タイタンの戦い

2010年04月25日(日) 9時32分

※映画感想です。お気をつけ下さい※
『タイタンの戦い』見てきました。
久しぶりに自分のブログを見たら既に公開されたどころかDVDまで発売されて大分経っているニックたんの映画で止まっててびっくりしたのでちょっと更新してみます。ていうか勘の良い方は薄々お気づきかもしれませんけど単に上のポスターが貼りたかっただけなんですけども。
あれだけ大ヒットしている『アバター』の良さがさっぱりわからないので私には3Dは向いてないのかな・・・と思ってたのですが、『タイタンの戦い』、フツーに面白かったです。昨今のファンタジーにしては珍しいくらい説明的な語りの排除されたシンプルな造りが好みの感じでした。ほとんどあっさりと言っても良いくらいなんですが冗長に語りすぎて3時間とか3時間半とかやたらと上映時間が長くなりがちな映画の多い中2時間でまとめたというだけでも個人的には好きのラインに乗った感じです。
とは言ってもどっかで見た映画をいろいろ混ぜ合わせましたみたいな話ではありますが・・・(笑)
・・・ええと、一言で言うと『ロード・オブ・ザ・リング』と『スター・ウォーズ』と『トロイ』と『エラゴン』を足して4で割った感じ・・・?
あ、私は見ていないのですが一緒に見た母が『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』とそっくりと言っていたのでそれと、あとサム・ワーシントン・ライド・飛ぶ生物・イン・3D的に『アバター』も入ってることはどうあっても否めない感じなので、ざっくり混ぜ合わせて6で割る感じなのか・・・?
全く一言で言えてませんが。
なんというか神様やら馬やら、変身したり空を飛んだりする生き物が普通に存在する世界観の中、走って逃げる敵を走って追いかけるあたりがすごく『LotR』感を醸し出してました。あと象=蠍。次に『SW』ですが、オリンポスのシーンはジェダイ・カウンシルすぎると思いました。まあジェダイ聖堂自体ギリシャ神殿とかモチーフにしているのでしょうが、でもマスター・ジェダイもいるし。『トロイ』はギリシャ的な意味合いとパンチラ的意味合いです。そんで本作のレイフ・ファインズは『エラゴン』のロバート・カーライルとキャラかぶり過ぎだと思いました。白塗りだし。ていうか『エラゴン』を覚えている人がそんなにいなさそうなのでそこはまあいいのかもしれませんけど。
そんな『タイタンの戦い』でしたがほんとに普通に面白かったんですってば。
リーアム・ニーソンとレイフ・ファインズが兄弟というだけでもご飯おかわりしたいくらいの大満足です。久しぶりにもっさりした役のマッツ・ミケルセンもすてきでした。
どうでもいい感想過ぎてすみません。
どうでもいいついでですけどギリシャ神話って殆ど読んだことないのですが、その割に登場するキャラクターの名前とかいろいろと大分わかるのは車田先生のおかげなのだなあ・・・と見終わってちょっと感慨深くなりました。駅でポスター見かけた時はドン引きしましたけど。
ほんとうにどうでもいい!
ええと映像的にはメデューサの神殿あたりは好きでしたよ。メデューサの造形も美しくもかっこ良く大変好みでした。三婆とかカロンのお船とかもとても好きな感じでした。あ、あとグスタフ・クリムトの「ダナエ」がすごく好きなのでダナエが美しくて嬉しかったです。
3D映画としてどうかというとあまり3Dを活かしきれてないような気もしました。その点でだけは『アバター』ってやっぱすごかったのかな・・・と感じてしまいとても不本意な気持ちです。・・・って何様だ私!?

