NYぶらり旅(2008/05/04-08)その1〜女神様に会ってきた

2008年06月27日(金) 12時41分

先月のGWに3年半ぶりにNYに行って来ました。4度目のNYは初一人旅だったので健忘症気味な私としては覚書をしておかねば…とずっと思ってたのですがなかなか忙しくて時間も取れず…薄れ行く記憶にはらはらしつつ2ヶ月近くが経ち、そろそろ書き付けておかねばほんとにやばそうなので思い出しつつ。

***

とにかくまず何をおいても書いておかねばならない事を。
今回初めて女神様と謁見してまいりました。今までバッテリーパークからだったりブルックリンブリッジからだったり、遠目にはそのお姿を拝見していたのですが、近眼の私はお台場の女史のがまだくっきり見えんじゃん…程度の感想しかひねり出せない体たらくでした…。NYが好きとか公言しておいてそれはないよなと、今回の一人旅、夜のRENT以外は特に予定も決まっていなかったので思い切って早起きして会いに行ってみることにしました。
1番のラインでマンハッタンを南下。途中親切なビジネスマンの方にこの車輌はサウスフェリーまで行かないからレクターストリートで降りて一番左端の出口から歩くといいよと教えていただいたりして(観光客丸出しだったんだろうな…)、これは幸先がいいわ。待ってろよ女神!と、意気揚々とバッテリーパークへ。
…しかし甘かったです…大甘です…世界の中心NY、その象徴でもある女神様への謁見希望者は想像以上でした。最初のフェリーの出る大分前にチケット売場に着いたのですが既に長蛇の列。しかも午前中の便は完売しているとのこと。
午後からはRENTのラッシュチケットに挑戦したかったので、やっぱり縁が無いのかとあきらめようとした時、「Can you speak Japanease?日本の方ですか?」と声を掛けられました。なんでもWebで注文したチケットが2枚のところなぜか3枚取れてしまっていて、1枚あまっているので譲ってくださるとのこと。渡に船!とばかりにテキサス在住のY田ご夫妻のご厚意に甘えさせていただくことにしました。日本を立って2日近く経ち、日本語が恋しくなっていたことも相俟って、声をかけてくださったY田さんの奥さんこそ女神様に見えました。
かくして、台座入場券付き(普通当日は買えない)のチケットを手に入れ、本来なら自分も並んでいたはずの大行列を尻目に、その日一番のフェリーに乗ることが出来てしまったにょろぐはニューヨーク4度目にして初めて、女神様のご尊顔を拝むことが出来たのでした。


スタテン島までは10分くらいだったかな。停泊中ぐらんぐらんゆれてたフェリーも走り出すと快調です。乗船後の場所取合戦に負けた私達はフェリー後部から遠ざかるマンハッタンを眺めながらの船旅だったので、フェリーがスタテン島を廻りこむと巨大な女神様がいきなり目に飛び込んできて結構な迫力でした。若い人にはわからないでしょうが頭の中にあれが流れたねあれ!ウルトラクイズのテーマ曲!やっぱり感動しますよあれは。ほわーと思わず口に出して言ったかもしれません。女神様は遠目に眺めていた時の印象よりもすごく大きかったです。もちろんお台場の彼女とは比べ物にならなかったです。
エリス島着後は混む前に…とまずは台座へ。チケットにY田さんのお名前があるので、入場時パスポートとチケットの名前が違うことを指摘されたら面倒だからと、ご夫婦に同行させていただくことに。
ところでここの入口のボディチェックがすごかったです。9・11のテロ以来どこもチェックが厳しくなっていますが、ここは空港以上でした。まず入口の強面の兄さんが荷物をチェック。ここで私、鞄に入れてたDASANI(水)を指摘されました。飲むか捨てるかどっちかにしろってその場で1リットル弱を全部飲めるかっつの!捨てます…と言って差し出したらガン!って床に投げ捨てられてちょっと泣きそうでした…こえー…。その後パスポートチェック、金属探知機通り抜け、仕上にぷしゅーっとエアーで洗浄までされました。空港はなんだかんだ言って結構甘かった(機内に飲物持ち込んでる人とか沢山いたし)のでその徹底振りに驚かされました。まあテロの最初の標的だったとも言われている女神様ですしねー…でもDASANIはもったいなかったな…。
女神様台座内部は博物館になってます。
実物大の足とか顔とかのレプリカや、建設当時の様子を写した貴重な写真、彼女がフランスからやってきた歴史やなんかの説明があったり。


