放課後児童クラブが荒れるのは大人のせい

November 09 [Thu], 2017, 22:55
・自分の思い通りにできないと いつも泣く。
・自分の都合の良いように嘘をつく。
・自分が原因で怒った子に暴力を振るわれて逆ギレする。
・周りの細かいことが気になって、我慢できずに手出し口出しをして相手を困らせる。
・何の連絡もなく休む。

 これらは放課後児童クラブ(学童保育所)に通う子どものことではありません。すべて、子どもを見る立場にある指導員の実例です。何が言いたいかというと、指導員の質についてです。放課後児童クラブ事業は、待遇の低さから慢性的な人手不足です。人材を募集してもなかなか集まりません。保育士や教員免許などの資格を不要としてしまった自治体もあるほどです。そうなると、他の業種で適応出来なかった様な人が、割とラクに採用されるこの業種に流れて来てしまうのです。その結果、上に挙げたような、どちらが子どもか分からないような指導員が多数存在することになります。私個人の経験でも一緒に仕事をした指導員の5人に1人は、その様な「指導員にふさわしくない」気質の持ち主でした。この事は、ほとんど公になっていないと思いますが、現実なのです。

 とても分別ある大人とは思えない指導員がいる放課後児童クラブは、当たり前ですが荒れてしまいます。まず、一緒に仕事をする他の指導員がまいってしまいます。仮に、指導員が4人体制の施設に「ふさわしくない人」が1人いれば、他の3人で4人分の仕事をし、「ふさわしくない人」の日々の失敗のフォローに明け暮れて、疲れ切ってしまいます。こうして疲弊してしまった指導員の不安やストレスを子どもは感じ取ります。もともと落ち着きのない子どもは、ますます落ち着かなくなり、並の環境であれば普通でいられるはずの子どもでさえ情緒不安定になり、その施設で暴力や暴言が横行するようなことさえあります。「ふさわしくない人」はどこの業界にも存在するでしょうが、子どもの安全や安心を守るべき放課後児童クラブ事業ではあってはならないことです。

 では、「ふさわしくない人」を辞めさせれば良いと誰もが思うでしょう。そうは行きません。ただでさえ、待機児童というフレーズが世の中に蔓延しているというのに、人を減らして受け皿を減らす訳にはいかないのです。対応としては施設間を異動させるくらいですが、異動先でも同様のことが起こります。何事もそうですが、壊すのは簡単で再生は難しいのです。「ふさわしい」優秀な人材はどんどん離職しているので、一度でも荒れてしまった放課後児童クラブは元には戻りません。こうして荒れた施設は増えて行くのです。そして打つ手がなくなった自治体はどうするか。それが「ミンタク」=民間委託です。どの業界でも行われている委託ですが、放課後児童クラブ事業で成功している例は稀です。次回はその事について触れたいと思います。

ガクドウ物語E(学童保育 放課後児童クラブ 物語) 「矢坂園」中

October 31 [Tue], 2017, 16:11
 ユウコの家庭は父親とふたりだけの父子家庭だ。
 「ユウコのおかあさんはユウコのことがキライになったんだって。そう言ってたよ。」
ユウコ本人が母親について話したのはそれだけだ。学童保育所の入所時に父親から提出された資料の母親欄は空白になっており、特に父親から説明はなかったが、夏休み中の小学校教諭との児童状況報告会では、ユウコの母親はうつ病による育児放棄があり、それが原因で別居に至ったようだと聞いた。
 4月の入所当初からユウコの言動はいささか気になる面があった。帰りを心配して父親が迎えに来たことを知らせると帰り支度を始めるのだが、その途中に物が落ちていたりすると、その持ち主を探しまわって帰ることを忘れてしまい、そのまま遊んだりする。児童全体で集まって話を聞くときなども、列の後ろであらぬ方向を向いたまま体を揺すったりして話は耳に入っていない。物の貸し借りなどでも、その物が気になると相手の都合を聞かずに悪気もなく手に取ってしまうので、しょっちゅう責められていた。嬉しいことがあると大声ではしゃいでしまって、なかなかおさまらないこともよくあった。
 基本的には穏やかで人を傷つけるようなことはしないので、暴力的な言動ばかりする複数の児童の陰に隠れて職員の目には入りにくかったが、周囲の空気を読めずに場違いな発言や行動をしてしまうので、次第に他の子どもたちが離れて行った。学童保育所は、保育園や学校とは違い、異なる学年の子ども数十人で疑似家庭のように生活するので、その個性がはっきり出やすい。規律を求められる学校や、少人数の同学年で過ごす保育園ではさほど問題とされなくても、多人数で自由行動がほとんどの学童保育所では生活面でのトラブルが多くなることから、発達障害の傾向があることを初めて親が知るケースは珍しくない。ユウコの場合も、父子家庭という環境からのコミュニケーションや躾の面での多少の遅れや不備を考慮しても、個性とするには無理がありそうだ。そう職員が感じ始めていた頃、一人でマンガを読んでいたユウコのそばに私が座っていて、ちょうどマンガの一場面に母親が登場したときに、「おかあさんは、ユウコのことがキライになった」と、つぶやいたのだ。
 父子家庭になった要因などは家庭から伝えてくるまで聞くべきではないが、そうもいかなくなっていた。事情をくんだ対応の必要性があると職員全体で判断したからだ。初秋になった頃、迎えに来た父親に最近のユウコの状況と発言を伝えた際に、父親は次のようなことを重苦しい面持ちで話してくれた。
 私たちが学校の先生から聞いた事は間違いないこと。母親との別居はユウコが5歳のときで、もともと神経質でうつ傾向であった母親は、自分の産んだ子が普通と違うのではないかと思い悩んでいたという。その悩みがピークに達したときに、抱き着いて離れようとしないユウコに向って「お前は私の子じゃない!」と罵倒するように突き飛ばしたのだそうだ。その行為が自分でもショックであった母親は、「このままだと、きっと私はユウコを殺してしまう。」と、引き止めようとした父親を振り切って家を出て行ったとのことだった。ユウコと離れても、母親は気持ちが安定することが難しく、会わしてやりたくても、今の母親はユウコと会えるような病状ではなく、一年以上もユウコと母親は会っていない。
 「保育園では友だちの輪から外れるようなこともなく、保育園の先生も個性の範囲内とおっしゃっていました。母親がいないことで、入学後の身支度や勉強への気配りが足りなくなることが心配だったので念のために学校にはお伝えしていたのですが、こちらにはお伝えせず、すみませんでした。今お聞きしたユウコの事は、先週の学校の個人面談でも先生に指摘されました。早いうちに市の窓口に相談したいと思っています。」と父親は頭を下げた。


