犬と色

2008年05月28日(水) 11時05分
世の中は戦争をしていた。
あたしは父の愛人に会いに行く。


物価高騰なんて序章で、近い将来日本はかつてない食料危機。そこから竹島問題に火がついて韓国と小競り合い。そこに北朝鮮が介入してきてアメリカは大喜びで戦争勃発。あんたを殺してあたしも死ぬ。的な青写真が私の中ではすっかりできあがっていて、そろそろ本当に「私」は「何か」をしなければいけないんじゃないだろうかなんて焦ってはいるものの、自分の死に方すら未だ決められていない私は、今、携帯のボタンの感度がものすごく悪いことにキレそう。

最近犬にたいする愛がハンパ無い…。そばに猫がいるだけに、自分がいかに犬派かを思い知る日々。
ごめんね猫。
お前のこと、とっても好きだけど、この壁って越えられない。
まるで「いい人」と「恋人」の間に立ちはだかる壁みたいね。

クソ。
最近どうにも頭の中が桃色で、例え話がすぐそっちに。
こういう時ってなんにも面白いこと考えつかないよね。
表現者は恋愛したほうがいいなんて最初に言い出したやつ誰なの?
お前のおかげで私はすっかり駄目人間なんですけど。
つまらん。
だって、うまくいかないことを楽しむなんて。苦しい恋愛に没頭できる人はよっぽど変態かナルシスト。
とか息巻いちゃうとこが自分まだまだガキなんだよな…と思いはせるだけの客観性は持ち合わせているものの。
25にもなって思春期故、なんつー言い訳がもう通用しないとわかるだけの理解力は持ち合わせているものの。
あー、ピルケース買ったって持ち歩かなきゃ意味ねー。と思いつつ、ホントは食前に飲まなきゃいけないはずの薬五錠と一包を飲み下す。
本当は自分のことだけ愛して、それだけで生きて行きたいのに、結構世の中ってそれだけじゃ回っていかないらしい。
誰か私のこと愛してくれませんか?
さもなければ新しいパソコンか子犬を買い与えてくれませんか?
なんてこといったら、世界の、動植物を愛するあまり漁船に激突してみたり鯨肉を窃盗なさったりする方々からお叱りを受けるかしら。
馬鹿な。あいつら愛玩動物やぞ。
食料難の際は鯨をたべて犬鍋だ。
ということで今は庭付き一軒家に越して小型犬とすごす妄想に取り付かれて夜も眠れません。


猫。
お前のことも愛しているという写真とともに

浜の珊瑚がキャラキャラ乾いた音をたてた。

2008年05月21日(水) 17時51分
帰ってきましたよ。
ちゃんと、月曜に。

祖母の兄、という大叔父に当たる方のお葬式で、まあ、親戚としては遠いんだろうけど、ウチの母親の父(私の祖父)が早くになくなってるということもあって、私からしても疑似おじいちゃんみたいな人だったから。
まわり知らない人ばっかりだったけど、行ってきました、お葬式。

前回やった芝居が芝居なだけに、ちゃんと見てこようと思った。
ちゃんと見て、感じようと思った。

以下メモ

死体は凄く冷たかった。
ドライアイスをはずして一晩明けても、まだ冷たかったし、ずっと触っていても、けして私の体温が移ることはなかった。
鉄だってずっと触っていたらあったかくなるのに、不思議だった。
死体を見てドキリとはしたけど、涙が流れるのとは違った。
ただ、大叔母さんが私の訪問を凄く喜んでくれて、なんどもなんども有難う有難うといった。
彩ちゃん来てくれてありがとね、彩ちゃん来てくれておじいちゃん喜んでるよ。
私が来ておじいちゃんが喜んでるかなんてもう誰にもわからないのに、でもそうやって私にお礼を言うお婆ちゃんを見てちょっと涙がでた。
たまたま私が実家に帰ろうと思って家を出たときにおじいちゃんの訃報が母から届いた。
このタイミングじゃなければ、私は葬式に行ってなかったかも知れない。
みんなも、私がわざわざ東京から来たことを不思議がっていたのでこのことを話すと、誰彼ともなく、「おじいちゃんが呼んだんだね、おじいちゃんが呼んだんだね。」という結論にまとまった。
人ってこんな時ばっかり急に霊魂の存在肯定派になるんだから、なんだかおかしいと思った。
坊さんの読経はやっぱりなんか可笑しくて、私は、あの、木魚ってヤツが敵だ!と思った。
だって、ポクポクて。このシリアスな場面にポクポクて…。可笑しすぎるだろ。それ、おまえ、真剣なのか…?
でも、死体に一つずつ死に装束付けて、棺に花入れて、フタをしたときは、やっぱりどうしても泣けた。
私わかったんだけど、人が死ぬってことは、もう会えないってことだ。
だから葬式は、一番丁寧なバイバイの仕方なんだった。
棺に入れて、フタをして、一晩過ごして、今度はフタに釘をして、最後のお別れで火葬場で見送って、骨になったら今度はそれを骨壺に入れる。
その一つ一つの動作に祈りが入る。
どんな愛する恋人との別れでも、こんなに丁寧にバイバイしない。
それはやっぱり、ほんとにもう会えないからなんだった。
火葬炉でおじいちゃんを見送るときはやっぱり悲しかった。
でも骨になって出てきたときは、なんかもうそれはモノだった。
淡々と箸でつまんだ。ここがかかとの骨だ、なんて言われると面白かった。
ふと、骨の一個を口に含みたい衝動に駆られた。しなかったけど…アレはなんだたんだろう。
骨と骨がぶつかると、浜の珊瑚がキャラキャラ乾いた音をたてるようで、それはずっと聞いていたいような音だった。
死んだらこんなきれいな音がするのかと思ったら少し羨ましかった。
火葬場の職員が、身内でもないのに、やたら愁いを含んだ芝居をしててちょっと可笑しかった。
最後のお別れの時、もう自力でたてないくらい弱っていた大叔母が人に支えられて棺をのぞき込んだ。
すぐに行こうとするので、支えてる人が「もういいの?」と聞くと、大叔母は小さい子がいやいやをするみたいに「もういい、もういい」といって拒んでいた。最後のお別れなのに。でもそうか…そうだよな。