あの水色の姿が印象深い女神様なので、なんか顔色悪いように思えますが、彼女は材質が銅なので実際はこの十円色(笑)らしいです。青いのは雨などで酸化して錆びているせいなんだそうです。Y田さんが教えてくださいました。Y田さん博学で色々とお話を聞かせていただくのも楽しかった。
ちなみに私の顔がやけにテカってるのは材質が銅だからとかではないです。


そこを船が通っちゃうのかよ…!と、突っ込みたくなるような、こんな案(上の写真)もあったらしいです…考えてみたら日本では「自由の女神」と呼ばれますが「The Statue of Liberty」なので必ずしも女性でなければならないわけではなかったんですね…しかしこんなもん建ってるNYが世界の中心だったら嫌すぎる…。自由さがまったく伝わってこない。エマ・ラザラス(女神様のモデル)が美人で本当に良かった…。
感心したり突っ込みを入れたり、ひととおり博物館を見て回っていざ台座上部へ。遠くから見たときはそんなに高く感じなかったのに結構な階段の多さにへこたれつつも3人励ましあいながらなので楽しい。ちなみに10年位前にY田さんが女神様謁見に訪れたときは台座より上、お顔の辺りまで登れたそうですが、込み合って天辺までは1時間くらいかかったんだそうです。もっと昔はトーチのまで出られたそうですが、それはちょっと恐そうです。とかお話しながら外へ。
快晴のスタテン島から見るマンハッタンの景色は格別でした。
9・11以前の写真と目の前の眺望を照らし合わせてしばし感慨にふけってみたり、そういえば「タイタニック」のラストはあの島なんだよねえ…とエリス島を眺めて不思議な気持ちになったり、ひとしきり景色を楽しんで台座を出たところでY田夫妻とはお別れ。女神様をスケッチしたりおみやげ物屋さんを見たりうろうろした後、お腹もすいたのでマンハッタンに戻ることに。


…お別れしたY田夫妻とはエリス島行きフェリーでまたお会いしました。ダラスでお留守番のわんこ・ユキちゃんの写真を見せていただいたり日本でお留守番のミナミの写真をお見せしたり、短くも楽しい船旅でした。
エリス島に着いて今度こそお別れしたYご夫妻の連絡先をうかがわなかったことを今すごい後悔しています…このような辺境のブログからでは届かないかもしれませんが、ご夫婦にとってはお邪魔虫なはずのにょろぐにも大変に親切にしてくださったY田ご夫妻!おかげで素敵な思い出ができました!本当にありがとうございました!

朱家角に行ってみよう

2007年02月07日(水) 23時11分
◆2007年1月1日から3日までの上海旅行の記録です◆

食いしん坊図鑑(…)その5にも書きましたが旅行2日目は上海市からバスで1時間程のところにある水郷・朱家角に行って来ました。雨と寒さとバス乗り場の見つからなさにちょっと泣きそうだったのですが、いざ辿り着いてみると古い街並の残る朱家角は曇天の下でも充分に美しく、名物のちまきなど食べながら路地と水路の町を歩くのはタイムスリップしたようで楽しかったです。鋪装された道路と高い建物の並ぶ上海の街並は美しいけれど、大都市特有の整然とした機能美は東京やソウルやNYと大して変わらないんですよね。絵に描いたような異国情緒漂う朱家角に旅行2日目にしてやっと、ああ外国に来たんだなと実感しました。

現像してみたらあまり良い写真が撮れてなかったのが残念なのですが、一番上の写真の赤い柱の間に見えるのが朱家角のシンボル放生橋。明代に建造されたこの橋の名前の由来にもなっている「放生」は、昔川で亡くなった方の供養にお坊さんが亀や鯉などの生き物を放したという故事に倣って、魚を放すと願いが叶うというもので、現在でも多くの観光客が魚を放流する光景が見られます。
年末から元気の無いみなみ(オカメインコ)の回復を祈る意味で橋の周りに沢山いる魚売りのおばちゃんから私も魚買ってみました。指で3を示すので3元を渡して魚を受け取ったものの、作法がわからずうろうろしていると近くにいたおばちゃんが手を引いてやり方を教えてくれました。石段に魚をびちびち跳ねさせてしまったりもしつつもなんとか放流。お願い事をして帰ろうとしたら手を引いてくれたおばちゃん達が群がってきてちょっと恐かったです。親切はタダではなかったわけですよ。いつの間にか何もしてくれていないおばちゃんまでがくっついてきて恐ろしくなり、1元ずつ渡して振り払い逃げるように橋を後にしました。…縁起いいんだか悪いんだか微妙な気持ちになったり…今となってはみなみは元気になったしあれはあれでよかったかな。朱家角の思い出…プライスレスってことで。