パイレーツ・ロック

2009年10月06日(火) 12時55分

※映画感想です。お気をつけ下さい※
『パイレーツ・ロック』見てきました。
RENT・RENTで他のことがおろそかになりがちだったここまでの下半期、映画もあんまり見れずに(何しろあれだけ楽しみにしてた『GOOD BAD WEIRD』の試写会にすら行かなかった…ロードショウでは見ましたが)いたのですが久しぶりに試写会に行ってきました。ずっとすっっっごい楽しみにしてたんですこの映画。アメリカでの評価がそんなに高くなかったし、『ラブ・アクチュアリー』の監督の作品とはいえ、前作よりあからさまにキャストが地味だし、そもそもイギリス映画だし、ひょっとしたらDVDスルーになっちゃうのか…と不安になった時期もあったので、公開決定を知った時我が家は祭りでした。

全俺待望のニック・フロスト出演最新作…!!!

これが祭らずにいられようか。
そう、気がついたらmixi日記以外どこにも書いたことが無かったことに愕然としたのですが、私(と同居人)、去年くらいからポスター左から二番目のぽっちゃりさんに夢中なんです。
主役(多分)の右から二番目もぽっちゃりしてますけど右じゃないですよ。もっとぽっちゃりしてる方です。このぽっちゃりさん、脱いだらふっさりもしてるんですけど、なにがどうしてか、自他共に認める面食いのはずの私の、現在のアイドルであり待ち受け(右の画像)でありデスクトップ(しかも会社)です。かわいい。何をしてもかわいい。
アイドルは正確には二人組なんですが(ちなみに相方はちょいHA☆GEてますけど。でもそっちもかわゆい)、今回はピンでのお仕事で。揃って登場してるのはこのへんです。あと素敵な新作が待機中。新作、二人とも変な髪形でいとしいです。オラ待ちきれねえぞ。

さて映画本編感想ですけど。一言で言うと、

大 好 き だ 。

公開前の作品なので、詳しく内容は書けませんが、ロックを、音楽を愛する人でこれが嫌いな人がいるだろうか…いいやいまい(反語)。試写会前にDJの赤坂康彦さんのトークイベントがあったのですが、赤坂さんが熱く語っていらっしゃった気持ちが今とても良くわかります。私だって冒頭の「All Day And All Of The Night」から鳥肌がたちましたもん。DJの方ならひとしおでしょうとも。
1966年の物語なので私の愛する例のグラマラスなムーブメントの1年前ではありますが(でもBowieの曲は1曲流れた。最後に「その先の」ロックの息吹を感じさせる良い選曲だと思った)、前述のThe Kinksを初めとする50曲以上もの60’sロックが全編にちりばめられてるのも楽しいです。
雨だったせいもあってか、会場は最初2階席の開放が無い(途中で開けてましたが)くらいだったのですが、上映が始まると客席も笑い声が絶えず、エンドロール後はもちろん、上映中にまで拍手が起こるという盛り上がりぶりでした。あれだけのキャパの会場(厚生年金)でエンドロール中に誰も席を立たない試写会なんて初めてです。
試写後のロビーでプレス付き前売り券の販売があったのですが、これにもお客さんが殺到してました。皆さん今見終わった映画のチケットですよ!?まあ私も買ったんですけど。どうでもいい情報ですけど今年2回以上見た(見る)映画って2本だけなんですけどどっちもマイ・アイドル関連です(『STAR TRECK』と本作)。

熱く楽しくニック・フロストがかわいい(笑)(でも他のみんなもかわいい)『パイレーツ・ロック』はTOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国で10月24日(土)よりロードショーです。ぜひ。