ちょっと伝言

2008年05月17日(土) 15時59分
身内に不幸が有りました。
ので二三日東京を離れます。

まあいうても月曜には帰ってくるはずです。

私はムリ

2008年05月16日(金) 15時44分
芝居を見に行ったんですけど、結構楽しみにして行ったんですけど、そして、随分随分、評判もいいみたいなんですけど、

私はイヤ。
イヤ!

久々に憤りを感じる作品だった。
私の信条は、
「空元気も元気。偽善も善。」
なのだが、偽善よりももっと悪い、無神経さがそこにあった。
そこに描かれてる人たちに対する無神経さではない。
作家自身の無神経さに対する無神経さが。

自分の喉元にナイフを突きつけながら作品をつくってるような、そんな作品ではあったけど、そのナイフには全然養生がしてあって、万が一ってことがあっても死にはしない。
そんなポーズ。

芝居の感想は書かないようにしてる私ですが、これは自分自身への戒めの意味も込めて書いておこう。

自慢していい?

2008年05月14日(水) 8時00分
江ノ島に行ってきました!
平日に!
朝から!

前々から、行こうねって言ってた友達と、私としては珍しく実行に移せた約束。
私は、超ド級の出不精ですが、いったん外に出るといつまで経っても外にいる、外好き。
(出るのがいやなだけで、外がいやなわけではない)
電車好き鈍行好き。
車窓の景色と、気の合う友人一人いれば、何時間だって電車に乗っていられます。
今日も、
「視力が2,0以上ある!」
と豪語してはばからない友人のお陰で、世界の車窓は大にぎわい。
工場に萌え、橋に萌え、あの映画のあの街に萌え、謎の看板に萌える。

ふっふっふ…。
いいだろぉ〜。
江ノ島のちょい手前の、なんたらっちゅう駅で降りて、海の見える素敵なテラスでランチですよ〜。
そしてビールですよ〜。
グラスがすでに飲みかけってとこに、私の、こう、はやる気持ちが表れてますよね。
ていうか、この写真、私が考えるところの「完全な世界」が具現化しているな。
アサヒの生だったんだけど、なーんか美味かったなー。
アサヒ普段はそれほど好きじゃないんだけど、やっぱ生は違うのなー。
昼間っからビール。
行き過ぎる車達を見下しながらビール。
堅気じゃなくてよかった!!と心から思う瞬間。
でも、ゴールデンウィーク直近、ということもあって、平日だけど、結構観光客多かったですよ。
昼間からアルコール族も、フツーにいました。
今度来たときは、是非この店の近くにあった「ハイブリット」という名の不思議なラーメン屋でランチしたいと思う。


そしていよいよ江ノ島、と、その前に、江ノ島の手前で必死こいて排水溝に落ちた何かを拾おうとしている警察の方。
無事拾えたようですけど、視力2,0以上の友人の話によれば、彼が拾ったのは、えんぴつ、だったそうです。

そうまでして?!













うわぁぁぁ!
ほら!見てみて!!
江ノ島ですよ!!
島全体が神社みたい!!
凄いッ!!
パワースポットだとか、ばかげたことは私は言いませんけどね、でもこの島そのものが、人々の信仰の依り代であって、かつそれが商売の場となって、生活の場となっていったっていうことがね、なんか混沌としていて、でも人間の生きるパワーだってことが、すごく、熱いっ!!
聖と俗って、混ざり合ったときに、ものすごいパワーを発するんですよ。それがそれがもう、素晴らしい。
だって江ノ島なんて、歩いてみてわかったけど、ほんとに人が住む場所じゃない!
どこもかしこも断崖絶壁だし、昔は水もなかったそうだし、車が走れるような道はちょっとしかないし、階段だらけ、坂だらけ。
ご老人の観光客の方沢山いらしてたけど、それ、もう、むりっしょ…、って感じの人も沢山いたもん。
でもこの島の人たちは、ここで商売して生活してるんよな〜。