朱家角へは地下鉄4号線上海体育館駅から徒歩10分くらいのところにある旅游集散中心で旅游バス4号線に乗り約1時間。バス代は片道12元、車内での支払いになります(車掌さんが集金に回ります)。到着後、入村料が10元、私達は行きませんでしたが文化館などに入る際は別途で60元かかるようです。雨だったので乗りませんでしたが船に揺られるのも楽しそうです。金魚を投げたい人はおばちゃんにさえ用心すれば3元でお願いごとが出来ます。ちなみにこの金魚は放流された後下流で待ち構えている別のおばちゃんにピックアップされるリサイクル式らしいです。…御利益があるのかどうかはともかく思い出にはなります(たまに苦いかもしれないけど)。
じっくり見ても2時間くらいあれば回りきれてしまう小さな町ですが、景色も雰囲気も素敵なので上海に行かれた方は足を伸ばしてみて下さい。
追記は魅惑の萌画像です。

上海B級グルメ図鑑-その5

2007年02月06日(火) 12時11分
◆2007年1月1日から3日までの上海旅行の記録です◆

■阿婆茶館でお茶
(朱家角/旅游集散中心から旅游バス4号線で1時間)
思えば丁度10年前初めて中国を訪れた時も三峡を船で旅しました(11泊の旅行中4泊が船上でした)。中国の水辺とは何かと縁があるようで、上海2日目はバスに乗って郊外の水郷朱家角へ行って来ました。
賑やかな上海市街からほんの1時間程離れただけとは思えない趣のある朱家角の街並を構成するのは水路と白壁と路地です。冷たい雨の中迷路のように張り巡らされた路地を歩き、寒さに凍えそうになって来た頃、著名人も多く訪れるという歴史ある茶館「阿婆茶館」の前を通りかかったので入ってみることにしました。
少しだけ日本語を話せるお姉さんに案内してもらい水路の見渡せる2階へ。
窓と吹き抜けからの明かりだけの店内は薄暗く、寒さとあいにくの雨で広い店内は殆どお客さんも居らずしんと静まり返り、年季の入った建物と相俟ってなんだか時間が止まったよう。Nちんおすすめの蜂蜜桂花王茶を注文しました。

蓋付の茶器で給仕された蜂蜜桂花王茶はその名の通り桂花(金木犀)にハチミツで甘みをプラスしたお茶です。蓋を開けるとびっしりと茶器表面に浮かんだ金木犀の花からいいにおいが。そのまま飲んでみたところ甘くて香りがよくて美味しいものの当たり前ですが花が口に入って気持ちが悪い。試行錯誤してふーっと吹いて花を対岸に押しやってみたりもしたのですが上手くいかず…蓋を取らずに花びらが出てこない程度にちょっとずらして飲むのだと香港でもこのお茶を飲んだというNちんに教わりました。なるほどー。
これにB級とタイトルつけるのはどうかとも思ったひとり分45元(まあ720円くらいですけど)。しかしガイドブックなどによるとお茶屋さんでお茶を飲むと大体このくらいの値段みたいです。茶器に入れられたお茶には別でポットも用意されていて、お湯を継ぎ足し継ぎ足し、何杯でも飲めます。今回飲んだお茶は3杯4杯目になるとちょっとハチミツが薄れて渋かったんですけどね…。
お茶を注文すると付いてくるお茶請け2種類もふたり分とはいえかなりたっぷり大サービス。薄っぺらい落雁のようなお菓子と故鎮名物の豆(正式名称は何と言うんだろう…細かく刻んだザーサイとかが入ってました。枝豆のような豆でした)。この豆が程よい塩気ですごく美味しい。Nちんが買って帰ったのを夜のビールのお供にしましたが、ビールにもとても合い、結局翌日私も第一食品で購入してしまいました。