 「こんな事になって奥さんを責めるんじゃなくて、自分を責めるような人かな。自分が守れなかったと思うかも知れないし。ユウコちゃんは、お父さんもお母さんも四十歳で初めて出来た一人っ子で、九十近いおじいちゃんとおばあちゃんが同居してたよね。それでいて、お父さんが地元で育ったなら世間体も気になるかも。いくら娘が可愛くても、なるべく人に知られたくないと思うかもね。」翌日の職員会議で、提出資料の家族構成欄を見ながら、時田さんが父親の気持ちをおもんばかって言った。
「実際は、児童状況報告会で担任の先生は勉強の遅れはなくて、むしろ出来る方だと言ってましたよね?どちらかと言えば生活面が気になるって。最初に伝えて欲しかったかなぁ。」リョウコ先生が少し不満げに言った。
「そういう心配りは父親だけでは難しいかな。心を砕かないといけないのが“仕事と家庭と学校と学童”の4つだからね。おじいちゃんとおばあちゃんが高齢であまり頼れないにしては、よくユウコちゃんの面倒を見ているんじゃないかな。身支度はおおざっぱだけど、“食事・入浴・睡眠”はしっかりしているよ、あの家庭は。」と私が言うと、
「そうね。あのツヤツヤ肌のぷっくりボディはよく食べてよく寝てる証拠ね。着ている服は一週間ユニクロのばっかりだけど、日替わりでちゃんと違う服で洗濯もしている様子だし」。時田さんがうなずきながら言うと、
「そうそう。いつも寝ぐせがピョコっとあるけど、ユウコちゃんは髪もツヤツヤでいい匂いするな。あれ、わたしが使いたい結構高いシャンプーの匂い。試供品で一度だけ使ったけど、全然ちがうの。」と、リョウコ先生が続いた。
「あっ、そうなの?あなた、あのシャンプーならウチの敏感肌の娘が肌に合わないってほとんど使っていないボトルが3つもあるわよ。あげようか?」
「いいんですか?ぜひくださ〜い。ありがとうございます。嬉しい!ユウコちゃんと同じ匂いになるけどいいや。でも、なんで3つもあるんですか?」
「それはね、娘の彼氏が化粧品メーカーの・・・・。」

 女性ふたりが仕事から離れた話題に行ったところで私は何となく席を立ち、ユウコが使っているロッカーをのぞいて見た。そこには、おなじみになっているユウコの忘れ物があった。昨日の忘れ物はピンクの花柄のかわいいティッシュ入れと、よもぎ色の地味なハンカチだ。ティッシュ入れには水色の糸で名前が手刺繍されていたが、ハンカチの方は太い黒マジックで大きく「ゆうこ」と書かれてしまっていた。たぶん、ティッシュ入れは母親が、ハンカチは父親が記名をしたのだろう。異なる記名の仕方ではあったが、ユウコへの愛情が感じられた。ユウコは、ハンカチは日によって違う物を使っていたが、いつもこのティッシュ入れを持っていた。母親の数少ない思い出の品なのかも知れない。そんな大事な物でも忘れてしまうユウコが微笑ましくもある。


