ベッドリネンのこと。

2008年06月05日(木) 12時48分
まず最初にあやまっときます。やっぱ旗袍は私のブログらしく〆に持ってこようと思っていて、もう話題もなさそうだから次回は旗袍とか思ってたら、忘れてたことがひとつありました。すんません。でもきっと上海旅行の参考になる話なので、「旗袍じゃないならいいや」とかいって読み飛ばさないでください…。

私は上海に行くとほとんど必ずといっていいほど、リネン類を物色します。
それはときにタオルであったりベッドリネンであったり、そこにパジャマが加わったりしますが、とにかく上海は上質かつ安いものが手に入りやすいのです。

といっても、私がチェックする店はデパートや大きなショッピングセンターでは決してありません。
繁華街から離れすぎず、そこそこ人通りがあるけれど、高級志向ではない洋服などを売る間口が狭い店が建ち並ぶような通りです。具体的には茂名路、瑞金路、石門路、陝西路、襄陽路あたりでしょうか。この界隈には輸出品をメインに工場の横流しを売る小さな店がむかしっからとても多くて、このへんをつぶさに見て回れば、服からリネンから、およそ布関係の買い物は大抵事足りると私は思っています。

家で使ってるのがだいぶんくたびれてきたので、今回はベッドリネンを買おうと思っていました。
当然、デパートやショッピングセンター、専門店はスルーです。
中国の床上用品(寝具)専門店の何が不便かって、ばら売りが極端に少ないことです。
つまり敷き掛け枕はてはクッションまで、1セットのカバーを売りつけるのです。

例えば


そこにあるだけで目が痛くなる



お姫さま抱っこを夢見る頃はとっくに過ぎました



これが新婚向け寝具という中国の不思議



チャンスはあっても誘うほうが恥ずかしくなります

とまあこんな調子です。
最近は全体的に高級志向がまん延しているので、私が求めるような色柄が売られている店がどんどん辺鄙な場所に追いやられていて、テリトリー外のところに行くと無意識のうちに、リネン屋を覗く習慣ができました。

手作り好きなら狂います

2007年03月12日(月) 9時28分
前回のトピックで紹介した、フランス租界と華界の境界にある人民路沿いの洋裁関連問屋街は、ウエディングドレスが全く普及してなかった1980年代後半頃から、なぜかウエディングドレス屋が数軒並ぶ不思議通りでした。その合間に洋裁パーツ屋がぽつぽつ、さらに合間になぜかじゅうたん屋がぽつぽつとあり、私も留学生楼の部屋をくつ脱ぎ仕様にすべく、ここでじゅうたんを購入した記憶があります。

つまりこの一帯、「布ではないけど布に関係したもの」を売る店がいっぱいある、という、何ともカテゴライズし難い場所であったと言えます。


赤い一帯がそれ。山東南路の青いところは、タオルや靴下を売る店がずらっと。


今気付いたけど、この地図思いっきり間違ってるわ。人民路と中華路がなして交差する?
正しくは「河南南路」ですね。しっかりしてくださいよ、地○の歩き○さん。

この不思議な傾向は解放前からあった模様で、試しに1947年発行の地図を見てみると…。





靴下屋だらけ(笑)。
その他、毛糸屋、染料屋、布屋などの問屋がぎっしりと。


こうした現象はこの地域に限ったことではなくて、例えば錦江飯店の北側の茂名路〜威海路にかけては自動車パーツ屋、北京東路には変圧器や使途不明なポンプなどの工業用品屋、南京路〜延安路の間の河南中路には模型屋、同じく南京路〜延安路の福建中路には看板屋、長楽路〜淮海路間の陝西南路には花屋といった具合に、同業が密集する傾向があるようです。ただし最近は再開発のせいでずいぶんなくなってしまったのですが。でもお近くに立ち寄られた際はぜひごらんになってくださいまし。

