いつか、どこかで… 

June 21 [Tue], 2005, 19:54
ステロイドの副作用はいろいろあるようで、どれも出て欲しくないものばかりなんですが、外見的なもの、体内の組織的なもの、それに加えてメンタル面に影響を及ぼす人格変化というものもあるそうです。

これがいちばん恐ろしい。

自分でもこれほどまでに神経質だったかと驚くほど、ストレスに過敏になっている事に気づくことがあります。
急にテンションが高まって気分がよくなる事もあるし、鬱気味になることもあります。
プラス思考には自信のあった僕ですが、もうアカンと思うこともあります。


何が恐ろしいか、それは薬の副作用のせいなのか、もともとそうだったかすら自分で判断できないこと。

知らない間に、自分は元の自分と違う性格になっていく恐ろしさ。

そしてそれに気づけないかもしれないという恐ろしさ。

入院以来、ずっとずっと戦っている一番の恐怖です。



僕という人格は、いま、どうなってるんだろう?仮にいますぐ退院したとして、僕は前の僕と同じ人間と言えるだろうか?
そうでないなら、短期間で元に戻ることはできるのだろうか?


根っこの部分だけは、守りたいと思っています。
今まで作った歌は、自分が作ったと胸を張って言いたい。
今まで笑えてたものを、同じように笑いたい。
泣くならば、同じように泣きたい。

「太郎は変わったな」と思われるのが怖い。
変わってしまうなら、良い方に変われたらいいと思うけども
クスリで良い方に変われるとは思わない。


根っこのところを守るためには、戦わねばならない。
良い方に変わるためには、戦わねばならない。


今も、なんだか感情が高ぶって、意味不明に涙が溢れてきています。
これは、クスリが流す涙?僕本来の涙?


いつか、どこかで、僕がみなさんの前で歌を歌う機会があれば。
以前と同じ太郎のままで、そこに居たい。そう思います。

 

June 21 [Tue], 2005, 11:11
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/body/1112186975/

 

June 18 [Sat], 2005, 21:44
かつては、誰かに理解されたいと思っていたかもしれない

いつからだろう、理解されたいと思わなくなった

ほんとうに言いたいことは、言えない

言えてしまうことは、ほんとうに言いたいことではない

ほんとうに聞きたいことは、聞けない

聞いて返事を期待できることなんか、たかが知れてる

僕のなかには、聖域みたいのがあって

もうひとりの僕が、そこに住んでる

音楽を担当してるのは、そいつなんです

生まれてからもう随分経ったけど

誰とも口をきいたことがないんです

語り合える相手をずっと待ってるけど

誰も来ないまま、ちまちま歌を作って暮らしてます

第十二回なんでもレビュー 「リンスインシャンプー」 

June 12 [Sun], 2005, 20:30
カテゴリ:A型には向いてない

さて、僕のようにクスリ漬け投薬治療メインの患者の場合、点滴もよく使うことになるのですが、一回ごとに針穴を増やさなくてもいいように、”ルート”なる器具を使って血管に点滴針が常に入った状態になっています。

針といっても、刺すときだけ金属の針がプチュっと血管に入りますがなんかうまいこと出来てて最終的には金属の針は抜けて、柔らかい素材の細いチューブが3cmほど血管に入った状態になり、僕の場合は手の甲に針穴が開いてるんですがそこから直径5mmぐらいのチューブが15cmほど伸びて、そこにジョイントのような器具がついてるという状態になります。

実際に点滴が入るときはそのジョイントにつなげば、あとは自動的に血管に薬品がポロポロ入っていくわけです。

そんなわけで入院以来ずっと”ルート”はくっついたままで、こいつとお友達にならないと入院生活はままなりません。

といってもたいして不自由することはないんですが、濡らしちゃマズいもんで顔が洗いにくい。うがいもマイコップ必携。そして風呂に入りづらい。

入浴時はルートの付いたほうの手をビニール袋で密閉して水が入らないようにしてもらって入るんですが、髪を洗ったりすすいだりを片手でせにゃいかんわけです。

さぁそこで、リンスインシャンプーの登場なわけです。売店で見つけたときは「コレだ」と思いましたね。シャンプーして、シャンプーして、リンスするよりは、リンスインシャンプーして、リンスインシャンプーした方がちょっと楽じゃーないか。

さて使ってみました。問題発生。

どこまですすいだらよろしいねん。

泡が残ってるのは嫌。シャンプーは全部流したい。けどあんまりすすいでるとリンスもすすいでる気になってくる。

泡の出るシャンプー成分は、泡立たないリンス成分より時間差を持って流されていくのだからちょうどシャンプーがなくなったタイミングですすぐのを止めるといいんだな。

わかりませんそんなもの。

僕の場合シャンプーが残ってるほうがリンスがなくなってるより嫌なので、ジャストタイミングより余計にすすいでるような気がして、別々に使ってたときよりなんかガサガサしてる気がします。

アイデアは画期的だけどいまいち普及してないのは、このあたりが原因じゃないっすかね?

