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たんじょうび / 2005年09月07日(水)
久しぶりに、児童養護施設に行った。
今日は、友子ちゃんの、誕生日だ。
この子もいまや、中学3年生。
しかし、わたしには、自分が担当していた頃(小学生)のイメージが離れない。

中学生ともなると、むずかしいことをいう。
「先生は、もう児童相談所を離れているのに、こんなふうに会いに来ていいのか?」
おやおや、痛いところをつくねえ。
いいかわるいかは知らないけれど、わたしは「また会いに来てやってください」という、
施設の先生のお言葉に甘えて、来ているだけなのだが。
「会いにくるのは困るか?」ときく。
「そんなことはない」といってくれる。

誕生日のプレゼントだ、と差し出すと、
Eちゃんはそれを押し返して「気持ちだけもらっとく」とえらく遠慮する。
(子どもが・・・)と言いかけてあわてて言葉を飲み込む。
「中学生が、そんなに遠慮なんかするものじゃない」といって渡す。
エルサ・ベスコフの絵本とマグカップ。
Eちゃんはさっそくあけてみて喜ぶ。喜ぶのが上手だ。

よかった。年に一度の自分の誕生日だ。
どの子も自分を大事にしてほしいと思う。
わたしは、なにをあげるか、で、よく迷う。
高価なものをあげるわけにはいかないしね。
あなたなら、中学生に何を贈りますか?
 
   
Posted at 22:53 / 児童養護施設から / この記事のURL
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勝子おばあちゃんのおもてなし / 2005年09月06日(火)
勝子おばあちゃんは、80歳をはるかにこえている。
彼女はとても、インテリのおばあちゃんだ。

心配だから、火災警報器をつけてもらう。
本当なら、設置工事にいちいち立ち会わないのだが、
担当職員が「こんど○月○日工事ですからね」と電話すると、
彼女は「いらない」と断ってしまわれた。

だから、直接会って、火災警報器の必要性、安全性をとっくりいいきかせて、
断られないように設置しなくちゃいけない。
工事日の連絡も、おうちに訪問して説明した上で、
「火災警報器 ○月○日 工事です」
と紙に書いて渡す。
工事の日は、業者が来る前から、おうちに行っていて、設置完了までお立会い。

本当なら彼女には、何より説明をよくきいていてほしいのに、
おばあちゃんたら、おきゃくさん(業者やわたし)にイスをすすめたり、
お茶を出したりお菓子をくるんだりばっかりして、たぶんちっとも頭に入ってない。

まあ、しかたないか。お年だからね。
 
   
Posted at 19:27 / 生活保護のこと / この記事のURL
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君子おばあちゃん / 2005年09月02日(金)
わたしは、生活保護のケースワーカーだ。
ちょっとおせっかいのケースワーカー。

今日、君子おばあちゃんから電話があった。あまえんぼうのおばあちゃんだ。「すぐ来てほしい」という。
よばれてすぐ行くのもどうかと思ったが、ことわれずに行ってしまう。

彼女は、足が悪い。座椅子に倒れこむようにすわる。
「お金がない」「お米がない」「足が痛くて歩けない」「夜がさびしい」・・・・。
ひとしきり、うんうんと話をきく。

以前、彼女の世話をしてくれる親切な人があった。
おばあちゃんができない、銀行や役所の手続きをしてもらっていた。
でも、その関係はこわれてしまった。
おばあちゃんの通帳やハンコがどこかへなくなってしまって、おばあちゃんはその人を疑った。
いや、今も疑っている。なかなか激しい。警察を呼ぶことも、自分で直談判にいくことも何度もある。

「ちょきんであとどれぐらい生活できるだろうか?」ときくから、
「あと1年くらいはいけるよ」というと、
「そんなにいけるわけない」と笑う。数字に弱いはずのKおばあちゃん、今日はなかなかさえてる。

17歳で結婚したときに、ご主人にもらったというゴールドの指輪を見せてくれる。
「近所の悪い人が、これを盗ってしまって、探すのに苦労した」という。
聞いていて、こわくなった。
わたしの帰ったあと、「指輪がなくなった!」となりはしないかと。
 
   
Posted at 19:12 / 生活保護のこと / この記事のURL
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