遠い記憶

May 08 [Tue], 2012, 5:22
ほっとかれるどこか知らない店のカウンターに座ってて店の人にほっとかれてるって多くの人にとっては不愉快なものかもしれない。
でも、こないだ行った喫茶店でのほっとかれてる感、ちょっとした緊張感は良かった。
繁盛店でも、酒にこだわってて福井にこの店ありというような名店でもないただの飲み屋のうちの店だが、それでも15年もやってたりすると僕は知らないが店の人が僕を知ってたりする事がたまにある。
あっ、Agitのマスターですよね若い店員さんなどからそう声をかけられると白けた気持ちになってしまった事があった。
マスターに出せるようなもんじゃないんですけどカフェ、レストランでカクテル、ビールを頼んだ時そういう風に言われた事もある。
おいおい、どっか違う店のマスターと間違えてないかBLCやBGBのマスターじゃねーんだよAgitよAgitと吹き出しそうになった事もある。
そうでなくとも無駄に歳だけはくっちまったからマスターが年下って事も多くなっちまった。
そんな昨今、僕より10も年上http://www.m-boy.info/でしかもめちゃくちゃカッコイいマスターにスルーされるのはある種の快感ですらある。
いや、まるきり無視してる訳ではない。
彼の眼鏡の奥の目は時折チラッと僕を見ているのがわかる。
それでも時間がたつたびちょこちょこっと話をしてくれるようになる。
これがまたいい。
あからさまな営業トークじゃなくて実に嬉しかったりする。
20代前半。
初めてバーというとこに行きだした頃を思い出す。
初めはろくすっぽ話もしてもらえず、緊張のまま店を出るが何度となく通ううちにいらっしゃいがおう、いらっしゃいと微妙にニュアンスが変わり少しずつ話してもらえるようになり、それと共にちょこっと頭を下げる僕に常連さんもおっ、また来てるなという風に目礼を返してくれるようになりたまたま常連さんの姿が途絶えちょっとマスターと話が出来た時など凄く嬉しがってたあの頃。
マスターの店でのほっとかれてる感はそんな大昔の記憶を呼び覚ましてくれるものだった。
帰りがけマスターに言う。
ごちそうさまでした。
そんなにしょっちゅうは来られないと思いますけど年に二回くらいは顔出しますまたこの疎外感、味わいにこよう。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:tdxplpknj8
読者になる
2012年05月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新記事
最新コメント
Yapme!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
http://yaplog.jp/tdxplpknj8/index1_0.rdf