レボリューショナリーロード 燃え尽きるまで
2009年01月27日(火) 7時13分

※映画感想です。お気をつけ下さい※
『レボリューショナリーロード 燃え尽きるまで』見てきました。
告白しますが、映画を愛する会社員とか言ってるくせにわたくし…『タイタニック』を全編通しで見たことがありません…父親も映画好きなもので、父がいる時はWOWOWとかビデオでもって何かしら映画が流れていることの多い家に育ったので、チラ見的に見て飛び飛びで、つなぎ合わせたらかろうじて全編見ているかも…?くらいのやる気の無さで一応見たことがないわけではないのですが…つまり何が言いたいのかというと、本作を話題作たらしめている主演カップルに私はまるで思い入れがありませんでした。
…無くてよかったと思います。あったら今頃すごい色々思い悩んでたと思います。
みんな大好き一大スペクタクル歴史メロドラマの世界一有名な悲恋カップル・ジャックとローズは泣く子も黙る演技派俳優と超演技派女優になっておりました。うん、ディカプリオもすごいんだけどケイト・ウィンスレットがあまりにもはんぱないので超で格差を付けてみた。それはともかくふたりとももはや『タイタニック』時代を微塵も感じさせませんね。作品もザ・文芸作品という感じで絵面も格調高く、エンターテイメントではまるで無く、広い層にアピールするような感じではないし、「あの『タイタニック』コンビが…!」とかいうあおり文句に期待して見に行くとひょっとするとがっかりする人のが多いかもしれません(まあ配給会社は『タイタニック』を前面に出してプロモーションはしてませんけど)。
というわけで『タイタニック』に思い入れの無い私は結構面白く見れました。陰気そうな映画だなーとちょっと沈んだ気持ちで臨んだのですが、思ったより陰気ではなかった。エイプリル(ウィンスレット)は突拍子も無い妻でしたが案外現代に生まれたら幸せになれたのかもなーと。夫(ディカプリオ)は意外と魅力薄でした。破天荒なエイプリルが「あなたは今まで会った中で一番面白い人」というからにはもうちょっと魅力的な面も見せて欲しかったかな。本年度アカデミー賞助演男優賞にノミネートされているマイケル・シャノンは完全に儲け役って感じでした。賞レース狙い見え見えな役柄というか…ロバート・ダウニー・ジュニアが『トロピック・サンダー』で言ってたことが確かなら知的障害者の役だけれどちょっと特殊な能力もあるようなので受賞できるのかもしれませんが今年に限ってはヒース・レジャーがいるから無さそうですね。
今、見終わって一晩経って思い返すと、一連のパリ云々の顛末が夫の壮大なノリツッコミにしか思えなくなってきて困った…よしよし、パリなーパリ行こうなーよーしパリ行こう…パリパリ…って、なんでやねん…!みたいなね。コメディだったような気さえしてきます。あのラストカットからすると監督は実際ブラックユーモアのつもりだったのかもしれませんけど、結末を考えるとブラックユーモアにしてもあまりにブラック過ぎる…。
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