ラ・ボエーム

2009年03月02日(月) 22時42分

※映画感想です。お気をつけ下さい※
『ラ・ボエーム』見てきました。
イタリア・オペラ界のスーパースター・ジャコモ・プッチーニによる傑作オペラが作曲家の生誕150周年を記念して映画化されました。
RENTファンには原案としてあまりにも有名なそのタイトルではあるものの、私のような下々の者にオペラなどを楽しむ機会がそうそうやってくるわけでもなく、気になりつつも遠い存在だったわけなのですが、今回映画化という事で、洒落込む必要も無い慣れ親しんだ地元シネコンで気軽に!しかも映画の日という事で1000円ぽっきりで!見ることが出来ました。
RENTファンとしてはもちろんのこと映画好きとしても、オペラの映画化ってどんなだろう…ミュージカルとは違うのかな…とわくわく臨みました。ミュージカルとの違いはあたりまえですけどやっぱり歌唱法が全然違うんですね。お芝居自体は突然踊りだしたりしないのでミュージカルよりは自然なような気もしないでもないのですが、歌はセリフとしての役割はあまり果たしていなくてどちらかというと延々詩を詠唱しているような感じかな…イタリア語などまったくわからないのでなんとも言えないのですが…(そういえば字幕が戸棚っち先生だった。やっぱりなんだかんだ言ってもすげえ人だなあと感心した)。
ハイソな芸術鑑賞は退屈かなあとちょっと心配もしてたのですが、物語は結構楽しめました。オペラを映画化というアクロバティックな試みということで、突っ込みどころもたくさんあったことにはあったのですが、思ったより不自然さは無かったです。許容範囲許容範囲(あでもずっと歌ってた人たちがエンディングで突然普通に会話しだしたとこだけはなんか違和感がありましたけど。あんたそんな普通にできるんなら臨終の床にある恋人の脇で歌ってる場合じゃないだろと)。
あとはやはり下敷きということもありRENTを好きな者にとってははしばしににやりとなるようなシーンがあったりして楽しかったですね。キャンドルのシーンとかクリスマスの街の様子とかはほんとRENTにそっくりだし、全体的なストーリーの流れもほぼ同じ。正反対のエンディングはまあ芸術作品としてはこっちもありかなと思いつつも、希望を見せてくれたジョナサンの偉大さをあらためてかみ締めたりもしました。やっぱり私はどうにもこうにもRENTが好きなんだなという確認作業にもなった感じでした。私はほんとそればっかりだな。
そういえば、本作もRENT同様「若き芸術家たちの物語」と説明されているのですが、出演者が誰もあまり若く見えなく、まあオペラってそんなもの(見た目じゃなく歌唱力で老いも若きも演じ分けるのかと)なのかと思っていたのですが、ちょっと調べてみたらルドルフォ役のローランド・ビリャソンがRENTのルドルフォポジションであるロジャー役のアダム・パスカルより2歳も年下ということに愕然とした…!あの濃厚な顔立ちにメタボっ腹…!50代くらいかと思ってた…!おっさん若い彼女に嫉妬してひどい仕打ちとかいい年して恥ずかしくないんか!位に思ってた…!
ちなみにミミ役のアンナ・ネトレプコは頑張ればRENTでもミミが出来るかもというくらいには若くてかわいらしかったです。ビャリソンとネトレプコはオペラ界のドリーム・カップルと言われるほどのふたりなのだそうですが、オペラ界事情など知りもしないにょろぐ的にはなんか色々腑に落ちない…。

ジェネラル・ルージュの凱旋

2009年03月01日(日) 22時41分
※映画感想です。お気をつけ下さい※
『ジェネラル・ルージュの凱旋』見てきました。
Nちんに誘ってもらって試写でした(2月25日)。よみうりホール初めて入ったのですがすごい広いのですねー。上のシネカノンが小ぢんまりした映画館なのでちょっとびっくりした。
前作『チーム・バチスタの栄光』は映画もドラマも見ていなかったのですが問題なく面白く見れました。去年から堺雅人の出ている映画をずいぶんたくさん見ている気がします。体格がよいわけでもものすごい男前なわけでもないのにすごく気になる俳優さんですねー。地顔が笑顔みたいなお顔の方なのに本作とか『クライマーズ・ハイ』とかでの激高した演技も鬼気迫る感じで素晴らしい。日本の若い俳優さんにはあまり見かけないタイプのような気がします…なんつって…私邦画あまり見ないのでよくわからないんですけどね。知ったかぶってみただけですすみません。
タイトルをどうしてもジェネラル・ルージュの伝言と言ってしまうのは日本人の性ですかね…3月7日から全国ロードショー公開だそうです。面白かったのでぜひ。