 大好きな母親から「嫌い」と言われ、一緒に住むことはおろか、抱きしめてさえもらえず、話すこともできない。たった7歳の女の子にとってどんなに辛いことなのだろうか。そんな風に思いながらも、脇目も振らずに植木や鉢が積み重なっている合間をどんどんと歩いて行くユウコを見ると、スカートに、あのティッシュ入れがぶら下がっているのが見えた。

子どものやる気を引き出すのは大人しだい

October 16 [Mon], 2017, 16:58
 ある雨天の日にプラバン工作をしました。学校の研究授業で、子どもたちがいつもより、2時間早く帰って帰って来たからです。70人もいる学童保育所で長い時間を過ごすことは、子どもたちにとっては負担です。職員にとっても、外遊びが出来ずに、狭い室内でフラストレーションがたまる子どもたちの相手は厳しいものがあるのです。
 
 職員でどうしようかと考えて、急きょ、定番のプラバン工作を自由参加のイベントとしました。プラバン工作は、薄い透明なプラスチックの板に絵を描いて、それをトースターで焼くのです。焼くと3分の1ほどに厚く小さくなり、丁寧に絵が描けなくても絵がぎゅっと縮むので、ちょっとマシに見えます。表にマジックで枠線を描き、裏を紙やすりでこすってから色鉛筆で色を塗ると、裏表で一つの絵になるように出来るので、奥行きも出せます。トースターで焼くと縮んで行く過程が面白いので、絵が苦手な子どもでも、積極的に参加する人気の工作です。

 今回の狙いは、子どもをただ楽しませるのではなく、机に集中してじっとしている時間を長くして、少ないスペースでも子どもが充実した時間を過ごせるようにすることです。

 どのような工作にも当てはまりますが、ただ道具や材料を用意して子どもたちに好きにやらせてしまっては、適当な作品のオンパレードになってしまいます。本当にやりたい子どもばかりではなく、退屈しのぎの子も多いからです。これでは、作品に取り組む時間も少ないので狙い通りにはなりません。 
 プラバン工作は、トースターで縮むことが面白いので、それ見たさに適当に描いたり、ただおおざっぱに描いたりする子もいるので、もっと工夫をして描くようにすすめます。上手な子の作品を見せて、色塗りをていねいにするようにとか、背景を描くようになど(すきまを埋めるように色をざっと塗るだけで、見栄えが全然違います。)を伝えます。だめ出しをするのではなく、どうせやるなら、もっとカッコよく、もっとかわいく出来るようにコツを教えるのです。
 さらに、モチベーションを高めるために優秀作品に景品をあげることにしました。景品はバルーンアートです。長細いバルーンをひねって簡単に出来る剣や犬なのですが、子どもは喜びます。

 以前にも書きましたが、子どもは教えてくれる大人に親しみや敬意を持ちます。(ガクドウ物語A (学童物語) 「18人への思い」)それに加えて、子ども自身が自分でも素敵な物を作ることが出来るんだという自信にもつながります。さらに、子どもが長い間集中してくれますので、うまく行けば私の投げかけが一石二鳥にも三鳥にもなります。
 狙いが外れることも、しょっちゅうありますが、今回はピタリとはまりました。自分に自信を持てなくて、落ち着きのない男の子数人が30分近くも、じっとプラバン工作に取り組んでいられたのです。集中力がちゃんとあること、カッコいい物が作れることが実感できたはずです。残念ながら、この男の子たちは、大人が選ぶ優秀作品のベスト3には入りませんでしたが、本人たちは満足気でした。

 今回の企画はさらに上手く行き、私がもっと信頼関係を築く必要を感じていた、母子家庭の3年生の女の子が見事に最優秀賞になったのです。私のアドバイスで入賞し、私が作ったバルーンをもらったので、効果てきめんです。いつもは遠慮がちに返事をする子だったのに、その後は朗らかに話しかけてくれるようになりました。

 子どものやる気を引き出すのは大人のやり方次第です。子どもが分かりやすい目安をつくって、そこにたどり着くまでの工夫を教えてあげます。今回なら、お手本になるような上手なプラバンを見せて、途中で背景を塗ったりするようにアドバイスをしました。うまく行ったら、ただ、ほめるだけでなく、子どもと一緒に成功を喜ぶこともポイントです。自分も嬉しくて、教えてくれた人まで喜んでくれるならモチベーションも上がりやすく、次へとつながります。


 この日の学童保育所では、わりと穏やかに過ごす時間が流れていました。職員である私も、今回の成功体験をもとに自信をつけることが出来ました。一石四鳥にも五鳥にもなった、とても充実した日となったのです。