お茶は美味しいし何より景色が素晴らしい。冷たい雨は体を凍えさせましたが、お店から眺める分には美しい景色をぼんやりとかすませる良い効果になってました(店を出たとたん前言撤回しましたけど)。
まあ晴れた日は晴れた日できっと素敵なんじゃないかと思います。朱家角を訪れた際はぜひ阿婆茶館で優雅でノスタルジックなティータイムを過ごしてみてください。

上海B級グルメ図鑑-その4

2007年02月02日(金) 22時51分
◆2007年1月1日から3日までの上海旅行の記録です◆

■莉蓮蛋撻餅屋-Lillian Cake Shopのエッグタルト
(南京西路988号)
Nちんがどうかはわかりませんが私個人的には一番楽しみにしてたのがこの店でした。もともと生クリームたっぷりのケーキよりもカスタード系のタルトやプリンが好きなので、上海ナビの記事で「上海で一番美味しいエッグタルト!」というのを見た時から相方の意見を聞きもせずに、ここは絶対行こう…と勝手に心に決めてました(N子様すみません)。
私の持っているガイドブックには地下鉄2号線石門一路駅徒歩2分とありましたが、ここ、小楊生煎館から歩いて10分もかからないところ(ぐるぐる迷ったので実際どれくらいの距離だったのかは不明なんですけど)だったので、焼き小龍包を食べた帰りに寄ってオーソドックスなエッグタルト(3.5元)とチーズケーキ風味の(3.8元)をふたつずつテイクアウト。ものすごく邪道なのはわかってますがホテルに帰ってビール飲みながら食べました。ビールに合うかどうかはともかくすんごく美味しい!特にオーソドックスな方!さくさくのパイ生地にとろっと程よい固さの甘過ぎないカスタードクリームが絶妙ですよ!チーズケーキ風味の方はビスケットっぽい所謂タルト台に、レアとスフレの中間の、NYチーズケーキっぽいフィリング。これも美味しいんですがNYチーズケーキにちょっとしたトラウマがある私は断然オーソドックスな方が好きでした。

なんでもっと大量に仕入れ無かったんだろう…とちょっと後悔する位の美味しさだったんですが、あちこちに店舗はあるようで、滄浪亭でごはん食べた後にふらふらしていた時に偶然支店を見つけてもう一度食べることが出来ました(叙友茶荘っていうお茶っ葉屋さんの隣です。)。この時の、買ってすぐその場で熱々を食べたのがまた格別でした。おそばでお腹いっぱいだったのにほんと美味しかった…。
これから上海に行く人に何をすすめるかと言われればまず私はこのリリアンのエッグタルトですねえ。ぜひ食べて来て欲しい。そんでお土産に買って来て欲しい…(これが本音)。

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■Surprisingのエッグタルト
(南京東路720号第一食品商店1F/地下鉄1、2号線人民広場駅徒歩3分)
リリアン以外のエッグタルトは特に予定してなかったのですが、ふらりと立ち寄った第一食品で見かけたこの店で買ったのが上海で最初に食べたエッグタルトでした。オーソドックスなのと小豆入りの(…個々の金額控え忘れてしまいました。2種類を1個ずつで4.9元)をふたつずつ買って、夜ホテルで食べようねーって言ってたのですが、小楊生煎館へ向かうべく南京西路を歩いている途中我慢出来ずにオーソドックスな方を食べてしまった…。買ってから少し経っていて、冷め始めている感じでしたがバターの風味が濃厚なパイ生地がさっくさくでうまーい。翌朝ホテルで食べた小豆入りの方も、カスタードフィリングに甘味の少ない小豆の水煮がたっぷり入っていて、一日経ってすっかりプリン状に固まっているのに不思議とジューシーで美味しかったです。
最終日にお土産を物色しに第一食品に立ち寄って、結局この店のエッグタルトも2度購入してしまいました。空港のベンチで食べた時は冷えきってたけれどやっぱり美味しかったです。

第一食品には覚えている限りでもエッグタルトを扱っているお店が3店舗(1店舗は入口わきのベンダー)あったと思うのですが、お店入って左手の奥まったところにあるこのSurprisingのがおすすめです。ベンダーのは食べなかったのでなんとも言えないのですが、食べ比べてみたくて買ったもう一店舗のは、買ってすぐ食べたけれどいまいちでした。小さな店舗なので多分どこかで作ったのを持って来ているんじゃないかなあ。Surprisingは製造直売という感じでオーブンやらなにやらが見えてたのでその辺が美味しさの違いのような気がします。製造直売と言えば関係ありませんが第一食品にはビアードパパのシュークリーム屋さんも入っていて店内に懐かしい(家の近所にもあるので)においが漂ってました…。

