【本の感想】僕の小規模な失敗

February 20 [Mon], 2012, 23:26

【送料無料】僕の小規模な失敗

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価格:1,050円(税込、送料別)



主人公というか、作者の実体験を元に描いたお話です。

勉強を全くせずに漫画を描いていたら、高校を留年して、そのあと、漫画の賞も取れずに、モチベーションが続かず自主退学。
アルバイトをやりつつ、夜間高校へ再入学します。
そのまま大学に入学するも、友人がひとりも出来ずに、孤独に苛まれて、すぐにまた自主退学。
やがて、女の子を好きになったら、ほとんどストーカーのように惚れ込んでしまい、手紙や電話で猛アタック。
途中で何度も途切れたり、つながったりを繰り返しつつも、結局最後はその女の子と暮らし始める所で終わります。


本当に題名の通りに、「小規模な失敗」ばかりが続いていきます。
自分の中と外と、実生活の折り合いというか、距離感がつかめずに、主人公は苦悩します。
グルグル考えます。
後悔ばかりしています。
うまくいっている人を妬みます。
鬱屈とした毎日を過ごし、「つらい……」という言葉をよく呟きます。

それを、とても緻密な絵と、文字の多さで綴っていきます。
こう書くと、とても救いようがない話のようですが、その失敗と後悔だらけの生き方にものすごく惹きつけられます。

カッコよく書こうとはせずに、ありのままに、ときには、もっと深く掘り下げて描いている姿に「嘘がない」からです。
真摯な姿は、ある意味とても心に響きます。

誰でも『同じ人生なら、うまくやりたい』と願っていますが、こういう、あちこちにぶつかるカッコ悪い生き方もいいなと思います。

主人公の心の中に巣くっている考え方は、どんな人の心の中にもあるものだと思います。


──本当、「生きる」ってカッコ悪いです。

いいことなんか、日々の中でほんのちょっぴりしかなくて、あとの膨大な残りはうまくいかないことばかりで、本当にカッコ悪いです。

でも、それが当たり前なんだと思いました。


心にずしんとくる、いい本でした。

【本の感想】ダンナ様はFBI

February 18 [Sat], 2012, 19:58

【送料無料】ダンナ様はFBI

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いつも外国人と結婚して、その国際間のズレを面白おかしく書いた、よくあるパターンの本だと思っていたのです。

……まあ、そのダーリンがFBIという特殊な職業だというだけだと思っていたのに……。


最初はそのギャップに、「へぇー、そうなんだ」と気軽に読んでいたら、あれよあれよという間に、別のテーマも出てきてビックリ!
まさか、「ビジネスの極意」まで書いてあるとは!

思わぬ伏兵でした!

しかも、しかも、それがとっても役に立つのです!


筆者のミエさんは日本でも優秀なコピーライターで、輝かしい受賞履歴の数々は伊達じゃない!

面白おかしく、テンポよく書くことが出来る文章力は、すごいです!!



ダーリンが指南する厳しい元・諜報員としての心構えと、それを現在のミエさんの仕事のキャリアに照らし合わせて教えるのですが、ものすごく深い!
深くて、重い!

いつ敵に狙われて、命を落とすかというギリギリの世界で生きていた夫の人生訓には、ずっしりとした人生の重みがありました。

しかも、ミエさんの文章は巧みで面白く、グイグイと引きつけられます。
初めて書いた本とは思えないほど、とても面白いです。


ふたりの生活もほほえましいし、真面目すぎて暴走してしまうダーリンが、とても素敵でカッコよく見えました。

実生活にも役立つ、いいお話でした。






──ただ惜しむのは、このモデルとなったダーリンがもうお亡くなりになったことです。

まだまだお若かったのに……。
ご冥福をお祈りします。
心から……。





『田中ミエ』さんのブログ『ダンナ様はFBI』は更新中です。
面白いですよー♪

http://ameblo.jp/tanakamie/


【本の感想】私たちは繁殖している11巻【ネタばれ】

February 11 [Sat], 2012, 12:06

【送料無料】私たちは繁殖している(11)

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子どもたちも大きくなってきて、長男はとうとう高校を卒業しました。
しかし、末っ子はまだ小学生という、兄弟の年齢差がいいです。
いろいろな年代の子どもたちの成長が楽しめます。

わたしは長男の子が一番いいかなと思います。
心が広いというか、大きいというか、母親の愚痴まで引き受けるという、キャパの広さを感じます。
将来、どんな大人になるか楽しみです。

末っ子はかわいいけど、なんだかものすごく甘えん坊で、嫌なことは逃げてばかりいるような感じがします。
それを周りの人が笑って許しているという、特別な位置にいます。
末っ子の行動はとてもかわいいので、みんなの息抜きの存在なのかもしれません。
しかし、それは猫っかわいがりで、まるでペット扱いのように見えてしまいます。
ちゃんと、嫌なことは逃げないで、笑って許してもらおうとしないで、正面から受け止める力を付けるように育てたほうがいいと思います。
そうでなければ、苦労するのはこの末っ子だと思うからです。

あと、最後のユーヤの件。
あれは、なんだか、夫婦のどちらもわがままだなぁ……という感じです。
ふたりともいい歳なんだから、もっと大人になればいいのに。

結局一番大人なのは、実は大人にふりまわされている子どもたち自身なのかもしれないなと思いました。

【本の感想】テルマエ・ロマエ4巻

February 10 [Sat], 2011, 0:00

【送料無料】テルマエ・ロマエ(4)

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毎回、ブハッと笑ってしまってホッコリするお話で大好きです。

いつもは読み切りが多かったのに、今回は連載形式をとっています。
連載中なので、オチがなく、少し今回は中だるみ感がぬぐえませんでした。

しかも、芸者で学者で美人で性格がいいという、ヒロイン役のさつきちゃんが出ていますが……、うーん……、あまりにもパーフェクトすぎ!
こんな出来すぎた人はおらんやろっ!と、ひとり突っ込みを入れていまいました。

展開も、今回はちょっと出来すぎヒロインに頼りすぎて、安易に物事が進んでいく感じもします。

でもしかし、やはりまったりとした温泉に入っているような居心地のよさを感じる漫画でした。
特に、馬が気になります!
あの馬はどうなるのでしょうか?
続きが早く読みたい!!

【動画の感想】やわらか戦車が終了!

February 01 [Wed], 2012, 20:26



ずっと大好きだった『やわらか戦車』のサイトが閉鎖されるそうです!
なんてこったい!(泣)

ずっと見ていたのに、ものすごくショックでした。

上の動画は1作目のお話です。

ええっと、戦車だというのに、なぜか柔らかい素材でできていて、いつも前進ではなく、後退ばかりしているという、まったく役に立たない『やわらか戦車』のお話です。

いつも戦場にいるので、内容はデンジャラスなのに、なぜかほのぼのしています。
……というか、逃げたり、猫にまで負けて咥えられて連れ去られたり、中学生に眉毛を落書きされたりと、トホホ感満載のお話です。

とても好きだったのに、2月20日で閉鎖……。

もう、がっくりです。
それまでに、全作品を見直して、自分もしみじみと余韻にひたろうと思っています。

もし、ムムムッ!と心の琴線に触れたなら、ぜひサイトを訪れてみて下さい。
歌あり、小芝居ありの、とても楽しいサイトです♪

オススメですっ!!

http://anigema.livedoor.com/net_anime/yawaraka/

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