ガクドウ物語E(学童保育 放課後児童クラブ 物語) 「矢坂園」前

September 28 [Thu], 2017, 16:44
“ギスギス”、“ベタベタ”、“クルクル”・・・これは子どもの言動を表した擬音だ。そのほとんどは「気になる子」の言動で、「ギスギス」は他人を許容できずに、いつも人を非難してばかりで受け入れようとしない子。「ベタベタ」は家庭の愛情不足のとき。職員に所かまわずまとわりつき、独占欲も強い。そして「クルクル」は主に自閉症傾向のある子どもの行動。自分で回転したり、柱の周囲を回ったりして、何しろよく回る。集団行動と集団行動の合間によく見られる。退屈しのぎなのか、刺激を求めてか。この学童保育所にも「クルクル」族が何人かいる。その一人が1年生の女の子、ユウコだ。
「よいしょさ、今度、ユウコのウチに遊びに来てよ。」帰り間際のユウコがぷっくりと太った体で、窮屈そうに靴をはきながら言った。それを聞いたお迎えの父親は、
「何言ってんだ、お前は。」とユウコの頭を軽くつついた。似たような体型の父親はこちらを見ながら、申し訳なさそうにしている。
「え〜、ダメなの〜?」と言うユウコと父親に、私は苦笑いで返すしかなかった。家に招きたくなるほど親しみを持ってくれるのは嬉しいが、職員を家に呼ぶことに違和感を覚えない君は困ったものだな。
「ありがとう。でも学童でたくさん一緒に遊んでいるだろう?お休みの日はおウチの人と過ごしなさい。」そう答えると私は手を振って彼らを見送った。見送る先でユウコがクルクルと父親の周りを回っているのが可笑しかった。
「ユウコちゃんに自宅にお呼ばれしちゃったよ。」部屋に戻って同僚のリョウコ先生に話しかけると、それを聞いた4年生のヒロユキまでが、
「ウチは学童の目の前のマンションの304号室だからね。こっちにも来てよ!」と、分別のないことを言う。
「行〜き〜ま〜せ〜ん。よいしょ先生もお休みの日は大切なご用事があるのよ。」若くて元気なリョウコ先生が助け舟を出してくれた。次の日曜日は特に用事もなく、盆栽の手入れでもしようかと思っていたくらいなのだが、そういう事にしておこう。
「なんでリョウコちゃんがよいしょの予定を知ってるの?おかしくない?」同じく4年生のアヤネが話に食いついて来た。この年頃の女の子はこの手の話が大好物だ。
「へ〜、そういう仲だったんだ。明日、ミカにも言わなきゃ。あ、ママにも。」と鼻をふくらませながら言う。
「な、何を言うのだ・・」と否定する前に、
「あら、私もよいしょ先生の予定なら知っているわよ。今日は学童の仕事が終わったら、私と食事をするのよ。」今度はベテランの時田先生がフォローしてくれた。
「あ、そうでしたね。よいしょ先生、楽しんで来てくださいね。」にこやかにリョウコ先生が言う。これは事実だが、自分の育児が済んで暇がある時田さんが、食事をしながら私へのダメ出しをする反省会だ。出来れば行きたくない。肩を落としている私に、
「よいしょ、モテモテだね。」全てを悟ったように微笑んで、私の肩を叩いて去って行くのは、女子の中で一番ませているサツキだ。
「え〜何?よいしょって“予定だだ漏れ”なの?気を付けた方が良いよ。このゴジセイ。」上から目線が気になるが、話題に興味を失ってくれたアヤネの発言で、ようやくこの会話は終わったのだ。