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ところで私事ではありますが、2003年から見た映画数をカウントしているのですが本作鑑賞で映画館(試写とかも含みますが)で映画を見た回数が300回になりました。複数回見ている作品もあるので作品数で数えるとまだあと何本かあるのですが、ともあれ300回。飽きっぽさでは定評のあるこのにょろぐがですよ。
思えば10代後半から20代にかけてのごく若い頃には暗い映画館でじっと作品に集中することができない時期などもあったのですが(今思えばなんか病気だったのか…?)、20代半ばを過ぎてから無理やり趣味を持とうと映画館に通い始めて6年とちょっと。30歳過ぎても達観できずぐるぐる悩んだりべっこりへこんだりすることも多い私ですが、映画にはほんと救われてきたと思います。ありきたりな言い方ですがスクリーンに集中している間はいろんなあれこれを忘れることが出来るしね。…ていうかそういう能書きはいいんだ。ただただ映画は楽しいんだ。映画が好きなんだ。
なんか一区切りついて最終回のような雰囲気になってまいりましたが特にそういうことは無く、とりあえずここ1ヶ月くらいサボってた感想文を埋めることに躍起になっておりますよ…作品数300本達成までにはなんとかしたい。
あと感想をここに上げはじめたのが87本目からなのでそれ以前の分と一昨年と去年さぼってたぶんもなんとかしたい気もしてるんですけど…どうかな…無理っぽいか…。

20世紀少年 <第2章> 最後の希望

2009年02月07日(土) 17時43分

※映画感想です。お気をつけ下さい※
『20世紀少年 <第2章> 最後の希望』見てきました。
ものすごい気になるところで終わって続きは8月って…この終わり方はちょっとひどいわー。
続き物は1作でも作品として成り立つ範囲で切って欲しいものです。LotR程のクオリティは求めないけどあれくらい1作1作で満足できる作りにはして欲しかった。それが無理なら間を置かずに続きも上映とかね。原作本の販促戦略かもしれませんけど本買うほどでもない私みたいな人間だと今は気になってても半年以上間空けちゃったら色々忘れちゃってもう続きとかどうでもよくなるかもしれないし…てまあその頃にはDVDが発売したりするのでしょうけど…やっぱ販促か…うう…オトナって汚ねえなあ…。
しかしまあ原作未読の私でも一応それなりに面白く見れました。
…。
…うん、でもなんていうか正直な感想を書かせていただきますと、教会に飛び込んでくる豊川オッチョでもうおなかいっぱい満腹満足ですよ。何だあれ。かっこよすぎる。豊川悦司には『妖怪大戦争』で魔人加藤役を演じたことから苦手意識というかもやもやした気持ち(加藤保憲は嶋田久作しか認められない派なので)があったのですが色々帳消しになりました。かっこいい。教会のシーンの演出はあれはなんだ、もう狙っているとしか思えません。かっこいいよ。
あとぶっちゃけると刑務所で鎖につながれてるシーンとかなんのサービスカットかと思った。わたし実はドSなのかも…という話を一緒に見たNちんに帰りの車の中で話したら、豊川さんもかっこよかったけど私は子役オッチョの半ズボンが気になってしかた無かったよ…とかのたもうて、私にはどえすの疑いが発生したけどNちんはまごうかたなきどへんたいだなという結論に落ち着きました。いえ、落ち着いてませんけど。
んーNちんに怒られそうな気がしてきた。
変態談義はともかく。その他、作品内で気になったのはやっぱり万博ですかね。1970年代後半生まれの私はエキスポには全く思い入れが無い世代なのですが、少し上の世代の方にとってはやはりひとかたならない思い入れがあるようですよね。日本の高度成長期の象徴で、昭和を代表する大イベントですしね。エキスポに思い入れは無いけれどエキスポへの思い入れを盛り込んだ作品の持つ郷愁はすごく好きなのですが、今回トモダチによる新しい世紀の万博は描かれましたがケンヂたちのこども時代の万博にはあまり触れられていなかったので次章に期待したいところです。
ところで復活後のトモダチってあからさまに中の人が違う…?よね…?声が違うしなんか小柄になってるし…信者の人たちもあれで喜んじゃっていいのか。おまえらの信仰心ってそんなもんなのか。いい加減すぎる…!次回でなんかフォローが入るのかもしれませんがあれはちょっと謎だった。
あ、あとあらためて聞いてみてもT-REXの20th Century Boyはこの作品とは合わないなと思いました。歌詞がエロいんだよー。こども達の映像と思いっきりミスマッチだよー。そもそもグラムって感じじゃないじゃんねこの作品。I want to be your toyとか、誰の心情なんだ…!と突っ込みたくなる。どうでもいいことですが引越しの時にT-REX Greatist Hitsを失くしたので私のiPodのこの曲はVGMのサントラに入っているPlaceboのカバーバージョンです。このサントラが大好きで年に何回かヘビロテ周期が来ます。

