親愛なるティーダへ 2 

2006年09月10日(日) 23時09分
急いで段ボールで家に運び、親に連絡して動物病院に連れて行った。

俺は車の中でずっとティーダを握っていた。


”ティーダ、もう少しで助かるからな。がんばれ



でもそれはつかの間の安心にすぎなかった。



「無理。助からない。」


獣医師に告げられた。もう治療しても助からない段階(クラス)まできてしまっていたらしい。


「人だとね、こういうクラスだとその、帰ってこられて、治療しないとは言いませんけど、動物は保険が

効かないから、このクラスからかかる感じも分かる訳なんですよね。そうすると、治療してどんどんいっ

て最後亡くなった時に、請求書だけドーンと高くなるってケースになっちゃうんで、うちらとしては薦めづ

らいんですよね。」


ティーダは腎臓がダメになっていたらしい。人間と違って動物の場合、一度悪くなった腎臓は元には戻

らない。更に尿毒症を起こしていて、それにかかったらもう死ぬしかないらしい。

”本当に俺の人生って何?何でこんなにも辛い目に遭わせる?俺をどうしたいの?俺を殺したいの?
本当に辛くて悲しくてしょうがねぇよ・・・。”

最悪な結果にショックを隠しきれなくて、車の中では泣きじゃくってしまう程に泣いた。


ティーダを見たくても涙で見れなかった。

触りたくても涙が余計溢れてきて触れなかった。

ティーダと名前を呼びたくても泣きじゃくって呼べなかった。




家に着いて、泣いた状態でティーダを家の中に連れてきた。


”もう死ぬのを待つしかないのか・・・。”


もう泣くばかりだった。その後、ティーダの写真と動画をたくさん撮った。本当にたくさん撮った。

泣いたせいで上手く撮れてるか分からないけど。



それから一人で一生懸命、ティーダを看病した。尿を拭いたり、尻から出てくる細菌を拭き取ったりし

た。するとばあちゃんが言った。

「付きっきりで看病して、こんなに良くしてくれたんだから、ティーダも感謝してるべ」


”ふざけんな。本当に感謝してんなら生きて恩返ししろよ。死ぬんじゃねぇよ


ティーダの頭に近づいてティーダ、と呼んでみた。

「ヌゥオゥ」

と変な声で鳴く。もう変な声でも良かった。ティーダという世界にたった一匹しかいない愛猫が俺の声に

返事してくれるだけでとても幸せだった。涙が滝のように溢れ出てきて止まらなかった。涙はティーダの

頭に何粒も落ちた。そのせいか、ティーダも泣いているように見えた。



そのまま夜まで看病を続けた。ティーダは四つん這いになって、タオルとシーツの上に座っていた。する

と突然、亀のようにバタバタと前に進み、ばあちゃんが山から採ってきた、またたびの葉っぱへと移動し

た。またたびには酔う効果がある。


”ティーダ・・・苦しいよな・・・死にたくないよな・・・。”


俺は市販のまたたびを葉っぱにかけてやった。ティーダをそのまま見ているのは辛くて、自分の部屋へ

と逃げるようにこもった。


親愛なるティーダへ 1 

2006年09月10日(日) 20時00分
水曜日の朝、変な鳴き声でティーダは鳴いていた。

「ニァ-オゥ ニァーオゥ」

親はうるさくて全く寝れなかったらしい。ティーダはフラフラ歩いていた。大丈夫かよ、と触ると

「ニ゛ャオゥー

地響きのような声を出す。

「どうしたんだよティーダ・・・。」

俺は困り果てた。

俺が学校行くついでに動物病院に連れて行く事になった。車の中でティーダは何度も鳴き、バタバタし

ていた。外をクリッとした目でキョロキョロ見ていた。そういえば車に乗るのは初めてだな。そんな平和

な事を考えていた。

学校では、ティーダが気になってしょうがなかった。授業なんかどうだっていい。ティーダの様子を見に

行きたい。


”絶対死ぬなよ、ティーダ。”