日曜日は良く晴れた。本当に用事がない私は、散歩がてら2駅先の園芸店へ向かった。タウンページの一覧に載っていたのを見ただけなので、店の様子も知らないが、何かしらの目的を持って歩く方が楽しい。商店街の珈琲屋でテイクアウトしたカフェオレを飲みながら、しばらく行くと、通りの突き当りに「矢坂園」という看板が見えた。看板のある門をくぐると、想像していたより規模が大きくて驚いた。立派な植木やガーデニング用品が並び、上品そうな盆栽が建物の奥に見える。嬉しくなって、店内に入ろうとすると、聞き覚えのある声が聞こえた。
「おい、ユウコ。あそこの物は勝手に触っちゃだめだって言ったろ。お前よりずっとずっと年寄りなんだぞ。大切にしろ。」
「あたしより小っちゃいのに、なんで年上なの?」
「あー、あのな。人間と植物はちがうんだよ。」
どう考えてもユウコと父親だ。ユウコの苗字は矢坂だった。開き戸にかけた手を引っ込めてを帰ろうかとも思ったが、あの品のある盆栽は見たい。しばらく葛藤して、思い切って扉を開けた。カランカランと扉についた鐘の響きに、ぷっくりとした親子がこちらを振り向いた。その途端、
「よいしょ!来てくれたの?」と弾けた声が店内に響き渡り、ユウコが駆け寄って来た。それに冷や汗をかいて思わず、
「しーっ!みんなびっくりするよ。」と、いつも学童で大声を出すユウコに言うセリフが出てしまった。ユウコは私の言葉に、いつものように自分の口にも人差し指を当てて静かになった。
「違うよ。よいしょは、ここの木に会いに来たんだよ。ユウコちゃんのお父さんのお店だったなんて知らなかったんだよ。」
「そうなの。でも、お休みの日に会えて、ユウコうれしい。」今度は落ち着いた声で、ないしょ話をするようにユウコは言った。ユウコの父親は、はしゃぐ娘が途端に静かになった、そのやりとり見て、あっけに取られていたようだったが、こちらに歩いて来て挨拶をしてくれた。
「よいしょ先生、こんにちは。園芸にご興味がおありなんですか?」
「自宅は園芸なんてほどの庭もないのですが、盆栽は好きなんです。」
「そうでしたか。よろしければウチの年寄りたちを見てやってください。きっと喜びますよ。」その物言いがやわらかく、いつもユウコがのびのびとしている訳が少し分かったような気がした。
「はい、ありがとうございます。そうさせていただきます。」それを聞いたユウコは、
「よいしょ、トシヨリ見る?一緒に行こうよ。いいエダブリしてるんだよ。」
「これ、ユウコ。よいしょ先生はお客さんだぞ。静かに一人でご覧にならせてあげなさいな。」いつも通りの娘への話し方と接客の丁寧さが入り混じった、少し変な言い方をして、父親はユウコの手を取った。
「いえ、お父さん。枝振りなんて言葉を知っているユウコちゃんにぜひ案内してもらいたいです。」
「うーん。そうですか、分かりました。ユウコ、じゃあ、これを持って行け。」
ユウコの父親は自分のポケットから古い真鍮の鍵を出して、ユウコに渡した。
「いいの?やった!」ユウコは、父親から渡された鍵についた滑らかそうな皮ひもをそっと首にかけた。
「先生、ユウコはここの盆栽のことはよく見知っていますが、言葉では、うまく表現や説明ができません。だから、いつもはお客さんの案内なんてさせないのですが・・・。きっと先生なら分かっていただけると思います。ご不明な点は、後で私が説明させていただきます。」
最後まで父親が言い終わらないうちに、ユウコが店の奥に歩き出したので、私は父親の方に顔を向けて大きく うなずきながらユウコの後を追いかけた。前を歩くユウコからは、その年齢には似つかわしくない、大人の女性のような香りが漂って来た。


聞き分けのない子どもになる理由A「決定権について」

February 06 [Mon], 2017, 20:34

 だいぶ前に聞き分けのない子どもになる理由としてテレビを挙げましたが、他にもあります。その理由の一つ、「決定権」について、ある放課後児童クラブの通信に載せられた文章が分かりやすいとの事でしたので、転載させていただきます。

 決定権という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。子育てのキーワードとして、よく指導員研修でも用います。子育てにおいて決定権は、子どもをめぐる物事を保護者の方が決めるべきか、子ども自身に決めさせるべきかという悩ましい問題だと思います。

 子どもの自立には物事を自分で決めて過ごす力が必要ですが、予測ができない困ったことが起きた時などにも、自分で判断してできる力が育ってこそ、決定権を与えて良いものとされています。「今日は児童クラブに長くいたいから帰り時間を遅くしてもらった。」「お休みの日だけど、児童クラブに来たかったから来たの。」これは、子どもたちから、ときおり聞かれることばです。児童クラブにいたい気持ちで、そう言ってくれることは指導員としては嬉しい限りです。でも、私たち指導員は、子どもたちと保護者の方のために、「帰り時間や児童クラブに来る日を決めるのはおうちの人だよ。」と話しています。これは、保護者の方のお仕事などの都合ではなく、自分の都合通りになる=決定権を持つことにつながってしまう例のひとつだからです。
 
 まだ問題を自分で解決する力が身についていないうちに決定権を持ってしまうと、不測の事態に対応できず、子どもも保護者の方も困ってしまうことになりがちです。保護者の方も知らない場所で遊んで迷ってしまったり、帰宅時間になっても帰らなかったり、保護者の方との約束を守らないことが次第に多くなってしまうようです。いわゆる”ウチの子が言うことを聞いてくれない”は、この状況なのかも知れません。

 子どもの希望は聞いてあげても、生活の決め事は保護者の方が決めてあげてください。そして、十分に育ち、ある程度自分のことが自分で解決できるようになったら、決定権を少ずつ渡して行くことが良いと思います。そうすることが、子どもたちも保護者の方も困らず、お互いに安心して一日を過ごせることにつながるのではないでしょうか。


 決定権は確かに難しい問題です。子どもが保育園の登園をぐずった時に、保育園に子どもに電話をかけさせて、先生と相談して決めさせる親がいると聞いて驚いたことがありますが、これは親が決定権を誤解している例でしょう。
 子育てをする親として、自分の行為がふさわしいかどうか、時には立ち止まって考えることも必要なのだと思います。子どもが社会に巣立ったときに困らないように、世の中の役に立ち、周囲に迷惑をかけないように育てるのは親の役目なのですから。