第十一回なんでもレビュー 「作詞」 

June 12 [Sun], 2005, 17:00
カテゴリ:わかりませんいろんな意味で

この前いったん部屋に帰り、自分の曲データなどCDに焼いて病院に持ってきて久しぶりに聴いたりなんかして、ほほぅ自分はこんな歌を歌ってるんかと少し自分を振り返ることができたわけで、多少創作意欲が湧いてきたので今日は作詞なるものをやってみました。

僕の場合、曲を作る過程で最も苦痛なのが作詞という作業で、作曲は場合にもよりますが基本的には楽しい作業です。
すると当然、曲はできてるけど歌詞はできてないというネタがどんどん溜まっていくわけで。

これがまぁ、どっから手を付けていいかがもうね。わかりませんねん。いつもの事ながら。
何かとっかかりができれば、そこから発想が広がっていく事に期待できるんですがね。
それってのが、いつ来るかわからない。どう来るかもわからない。

今までに作った歌の歌詞を振り返っても、最初に「コレだ」と採用を決めたフレーズ、サビだったりAメロだったりBメロだったり、風呂入ってる時にいきなり思いついたり道を歩いてる時だったり朝目が覚めた時だったり。。。とにかく、「こうすれば歌詞はできる」というのが無いんです。僕の場合。実に困ったことです。

そんな時は、無理矢理机に向かって、強制的に「今から、作詞をするぞ」と心に決め、”作詞モード”に入ります。

これがまたものすごく苦痛なわけです。果てしなく苦痛。
数時間、頭の中をフル回転させて正解の無いパズルを一生懸命考える。。
なんでこんな事やってるんでしょうねぇ、ぜんぜん楽しくないのに。

ところが、ごくたまーに、「コレだ」というフレーズと巡り合う事があります。
そうしたものがちょっとずつ積みあがっていって、やがて1曲になります。

できあがってみて、これでよしと自分で思ったら、その時に初めて作詞という作業をやってよかったな、と思う。

なるほど、これが産みの苦しみというやつか、と実感したりするわけです。


そんなわけで、入院が決まってから急遽買ったミニキーボードもずっとベッド脇で暇そうにしてたので、今日は「作詞モード」に入ってみました。

ちょっとだけ、新曲の歌詞ができました。数単語だけだけど、とっかかりができた。上出来です。

いつか発表できる歌になればいいなぁ。

第十回なんでもレビュー 「外界(後編)」 

June 09 [Thu], 2005, 21:43
(つづき)
タクシーの窓から見える風景、景色は同じだけど人間が以前と違って見えます。ただその辺を歩いてる人が、健康という幸せを謳歌してるように見える。ハハーン、俺ってやっぱ病人だわ!

でもって、ホームセンターに寄って病院で履くスリッパがちょっと汚れてきてたので2足目ゲット。
それから自宅に帰ります。1ヶ月ぶりかー、やっぱ落ち着くわーチクショウ。

けどあまり落ち着いてる暇もなく、病院のPC環境を整えるべく自宅PCからのデータ移行作業などをポチポチやったり。

あと、病院に持って行っても仕方ないよなぁ…と最初は思ってたんですが、やっぱりあったほうがよかろうと、古き相棒「N4」を連れていくことに決定。ようするにギターなんですけどね。

なんだかんだで膨れ上がったカバンとエレキギターを持って、近所にあるいつもお世話になってる音楽スタジオに寄ります。

いつものピアノに座ります。

お気に入りの歌を歌って、どのぐらい声が出るかチェック。やっぱりだいぶ声が弱ってるなー。なんとかしないとなー。。けど楽しいもんだな、歌を歌うのは。知らんかった。

すでに病院に戻る約束の時間は過ぎてますが、スタジオのマスターと、しばらく雑談。


名残惜しいけど、スタジオを出ます。

タクシーをつかまえて、近所の駅前の本屋さんに寄って、何冊か本を買う。ゲームの本とか、パズルの本とか。いらん本を買う、これもまた楽し。

以上で外界での日程終了。病院に戻りました。

鼻からアゴまで隠れるごついマスクをして、右手には点滴針とチューブが大げさに刺さった”見るからに入院患者”が、でかいカバンとエレキギターをしょって院内を歩いてる図は、なかなか見れるもんじゃありませんよ。