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上海滞在2泊3日の間に食べたエッグタルトの数は全部で8個でした。ちなみに私卵アレルギー(生卵が駄目。下手したら死ねる)なんですけどね!でもうち7回はこんだけ美味しいなら死んでも本望かもなと思った。ほんと美味しかったです。

上海B級グルメ図鑑-その3

2007年02月02日(金) 12時32分
◆2007年1月1日から3日までの上海旅行の記録です◆

■滄浪亭(准海中路689号/地下鉄1号線陜西南路徒歩5分)の蘇州麺
何しろ目的地が上海だったので、一応「上海蟹どうしようか…」という話も出たのですが、どうにもふたりともあれの食べ方というのが想像付かず、いまいち美味しそうとも思わなかったのでこの話は結構すぐになくなったのでした。ぽっかりと空いた一回分のディナー代案として麺類好きの私がガイドブックで見かけたこのお店を提案。快く応じてくれたNちんと共に上海2日目の夕方、郊外の観光地から帰って来た足で准海中路へ。
お店はデパートやブランドショップの並ぶおしゃれなエリアにありました。入り口入ってすぐのカウンターで食券を購入、テーブルで注文したものが届くのを待つ、というスタイル。カウンターでは中国語しか通じませんが、写真入のメニューを出してくれるので指で示すだけでOKです。私たちが入った時にカウンターに座っていたおばちゃんは、右も左もわからない異邦人ということが一目でわかったのか、何もアクションをしないうちからメニューを出してくれて、人気メニューらしきふたつの写真を指した後、親指を「GOOD!」って立てて教えてくれてかわいかったです。
おばちゃんリコメンドの蝦蟹面を私が、同じく鶏湯面をNちんが注文。半ば埋まった広い店内でテーブル席がひとつ空いていたので陣取ってしばし待ちます。

ちょっとしておそば到着。上の写真が私が注文した蝦蟹面(38元)、下がNちん注文の鶏湯面(???Nちん値段教えて下さい)。基本のスープと麺が一緒で、トッピングがそれぞれ違う、といった感じです。

たっぷり葱の浮いたさっぱりとしたスープにねばりのない麺が特徴の蘇州麺はラーメンとも蕎麦とも違う不思議な味わい。そのままでは物足りなく感じるくらいのところに、蟹ミソしっかり味の蝦蟹餡をのせると濃い味の餡とあっさり味のスープが混ざりあってコクのあるなんとも言えない美味しさです。ねばりはないのにぼそぼそするわけでもない麺も、細いけれどしっかりとしていて食べ応えがあり、くせもなくとても美味しい。思わぬところで上海蟹(?)も食べられて大満足でした。
Nちんの鶏湯面も、鮮やかなチンゲンサイが目に美しく、骨付きのでっかいトリ肉が食べ応えありそうな感じでした。トリ肉をちょっと食べさせてもらいましたが、別皿で付いて来た黒酢をつけて食べるとすごい美味しかったです。
ラーメンのこってり感と日本蕎麦のあっさり感の中間くらいに位置するような気がするので、日本人もかなり好きな味なんじゃないかと思いました。滄浪亭はチェーン店らしい(あやふや)ので上海に行かれる方はぜひ一度蘇州麺をお試し下さいませ。