若いママの育児から「楽な子育て」を考えていく

September 07 [Wed], 2016, 12:59
若い母親は育児が未熟というのは、過去の話しのようです。最近は20代のママたちの育児の充実ぶりが目立ちます。反対に知識と経験があるはずの30代以上の母親の育児が学童保育所を乱しています。そこで考えられるいくつかの理由をあげてみましょう。
@まず「体力」です。特に出産直後の育児は体力勝負の面がありますから、若いほど楽に育児ができます。余力があるので、趣味の時間も取れてリラックスして育児に向き合えているはずです。年齢を重ねるほど体力は低下しますから、育児にも余裕がなくなり、育児ストレスもたまりやすくなってしまいます。

A「謙虚さ」でしょうか。若い母親は自分の未熟さを当然のように思っているので、分からないことは周囲に率直に質問して、助言を素直に聞き入れられるようです。ある程度「いい歳」になってしまうと謙虚さが薄れ、自分の知識や経験にこだわって、周囲のアドバイスなどに素直に耳を傾けることができない母親をよく見かけます。

B「周囲のサポート」いわゆる手出しと口出しがしやすい点でしょう。見るからに若くて経験も無さそうな母親には、近所はもちろん出先でも、おせっかい、もしくはお世話好きな人はつい声かけしたり、子どもの面倒をみてしまいます。これも楽な育児につながります。残念ですが「いい歳」の母親には、周囲もアドバイスや声かけを必要以上にしようと思わないでしょう。自然と育児が孤立しがちになってしまいます。

もちろん例外もありますが、最近の学童保育所の家庭を見ると、若い母親の子どもの方が健やかに育っている傾向が否めません。私が過去に担当したいくつかの学童保育所に、運営を左右するほどの理不尽なクレームを入れた女性全員が、高齢出産の母親だったことは偶然ではないでしょう。余談ですが、そのうちの一人は児童福祉の大学教授でした。不幸なことに先にあげた理由の真逆が当てはまっていたのです。

高齢出産ながら、子育てをしっかりしている母親に一致するのは、良い意味での「あきらめ」があることです。昔ほどの体力がないので、肝心なところ以外は周囲の人(例えば学童保育所)に多少の不満はあっても任せます。ある母親が言っていた、「自分はうまく育てられてない子どもなのに、人様に預かってもらって文句なんて、まず言えないわよ。」という言葉が印象的でした。このような人は頭も固くなって来ている自覚を持てているので、自分の考えにこだわらず、新しい物事に上手にシフトしています。


いま子育てをするなら20代前半までの出産が、楽が出来ておすすめでしょう。それが難しいなら、自分の知識や経験にこだわらない姿勢を持たないと辛くなってしまいます。

サボることとは違う、「楽な子育て」。今後も模索して行きたいと思います。

要注意の保護者 もしくはクレーマーの保護者の見分け方

May 14 [Sat], 2016, 10:18
長らく学童保育の指導員をしていると、要注意な保護者は初対面でもたいてい分かります。これは、保育園・幼稚園・小学校にも当てはまると思います。
要注意とは、施設や学校の運営に理解や協力が出来ない(したくない)保護者と、集団行動を乱すその子どもです。
見分け方のひとつは、子どもが「変わった名前・髪型・服装・持ち物」かどうかです。どれか1つでも当てはまると要注意、2つ以上は警戒です。

なぜ、これで分かるかと言うと、保護者の客観的視点の有無が見えるからです。

子どもの名前も髪型も、服装も持ち物も、最初は必ず保護者が決めます。親としての思いや嗜好があっても構いませんが、それを実際に身に付けた子どもが周囲にどう見られ、どう思われるかまで考える必要があります。

いわゆるキラキラネームがそうです。個性的で目立つ名前にしたいのは分かりますが、周囲に違和感を持たれる様な名前は、それだけで好奇の的です。大人は口にしなくても、子どもは遠慮がありません。変わった名前は、それだけでイジメの要因にさえなります。

髪型・服装・持ち物も同様です。手厳しいようですが、芸能人の子どもではないのですから、最低限に身綺麗にしていれば良いのです。新陳代謝が激しく、運動量も多い子どもには、手入れが簡単な髪型、簡素な格好をさせてあげるのが一番です。
自分の身支度もままならないのに、手入れに手間のかかる髪型をさせたり、その価値も分からない子どもにブランド物の服装や持ち物を身に付けさせる。(反対に入浴や洗濯が生活から感じないような不潔感も問題です。)これは保護者のエゴです。子育ては親の自己表現ではありません。見かけの個性を磨くのではなく、子どもの人間性を磨きたいものです。

この様に自分の趣味嗜好が子どもにとって「ふさわしいかどうか」の視点がない、すなわち客観的視点がない保護者はクレーマーだったり、子どもに過干渉だったりするので、子どもの情緒も不安定です。