話は戻って人民路。
90年代半ばくらいに結婚式が豪華になってきたのを受け、この一帯も一時はウエディングドレス通りと言い換えてもいいくらい、やたらとドレス屋が並んだ時期もありました。が、今はDIYブームとでも言うのでしょうか。ドレス屋は淮海東路寄りに集中し、城隍廟に近い東側は、服飾パーツ屋が軒を連ねています。

私はすこぶる不器用なので、これらパーツにはあまり縁がない…と言いたいところですが、細かいものをつくるのは結構好きだったりするのと、何より旗袍に使えそうなパーツが目白押しなので、見たくて見たくてうずうずしてはいたのです。もちろん何度も前を通っております。
ではなぜ今まで今まで店内に足を踏み入れなかったかというと

入ったら最後、出られなくなる

ということがわかっていたからです。

がしかし、そんなチキンなことを言っていては上海バカの名折れであります。
というわけで、今回意を決して潜入を試みました。
心のシートベルトを3重にしていざ逝かん。







ぎゃああああああああああああ!!!!






お願い……





や…やめ……






ぜぇぜぇ…ぜぇぜぇ……






……………(死亡)………………




シートベルトの効果空しく死にました。

店内に入るなり襲いかかるリボンやレースやボタンの洪水。そいつらが「買えよオラ買え」と迫ってくるのです。どれもこれも欲しくて欲しくてだけど用途が思いつかなくて、というかいちいち思いついてるときりがなくて、心を乗っ取られないよう背中に冷たい汗を感じながら歩くのがやっとです。

これはもしかしたら、布市場よりも凶暴な魔窟かもしれん。



呼吸を調え、人民路を渡ります。
城隍廟方面に歩いたところでは、なぜか喪黒福三がお出迎え。






その裏手にはこんな光景が…。






以前はもっと道幅が狭く、そこに天蓋を張った露店がぎーっしり並んでたんですが、みんなきれいに建物の中に収まっております。前は印刷のずれたトレーディングカードもどきやらちょっとひねればすぐ折れそうなピアスやらガラス玉をはめこんだ指輪やらという、今どき日本の駄菓子屋でも見かけないようなジャンクなおもちゃを売っている、東日暮里の駄菓子問屋街(の菓子なし)上海版と言ったところでしょうか。今もそう変わりないんですが、旧正月前のこの写真の頃は、正月の飾り物で真っ赤っか。

この通りの東側には、人民路に勝るとも劣らない恐ろしい魔窟が待ち受けております。
それが、福祐商厦

元々は露店をひとつにまとめたビルで、今の上海ではよほどの場末にでも行かなければお目にかかれないような古めかしい小間物を商う店も少なくありませんが、いつしか人民路の品揃えとごっちゃになったらしく、とはいえ微妙に一線を画している点は、人民路の服飾パーツに対してこちらはアクセサリーパーツがメインという点でしょうか。とにかくこちらも手作り大好きさんにとっては限りない恐怖の空間であることは間違いありません。かくいう私も、さきおととしにビーズをここで求めたことがありますが、その時は「脇目も振らず一直線」でビーズだけを求め、滞在時間5分で無事生還した経験があります。ちょっとでも油断すると遭難確実です。

しかし今回は、人民路で一度死にかけた命ですし、死をむやみに恐れていたら、上海バカの名がすたります。突撃です。


……
………
…………
……………

遭難しました(屍)。

1階は小間物なのでまだ平静を保っていられましたが、2階へ行くともういけません。ビーズが、玉のパーツが、あちらこちらの店から「ホーラおねーさん寄っていきなさいよ〜」と媚まくりにあえなく撃沈。ハートの目をして放浪したあげく、気付けば純銀パーツの店でこんなものをつくっておりました。




自分の好きなチャームを組み合わせてつくったブレス。1本40元なり。

…ああ、被害額が少なくて良かった(笑)。
それもこれも、じょーちゃん連れで思いのほかカネがかかって財布のヒモが堅かったおかげです。
人民路でいつ仕立てるかもわからない旗袍のために、チロリアンテープやらジャバラテープやらその他もろもろを買いあさったことは考えない考えない言わない言わない。

