statusとemotion

August 06 [Thu], 2009, 22:23
6年前,何も食べれない生活を強いられた。


病室からでれなくて,与えられるのは,あめ玉と水。

学校も,家もそれまで一番近い存在だったもの全部が一番遠い場所に変わった。


ママは毎日病室に来てくれた。決まった時間に決まった笑顔で。

あたしがご飯食べれないから,ママも一緒になって食べないの。

身の回りのことだったり,
たわいもない話だったり,
いつも朝から夕方まで一緒にいてくれた。

バイバイの時間になると,車のヘッドライトをピカピカって,バイバイのサインを送ってくれた。

車の影がなくなるまで、病室の窓からいつも見てたっけ。


したいことができない毎日に嫌気がさして、

何もしたくなくなって、

イライラばかりが募ってきたっけ。


看護婦さんに当たったりもした。

ママに当たったりもした。


ママはごめんねばっかり言って、気づかないとこで泣いてた。

あたしは、自分のことに精一杯で、ママの辛さまで考えてなかったんだ。


一番に考えてくれたママの愛情に、あたしはすごく助けられたのに。


それから、当たり前にしてた毎日が、当たり前ぢゃないんだってことに、気づいたんだ。

学校にいけることも。
ご飯食べれることも。
家族と一緒にいれることも。
友達と一緒に話ができることも。

普通に生活できるのが、うらやましく思った。

過去の自分にうらやましさを感じた。


自分だけ取り残された世界にいる気がして、寂しかった。



その時、支えてくれたのは、紛れもない、愛情だった。

家族、友達、恋人の存在だった。



寂しい時,そばにいてくれる笑顔だった。


だから,あたしは笑顔が大好きだよ。

思いやりは偽善だって知ったから、普通が一番居心地よかった。


変な気遣いよりも、愛情が嬉しかった。


その愛がなかったら、どうなってたかなんて、目に見えてる。

あたし、生きていたくないって思ってた。



生まれてきたことでさえ、奇跡なのに、自分の状況のみこむことさえ難しかった。



だから,ママや家族や,友達,恋人に感謝しても足りないの。


今、同じ時期に病院で会った同じ病状だった友達の一人は、まだその状況にいるんだ。


あたしは元気に走り回れてて、
したいことも見つかった。




プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:たかざわまゆみ
  • アイコン画像 性別:女性
  • アイコン画像 誕生日:1987年5月23日
  • アイコン画像 血液型:O型
  • アイコン画像 現住所:東京都
  • アイコン画像 職業:短大生・専門学校生
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