処世術ではないですが、無用のトラブルを避ける知識として、頭の片隅に置いておくと良いかも知れません。





本当に学童が必要ですか

January 17 [Sat], 2015, 15:52
学童入会手続きの際には、本当に学童保育所に預ける必要があるかどうか、良く考えてから申請をする必要があります。

最近は子育てのしやすさをアピールして学童保育所入会の基準をゆるめる自治体が増えています。朝から夕方まで働くような正社員でなくても、短時間のパート勤務で子どもを学童に預ける事が出来てしまいます。
短時間でも労働は労働ですので子どもを預ける条件は満たしますが、そんな自治体の学童はひどいものです。学童保育所での適正人数は40人とされていますが、100人を越える施設もあるくらいです。
子どもが増えれば指導員を増やせば良いと単純に思うでしょうが、50人の子どもに5人の指導員と、100人の子どもに10人の指導員とでは子どもと指導員の負担がまるで違います。100人に囲まれて生活する子どもと、100人の子どもの面倒を見る指導員でその施設は避難所のように疲弊しています。

学童保育所では学校が終わってから帰宅まで、実際に過ごす時間は平均して3、4時間です。その数時間の為にそんな劣悪な環境に子どもを置くべきかどうかきちんと見極めをしなければなりません。預ける保護者にとっての良い都合が子どもにとっては悪い事があるのが現実なのです
住んでいる自治体が学童保育所にどのような方針を持っているのかを調べましょう。待機児童数が多い方が、学童保育に通う子どもたちと指導員を守っているという見方も出来ます。母子・父子家庭や家業を両親で営んでいる家庭など、切実に学童保育が必要な家庭に良質な環境を提供しようとした結果が待機児童数につながっているかも知れません。

まだ留守番が難しい1年生はともかく、学校生活に慣れた2年生以上ならば、学童保育所に通わない選択肢も実はあるのです。

子どもの好き嫌いが増える理由

December 22 [Mon], 2014, 23:13

学童保育所でクリスマスの話になったとき、家で食べるチキンが嫌いと言う子どもがかなりいました。そのような鶏はブロイラーのような外国鶏種で、鶏が運動できないほどの密飼いをされ、病気の危険性も高いので抗生物質を混ぜた投薬もされています。
 ブロイラーについて調べてみると、「品種改良により自然界の鶏が成鶏になるのに4カ月ほどかかるところを40〜50日で成鶏になる。その急激な成長によりブロイラーの30%近くは体を支えることが難しく歩行困難となり、3%はほとんど歩行不能となる。心臓にも負担がかかり、100羽に1羽は心臓疾患で死亡する。」とあります。

 こんな鶏肉を子どもたちが嫌うのは当然です。子どもたちの好き嫌いの主な要因は、このような「まずい」物を最初に口にするからだと私は思います。アレルギーなどの体質による理由を除けば、真っ当な物を最初から食べてさえいれば好き嫌いはほとんど起きないはずです。

 真っ当とは、その食材が適正に作られているということです。見た目が良く、安価で大量に作られた物はどこかがおかしい物です。食べ物に限らず、自分で物を作ればどれほどの手間と時間が必要か分かりますが、一般的に流通している食材は、その手間と時間がかけられているとはとても思えない価格です。手間を省くために薬品を使ったり、時間を省くために生き物にとって不自然な品種改良をしているのです。

 そんなものが美味しいわけがありません。だから好き嫌いが多くなってしまうのです。これは作り手だけの責任ではなく、私たち消費者の責任でもあります。見た目が良くて、安価で長期保存が出来る物を望んだ結果です。

 見た目の良さや低価格の為に遺伝子組換えや投薬をし、長期保存のために添加物を使う。そんな安全でもなく、美味しくもない食材ばかりなのに、価格や手軽さ優先で食品を購入するから、もっと低価格で手軽な物を目指して「危なくてまずい」食材が増えて行くのです。

 学校がお休みの平日は、子どもたちがお弁当を持って学童保育所に来ます。昼食で広げられるお弁当はみな華やかですが、大手スーパーで買い揃えた冷凍食品などの加工品がつめられています。私は作って(つめて)くれた親への感謝の気持ちを忘れないように、子どもたちに「美味しそうだね、お母さんお父さんは頑張ったね。」などと声かけをしていますが、不自然な色や整い過ぎた形のおかずを見て、内心はいつも子どもたちの体を心配しているのです。



 

 

 





 
  

学童保育指導員がおすすめする 子どもへのプレゼント

December 17 [Wed], 2014, 23:49
子どものほとんどが携帯型ゲーム機かそのソフトを欲しがるでしょうが、本当に子どものことを思うなら、安易に買うことは控えましょう。携帯型ゲーム機は「百害あって一利なし」です。