上海B級グルメ図鑑-その2

2007年01月30日(火) 23時36分
◆2007年1月1日から3日までの上海旅行の記録です◆

■小楊生煎館(呉江路54号、60号)の小楊生煎(焼き小龍包)
これも一日目に食べました。夜ごはん。
たいていのガイドブックに載っている超有名店ですね。私たちもかなり楽しみにしてました。どれくらい楽しみだったかというと、2泊3日の予定表作成会議(笑)の際に、食べてみて明日も食べたい!ってことになった時2日目とか3日目にしておいて「明日」が無いと大変!ってことで1日目に予定を組んでおいたほどでした。
そういうわけで、南翔饅頭店の小龍包ですっかり満ち足りたはずの胃袋を抱えながらも、やっぱり計画は遂行しないと…!と、そぼふる雨に滲む美しい豫園の夜景見物もそこそこに、呉江路を目指し歩き出しました。
ところで、図鑑その1ではさらりと流してしまいましたが今回ちょっとしたミラクルがありました。観光地ながら交通の便はあまり良いとは言えず、たいていどんなガイドブックを見ても地下鉄2号線河南中路駅からバスかタクシーで…と書いてある名園・豫園。ホテルからはだいたい30分くらい歩いたと思います。もともと歩くのは好きで、どこに旅行に行っても己の足で好きなところを巡る方ではありますが、知っている人は嫌と言う程知っていると思いますが私は救いようの無い方向音痴です。駅徒歩5分の映画館を探し2時間迷える女です。地図を見ながらも目的地と真逆を指差し「あっちのような気がする…!」とか言って満場一致で却下されたこともありました。しかし豫園には辿り着いてしまった。ミラクルは一度ならず、またしてもタクシー運に見放され、豫園から歩き続けることおよそ一時間、なんと呉江路にもちゃんと辿り着けちゃったんですよ…美味しいものへの執念恐るべし…!
なんだか前置きが長くなりました。屋台の集まるにぎやかな呉江路にある小楊生煎館、ごく狭い範囲に2店舗を構えています。雨の元旦の夜ということで私達はそう待たされることは無かったのですが、普段はどちらも大行列を作っているらしいです。
外のレジで注文をして、小龍包は入口脇の大きな鉄板で焼いているものを受け取り、他のメニューは席まで持って来てもらう、というスタイル。人気店故観光客には慣れているようで、食券の購入の際はことばがわからないことを察して紙に書くよう促されました。

今回は看板メニューの小楊生煎(3元/約48円)と、事前調査で評判がよかった牛肉湯(3.5元/約56円)をそれぞれ2人前ずつオーダー。ちょうど壁に面したカウンター席が空いていたのですかさず席も確保、20〜30分は並ぶ覚悟でしたがかなりスムーズにいただきますが出来ました。
で、噂の焼き小龍包。う…うまい…!
「小龍包」と名は同じでも南翔饅頭店のそれとはまた全然別の美味しさ。むっちりと肉厚の皮は表面が焼き揚げてあり、かりかりというかさくさくというかなんとも言えない触感。がぶっと齧ると中にはもちろん熱々のスープが。とめどなく溢れるそれの奥にはぎっちりと旨味を凝縮した挽肉が。ひとつがずっしりと大きめなので1人前4個はかなりのボリュームなのですが、残すとかいう選択肢は思いつきもしませんでした。うまいのなんのって。カレー風味のさらっとしたスープに薄い牛肉とパクチの浮いた牛肉湯も、かなりくせのある味でしたが美味しかった。お腹はち切れそうなのにスプーンが全然止められないの。
この店では突然の停電というアクシデントに見舞われたりもしたのですが、店内が真っ暗になってもお隣の席からずずずと小龍包のスープをすする音が途絶え無かったのがすごく印象的でした。もちろん私の箸も止まりませんでした。

他にも行ってみたいお店があったので結局2日目もこのお店に…ということはなかったのですが、3日目、お土産を探してふらふらと彷徨っていたところ偶然にも南京東路の第一食品の奥にこのお店の支店(?)を発見して再び小楊生煎にありつくことが出来ました。混み合ったデパートで立ち食いでしたがやっぱり美味しかったです。呉江路までは行けない方も南京東路ショッピングの合間にでもぜひ立ち寄ってみて下さい。

***
ところでいまさらですけどタイトルの「B級」は決して2流とかいう意味ではないです。「チープ」と「激安」とこれで迷って単に語感でつけました。とにかく安いってことが言いたかったのです。多分今回日本円にして500円超えるものは食べてませんがどれも絶品でした。4000年の歴史は伊達じゃないなって感じでした。

上海B級グルメ図鑑-その1

2007年01月28日(日) 23時05分
◆2007年1月1日から3日までの上海旅行の記録です◆

■南翔饅頭店(豫園路85号)の小龍包
上海に着いて最初に口に入れたものがこれでした。
上海きっての観光地豫園周辺には種々雑多なお店がひしめき合ってます。名店と言われる小龍包のお店も沢山あるようですが、中でもひときわ人気があるのがジグザグの九曲橋の傍にお店を構えるこの南翔饅頭店だそうです。3階からなる店舗は各フロア毎にメニューも違うらしく、どうも日本人が行くとぼられる(というか自動的に一番お高い3Fに通されるらしい)らしいのでチキンな私達は1プライスの1Fテイクアウトの列に並びました。