レボリューショナリーロード 燃え尽きるまで

2009年01月27日(火) 7時13分

※映画感想です。お気をつけ下さい※
『レボリューショナリーロード 燃え尽きるまで』見てきました。
告白しますが、映画を愛する会社員とか言ってるくせにわたくし…『タイタニック』を全編通しで見たことがありません…父親も映画好きなもので、父がいる時はWOWOWとかビデオでもって何かしら映画が流れていることの多い家に育ったので、チラ見的に見て飛び飛びで、つなぎ合わせたらかろうじて全編見ているかも…?くらいのやる気の無さで一応見たことがないわけではないのですが…つまり何が言いたいのかというと、本作を話題作たらしめている主演カップルに私はまるで思い入れがありませんでした。
…無くてよかったと思います。あったら今頃すごい色々思い悩んでたと思います。
みんな大好き一大スペクタクル歴史メロドラマの世界一有名な悲恋カップル・ジャックとローズは泣く子も黙る演技派俳優と超演技派女優になっておりました。うん、ディカプリオもすごいんだけどケイト・ウィンスレットがあまりにもはんぱないので超で格差を付けてみた。それはともかくふたりとももはや『タイタニック』時代を微塵も感じさせませんね。作品もザ・文芸作品という感じで絵面も格調高く、エンターテイメントではまるで無く、広い層にアピールするような感じではないし、「あの『タイタニック』コンビが…!」とかいうあおり文句に期待して見に行くとひょっとするとがっかりする人のが多いかもしれません(まあ配給会社は『タイタニック』を前面に出してプロモーションはしてませんけど)。
というわけで『タイタニック』に思い入れの無い私は結構面白く見れました。陰気そうな映画だなーとちょっと沈んだ気持ちで臨んだのですが、思ったより陰気ではなかった。エイプリル(ウィンスレット)は突拍子も無い妻でしたが案外現代に生まれたら幸せになれたのかもなーと。夫(ディカプリオ)は意外と魅力薄でした。破天荒なエイプリルが「あなたは今まで会った中で一番面白い人」というからにはもうちょっと魅力的な面も見せて欲しかったかな。本年度アカデミー賞助演男優賞にノミネートされているマイケル・シャノンは完全に儲け役って感じでした。賞レース狙い見え見えな役柄というか…ロバート・ダウニー・ジュニアが『トロピック・サンダー』で言ってたことが確かなら知的障害者の役だけれどちょっと特殊な能力もあるようなので受賞できるのかもしれませんが今年に限ってはヒース・レジャーがいるから無さそうですね。
今、見終わって一晩経って思い返すと、一連のパリ云々の顛末が夫の壮大なノリツッコミにしか思えなくなってきて困った…よしよし、パリなーパリ行こうなーよーしパリ行こう…パリパリ…って、なんでやねん…!みたいなね。コメディだったような気さえしてきます。あのラストカットからすると監督は実際ブラックユーモアのつもりだったのかもしれませんけど、結末を考えるとブラックユーモアにしてもあまりにブラック過ぎる…。