結論&警告
彼氏連れ(もしくは配偶者連れ)で行くのは絶対にやめましょう。不和の原因となります。
また、この場所が原因で別れに至っても、当方は責任を取りませんあしからず。

買ったもの 衣類編

2007年03月06日(火) 11時08分



普段からあまり上海で服を買うことはない私ですが、必ず寄るのがTシャツ&スウェット専門店のC-PIXです。




初めてこの店を知ったのはもう5年くらい前?たまたまスカパーの上海衛視で紹介されてたショップです。上海行きを控えていたのですかさずチェック。以来わが家のワードローブには欠かせないアイテムになりました。
とくにじょーちゃんは大のお気に入り。レディースサイズはちょっと小さめなので、小学校3年にSサイズから着始め、今春中学入学を控える今は、Lサイズがジャストフィットとなりました。今や彼女のワードローブの7割以上を占めるんじゃないでしょうか。毎日着るものなので消耗も激しい。というわけで、今回は大きめサイズも含めてこんなに買ってしまいました。






春節気分の上海、C-PIXも例外ではありません。干支の豚柄がたくさん出てました。じょーちゃんが選んだのがこの2枚。






右はビートルズの「アビイ・ロード」のレコジャケをもじったらしい。4匹の豚が渡る横断歩道は「2007」の数字になってます。
左は中国切り絵柄の豚。こんな風に中華テイストを上手に採り入れてるのも、このショップの特長。

私はいつも瑞金一路か陝西南路の店に行きますが、最近は他の場所にも出来てるみたい。
住所や値段などは以下の通りです。

陝西南路39弄77号
瑞金一路110号
長寧路890号2楼-28
遵義路370号
武夷路 264号

Tシャツ 65元〜
スゥエット 80〜110元
カットソー 78元〜
パーカー 130元
*この店は入口ドアにも書いてありますが、一切値引きしません。


次は「清水の舞台から飛び降りるつもりで」買った布靴。





布靴、特に刺繍靴というと私はもっぱら老舗の「小花園」で買ってました。もったいなくて普段履きにはできないけど、学校の保護者会など、上履きが必要な時に使ってます。そもそも持ってるだけで幸せになれるのが、手刺繍の布靴なのです(この気持ち、男子にはわかるまい)。

なので、バンド近くの福州路に「Suzhou-Cobblers」ができてるのは知ってたけど、もちろん何度も足を運んでいたけれども、値段の高さに二の足を踏んでしまい、買ったことはありませんでした。しかし私と同じく上海好きの友人から「自分の足に合わせてセミオーダーができるのよー」という話を聞き、「ならば話は別!」と、今回は「買うつもりで」お店に向かったのでした。

金魚や梅、蝶々、牡丹などの伝統柄も悪くない。だけど私がどうしても欲しかったのがこの小白菜とエンドウ豆の柄でした。
チンゲンサイにも見える小白菜が靴のモチーフだなんて奇妙に感じるかもしれないけど、春秋戦国の頃にはすでに栽培されている歴史ある野菜で、姿のかわいらしさから、明以降の染付などのモチーフにもよく使われているのです。河北地方には、「小白菜」という有名な民歌があります。中国庶民の平和なくらしを象徴する小白菜、それが靴のモチーフなんて、ステキな話でしょう?