窓越しに小龍包作りの様子など眺めながら待たされること10分くらい。注文も窓越し。メニューはひとつしかないので手で1つとか2つとか示してお金を渡せば特に会話は必要ありません。機内食からそれ程時間が経って無かったのでふたりでひと皿(16個)をシェアすることに。ちなみにこのボリュームで10元、約160円。程なくしてほかほかのできたて小龍包を受け取り、やっぱりお店の窓越しに厨房を眺めながらいただきます。
なんじゃこりゃ…!…お…美味しい…!
水餃子に近い(と私は思った)もちもちの皮を齧ると中にはあっつ熱のスープと豚ひき肉がたっぷり。あまりの美味しさにNYの鹿鳴春で学んだ正しき小龍包の食し方もうっかり忘れ、かぶりついてアチ−!っとなったりもしましたがでもやっぱり美味しいしあわせ。ふたつめは落ち着いてちょっと齧ってじゅるじゅるっとスープを飲んで、程よく汁気が無くなったところでたっぷりの黒酢をつけてがぶっとやるとまた美味しい。しあわせ。

なんと言えばいいか…この日は(ていうかぶっちゃけ滞在中雨じゃなかった日は無いのですが)冬の冷たい雨で、背に腹は変えられず公園でおばちゃんから買った傘は壊れており、異国の地で騙されたかなしさに心は荒み、休日の為タクシーもつかまらず、向かって歩きながらタクシー拾えばいいYO☆NE☆と言ってた距離をうっかり歩いて辿り着いてしまったため足は棒のようでしたが、なんかそういうあれやこれやを吹っ飛ばす美味しさでした。小龍包。むしろそんなあれやこれやを経たからこそ美味しかったのかもしれません。爽やかに晴れた日にグランドハイアット上海辺りからチャーターしたリムジンで乗り込んで喰って同じ味がするかといわれるとちょっと自信がない…かも…。うそうそ。サイコ−美味しいですって。ほんとに。
豫園を訪れたらぜひ立ち寄ってみて下さい。雨の中だろうとも、人間不振に陥っていようとも(笑)並ぶ価値のある美味しさですのでまじで。
余談ですけど列に並んでいた時すぐ前にいた現地人御夫婦の奥さんがダフネ・ルヴィン・ヴェガにそっくりでNさんとふたり勝手にミミと呼んでいました。いついかなる時もおたくな私たち。

***
鳥の具合もすっかりよくなったのでこんな感じで上海日記ぼつぼつ書いてこうかと思ってます。食べ物の話ばかりになりそうな感じですがおつき合いいただければと思います。

上海に行って来ました

2007年01月04日(木) 23時08分
遅くなりましたが新年明けましておめでとうございます。
1月1日から昨日まで2泊3日で上海行って来ました。



突然雨に降られ、
おばちゃんに騙されて買ったボロ傘、10元。
まとわりつくホームレスをひっぺがす為の小銭、2元。

…上海の思い出…プライスレス…。



…そんな3日間でした上海。
Nちんとふたり雨女っぷりをいかんなく発揮して来ました上海。3日共見事に雨続きだったのですが楽しかったです上海。美味しかったです上海。ここ何年かは旅行というとRENT絡みだったので、観劇の予定の無い旅なんてもしや時間を持て余すのでは…とちょっと心配してたのですが全然そんなこと無かった。とにかくよく歩き、よく食べました。少し走ったりもしました。
ちょっとずつ旅行記など書きたいと思います。いつものごとく思い付くままに順不同になりますがよろしければおつき合い下さいませ。



ボロ傘も今や懐かしき思い出

韓国を歩いてみよう(ちょっと) その2

2006年02月01日(水) 22時01分

これは表通りを一本入った辺りの風景
ハングルがなきゃ日本みたい

東大門も南大門も訪れず、ロッテワールドにも行かずソウルタワーも登らなかった旅人失格な私にソウルの何が語れるかと言うとほんとはお話できるようなことは何もないのですが、ごはん関係で鐘閣と明洞はちょっとだけ歩きました。せっかくなので写真をあっぷっぷ。

エッシャーのような壁面アートが素敵な建物
ポスターを沢山見かけたのですが何かのイベントだったのか…?


