地元での演奏会でした☆
地元でのコンサートは、聞きにきてくださる方も小さい頃を知ってる人たちだったりして、ちょっと勝手が違うというか照れくさい部分もあるんですけれど。
今回のコンサートは3部構成で、1部は邦楽、2部は朗読、3部はポップス、という流れ。
で、全体的にテーマは「ファンタジー」。
「市民会館いわつき」の自主事業ということで、プロの照明さんである館長さん肝いりの、舞台装置や「しかけ」にこだわった演奏会でした。
まず最初は戸塚順子先生の独奏で「六段の調べ」。
ぼんぼりのあかりのみ、といった雰囲気で、薄暗がりの中で演奏スタートです。
総額200万だという(!)作家物のお着物をきて演奏する戸塚先生。
その後は、先生とふたりで、沢井忠夫作曲「つち人形」。
「人形のまち いわつき」からヒントを得て選曲してみました。
水玉の照明がかわいらしいかんじ。
3、4曲目は私の独奏で、「さくらさくら」と「瀬をはやみ」。
だんだん照明が明るくなっていくかんじ。
障子屏風をかざった山台の両脇には、こんな和傘のディスプレイ。
5.6曲目は、笙奏者の豊明日美ちゃんとのDUOでお届けしました。
琴と笙っていうのは、同じ邦楽の中でも方や「箏曲」かたや「雅楽」という、接点のない楽器どおし。
でも明日美ちゃんはコードで演奏もできる器用なコなので、なんとなく演奏できてしまう。
なので明日美ちゃんとは、けっこう長く演奏させてもらっているのですが、持ち曲もそこそこあるのですが、でも、「この2人といったらこの曲」という定番曲が今までなかったんです。
せっかく雅楽の楽器とやるのだから、雅楽の定番「越天楽」をアレンジしたいというのはもう、ずーっと思っていたのですが、雅楽の中でもメロディを吹くのは篳篥の役目。笙はいってみれば伴奏のような形なので、じっくり取り組まなければいいものはできなさそうだよなあ、と。
なんとなくのばしのばしにしてしまっていました。
でも、今回せっかく琴&笙に大いにスポットが当たる場なので、明日美ちゃんにお願いして、腰をすえてアレンジしよう!と。
全体の流れは明日美ちゃんに作ってもらって、そこに私がこうしようああしよう、とちゃちゃいれさせてもらって。
雅楽の「越天楽」と、雅楽を意識してつくられた箏曲の古典「千鳥の曲」を融合させた「えてんらくー琴と笙のための」を、この日、無事、初披露できました!!
このアレンジは使い回しがきかない!
てみ&明日美ならではの曲になった!
と、思います☆
笙の美しいお姿。鳳凰が翼を畳んでいる姿を模したものだそうです。
ちなみに、お琴は龍。
龍の箏(楽箏)と龍笛 鳳凰の笙に対して、正倉院の頃には鳳凰を模したハープ族の大型楽器で「くご」という楽器が使われてたそうです。
演奏後に案内役の古郡さんと。
明日美ちゃんの振袖は戸塚先生のお嬢さんの成人式のときのお振袖を課していただきました。
裾に手書きのすばらしい柄が入っているんですよー!
というわけで。
ご来場くださったみなさま、ありがとうございました!!
☆プログラム☆
六段の調べ(戸塚順子)
つち人形(戸塚順子&大平光美)
独奏さくらさくら(大平光美)
瀬をはやみ(大平光美)
えてんらくー箏と笙のための(大平光美&豊明日美)
朧月夜〜祈り(大平光美&豊明日美)