そんなこんなで、なかなか楽しい一日でした。
まぁ退院したら、こんな感動なんか二日ぐらいで忘れちゃうんでしょーけどね。

第十回なんでもレビュー 「外界(前編)」 

June 09 [Thu], 2005, 20:44
おかげさまで、元気です。

ここんとこ数日はいろいろあって、親戚がお見舞いに来てくれたり
ちょっくら体調を崩して、壮絶な胃痛に見舞われて気絶しかけたりで
ブログ書いてる暇がなかったんですが、腎臓そのものの経過は悪くないようで
飲む薬の量が少しだけ減り、外出届けをかけば院外に出ることができるようになりましたので
ちょっくら外界に出てまいりました。
院内で昼飯食って、夕食までに戻るぐらいしか出れないんですけどね。

そんな感じなので、気分一新リフレッシュ、ぼかぁ大丈夫です。


今日は外出には絶好の天気でした。5月ってのを今年経験してない僕としては、いつの間にこんなに外は暑くなったのか、と思いました。
よろしいもんですな、おてんとうさま。燦燦と陽なるエネルギーを降り注いでくださる。
近くに公園があったのでプラプラ歩いてベンチに座って、外はええのぉとつぶやく。
普段なら一服するとこですが一ヶ月も吸わないとタバコも辞めれるもんで。


さて…、今日は短時間のうちにやることたくさんあるぞ。


まず銀行とコンビニに寄って支払いやらなんやらを済ませます。

タクシーに乗って麻布十番に行って、中古ゲームショップへ。暇がつぶせそうなゲームをいくつか買いました。(後編へつづく)

第九回なんでもレビュー 「座頭市」 

June 07 [Tue], 2005, 22:10
カテゴリ:天才たけしの元気が出る映画


ビートたけしって、こんなカッコ良かったっけ?

いやはや、痛快な映画でした。ごっつぁんでした。


僕のツボだったのは、ハリウッド的?テンポの良いチャンバラシーン+血しぶき。おぉ、そういえば見たことなかったですね。見てたら「なるほど、実際はあのぐらい血が出ちゃうんだろな」という納得感があって、これがこの映画のテンションを相当上げてる要素だと思います。

途中で入る音楽のシーンは、なんだかよくわかりませんでした。無かったらどうだったかを考えるのもナンセンスな気がするし、あれのせいで白けちゃったかというとそうでもないけど、うーん…

そのあたりも含めて、想像できる範囲の外に居てくれる事が嬉しかったりするのですけどね。どういう意図があったのか、気になる。気になるけど、想像してもきっとわからないだろなという思いがあって、なんだかよくわからないけど、それが心地よかったり。
なんだかよくわからないけど理解できないからスキ、自分にゃできないからスキてのは人間よくある事です。
ここポイントです。テスト出ますよ。

”たけし映画”は何本か見ましたが、バイオレンス描写・裏社会事情・放送禁止事項なんかのタブーを程よく破りつつ、たけし流の何か新しい表現をいやみなく入れるバランス感覚が、僕としてはすごく心地良いです。

血がズビャーとか嫌いな人以外にはオススメっす。

音楽よもやま話 幼少編 

June 06 [Mon], 2005, 19:16
たまには、音楽に関係する話でも。


今から思えば、音というかメロディというものに対して、僕は人とは微妙に感性が違ってたような気がします。
一番昔の記憶で言うと、幼稚園の「おうたの時間」のときに「ただ教えられたように歌うよりも、ちょっとコブシをきかせる感じで”溜め”を作って歌えば、上手っぽく歌えるな」とか考えてたのを覚えてます。

小学生でファミコンに出会い、いわゆるゲームっ子になっていったわけですが、好きなゲームの基準が「BGMがカッコイイかどうか」だった。そう意識してたわけじゃなく、当時お気に入りだったゲームを思い出すと、そうなってる。

小学校高学年あたりで、MSXというパソコンを親に買ってもらい、「パソコン少年」になった。
ゲームっ子の延長だから、簡単なゲームを自作したり、もちろん市販のゲームもずっとやってたんですが、いつの間にやらパソコンでゲームミュージックを再現することに情熱を燃やすようになっていきました。

