平成29年9月28日木曜日の修法記

October 01 [Sun], 2017, 2:49



本日の修練も、鎮魂行および全員での基本稽古から入りました。一つひとつ丁寧に解説して頂きながら行いました。
その後、全体で相対修練を行いました。私は開足中段構からの上段振り子突を内受でかわす稽古で、相手になって下さった先輩拳士より注意点を教わり、さらには副道院長より肘の使い方を指導して頂きました。
その後いつものように女性先輩拳士より私達夫婦二人での修練に入りました。
妻は初心者ですので、6級科目の確認を一通り行い、最後に流水受の修練を繰り返しました。「流水とは文字通り流れる水のように天・人・地へとエネルギーを上から順に受け流すことを意識するのが一つと、さらにもう一つは突いてくる相手のエネルギーを受け流し、相手に回し戻すようにする二つがある」と教えて頂きました。エネルギーのぶつかり合いではなく、お互いにエネルギーを循環するように行うとのことでした。また、何度も同じ法形を繰り返すのは、顕在意識で行うのではなく、潜在意識を発動させるためとのことです。顕在意識優位だと武の意識が勝りがちですが、そうではなくて天とつながる意識が大切だそうです。また、単に流水受を互いに繰り返すだけでなく、合掌礼から始まって、残心で間合いをとって離れるまで気を引き締め続ける意識を持つ修練も行いました。左右両方の構えで交互に修練を行いましたが、どうしてもやりやすい利き手があるので、反対の手の修練もしっかりしなければと改めて感じました。
続いていつも教えて下さっている男性先輩拳士より指導して頂きました。流水受の続きから、後ろ流水蹴の修練に入りました。攻者の中段蹴をかわすために、手の親指と小指を張り、中指3本を軽く曲げて橈骨と尺骨を活かす手の張り方、手首の使い方をして、しっかり下受の形をとる。また受ける際、後ろ足にしっかり体重を乗せ、前足はやや猫足気味ですぐに蹴り等の攻撃に転じられるようにする旨教わりました。
次に内受突の修練に入りました。内受は受けるというよりも、カウンタークロスで上段突をするイメージで、さらには体を低く落として下から相手の拳を突き上げるようにする。そうすれば相手は自ら繰り出した腕が自身の顔の前まで押し上げられるので、守者が見えなくなり、次の攻撃に転じられなくなるが、守者は攻者のがら空きとなった前三枚に中段突を打てるようになる。中段突を受けて前のめりになった攻者の背後に半転身しながら、攻者の肩甲骨にあるツボに当身をして、攻撃の及ばないところまで退がる。攻者も運歩法を使って離れ、お互い初めの位置から90度ずれた場所に残心しながら転身する。
少林寺拳法はどの動作ひとつ取ってみても理に適っており、無駄がなく、守者と言いつつ攻者になっているところが恐ろしいところだと感じました。
 
以上
 
(柏田 健 記)
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