昼、ティーダの病気が分かった。下部尿路疾患、いわゆる尿石症らしい。

『猫の尿石症ではストルバイト尿石とシュウ酸カルシウム尿石が最も一般的にみられます。その発生に

は細菌感染や食事中のミネラルバランスなどが大きく影響し、結石の種類や大きさによっては手術が

必要になってしまいます。』

と説明には書いてある。でも病院に行って診てもらったんだからもう大丈夫なんだろう、と安易に考えて

いた。



その夜、帰宅するとティーダの姿は無かった。ティーダは?と聞くと、脱走した、と言う。

「何で家にいるくせに見でねなよんが何の為に家さいんなや

ばあちゃんにブチ切れた。それはただの八つ当たりでしかなかった。

そして家中を捜し回った。しかし考えられる所全て捜しても見つからない。ならば外か、と雨の降る中、

家の周りをティーダ、ティーダと呼びながら捜した。しかし、それでも見つからなかった。

自分の部屋に戻るとすぐに涙が出てきた。

”弱ってる上に雨が降ってるのに・・・もし戻らなかったら・・・”

そう考えると涙は止まらなかった。



木曜日の早朝5時。母さんからメールが届いた。


「ティーダ居た


飛び起きて一階に降りてくると、台所の近くのいつもティーダが寝そべってる所に、毛布を被されたティ

ーダがいた。


体は雨でびしょ濡れだった。頭に手を置いて、ティーダと呼んでみると、

「ニャオ」

と返事があった。僕はすぐさま家中の窓の鍵を閉めに行った。その時にはもう嬉しさのあまりに涙が目

に溜まっていた。

その日の学校は安心して授業を受ける事が出来た。帰ってきてくれて本当に嬉しい、それだけだった。



その夜、家に帰ってくると、またティーダはいなくなっていた。いくら窓の鍵を閉めたといえども、玄関の

鍵は閉められなかった。玄関から出て行ったんだろう。

「んがいい加減にしろったよ出て行がせんなっつったべったよマジぶっ殺っそコラァ

またばあちゃんに八つ当たりした。こいつに何言ってもしょうがないのは分かってる。でもティーダの代

わりに死ねよ、と本気で思った。

晩飯のスパゲッティーを食べた後、また家中を捜した。どこにもいない。外を捜した。やっぱり見つける

事は出来なかった。でも今日と同じように明日の朝帰ってくるだろうと母さんと会話し、その日は多少の

不安を残し、寝る事にした。



金曜日の朝、起きてくると、ティーダは戻ってきてはいなかった。「ティーダ死んじゃったか」と父さんが

つぶやく。

「え、ティーダは・・・?」

現実を受け入れられなかった。

”じゃあティーダは死んでしまったのか・・・?”

車の中で声を殺して泣いていた。ティーダが死んでしまったと考えるほど涙が溢れ出てきた。学校に着

いても、泣きながら体育館近くのトイレに駆け込み、個室で声を出して泣いた。教室に戻っても涙が止

まらず、勝手にクラスメートのティッシュを使って涙を拭いた。思い出すと簡単に涙が出てくる。その日の

学校は辛さを紛らわす為だけに使われた。



初めて読破した本 

2006年07月09日(日) 20時00分
いきなり、更新サボっちゃいましたこれじゃ先が思いやられるなぁ・・・(−−;)



彼女と逢っているとき、彼女は本を読んでいました。

俺は本とは全く縁のない人で、彼女が読んでいる様子を見て

「何が面白いんだか(´ー`)y-~~」

と思ってた。しかし彼女の読んでいた本を軽く読んでみると、いつの間にか見入ってしまった

そしたら彼女が貸してくれるというので借りました(ホントは図書室のだけどな(-_-:))

その本のタイトルは・・・

はじめまして! 

2006年07月01日(土) 19時56分
ここの主のと言います


彼女に影響されてブログを始める事にしました(>д<)ウハァ!

ここは自己満ブログになるかも・・・だけどみんなしっかり見てね(´Д⊂グスン

詩だって書くよ〜?みんなの心を打てるような詩を書けるように頑張るぜぃ

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