中学時代はシンセサイザーでコンピュータミュージック。ゲームBGMの再現と、オリジナル曲の製作。日々そんなことをやってましたね。同じような趣味を持つ友人も数人居て、デキを競い合ったりしてました。

それと…、僕は女性を好きになるとき、だいたい声に惹かれます。いまから思えば、どうもそんな気がする。
「好きなタイプは?」というよくある質問、自分の場合どーだろと考えてみても、外見的共通点みたいのが浮かばない。けど、話し方も含めての声がちょっと変わった感じの人が多かったような、そうでもないような…

実は僕は先天的な強度の色弱で、色彩判別能力が普通に比べかなり弱いんですが、そんなのが関係してるのかな?と思ったりします。

つまり、色=映像に対しての感性が鈍いぶん、音に対しての感性が発達したのかな?と。
優れてるとか劣ってるとかではなく、反応しやすいって意味で。
だから、見た目の良さより、音が心地いいかで、対象を好きになったり嫌いになったりするのかもなぁ、って。

別に間違っててもいいんですけどね、けど、もしそうなんだったら、色弱だった事はラッキーだなと思うんです。
色弱は完全に遺伝によるものだそうで、ご先祖さまから脈々と受け継がれてきた色弱という遺伝子が僕の中に現れ、それが僕の個性となり、職業になるかもしれない。

縁とはつくづく不思議なものです。

無題 

June 06 [Mon], 2005, 9:00
ご心配おかけしています。

自分としては、関西風のツッコミで病気だろうが何だろうが笑い飛ばしてしまえーというノリでブログなぞやってるつもりではあったのですが、人によっては笑えないばかりか、心苦しい思いをさせてしまっていたようです。

安心してくださいね、なんだかんだ言って、僕は大丈夫です。



ようするに、結局、いま、何がどうなってるのか。経過は?苦痛は?なぜこんなに入院が長いのか?治るのか、治らないのか?
心配してくださってる方は、このあたり気になってるかもしれません。


簡単に言うなら、今は、回復する方向に向かっているようです。どこまでよくなるかはわかりませんが、少なくとも悪くなっていってはいない。
完全に治ることはなさそうだけど、現時点で考えられる最高の経過をたどれば、通常の生活をしてても症状の出ない「寛解」という状態を続ける事ができるレベルまで回復できるかもしれない。
ちなみに、病気の原因は不明です。
自覚症状は、ひどい「むくみ」が出ること、ぐらいのもので、見た目は気色悪いですが肉体的には苦痛というほどではありません。
ただし、治療に使っているステロイドという薬、こいつがちょっと厄介で、僕の患ってる病気に対しては効きがよろしくない。けどそれしか治療する方法はないようなので、大量に長期的に投与する必要があり、そこで出てくる副作用がなかなか大変なのです。
ツッコミどころ満載な大ボケ薬なのです。

で、経過を見つつ飲む量をだんだん減らしていくのですが、最初の2ヶ月ぐらいに飲む量が、外出禁止になるぐらい体の免疫が下がる量なため入院が必要、という事なのです。

最初の一ヶ月は薬の効果がまったく出ず精神的にきつかったですが、ようやく最近データ的に回復傾向が出てきたようで、楽観できるほどでもありませんが気持ちは前向きで居られています。



という事で、僕は大丈夫です。まだ先は長いですが早く復活できるように頑張ります。
2005年06月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
最新コメント
アイコン画像may
» いつか、どこかで… (2005年07月24日)
アイコン画像イチネン
» いつか、どこかで… (2005年06月22日)
アイコン画像とらねこ
» いつか、どこかで… (2005年06月22日)
アイコン画像anko
» いつか、どこかで… (2005年06月21日)
アイコン画像とらねこ(わかるかな・・・・)
» 第十回なんでもレビュー 「外界(後編)」 (2005年06月10日)
アイコン画像anko
» 無題 (2005年06月06日)
アイコン画像GT4ダンディー
» 第一回なんでもレビュー 「塊魂(かたまりだましい)」 (2005年06月06日)
アイコン画像イチネン
» 第八回なんでもレビュー 「今朝の献立」 (2005年06月05日)
アイコン画像イチネン
» 第六回なんでもレビュー 「パズルあれこれ」 (2005年06月04日)
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:taroo
読者になる
Yapme!一覧
読者になる