エラゴン 遺志を継ぐ者
2006年12月20日(水) 23時50分

※映画感想です。お気をつけ下さい※
『エラゴン 遺志を継ぐ者』見てきました。
50本目は金田一じゃありませんでした。
えーと確かに、重い映画が続いたので軽い映画が見たかったんですよ。前回のエントリでも馬鹿映画見たいって書きましたよ。…それにしたって『エラゴン』か…節操無さすぎるよ私…!
面白くないわけではないのですがまごうかたなき冬休み映画でした。あれはどう考えてもこども向き!それも結構小さいお子さん向けだと思いますよ。森でドラゴンの卵を拾った普通の少年が世界を救う…って一昔前のゲームのシナリオじゃんそれみたいな。目の肥えた最近の小中学生じゃ多分楽しめないんじゃないかと…。
それでもテンプレならテンプレなりに作り方によっては面白くもなったと思うのですが、ストーリーに厚みはないわキャラクターに魅力はないわで散々でした。唯一映像はまあまあなのですがそれも昨今すっかりなれちゃってますしねえ。しいて言えばドラゴン(何気に声がレイチェル・ワイズ!)に関しては結構よかったと思います。私があまりファンタジーを見ないせいかもしれませんが派手なモチーフな割にここまでクローズアップされた作品て今まであんまりなかった気がします。ファルコン(…さかのぼりすぎ!)の昔から考えるとやっぱり映像の進歩はすごいと思う(でもあの卵はプラスチック製だよね…)。
昨今のファンタジー映画は説明することが多すぎて冗長になりすぎなのが私はあまり好きではないのですが、104分とコンパクトにまとめた本作に関してはあと20分長くてもいいからいろいろ説明するべきことはあったよなあと思います。なにもかもがあまりに駆け足すぎてストーリーではなくあらすじを見せられている気分になりました。あ、あと日本の副題(遺志を継ぐ者)は余計なんじゃないだろうか…タイトルで殆どわかっちゃうのってどうなのさ…。
主人公に大抜擢されたシンデレラボーイの話題に隠れがちですが実は結構豪華なキャスト陣がもったいないったらなかったです。ジェレミー・アイアンズとジョン・マルコビッチとロバート・カーライルとジャイモン・ハンスゥとレイチェル・ワイズでこども向け映画ってなかなか思いつかないよ普通…上手くしたらとんでもない名画が出来上がるキャスティングでこれは…無駄遣いかも…。あとジョス・ストーンが出てるのに主題歌がアブリルなのもなんか謎でした。ていうかジョス・ストーンの出演も謎でした。あれは2作目、3作目への伏線…?
『LotR』のことはまるっと忘れて見に行くべし!と聞いていたのでなるべく頭から追いやるように努めたのですがやっぱ無理でした。ファンタジー映画は今後30年はPJの亡霊に苦しむんだと思う。あれは偉業であるとともにやっぱり罪でもあったんじゃないかと思います。
…なんか酷評ですみません。でも『ナルニア国物語』、本作と今年はファンタジーが不作でした。来年は『不死鳥の騎士団』(?副題うろ覚え!)がありますねー。『炎のゴブレット』は面白かったのでキュアロン監督には期待です。
私信:マータグ(黒い人)の中の人は『トロイ』のブラピ従兄弟の人だったよ!
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