 そこで、学童保育所や児童館での定番の名作ゲームやおもちゃ、遊具をいくつか紹介します。良識ある児童施設では携帯型ゲーム機の持ち込みは禁止しているので、子どもを楽しませるための遊び道具は厳選して置かれています。その中にはオセロやジェンガなどの誰もが知っている物ばかりではなく、知る人ぞ知る名作もあります。私も学童保育指導員になるまで知らなかった物があります。
 
 ほとんどが外国製ですが、日本のメーカーがルールなどを翻訳してから販売しているので安心です。何万人もの子どもたちが遊んで来た物なので信頼性もあるかと思います。まだ、クリスマスプレゼントに迷っている方は参考にしてみてください。

 ひとつ注意点があります。ここに紹介する物は、今の子どもたちが欲しいと思う物からは、ほど遠いということです。(ただのヒモもあります。)遊んでみるまで面白さが分からない地味な物ばかりです。申し訳ありませんが、その面白さが分かるまでは大人が付き合う気持ちは持っていてください。よろしくお願いします。


 ブロックス

 カラフルなピースをルール通りにつなげて行くだけのゲームですが奥が深いです。ルールが分からない幼児でもピースを並べるだけで楽しめます。

 
 ラミーキューブ

 札の数字や色をそろえたり、並べたりする単純なゲームなのですが、柔軟な思考と緻密な戦略がいるゲーム性は高く評価されていて、ドイツ年間ゲーム大賞を受賞しているほどの傑作です。

 
 ラビリンス

 ボード上の迷路に道を作り、カードで引いた同じ絵の所へ向かうシンプルなゲームですが、推理力や運が必要なので何度やっても飽きません。

 
 カルカソンヌ

 地形の書いてあるピースを並べて地図を作りながら得点を競うゲームです。これも面白いです。

 
 NEW スタディ将棋

 将棋は誰もが知っているゲームですが、駒の動きを覚えるまでが大変です。この将棋は駒自体に動き方が書いてあるので、すぐに始められます。取った駒を使うことで、その先の選択肢がほぼ無限大に広がって行く奥深さ。このゲームを遊ばない手はありません。ゲームが強いとそれを職業に出来るなんて所にも夢があります。


 カプラ

 ただの薄い長方形の板なのですが、大きさと厚さが絶妙なので、重ね方を工夫することで様々な造形物が作れます。大量にあるともっと楽しいので、(数万円になってしまいますが)近所の児童館に置いてあったら遊ばないと損です。


 ジターリング

 だいぶ前に流行ったジャグリングのおもちゃです。金属の大きい輪に通してある小さいリングを回し続けるのですが、リングが回るときの振動が快感で、ひねったりするテクニックもあり、触った子どもはたいていハマります。残念ながらおもちゃメーカーの正規販売は終了していますが、入手できたらぜひ遊んで欲しいおもちゃです。

 リンク先の物はデッドストックなので値段が高いです。定価は半額程度だったと思います。(極めてシンプルなので、1個あたり100円以下で同様の物を自作出来てしまいます。ネットで検索すると作り方が分かります。)

 ソフトバレーボール

 バレーボールとありますが、あの固いボールではなく柔らかいゴム製です。柔らかさと大きさがちょうど良く、幼児から大人まで使えます。メーカー推奨より柔らかくするのがポイントです。私の勤めている学童保育所では、ただのボール遊びからドッジボール・バレーボール・サッカーまで、このボールで子どもたちは遊んでいます。柔らかいので当たっても痛くありませんし、つかみ投げができます。空気抵抗で変な曲がり方をする面白味もあるので、球技が苦手な子と得意な子が一緒に楽しく遊べます。


 長なわ

 1人ではなく、数人で飛ぶためのなわとびです。2人で回すか、鉄棒や木に結んで1人で回します。子どもが1人ずつ入って飛んで抜けて行ったり、数人で一緒に飛んだりする単純な遊びですが、嫌いな子どもの方が少ないです。1人でなわとびが出来ない子でも、これならたいてい飛べます。公園で自分の子どものために回しているのに、いつの間にか知らない子どもだらけになったりします。


 一輪車(フラミンゴ)

楽天市場 フラミンゴ
 これは私の個人的な趣味もあるのですが、子どもが一輪車を欲しがったら、ホイールがプラスチック製の安価な物ではなく、金属ホイールの物をぜひ買ってあげてください。値段がかなり高くなってしまいますが、乗り心地が全然違うので上達も早いです。一輪車はタイヤをパンパンに固くして路面との抵抗を小さくすることが肝心なのですが、プラスチック製のホイールではそれに耐えられず、破裂してしまいます。学童でもこの「いい一輪車」の取り合いになっています。




P R
プロフィール
  • プロフィール画像
  • ニックネーム:てえくれ
読者になる
放課後の小学生を預かる、放課後児童クラブの指導員「てえくれ」のブログ。「てえくれ」は、ある地方の方言から。意味も発音も、英語の Take it easy と何となく同じなのです。連絡先 teekure@gmail.com
2017年11月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30