大丈夫であるように−Cocco終らない旅−

2009年01月25日(日) 20時30分

※映画感想です。お気をつけ下さい※
『大丈夫であるように−Cocco終らない旅−』見てきました。
前売りを買ってあったので去年公開した頃に何度かシネマライズに足を運んだものの行く度に完売で(前売り持ってても指定席券との引き換えが必要…なんですけどWeb予約も可能だったんですね…今知りました)なかなか見れなかったのですが、今日やっと見ることができました。
午前中に行って夜の分まで完売ということもあったので、どんな大人気ぶりなんだとちょっとどきどきしてたんですけど、行ってみて納得。初めて入りましたがライズXってすごい狭いんですね。もともとカフェだかバーだかがあったところだったと思うのですが38席しかなくかなり狭く、しかも劇場自体も随分階段を下りて地下にもぐったところにあるので、閉所恐怖症気味なところのある私にはちょっと恐ろしくもあったのですが、客席は座席数の少なさに反してシートはゆったりだし、スクリーンもそれほど小さいわけでもなく結構快適でした。ハリウッド映画見る雰囲気では無いですがここでこそ見てみたい作品というのは確かにあるかも。これまで上映されてきたマニアックなタイトルもなんとなく納得のラインナップだと思いました。
…映画じゃなくて映画館の感想になってしまった…。
えーと、作品も良かったです。もともとドキュメンタリーはあまり好んで見る方では無いですし、Coccoも学生の頃はとても好きでしたが、活動休止前までの作品くらいしか聞いたことが無かったのでどうかなーと思ったのですが、びっくりすることに序盤からかなり泣いてしまいました。
なにしろCoccoなので、風変わりな言動がクロースアップされたり、カリスマ性を強調してきたりしてたらちょっと嫌だなと思っていたのですが、スクリーンにいたのは家族を愛し沖縄を愛し、故郷の行く末を憂う驚くほど地に足の着いた普通の女の人でした。
環境汚染とかを考え出すとその問題の大きさときたら地球規模で、考えれば考えるほど押しつぶされそうになって、私などはあまりの息苦しさに考えるのを止めてしまうのですが、彼女は押しつぶされそうでも考えることをやめず、一つ一つでは目に見える変化は残すことが出来ないとしても地道に行動することの大切さをちゃんとわかっていて、且つ、実行する困難さを厭わない人なのだなと思いました。
ところどころ挿入されるライブシーンはやっぱりすげーです。こどものように頼りない華奢な身体で、時々1000年生きた魔女のようにゆるぎないことばをつむいだりもする彼女が私はやっぱり結構好きだなと思いました。
アーティスト・Coccoというよりはひとりの環境活動家を追ったドキュメンタリーといった感じなので特別ファンじゃないという方もぜひ。

