どろろ
2007年03月31日(土) 23時32分
※映画感想です。お気をつけ下さい※
『どろろ』見てきました。
なにげに公開前からすごく楽しみにしていた作品でしたがなかなか見る機会が無く、もしかして見られないまま上映終わってしまうのかしらとも思いかけてたのですが花見帰りに酔っぱらった勢いでレイトショーに駆け込みました。近年裏切られることの多かった特撮邦画ということでなるべく期待しないように臨んだのが良かったのか結構面白く見れました。
映像化不可能と言われた作品がついに…!!というあおり文句に目新しさは無く、意外といろいろ可能になってきた昨今の映像技術でしかも元が漫画(ヴィジュアルがしっかりしている)ともなれば単純に映像にするだけならば多分それほど難しいものでもなく、昔ならすごいと思ったんだろうなあ…というレベル(充分すごいのだ)の作品がごろごろある割に、技術水準の上昇と共にすっかり肥えてしまった受け手の目はなかなか満足しない今日この頃だったのですが、本作は結構いい線いってた気がします。妖怪の造型などは甘いかな…とも思ったし、細かい粗はありましたが、すごく手塚治虫らしさは感じることができたので、個人的には大成功な作品なんじゃないかと。赤の映える暗く粗めの画面も古典的ではありますが作品の雰囲気にはとても合っていて好きな感じでした。
ただ流行りのNZロケに関しては個人的には異義ありというかなんというか。ホビットも住んでたりする南半球の国の広大な自然は確かに素晴らしいのですが、荒野であっても不思議と閉塞間を感じたり、断崖の凄みとか藪の暗さとか、日本の風景ってちょっと独特だと思うのです。もちろん撮り方に拠るところも多々あるのかとは思いますが、山奥にも電柱やらアンテナやら立っていないところの無いこのご時世、なかなかロケハンも大変そうですが日本の風景を背景にした本作も見てみたかった気がします。
あと、なにしろ「残り24ケ所」ということで続編作る気満々(現に決定してますしね)なのはわかるのですが、百鬼丸はあっさり家族と和解(?)してしまっているしどろろの敵討ちも強制終了という感じで、結構今回でメインイベントはこなしてしまっている気がするので2作目3作目がどうなるのかにはちょっと不安も残らないでもないかな…裏返すと「気になる」なので作戦的には成功なのかもしれませんが。うううあの後をどう持って行くのかはほんと気になるな…原作読んでしまいそう…。
右側の一覧を見ての通り最近は邦画はあまり見ないですし、テレビとなるともっと見ない(めざましテレビと名探偵コナンと笑点くらいしか…)ので日本の若い役者さんには明るくないのですが、妻夫木聡は演技上手な人なんですね。盲目の演技がかなりよかったので両目が返ってくるのはもうちょっと引き延ばしてもよかったような気もします。柴崎コウは薄汚れてみても美しさが隠れず演技云々以前にそもそもキャラクターにはまらない…と最初は思ったのですが物語が進むにつれ以外と気にならなくなりました。良いツンデレで今後が楽しみな感じです。豪華キャストな脇も概ねよかった。芳雄の素敵じじいぶりと劇団ひとりの芸達者ぶりには相変わらずびっくりです。中井貴一は個人的にちょっぴり鬼門でなんだか画面にいるだけでおかしくて困ります。
ところで、ラストどろろに蹴られてうずくまる百鬼丸に、そこはいつ取りかえしたんだ!?と突っ込みたくなったのは私だけなんでしょうか…私だけですよね…ははは…。
『どろろ』見てきました。
なにげに公開前からすごく楽しみにしていた作品でしたがなかなか見る機会が無く、もしかして見られないまま上映終わってしまうのかしらとも思いかけてたのですが花見帰りに酔っぱらった勢いでレイトショーに駆け込みました。近年裏切られることの多かった特撮邦画ということでなるべく期待しないように臨んだのが良かったのか結構面白く見れました。
映像化不可能と言われた作品がついに…!!というあおり文句に目新しさは無く、意外といろいろ可能になってきた昨今の映像技術でしかも元が漫画(ヴィジュアルがしっかりしている)ともなれば単純に映像にするだけならば多分それほど難しいものでもなく、昔ならすごいと思ったんだろうなあ…というレベル(充分すごいのだ)の作品がごろごろある割に、技術水準の上昇と共にすっかり肥えてしまった受け手の目はなかなか満足しない今日この頃だったのですが、本作は結構いい線いってた気がします。妖怪の造型などは甘いかな…とも思ったし、細かい粗はありましたが、すごく手塚治虫らしさは感じることができたので、個人的には大成功な作品なんじゃないかと。赤の映える暗く粗めの画面も古典的ではありますが作品の雰囲気にはとても合っていて好きな感じでした。
ただ流行りのNZロケに関しては個人的には異義ありというかなんというか。ホビットも住んでたりする南半球の国の広大な自然は確かに素晴らしいのですが、荒野であっても不思議と閉塞間を感じたり、断崖の凄みとか藪の暗さとか、日本の風景ってちょっと独特だと思うのです。もちろん撮り方に拠るところも多々あるのかとは思いますが、山奥にも電柱やらアンテナやら立っていないところの無いこのご時世、なかなかロケハンも大変そうですが日本の風景を背景にした本作も見てみたかった気がします。
あと、なにしろ「残り24ケ所」ということで続編作る気満々(現に決定してますしね)なのはわかるのですが、百鬼丸はあっさり家族と和解(?)してしまっているしどろろの敵討ちも強制終了という感じで、結構今回でメインイベントはこなしてしまっている気がするので2作目3作目がどうなるのかにはちょっと不安も残らないでもないかな…裏返すと「気になる」なので作戦的には成功なのかもしれませんが。うううあの後をどう持って行くのかはほんと気になるな…原作読んでしまいそう…。
右側の一覧を見ての通り最近は邦画はあまり見ないですし、テレビとなるともっと見ない(めざましテレビと名探偵コナンと笑点くらいしか…)ので日本の若い役者さんには明るくないのですが、妻夫木聡は演技上手な人なんですね。盲目の演技がかなりよかったので両目が返ってくるのはもうちょっと引き延ばしてもよかったような気もします。柴崎コウは薄汚れてみても美しさが隠れず演技云々以前にそもそもキャラクターにはまらない…と最初は思ったのですが物語が進むにつれ以外と気にならなくなりました。良いツンデレで今後が楽しみな感じです。豪華キャストな脇も概ねよかった。芳雄の素敵じじいぶりと劇団ひとりの芸達者ぶりには相変わらずびっくりです。中井貴一は個人的にちょっぴり鬼門でなんだか画面にいるだけでおかしくて困ります。
ところで、ラストどろろに蹴られてうずくまる百鬼丸に、そこはいつ取りかえしたんだ!?と突っ込みたくなったのは私だけなんでしょうか…私だけですよね…ははは…。
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