フォワード取引についてB〜USD/HKDの秘密 

June 15 [Wed], 2011, 12:12
さフォワード取引でのUSD/HKDの効果的な運用についてです。 (フォワード取引について@、フォワード取引についてAの記事を読んでいない方はそちらから読んでください。) そのためには、ます香港ドルの性質について少し詳しく知る必要があります。 実は、香港ドルはカレンシーボード制を採用しています。 このカレンシーボード制の特徴は非常におもしろくて、金利とレートの関係で相場の自動調節が行われます。 といっても分かりにくいです。

何らかの原因で香港ドルが大きく売られ、香港ドルレートが下がったとします。   ↓↓↓ 市場の香港ドルの量が減少   ↓↓↓ 香港ドルの希少性が高まり、金利が上昇   ↓↓↓ 香港ドルの金利が上がったので魅力UP。香港ドルを買う人が増える   ↓↓↓ 香港ドルのレートが上がる(香港ドルが買われる)   ↓↓↓ 市場の香港ドルの量が増加   ↓↓↓ 香港ドルが市場にあふれ、金利が下がる   ↓↓↓ 香港ドルの金利が下がって魅力もDOWN。香港ドルを売る人が増える   ↓↓↓ 一番上に戻る 香港ドルのレートが上がると金利は下がる 香港ドルのレートが下がると金利は上がる という特徴を持っているわけです。 USD/HKDで考えてみるとこうなります。 まず前提としては、「香港ドルレートが下がる→USD/HKDは上がる」です。 だから USD/HKDが下がると香港ドルの金利が下がってUSD/HKDのスワップは増える USD/HKDが上がるがると香港ドルの金利が上がってUSD/HKDのスワップは減る ということになります。 つまりUSD/HKDはレートが低いほうがスワップが高くなるということです。 これは、フォワード取引をする上で、非常に重要なこととなります。 前回の記事でまとめているように、フォワード取引ではスワップを先取りしてしかもスワップを固定して取引を行います。 つまりなるべくスワップは高いところで、出来ればレートが低いところで買いたいわけです。 なんとUSD/HKDはレートが低い=スワップが高いわけなのでこの条件にぴったりと当てはまります。 通常のクロス円通貨の場合はそうはいきません。 レートが低いときに買いたいけど、レートが低いときっていうのはだいたいスワップは安くなっています。

逆にスワップが高い時はレートも高いので、スワップは固定しておきたいけどここで買うのはリスクが高いってことになってしまいます。 USD/HKDならレートが低いときでスワップが高い時ってのが必然的にあり得ますので、その時にフォワード取引でスワップ半年間で取引をしてしまえば良いということになります。 ちなみに、過去1年間のスワップの平均はUSD/HKD博士によると1万通貨あたり23.5円だそうです。 ということは、最低でもそれ以上を狙わないと損をしてしまいます。

これだけの事が分かっていれば、USD/HKDでスワップリスクも為替リスクもなくしかもいつ買えば良いかの時期も分かり、失敗なくUSD/HKDで大もうけ出来そうです。 さて、USD/HKDがフォワード取引で非常に有効なのは分かっていただけたでしょうか。 現在、このフォワード取引はSVC證券で取り扱っていますが、 チャンスはいつ来るか分かりませんので、やってみたい方はぜひ口座を開いてみてください。 ちなみに、香港ドルは毎年夏に高くなる傾向があるそうです。 (大型IPOの関係らしい。) 香港ドルが高い→USD/HKDが下がる。 今年はどうなるか分かりませんが楽しみですね。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:tensai456
読者になる
2011年06月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
最新コメント
Yapme!一覧
読者になる