007/慰めの報酬

2009年01月19日(月) 0時48分

※映画感想です。お気をつけ下さい※
『007/慰めの報酬』見てきました。
前日に見た『K-20 怪人二十面相・伝』の感想で、日本のアクション映画も派手になったな〜とか書きましたけどこういうの見てしまうとやっぱりまだまだかも…って気になりますねー。いやいやまずお金の掛け方があからさまに違うというか。惜しみない爆薬使いとかアストンマーチンの潔いぶっ壊しっぷりとかはなかなか日本映画では真似できない感じかと思います。お金かかってればいいかというとそれだけではないとは思いますけどやっぱりこういうのを見られることも映画の醍醐味のひとつだとは思いますねー。
ただお金掛けるだけでなくしっかり役者が体を張っているのがアクション映画の見所ですが、本作が2作目となるダニエル・クレイグのボンド様も相変わらず頑張ってました。スピード感を殺さないナイスカメラワークと相俟って、前半のイタリアの街を駆けるシーンから見てる側の心をがっちり掴んで離さない感じ。前作に引き続きタフで硬派なジェームズ・ボンドでした。
ボンドガールもこれまた前作に引き続き良い人選でした。本作のオルガ・キュリレンコといい前作のエヴァ・グリーンといい、新ボンドのボンドガールたちはあんまりセクシャルな面を前面に出してこなくて好きな感じです(そのかわり2番手の女子たちが貧乏くじ引きがちなのが新ボンドの特徴かも)。前作のエヴァはピュアでかわいらしくボンドとの恋愛色も濃い目(でも少女マンガちっくだったけど)でしたが、オルガはしなやかでかっこよく、ロマンス色はほぼ無し。共闘のパートナー的なポジションでした。
敵役は『潜水服は蝶の夢を見る』の名演技が記憶に新しいマチュー・アマルリック。前作のマッツ・ミケルセン以上にインパクトのある敵はあんまりいないだろうなと思ってましたけどいましたねー。小柄なのにすごい悪役オーラというか…なんか目力がありますよね。
『カジノロワイヤル』の1時間後から始まる物語でしたが、前作見てない人でも十分楽しめると思います。もちろん見ていたほうがずっと面白く見れますが。
あ、悪い人たちが一堂に会して密談などしてしまう陰謀渦巻くシリアスなシーンがあるのですが、スウェーデンの歌劇場で、オペラなんか上演されててえらいこと優雅なんですけど演目がよりによって「トスカ」で…思わず笑ってしまいました。菱沼さんは出てこなかったけど。
そういえばエイミー・ワインハウスが降ろされて怒ってるとか噂もあったテーマソングですが、ジャック・ホワイト&アリシア・キース…可も無く不可も無くって感じでした…あんまり印象に残らなかったな。去年(つーかもう一昨年?)はエイミーの年だったしイギリス映画なんだから歌わせてあげたらよかったのに。
1月24日から全国ロードショー公開だそうです。

K-20 怪人二十面相・伝

2009年01月18日(日) 23時42分

※映画感想です。お気をつけ下さい※
『K-20 怪人二十面相・伝』見てきました。
既に見ていた母に事前に「面白かったよー。○○は二十面相になるんだよー。しかも△△は二十面相だったんだよー」とか教えられて、ふーんそう…位に聞いていたのですが、おいおばはん!それって核心じゃねーかYO!ちなみに父には「バットマンシリーズそっくりだったよ…」と教えられました。両親の話を統合すると殆ど物語の全容が見えちゃいますね…ひどい夫婦だよ…。そういえば去年は『崖の上のポニョ』を見る前に、同居人のNちんに「ポニョは××になるんだよ!」と教えられたものでした。私もう、見る前の映画に関しては身内とは話さないことにしたいと思います。
…と、そんな散々な感じではあったのですが、結構楽しめました。日本映画のアクションも派手になったものですね。特殊効果も白々しく無い程度には見れるようになってきたと思います(飛行シーンとかもう少し頑張って欲しいところはある)。そしてとにもかくにも金城武がかっこよかったです。銀幕を主演で飾るのはどうかと思うくらいの棒読み演技ではあるのですが、その辺多めに見てしまいたくなるかっこよさでした。小鳥(というか鳩ですけど)を大事にしている辺りも鳥好きにはポイント高しでした。しかし孔明の時は気付かなかったけど(中国語なので)本当に驚く程の棒読み…!でもかっこいい!
ヒロイン松たか子も良かったです。なんだか見た目(服のラインとか)も言動もジブリ映画のヒロインのようですごくかわいかった。他キャストも適材適所って感じでよかったです。
内容は全然違いますけどテスラとかサーカスとか去年公開の『プレステージ』をちょっと思い出しました。華やかなシーンも多い割に全体的に明度の低い画面構成もなんだか似た感じだったような。鳥を大事にしている分『プレステージ』より本作のが私は好きでしたけど。
そういえば考えてみたら乱歩のジュブナイルって読んだことがありません…えーと…私近現代日本文学先行だった気がするんですけど…うーなんかこう…図書館ではよく見かけましたが二十面相シリーズって沢山の人に読まれて本自体が古びていたし、表紙も呪いがかかってそうな絵柄で手が出なかったというか…。…今年の課題にしたいと思います。