小白菜のグリーンと紫のコントラストが何ともいい感じ。エンドウ豆の可愛い形がアクセントになってます。

して私がセミオーダーしたのかというと、その必要はありませんでした。私の足は幅広甲高の典型的な日本人足で、小花園の靴は1サイズ上でないとちょっとキツいんですが、こちらの靴はジャストサイズでも充分です。デザインによってサイズの欠品がありますが、普通の日本人足の人ならば、ノーマルサイズで充分のようですね。






スリッパ、ミュールなどデザインはいくつかありますが、私は革底のフラットシューズを買いました。革を何枚も貼り合わせ、しっかりしたつくりです。

Suzhou-Cobblers
福州路17号1F
刺繍靴 450元
(スリッパ、ミュールはもうちょっと安い。セミオーダーも値段は同じ)


買ったもの 食編

2007年03月05日(月) 8時43分
今回私はホンットに買物をしてません。
いつもは狂ったように買物をするんです。それもおみやげ的な気の利いたものではなく、他人にしてみれば「ゴミ」としか言いようのないものがほとんどだと思います。

しかし今回はなぜかほとんど買物をしていません。まあじょーちゃんのためにスウェットをバカ買いしたり、服が冬物ということもあり、荷物はそれなりに重くなったんですが、それでも40kg(2人分だから)には遠く及びませんでした。物欲が失せたらもう私じゃあないような気もします。

それでもそれなりに買ったものは、食べ物関係ばかり(笑)。それでも食品の数はいつもよりかなり少ないです。そのわけは後述します。
というわけで今日はその一部ラインナップの紹介をします。






大きく分けて食品と調理器具…って、中国料理用のものは数点で、半数以上が製菓器具という不思議(笑)。
呉淞江(蘇州河)近くの厦門路にある「上海酒店設備超市」に行ってきたのであります。






前々から行きたい行きたい行くぞ行くぞと思いつつ、場所が場所だけに二の足を踏んでもう何年経ったことでしょう。このたびじょーちゃん同伴ということで、しかも奴は絵がこの上ない趣味ということで、近くの莫干山路にあるギャラリーの集合体「M50」(ここ、結構面白かったので後日紹介します)とセットにし、1日かけて回りました。時間に余裕があれば同じ厦門路にある内外綿の日本人職員宿舎をじょーちゃんに見せて、日本の住宅との近似点などをおせーてあげようと、ちょっと頭が良さそうなことを考えてはいたんですが、結局物欲ゆえ超重量の買物になってしまい、そのままバスに乗ってよろよろとホテルに戻りました。まさに

知識欲が物欲に負けた

瞬間でありました。情けない。

念願の店に行けるということで頭がいっぱいになり、また、買物中は興奮のあまり、厦門路及び店の様子を撮るのをすっかり忘れていました。よって店内写真などは一切ありません。ごめんなさい。
買ったものリストは以下の通りです。

土鍋 20.2元
プラ製スケッパー5枚組 4.6元
絞り出し袋中(ドイツ製) 29.7元
絞り出し袋小(ドイツ製) 23.7元
羊毛刷毛 8.4元
羊毛刷毛(小) 0.8元
フッ素加工タルト型(24cm) 36元
フッ素加工タルト型(20cm) 24元
パスタトング 19.5元
泡立て器(大) 10.3元
泡立て器(小) 9.7元
麺棒(60cm) 3.7元
肉たたき 11.9元
調理ばさみ 4.6元
アイスクリームディッシャー 13.7元
セイロ 23元

合計 243.8元!

回っている最中、目がハートになりっぱなしでした。もしかしたら上海滞在中で一番キラキラしてたかも。
特に製菓器具の豊富なこと、安いことと言ったらもう!特にタルトレットなどの小さい型の品揃えがムチャクチャ豊富で、黄銅製もあったりして、片っ端から全部買いたかったけど泣く泣くガマン。品質向上もめざましくて、刷毛はこの値段で日本の極上とそう変わりがない。もちろん抜け毛もありません。泡立て器もしっかりとしたステン製で、ワイヤーが多いタイプなのにこの値段!絞り出し袋は盗難防止か、鍵がかかってるロッカーから出してもらうシステムになっていたけど、大きさが5〜6種類あったんじゃなかろうか。ちょっと高いと思われるかもしれないけど、絞り出し袋って意外と高いんですよ…。
これだけ買って250元足らず。日本ではタルト型2つ買っただけでなくなっちゃう金額です。多少は重い思いをしても、帰り道がバスであっても、買っちゃう金額だと思いませんか?

