まみまみが海老沢

June 14 [Tue], 2016, 9:55
技術の低い歯科医に当たってしまうと、せっかく埋入したインプラントがグラついたり脱落したりする場合もあります。もちろん名医と言われる歯科医が埋入してもそういったことは起こりえますが、その確率の差は歴然です。万が一のことも考えて保証してくれるかどうかは手術に入る前にしっかりとチェックしておいた方がいいでしょう。
インプラント治療ではデメリットよりもメリットの方が比較にならないほど大きいんです。保険が効かないので高額な治療費を支払っても、治療期間が長期間にわたっても、外科手術が必須であっても、受ける価値があります。入れ歯やブリッジはなくした歯を外見だけでしか補ってはくれませんが、インプラントは歯の機能自体を取り戻してくれます。
インプラントにすることで、美味しい食事を楽しむことができるようになります。味は当然ですが、歯ごたえの違いや料理の温度まで感じることができます。固くても平気で噛めますので、食べられなかったものも食べられるようになります。インプラントでは噛む力は自分の歯の80%まで回復します。
インプラントは自由診療なので、かなり高い出費を覚悟しなければなりません。でもだからといって、安さを優先させてインプラントを選ぶような愚を犯してはなりません。実際の請求額と表示金額に違いがあったり、そもそも品質に大きな問題を抱えている場合もあります。インプラントを選ぶポイントは、まず第一に安心して任せられる歯科医かどうかを判断することです。
インプラントは1本からでも手術可能ですが、たいていの場合複数本の手術となる場合がほとんどです。高齢者がインプラントを希望する場合が多く、なくなった歯が1本ではない場合が圧倒的に多数だからです。また、大部分の歯がなくなっている状態のことを多数歯欠損と言い、この場合にはオールオンフォーといった特別な方法が採用されます。
allon-4とは、ほとんどの歯がない方に行われるインプラント手術の最も新しい高度な技術です。従来の方法ではインプラントと歯の割合は1:1でしたが、オールオンフォーではインプラント4本ですべての歯を支えます。片顎に4本のインプラントを埋入し、すべての歯を支えるという手法です。埋め込むインプラントの本数によって、all-on-8などと呼ばれることもあります。
最近は歯科医院でもインフォームドコンセントをアピールしているところが増えてきました。特にインプラントなどの費用が高額になる自由診療を行っているデンタルクリニックに多い傾向があります。外科手術というリスクと高い費用、長期にわたる治療期間を考えれば、患者の立場からしてみれば当然のことのようにも思えます。
インプラントの治療期間が長引く理由としては、顎に埋め込んだインプラント本体と顎の骨が結合するのを待たなければならないからです。サイナスリフトなどの骨造成を行う場合は治療期間は更に長くなります。長い場合には治療期間が2年を超える場合もあるようですが、完了後には生活の質が一変します。
インプラントは失った歯を取り戻すための治療ですが、似たような治療に入れ歯とブリッジがあります。入れ歯もブリッジも保険が使えますので安く済みますが、それ以上にデメリットの大きさが目立つことも事実です。どちらにも言えることは、『噛めない』『痛い』ということです。
入れ歯でもブリッジでも、見た目だけだと失っている歯はないように見えます。ですがそれはあくまでも見せかけだけで、噛むという歯の本来の機能があるかと言えば、残念ながらそんなことはありません。見た目だけを気にするのか、またはきちんと噛める歯を望むのかは判断が難しいところでもあります。
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