フライトプラン
January 29 [Sun], 2006, 15:00
昨夏、ネットで予告編を見たときから、とても気になっていた。でもよく似た感じの「フォーガットン」がアレだったので、期待半分不安半分だ。レイトで観てきた。
いつも毅然とした印象が強いジョディーが、呆然としながらダンナの死と直面するオープニング。幻想的でちょっとわかりづらかったけど、このシーンが後々重要な伏線となる。
娘が忽然と姿を消し、機内を大騒ぎして探し回る。娘はもう死んだと言われ、完全に変人扱い。観てるこっちまで、ジョディーおかしいじゃないの?と思い始めてしまう。「フォーガットン」の二の舞はないだろうけど、まさか夢オチ?病気オチ?そうなると、ちょっとガッカリだなあ。そんな映画じゃないことを祈るが、でもそうなのかな・・・。
カウンセラーまで出てきて、いよいよその可能性は高まっていく。予告でも出ていた、窓のハートマークにしても、自分でつけたのを忘れただけかもしれない。ここまできたら、彼女を信用するのは難しい。
しかし、もし病気オチなら、映画の中盤でここまでバラしてしまうだろうか。これだけ主役変人説を唱えられると、逆の疑問が湧いてくる。これ、ちょっと違う・・・本当はジョディーが正しいのか?確かに、娘も死んでるなら、棺がダンナの分しかないのはおかしい。一理あるではないか。でも・・・どうやって?
ここまでの引っ張り方は、本当に見事だった。こんなにありえない状況を作って、それを完全にひっくり返すんだからすごいよ。でもまさかヤツが犯人とはね。
明かされてみれば何のことはない。結構しょぼい犯人だ。分からなかったんだからケチつける権利はないんだけども、こんな壮大な仕掛けが、悪徳刑事と共犯スッチーの二人だけでできるもんなの?できちゃうんだね。予告編があおりすぎなんだよ、「乗客全員があやしい」なんてさ。
「ニュースの天才」で、なかなかのバイプレイヤーぶりを見せたピーター・サースガード。でも、こういう大作で大物ジョディーの向こうを張るには、ちょっと見劣りします。華がないからね。これもしょぼさを感じる一因だ。
さらに理解できなかったのが、誘拐の必要性だ。爆弾とどういう関係があるの?棺は必要でも、誘拐は不要でしょ。母親を錯乱気味の異常者に仕立て上げた理由は?単に怪しいヤツと思わせるため?どう考えても無理がある。
大体、機長に「なんで彼女が」と訊かれて、「よくわかりません」って答えてるし。お前がわかんねーのかよ!(笑) これじゃ、観客に分かれという方が無理だ。
大体、娘は普通に搭乗してるんだから、誰かに覚えられてても不思議じゃないでしょ。もしかしたらグズって泣いて大騒ぎして、記憶に残られていたかもしれない。それだけのリスクを犯しても、あれだけの事をする理由が思いつかない。
強引なネタには納得できなかったが、燃える飛行機から娘を抱いて降りてくるジョディーには、思わず身震いしちゃいました。後光が射して見えるぜ、ジョディー。「すごい母親だ」という言葉に激しく同意。
一方的な疑いをかけられたアラブ人が、カバンを差し出すラスト。「フォーガットン」になかった、ある種の達成感が感じられた。終わりがいいので、犯人なんかどうでもよくなっちゃったね。
<おまけ>
急ぎでちょっと小走りする時、つい「ジュリア!」と叫んでしまうようになりました。これやると、なんか気合が入ります。みなさんもお試しあれ。
そのとおりと思ったら・・・
娘が忽然と姿を消し、機内を大騒ぎして探し回る。娘はもう死んだと言われ、完全に変人扱い。観てるこっちまで、ジョディーおかしいじゃないの?と思い始めてしまう。「フォーガットン」の二の舞はないだろうけど、まさか夢オチ?病気オチ?そうなると、ちょっとガッカリだなあ。そんな映画じゃないことを祈るが、でもそうなのかな・・・。
カウンセラーまで出てきて、いよいよその可能性は高まっていく。予告でも出ていた、窓のハートマークにしても、自分でつけたのを忘れただけかもしれない。ここまできたら、彼女を信用するのは難しい。
しかし、もし病気オチなら、映画の中盤でここまでバラしてしまうだろうか。これだけ主役変人説を唱えられると、逆の疑問が湧いてくる。これ、ちょっと違う・・・本当はジョディーが正しいのか?確かに、娘も死んでるなら、棺がダンナの分しかないのはおかしい。一理あるではないか。でも・・・どうやって?
ここまでの引っ張り方は、本当に見事だった。こんなにありえない状況を作って、それを完全にひっくり返すんだからすごいよ。でもまさかヤツが犯人とはね。
明かされてみれば何のことはない。結構しょぼい犯人だ。分からなかったんだからケチつける権利はないんだけども、こんな壮大な仕掛けが、悪徳刑事と共犯スッチーの二人だけでできるもんなの?できちゃうんだね。予告編があおりすぎなんだよ、「乗客全員があやしい」なんてさ。
「ニュースの天才」で、なかなかのバイプレイヤーぶりを見せたピーター・サースガード。でも、こういう大作で大物ジョディーの向こうを張るには、ちょっと見劣りします。華がないからね。これもしょぼさを感じる一因だ。
さらに理解できなかったのが、誘拐の必要性だ。爆弾とどういう関係があるの?棺は必要でも、誘拐は不要でしょ。母親を錯乱気味の異常者に仕立て上げた理由は?単に怪しいヤツと思わせるため?どう考えても無理がある。
大体、機長に「なんで彼女が」と訊かれて、「よくわかりません」って答えてるし。お前がわかんねーのかよ!(笑) これじゃ、観客に分かれという方が無理だ。
大体、娘は普通に搭乗してるんだから、誰かに覚えられてても不思議じゃないでしょ。もしかしたらグズって泣いて大騒ぎして、記憶に残られていたかもしれない。それだけのリスクを犯しても、あれだけの事をする理由が思いつかない。
強引なネタには納得できなかったが、燃える飛行機から娘を抱いて降りてくるジョディーには、思わず身震いしちゃいました。後光が射して見えるぜ、ジョディー。「すごい母親だ」という言葉に激しく同意。
一方的な疑いをかけられたアラブ人が、カバンを差し出すラスト。「フォーガットン」になかった、ある種の達成感が感じられた。終わりがいいので、犯人なんかどうでもよくなっちゃったね。
<おまけ>
急ぎでちょっと小走りする時、つい「ジュリア!」と叫んでしまうようになりました。これやると、なんか気合が入ります。みなさんもお試しあれ。
そのとおりと思ったら・・・
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