平成29年4月20日木曜日の修法記

April 24 [Mon], 2017, 1:45


今日は副道院長指導のもと科目の復習を行いました。

以下のように指導して頂きました。

「巻打首投」
攻者が守者の袖を掴み、振突をしてきます。
その際に掴んだ手を内側にいれて攻者の姿勢を崩す。崩れていない攻者にいくら首を打って当身をしても効果はない。
攻者が振突をする時に崩せるようにする。
投げる時にも振りかぶると、攻者と力比べになります。
離れるよりも近づいて攻者と立っている位置を入れ替わるようにします。

「逆合掌投」
手を伸ばした状態で攻者に掴まれる。その時に肘を曲げるのではなく、掴まれている手に真っ直ぐ近くようにする。相手を投げようと力が入ると相手が倒れにくい。
攻者と立っている位置が入れ変わるようにすると倒れやすい。

「熊手返」
相手がレスリングのように両手で掴んでくる。掴んだ手を握りこんでくる。守者は攻者の手首の下に自分の肘を入れる。投げるようにするのではなく、攻者と立っている位置を入れ変わるようにする。
相手の踏ん張っている足の力を抜くようにする。
踏ん張っている足の側の手を下げる。反対の手はS字の形にする。右手は閂の形にします。

「拳締」
首締を行なった際に、首締手法で守られた時に攻めている腕刀を緩めます。拳で相手の「気戸穴」を攻めて顎を上げさせます。上がったところを拳で攻めます。相手が力を抜かないと、いくら拳で攻めても効果がありません。力を抜かせることが重要になります。

「拳締捕」
攻者が拳締を行なってきた時に行う技です。
この技でも重要になるのは相手の力を抜かせることです。
相手が襟を掴んだままでは技が効きにくいです。襟を掴んでいるからと力づくで行うと余計に攻者は強くなります。
攻者には手を開いてもらうことが必要になります。
相手の力が抜けてくるような状態を作ってあげると、自然と手が開きます。


 今日の修練で感じたのは、技が上手くいかない時には、自分のことで精一杯になっているということです。
この技はこうしてこうかけるもの。だからその形を作ろうと力づくになります。
自分のことで一杯ですから、相手を見る余裕はありません。
そうすると目の前にいる相手を見ていません。
自分の頭の中にある幻想のような相手に対して技をかけることになります。
こうしたら技がかかるはずなのにどうしてと、頭が一杯になります。
 そこから抜け出す鍵だと思うのは、『感じる』ことだと思うのです。
思考に囚われると、自分の身体の感覚が希薄になります。
自分が前に入っているのか?それとも後ろに下がっているのか分からなくなるのです。
前に入ったら技がかかる。頭では分かっていても身体がついてこない。
自分がどのような状態にあるのか分からない。
これは感じれることでしか解決出来ないと思うのです。
思考では攻者と同じ土俵です。
だからぶつかります。
感じることを主にすると、自然と前に入ることも出来るし、不思議と相手に力が返ります。
 少林寺拳法の修行は動禅です。道院長がよく仰っていますが、やっとその片鱗を感じれたような気がします。
まだまだ片鱗でしかないと思いますが、日頃から自分の身体を感じることでより技が変化していくのではないかと思います。


(近藤 健太郎 記)
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