マンマ・ミーア!

2009年01月12日(月) 20時11分

※映画感想です。お気をつけ下さい※
『マンマ・ミーア!』見てきました。
試写で見せていただいたのですが、会場が東京厚生年金会館で、もう向かう途中から2006年の来日RENTを思い出して懐かしくなったりしました。この電車で通ったよね…とか2丁目のコンビニでキャストがお買い物(ロジャーはメンズポッキー買ってたよ)してたよね…とか、上映前は映画そっちのけでNとRENTのことばっかり話してました…あー懐かしい…あーRENTが見たい…。
ええと映画なんですけど…うう…申し訳ない…私には苦手なタイプの映画でした…。なんというかThat's musical!!みたいな感じでですね…非常に背中が痒くて困りました。まあ好みの問題なんですけどね。近年のミュージカル映画だと『ヘアスプレー』に近い感じだと思いますので『ヘアスプレー』を楽しくご覧になった方には恐らくストライクなんだと思います。底抜けに明るくハッピーな物語ではあるので、ストライクゾーンが合う方には最高に楽しめる映画なんじゃないかと。
ジュークボックス・ミュージカルの映画化というと去年は『アクロス・ザ・ユニバース』(こちらは去年のマイベスト10に入る位好きな映画でした)がありましたが、どちらの作品にも共通して言えるのが、役者さん達みんな歌うまー!ってとこですね。今回の私の駄目ポイントのひとつが、え!?主人公この(ポスターの)かわいいお嬢さんじゃないの!?ってとこだったのですが、ポスターには出て無いけれど実は主人公だった貫禄のメリル・ストリープ女王様も、脇を固める熟女たちも、ビジュアル的ながっかり感はありつつもパフォーマンスに関しては圧巻としか言いようのない感じなんですよね。主人公じゃなかったけれどとにかくきらっきらとかわいらしいアマンダ・セーフライドちゃんも伸びやかで素敵な歌声でした。前ボンド様だけがS○APのリーダーの人を彷佛とさせる歌唱力でちょっと残念な感じではありましたが、総体的には芸達者なキャストが揃っていたと思います。そうですね、ストーリーと演出と絵面の痒さを克服できれば私も楽しめたんじゃないかと思います…それってサントラで充分ってことですね…あーでもアマンダちゃんは本当にめちゃくちゃかわいかったので彼女は延々見ていたい感じなんですけど。
それにしても、『アクロス・ザ・ユニバース』ではビートルズの楽曲に知らない曲が無いことに驚いたものですが、本作で使われていたABBAの楽曲の数々に関しても、特にファンでもない私でも、歌詞やタイトルは知らなくても聞いたことの無い曲がひとつも無くてちょっとびっくりしました。
1月30日から全国ロードショー公開だそうです。
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好きなもの色々





Jonathan Larson
RENTをありがとう!


ある意味人生変わるかも。


好きすぎる。


あなたの知らない世界。


一番好きなオースター。
無人島にも持っていく。


かわいい。愛おしい。




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