July 16 [Sun], 2006, 10:43
そんな中、ある問題が浮上した。

Tと仲のよい先輩Sが、Oという後輩の女の子にちょっかいを出している。
しかし、彼(S)には長い付き合いの恋人がいる。
…Oはやたらと自分に構う彼に、惚れてしまっていた。


Tは、そんな優柔不断なSに怒りを抱いた。
以前私とのことで、
「何故彼女と別れる前に告白なんてした。順番が違う。
せめて二人のどちらか、ハッキリさせてからにしろ」
Sが怒りながらTにそう言ったことがあったからである。
自分のことを棚に上げているSに、その話や彼の性癖を聞いたOは
「もしあの人が私を選んでくれたとしても、きっと私は幸せになれない」
と、Tや私に打ち明けていた。


私やTは、そんな彼女を見ているのが切なかった。
そして、できる限りの助けになろうとしていた。

 

July 16 [Sun], 2006, 10:21
その日からは、T(彼)とは表面上はサークルの仲のよい仲間として
お互い振舞っていた。
私があの時言ったことは本心であったし、
恋人になることはできないけど、友人として彼の心の支えになりたかった。


私は、恋人と別れた。
好きという気持ちはあったものの、それは既に恋ではなくなっていたから。


しかし、あくまで友人として親身に接し続ける私が
Tにとっては自分に気を持たせているのか、それとも望みはないのか
分からないらしく、友人Yに愚痴をよく吐いていた。
Yはサークルの仲間であり、私たち共通の友人でもあった。
私はYから、彼が私のことをまだ諦めていないということや
そのことで辛い思いをしているということ等を、しばしば聞いていた。
そして私もまた、どうすることもできない苦しみをYに
聞いてもらっていた。



そんな日々が数週間続いた。

 

July 15 [Sat], 2006, 22:45
―――ごめんなさい、やっぱり今は駄目です。
貴方のことは人としてとても好き。
他人に言えないような愚痴や悩みも聞いてあげたい。
力になりたい。いつも頑張っている貴方を支えたい。
…けど、今はしばらく恋愛はお休みしたいんです。

「分かった。
今はまだ駄目でも、きっと好きと言ってもらえるように
俺は成長する。だから見ていて下さい」

―――はい。

 

July 15 [Sat], 2006, 21:44
「実は初めて見た時から好きだった。
その時俺には恋人がいたし、誰か知らない奴に渡すよりは
目の届く所においておきたかった。だから、友人と君をくっつけたんだ。
自分でもずるいと思う。
そのまま二年間、好きだという気持ちはずっとあったけど
彼女のこともやっぱり好きだった。
けど、俺の為に泣いてくれたあの時、気持ちがはっきりした。
君のように俺を気遣ってくれる人間は今までいなかった。
誰も、彼女でさえも、本当の俺の気持ちは分かってくれなかった。
誰にも言えないようなことも、君になら言える。
もう彼女にも、俺の気持ちも限界だ。
今はお互い恋人がいる状態だけど、付き合ってほしい。
彼女とは別れる」

―――それは、駄目です。
私も、貴方と一緒になれば今よりも幸せになれるかもしれない。
けどそれは、順番が違う。
今はまだ答えが出せません。時間を下さい。

「今、君がいてくれなかったら、俺はどうすればいいんだ!
君に断られたら、今までのように普通に話したりはできなくなる」

―――そんな。私だってどうすればいいか分かりません。
だから…一緒に考えていきましょう。


「俺はこの先もずっと君のことを好き。それだけは変わらない」
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