帯のあたりがえらいことになっているのがばれなれみっともない状態なのでがまんです。

玄関の引き戸が開いてもなかなか客間までたどり着け無そうな場合は大抵お年寄りの方なので、こちらから出向いて手を貸したり、
湯のみが空になっていないか気を配ったり、タイミングを見計らって急須やお湯飲みを洗う・・。



たいしたことはしていないのですが、やはり
常にスマイル!常に姿勢良く!と気をつけるせいかかなり疲れます。
まだまだ初心者マークべったり。

今年は皆さんお越しになるのが早くて、お昼過ぎには終わりました。

お昼に鴨雑炊をご馳走になって帰りました。

新年明けまして 

2006年01月01日(日) 0時00分
明けましておめでとうございます。

北関東の山寺に嫁いで一年、楓といいます。

今年一年、寺ヨメから見たお寺の行事を紹介していきたいと思います。

一年のうちで一番最初の行事は、除夜の鐘が終わってからすぐにお唱えする
「般若心経」と「陀羅尼」です。

このお寺では、大体12時30分くらいには除夜の鐘が終わるので
そのあと般若心経と陀羅尼をそれぞれ3回唱えます。

時間的にはそれほどかからないのですが・・。

これが、寒い!

除夜の鐘を打っている間は、参拝客の方々のためにストーブを焚くので、
事務方の人間もこっそりその傍であったかくしていられるのですが
(それでも去年は寒くて卒倒しそうでした)。

ところが、みなさんは鐘をついて、住職や住職夫人としゃべった後は
程よいところでお帰りになってしまいます。

そして、がらーんとしたひろーい堂内で、当然火の気も無し。

懸命に声を大きくだそうとするものの、最後の方になると肺に直接冷たい空気が入る
ためなのかむせてしまい、激しく咳き込みながらの読経。


そして。

なぜか終わった後、宴会スタート
私は3時30でリタイアしましたが、皆さんは5時近くまで粘ったそうです。

そして朝6時に鐘!!

・・・。まだまだ修行の道は果てしなく長いと、実感した楓です。
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