断言します。次回の上海行きでも絶対行きます


次は…食品か。
実は常宿から徒歩10分ほどのところに、とても大きなスーパーがあったんです、そこが何と1フロアーの一区画に大幅縮小されていて…。というわけで、もくろみ通りの買物ができず、今回はとてもショボい内容となっています。




とはいえ絶対買おうと決めてたのがハチミツです。
「おかーさんってハチミツマニア?」とじょーちゃんに聞かれるほど、私は色んな種類のハチミツを片っ端から試すのが好きでして、それも中国で買うと格段に安いということで、毎度の上海行きのたびに、次回までのハチミツに困らぬようまとめ買いしてまいります。
で、今回買ったのは、野菊、アロエ、野生キンモクセイに…む、むくげ??(Yahoo!翻訳で訳してみた)椴樹ってむくげだったんすか。知らなかった。前買ったナツメのがまだ残ってるんで、それが終わったら早速試してみます…むくげから(笑)。





マヨネーズはキユーピー中国バージョン。日本のよりちょっと堅くて甘いのです。が、これにさらに輪をかけた「キユーピースイートマヨネーズ」ってのも棚にあって思わず手を伸ばしかけたけど、じょーちゃんにかたくなに拒まれ断念。右はいつも買い置いてる上海でのみそ醤油大豆調味料の老舗、鼎豊牌のハマナス風味腐乳。麹の赤い腐乳にハマナス配合。






調味料も「上海辣醤油」は日本で買うと高いので小瓶が欲しかったのに、売り場縮小した店では見つからず断念。結局買ったのはこの3点だけでした。
左から?県の豆板醤(豆板醤は?県に限ります!)、マコーミックのニンニク味鶏唐揚げの素、鼎豊牌の甜麺醤。豆板醤と甜麺醤は言わずもがな、マコーミックのシーズニングの中でもこの唐揚げの素、意外と美味しいんですよね。

闘い済んで……(11.21)

2004年11月21日(日) 15時52分
 行きの荷物→17kg
 帰りの荷物→30+10+5kg(うち5kgは別送に)
 
 買物熱、いまだ衰えず。恐ろしや。

 画像は、戦利品のごく一部。当然トランクには入りきらず、でっかいバッグをぱんぱんにして機内持ち込みに。当然税関で 
「1週間にしてはずいぶんお荷物多いですけど、中身何ですか?」
と引っ掛かり、検査を受けるはめに。しかし次々出てくるがらくた達に、職員もあきれたのか、早々にOKが出てほっと安心。

 がらくた達を今しみじみ見返していると、今回私はモノを通して「消えゆく上海」
を再確認してたんだなあとつくづく思った。

10年前と比べると、街には商品が溢れかえり、ひとびとの選択肢もずっと増えた。結果、むかしからのモノが見向きもされなくなり、製造停止になり、あとは消えるのを待つだけになっている。

 上海製品といえば、ひとむかし前まで高品質の証しであったけど、それをつくっているのは今や斜陽の国営企業。繊維にせよ軽工業にせよ、今は地方の私営企業にお株を奪われている。
「上海ブランド」が過去の遺産になってしまう日も、そう遠くないだろう。

 古い建築のように、保護条例でもつくって、モノも保護してもらえないだろうか。
これは私の切なる願い。

C-PIXのTシャツ

2004年11月16日(火) 21時51分
 数年前、上海衛視のおしゃれモノ特集で見て以来、すっかりハマっておるTシャツ専門店。
中国でTシャツを買うと、えりぐりがすぐびろびろになったり、生地がてろてろになったり、模様がハゲたりと、「安物買いの銭失い」とはまさにこのことってーイメージが強かった。が、テレビで見てオリジナルデザインの良さから、だまされたつもりで買ったところ、これがことのほか具合がよろしい。
一番最初に買った3年前のTシャツは、さんざん着倒してさすがに少し色あせはあるものの、「てれてれびろびろ」は全く見られず、まだまだ現役で活躍中である。
 また、デフォルトのデザインもありながら、シーズンで次々新作を出している。というわけで、上海を訪れるたびに、この店をチェックするのが習慣となった私である。
「見るだけ」は絶対にないんだけど。