これカルティエのクリスマスデコレーション思い出しました
明洞はかわいいお店が多かった


見慣れたファストフードもなんだかワンダーランド
やはり町中に溢れるハングルは圧巻って感じでした。でもそれ以外は特に物珍しいこともなく…所謂大都市でしたソウル。
アジア諸国の国の印象を「高度成長期の日本の様だ」という表現を時々聞くような気がするのですが、お恥ずかしいことに私はソウルの街をその様な感じ(お前に高度成長期がわかるのかと言われるとすみませんわかりませんとしか言いようが無いのですがまあイメージ的なものです)ではないかと予想していました。なんていうか「期」って位だからまだ成長しきっていない、未成熟な部分の多い街なんじゃないかと。
想像とは全然違いましたね。
言葉や食や他のあらゆる固有の文化を損なうことが無く、けれど柔軟に外国をも受け入れ、都市としてほぼ完成している気がしましたよソウル。もちろん人があり続ける限りこれからも絶えず変化はして行くのだろうけれどそれはソウルに限らず東京でもNYでもどこだってそうだ。ほぼっていうのはそういう意味です。
…とか言ってなんだかんだ言っても今回はあきらかに時間不足で私が見たのはこの国の魅力のほんとにごくごく一部なのでもしかして見当違いなこと言ってるのかもしれませんが。『RENT』三昧は最高に幸せで今回の旅に不満はただのひとつもありはしませんが、機会があれば次は街自体を楽しむために訪れてみたいと思います。…まあまた『RENT』やるよって言われたら『RENT』の為だけに行っちゃうんですけど。

おまけ。空港で見かけたペさん。さらんへよ〜

韓国を歩いてみよう(ちょっと) その1

2006年01月31日(火) 12時12分
事前にちょっとだけ調べたところソウルというのは大体東京23区と同じくらいの広さなんだそうです。最近旅行というとここばかりなので比較対象がこればっかりで申し訳ないんですが、NYC・マンハッタンの広さが世田谷区と同じくらいですので街自体を観光地として考えるとちょっと広いのかな。まあ今回殆ど動かなかったのでその広さは実感できなかったのですが。
ちなみに韓国の人口密度はなんと世界3位、その過密な人口の約半分が首都に集中しているということでソウルの人の多さは想像に難くないです。で、人口過密な大都市となると自ずと発達するのが地下鉄なわけです。今回私達もずいぶん活用しました。

路線が多いのでハングルの読めない私などは結構難儀するかなと思ったのですが、線ごとに色分けされているので乗換えの誘導などはかなりスムーズ。なによりびっくりするほど安い(大体どこに行くのでも900ウォンか1000ウォン。ちなみに地下鉄に限らず交通運賃は基本的に激安で、タクシーも安いらしいです)。庶民の足とのことですが気軽に使えて旅行者にもありがたかったです。

***

街を歩いていて目に付いたのが映画館の多さ。
日本同様、いわゆるシネコンタイプの映画館が主流なのか(単に小さい映画館のあるような地域に行かなかったというだけかもしれませんが)ポスターを何枚も掲げたぴかぴかの大型映画館を沢山見かけました。
韓流と言うと昨今は俳優先行のちょっとちゃらちゃらした印象がありますが、韓国は政府が公的に資金援助をするほどに映画産業が盛んな国です。看板に自国の映画がすごく多いのが印象的でした。料金も7000ウォンとお財布にやさしめで老若男女が楽しめる娯楽のようです。

ちなみにアメリカ映画などの公開も日本より早いことが多いみたいです。『ミュンヘン』も日本より一足お先に公開中のようでした。『ナルニア国物語』ももうやってました。『RENT』は…見かけなかった(泣)

日本映画の看板を見かけたのは1枚だけ。『メゾン・ド・ヒミコ』…うーん当たり障りの無いチョイス…って感じですかね。こういう小品タイプからでも文化交流がちょっとずつ上手くいくといいですよね。
関係ありませんがあゆのポスターは沢山見かけました。音楽関係での文化交流はいい感じってことなんでしょうか。
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好きなもの色々





Jonathan Larson
RENTをありがとう!


ある意味人生変わるかも。


好きすぎる。


あなたの知らない世界。


一番好きなオースター。
無人島にも持っていく。


かわいい。愛おしい。




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