雨飾山 〜その2 

November 03 [Thu], 2005, 10:33
天気が終始曇っていたので、自分が歩いている林道が赤や黄色に色づいている事が実感できなかったが、荒菅沢まで来た時に周囲を囲むオレンジや黄色の立派な紅葉には驚かされた。そして、この荒菅沢から見上げた雨飾山山頂方面は、なんとも言えない荒々しい崖になっていて、ところどころ、白い雪田が存在していた。曇空のため、崖の景色が異様な雰囲気を醸し出していて息を呑んだ。その崖を瀬にリュックを下ろして、川の水で顔を洗った。水は、非常に冷たくてこれまでの疲れを洗い流してくれる気がした。
登山道は、この荒菅沢を向かいに渡渉して、再びくねくねした急斜面を登る。このクネクネ道を登っている途中、ふと振り向くと、さっきまではるか彼方に見えていた妙高山がほぼ目線に重なって見え出した。おや?と思い冷静に火打山も探すが、火打山らしき塊がない。あれ?と思った瞬間それが「焼山」であることに気がついた。そして、妙高は、曇りの景色の中に大きな台形上のかたまりをシルエットで描き出していた。途中、何組ものパーティを追い抜いてきた。どうやら、この時点で、僕の先には、2人の登山者のみとなっていたようで、そのうちの1人が笹平の手前で休憩していた。笹平から山頂までは緩やかな尾根歩きかと思いきや、ロープやはしごを使っての登山道が続き、さらに、ちょっとした岩場がさらに続く。その難所を越えるたびに向いの白馬岳が近づくので体も軽くなる。そして、曇空の先にうっすらと海岸線が見えた。日本海だった。曇のため、はっきりとは見えなかったが、海を目の当たりに出来たのはなんとも言えない喜びだった。白馬岳の雪化粧を曇り空の下に眺めながら、ひたすら山頂を目指した。もう山頂かと思った先に、再びコブ上の大きな塊が現れ、これを上りきったところが山頂だった。

雨飾山 

November 03 [Thu], 2005, 6:35
■コースタイム
雨飾キャンプ場駐車場 6:30 ⇒ 荒菅沢 7:25 ⇒ 笹平 8:19 ⇒ 
雨飾山山頂 8:40 ⇒ 山頂発 9:15 ⇒ 笹平 9:38 ⇒ 
荒菅沢 10:19 ⇒ 雨飾キャンプ場駐車場 11:20

■天候:曇のち雨

■メモ
10月は仕事が忙しく、なかなか山登りができなかったので、9月10日の魚沼駒ケ岳以来の山となった。今年は、何だかんだ言いながら日本百名山には良く登った。この雨飾山で今年7つ目の更新となり、記念すべく50座となった。
11月初旬は、紅葉の素晴らしさと、天候が崩れた場合の雪とが紙一重になるため、慎重に計画を立てねばならない。事前に、南小谷村や妙高高原町へ問い合わせを入れ、山頂の雪の状態やら、林道の道の状況など事細かに調べて出発した。事前の情報では、山頂あたりには、数日前に初冠雪があった模様だが、11月下旬までは登山者も結構いるとの情報だった。そして、笹ヶ峰牧場から小谷温泉へ抜ける林道については、雪が降ったら、通行止めというアバウトな情報が返ってきて、結局は、時の運といった按配であった。ただ、今現在は、通行可とのことで、ホッと一安心。
今回も車中泊で、関越から上信越自動車道の松代のPAで車中泊。夜中、かなり冷え込んだ。早朝、4時過ぎに目が覚めたので、そのまま出発することにした。妙高高原ICで下車して、笹ヶ峰の牧場へ向かう。この笹ヶ峰は、去年妙高・火打を登る時に利用した登山口で馴染みがあった。まだ真っ暗な道をひたすら進んだ。笹ヶ峰牧場の駐車場を通り過ぎたのが、朝6時前。うっすらと明るくなりかけた駐車場には、十数台の車が既に止まっていて、山支度をする人たちもちらほら見かけられた。ここを素通りして、さらに県境を越えて、再び長野県に入ると、林道の道が砂利からアスファルトに変わった。ここから10分も走ると、雨飾キャンプ場入口の看板があり、ここを右折して300mほど行ったところが駐車場だった。
既に十数台の車が駐車しており、次々に、中高年が歩き出していた。駐車場は、約50台のスペースがあり、僕が到着した時点では、3割がた埋まっていたスペースが下山した時には満車状態だった。
P R
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