C-PIX
具体的住所はわからん。淮海中路から瑞金路を北上したとこと、淮海中路から陝西路を北上したとこの2店舗。結構わかりやすいから、大丈夫かと。

Tシャツ 40〜75元くらい

金[口桑]子喉片(11.14)

2004年11月15日(月) 12時04分
 要するに、のど飴である。たかがのど飴、何が「逸品」なのかと突っ込まれても、堂々としてられるほど、すばらしい、というか恐ろしいスペックを持った奴なのだ。
 こいつを初めて知ったのは、スカパーの上海衛視のCMだった。
 「金[口桑]子」ってのは直訳すれば「金のノド」。30年代の上海に周[王旋]ちゅー歌手がいて、その声の美しさから「金[口桑]子」と呼ばれておったようだけど、まあそういう意味である。
「[口桑]子好」は「声がいい」という意味以外に「歌が上手い」という意味もあって「私は音痴です」は「我[口桑]子不好」だ。関係ないが。
 もし中国にジャロがあったら絶対通報されまくりだろうと思うくらい、誇大広告はたくさんある。「金のノド」という麗々しいネーミングも、怪しさ満点ではないか。
というわけで、「けっ、たかがのど飴に何言ってやがる」くらいにしか、CMを見た時点では思わなかったことを、この場で正直に告白しておこう。
 が、数年前のこと。いきつけの中国あんまでもんでもらってる時、どうもノドの調子が悪くて咳払いをしてたところ、にーちゃんがくれたのがこいつだったのだ。たった1粒でノドスッキリって……ヤバくね?
 それ以来、私はこいつの布教に努め、すでに数多くの信徒を得ることができ、その勢いはとどまることを知らない。最初はみんなバカにする。私のように。しかしいざなめてみるとみなその効果に驚くと共に、中国みやげとして広範囲にバラ撒くのである。そう、こいつは手頃な値段、嵩張らない、入手が容易、人が喜ぶと、みやげの理想型をみごとに満たしておるのである。これ以上は語るまい、とにかく買え。

金[口桑]子喉片
小箱 3.5元くらい
※店によっては小箱の中の小袋単位で売ってることもあり。1箱4袋入りで、1袋には4つ入っている。

8月3日 晴れ

2003年08月05日(火) 9時44分
本日は風があるのでいくらかしのぎやすい。というわけで積極的に 街歩きを展開する。ターゲットは豫園を中心とした元華人地区。 日曜日なので豫園周辺の混雑が心配だったけど、そうたいしたこと はなかった。この暑さじゃねぇ(ちなみに本日も40度)。 豫園市場をぐるぐる回っていたら、昔からある楽器屋で子供向けの アコーディオンとタンバリンを発見した。子供用とはいえ決してお もちゃじゃなくて、タンバリンはきちんと革張りだし、アコーディ オンは木製で、蛇腹は紙なれどちゃんと和音も出る。あまりの可愛 さについついじょーちゃんにプレゼントしてしまった。タンバリン の絵柄はいろいろあるけど、結構絵付けが雑なので、一番きれいな のを選んで購入。タンバリン12元、アコーディオン72元。
プロフィール
名前:王華
誕生日:2月8日
血液型:B型
現住所:東京都
上海バカ歴20余年。
「通」や「ヲタク」の人々と一線を画す点はひとえに「難しいことはわからない」です。歴史的うんちくや知識勝負の話題は他のブログでどうぞ。
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