海の向こうのサッカー事情 

January 27 [Thu], 2005, 10:44
日本代表MF中田浩二(25=鹿島)が26日、フランスリーグの名門マルセイユへの移籍を正式表明した。今日27日に現地入りしてメディカルチェックを受けた後、契約書にサインする。既に複数年契約の年俸5000万円を提示されている。31日で鹿島との契約が終了するため、移籍金は発生しない。契約のために代表合宿を途中で抜けるのは異例だが、ジーコ監督(51)から祝福され、晴れてフランス行きが決定。早ければ今月中に帰国し、2月9日のW杯アジア最終予選初戦の北朝鮮戦(埼玉)に臨む。(金額は推定)
 夢がかなった。午後の練習前に円陣を組んだ時だった。ジーコ監督から「中田浩マルセイユ移籍」のニュースが代表仲間に伝えられた。大きな拍手が起こり、照れながら一礼。「うれしいですね。ポジション的にもそうチャンスがあるわけじゃない。この機会を逃したくなかった」と素直に気持ちを表現した。
 誰もが望んだ移籍ではない。Jクラブとしては前例をつくりたくない移籍でもあった。中田浩もその事情は熟知している。悩んだ。しかし、海外への強い気持ちは変わらなかった。「鹿島にわがままを聞いてもらった」。この日の午前練習終了後、鹿島の牛島社長に電話で自分が出した結論を伝えた。
 ジーコ監督が力になってくれた。宮崎合宿中に現状を説明した時「鹿島のために頑張ったし、行って来い」と喜んでくれた。異例の代表合宿離脱となるが、ジーコ監督は「彼のこれからの人生を左右する大事な時期だし、数日間いなくなるのは痛いけど仕方ない。今までしっかりやってきたのは知っているし、信頼している」と笑顔で送り出した。
 マルセイユからは複数年契約を提示されている。「年俸も鹿島と同じくらい高く評価してくれた」。06−07年シーズン終了までの2年半契約で、年俸5000万円を提示されたもよう。
 中田浩が海外を意識し始めたのは3年半前だった。01年7月に大親友の稲本がアーセナルに移籍し「自分も」と思った。代表の試合で海外組が強行日程で帰国するのをみて「オレも移動で疲れてみたい。うらやましいな」と漏らしたことがある。大志を抱き、やっとその第1歩が踏み出せた。
 
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