難波弘之大先生ではございません。
明日このようなタイトルのようなイベント(コンサート)が開かれます。
トランペット、フリューゲルホーンの「塩屋 龍也」先生(我が愛娘がTpでお世話になりました)と、Pfの「米良 奈甫子」先生らが主催する「Akademeia」のコンサートです。
テーマは「環境問題」そして「レイチェル・カールソン」です。
彼女について簡単に説明すると
レイチェル・ルイーズ・カーソン(Rachel Louise Carson, 1907年5月27日 - 1964年4月14日)
は、アメリカ合衆国のペンシルベニア州に生まれ、1960年代に環境問題を告発した生物学者。
アメリカ内務省魚類野生生物局(United States Fish and Wildlife Service)の水産生物学者として自然科学を研究した。
幼少時は作家を志しており高校の成績も極めて優秀であった。
ペンシルベニア女子大学では英文学を希望していたが、生物学の授業を受けたことで生物学分野の科学者を志望するようになった。
ジョンズポプキンス大学の修士課程で遺伝学を学ぶ。
(当時、女性が一生働ける職業は少なく、特に理系の分野においては看護師か教員しか就ける仕事がなかった。
そのため科学者という選択は非常に珍しいことであった。
大学院でも男子学生の中に紅一点という状況であった。) 修士課程卒業後はアメリカ連邦漁業局に勤務。
1941年『潮風の下で』、1951年『海辺』、1962年『沈黙の春』等の作品を発表。
当時まだ顕在化していなかった、州当局によるDDTなどの合成化学物質の散布の蓄積が環境悪化を招くこと等の啓蒙活動に取り組んだ。
特に『沈黙の春』は、農薬類の問題を告発した書としてこれを読んだケネディ大統領が強く関心を示し、大統領諮問機関に調査を命じた。
これを受けアメリカ委員会は、1963年農薬の環境破壊に関する情報公開を怠った政府の責任を厳しく追及。
DDTの使用は以降全面的に禁止され、環境保護を支持する大きな運動が世界的に広がった。
ただし後の研究では、「DDTの危険性」には疑問の余地もあり、その禁止によりマラリア患者激増という事態を引き起こしたとされる。
『沈黙の春』の執筆中に癌宣告を受け、病と戦いながらの執筆活動であったが、1964年4月14日に癌により死去。
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という偉大な人物です。そして↓
彼女は「沈黙の春」出版の2年後1964年に世を去りました。
没後、1965年に出版された「センス・オブ・ワンダー」は、彼女の最後のメッセージです。
「センス・オブ・ワンダー」は、最初はある雑誌に掲載されたものですが、彼女の死後、あらためて出版されたものです。
いわば彼女の最後のメッセージというべきものです。
この作品は、姪の子どもであったロジャーをひきとり養育していくことになった彼女が、ロジャーとメインの森や海を舞台に自然体験をともにしたことをエッセー風にまとめたものです。
「子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。残念なことに、わたしたちの多くは大人になるまえに澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感力をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力をもっているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない<センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目をみはる感性>を授けてほしいとたのむでしょう。」
「地球の美しさと神秘を感じとれる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることはないでしょう。」
「子どもたちが出会う事実のひとつひとつが種子だとしたらさまざまな情緒やゆたかな感受性は、この種子をはぐくむ肥沃な土壌です。幼い子ども時代はこの土を耕すときです。」
「鳥の渡り、潮の満ち干、春を待つ硬い蕾のなかには、それ自体の美しさと同時に、象徴的な美と神秘がかくされています。自然がくりかえすリフレイン−夜の次に朝がきて、冬が去れば春になるという確かさ−のなかには、かぎりなくわたしたちをいやしてくれるなにかがあるのです」
このようにかたられるセンス・オブ・ワンダーという感性は、自然教育や環境教育、幼児教育などの分野で注目されています。
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だそうです。
今回は「レイチェル・カーソン日本協会」会長の「上遠 恵子」さんをお迎えして「自然とともに生きる」と題しての講演も行われます。
そして先生方とこどもたちが参加してのコンサート。
第2部では「鬼玄丹」で有名な「大西 正國」氏を中心に環境問題のパネルディスカッションと盛りだくさんの内容となってます。
興味のある方、是非遊びに来て下さい。
ご連絡いただけましたら「ちーたくん」のお友達は特別にお友達価格でチケットお譲りします(^o^)
それではみなさま、どうぞ多数のご参加よろしくお願い申し上げます。
☆センス・オブ・ワンダー(音楽付講演会)☆
ーレイチェル・カーソンの世界ー
上遠恵子氏をお迎えして
開演:14 : 00
チケット:【 一 般 】 2,500円
【高校生以下】 1,000円
会場:宮崎市民プラザ オルブライトホール
お問い合わせ:Akademeia 0985-38-6829