江ノ島は、弁天様の島なんだけど、秘宝とされている「裸弁天」の説明アナウンスの
「この裸弁財天像は、女性としての象徴をすべてお備えになった、大変珍しい座像でして…」
みたいな説明が、秀逸ッ!と思いました。
女性としての象徴をすべてお備え…って。まさに秘宝!!
いや〜、ほんとか?
必死に拝見しようと跳んだりはねたりしてみるモノの、座布団でうまく隠れてて見えないッ!!
しかし神様の陰部って、どうなっているんだろう…。相当写実的らしいですけども、神様に惜しげもなくそういうの付けちゃう感じとか、最高に好きです。まさに、聖と俗。
神頼みなんて、そもそも俗っぽいし、このくらいの方が御利益ありそうでしょ。
ほんとは撮影禁止なので、この写真は某サイトから拝借。
琵琶持ってることから、歌舞音曲の神様としても有名だそうで、念入りにお参りしました。


まあ後はね、主立った3つの神社めぐって、岩屋に行って、ホタテと蛤焼いたの食べて、新潟でつくられた「江ノ島ビール」飲んで(酵母が甘くてうまい!フルーツビールみたいな。ベルギーのホワイトビールに似た感じ)展望台に行った。
展望台の土産屋にて。

Gボンド?!

しかもクリア。

演劇人御用達土産屋に決定。

なんでだ。
なんか普通に、ちょこんと置いてあった。何の脈絡もなく。
展望台は強風でゆらゆら揺れてました。

〆は鎌倉駅で、鰺の押し寿司を、電車待ってる間に食した。

完璧だった。
何もかもが完璧の一日でした。
あとこれで、私にもうちょっとお金があって、日本酒が飲めていれば、昇天していた。
お金が無くてよかった。人生にはまだ続ける価値がある。




(天を仰いで)

2008年05月12日(月) 16時23分
「(天を仰いで)俺は駄目…。駄目人間。駄目駄目、ほんとに駄目な人間なの。ほら、見て、駄目さが…体中からあふれ出てるでしょ?(さらに仰いで)駄目なんだーッ!!だから…、そこコミで(愛して)。ネ?お願いします…。」
「おま…。死ねよ…。死ネ死ネ。でも、ちょう好き!」


ダメカップル…。
でも愛よね。このくらい開き直られちゃうと、もう、愛せずにはいられないよね。


公演もはねて、今日まで。
泥酔し、泣き、いきおいせまり、そして振られる、という最悪のエピソードなど挟みつつも、五月十日は過ぎ去って、気づけば私、25才。
四半世紀といったら、一時代ですよ。
生きちゃった。
そして、また生きます。
年を一つとったからといって、「今日から新しい私!」とかなるはずもないことはわかっているので。
ただ、今日も、明日も、また生きます。
人はそう簡単には死なない、ということもわかってしまったので。
どんなに疲れても、孤独でも、そして絶望であっても、幸福であっても、今まさにこの瞬間、私の指先には血潮がめぐっていますので、やはり、今日も、明日も、生きています。
そうやって生きて、気づけば半世紀、とかになってたらいいな、と今は思います。

私が尊敬して止まない漫画家の那州雪絵さんの作品「ダーク・エイジ」より。

「厚い雲の海を通りぬけるように

不安と
疑いと
戸惑いと
恐れと

無知や盲信に
別れを告げて

私たちは間もなく

暗黒時代を終えるのだ」

これは思春期を扱った作品ですが、今の私に、なんというか…とても大事な一節。
世の中のことが少しずつ、一つずつわかっていって、見える世界が広がって、それが過去の私との決別を意味し、切り離したそこに痛みと血が溢れても。うん、いいんです。
「厚い雲の海を通りぬけるように」
今は私、とても気持ちいいので。

祝ってくれた人たち、ほんとにありがとうね〜!
今後も、宜しくお願いします!コミで!

GOD NO NAME

2008年05月07日(水) 17時17分
「おねがい。
もう少しの間だけ、
私を無敵でいさせて。」


次回のタカハはこんな感じで行こうかな…。と思ってます。
タイトル先行(笑)
英語力0の造語。
神様には名前がない、っていうくらいの意味でしょうか?


女の人がいっぱい出てくる話とか、
さすがに次こそハートフルコメディーとか、
またやりたい昭和モノ、呆け老人モノ、
SF三部作(ボクコネ・スプーン)
幽霊三部作(きえだま)
都市伝説三部作(プール)
もそれぞれ手を付けたいし

色々ありますが…


とりあえず終わりました。
タカハ劇団第4回公演『プール』

なんとまぁ、総勢739名のお客様にいらして頂いたようです。
すごい、信じられない。
動員700なんて、ちょっとした冗談のつもりで口にしていただけなのに。

ほんとにほんとにほんとにほんとに

有難うございました!!

二日酔い…

2008年05月04日(日) 7時42分
おかしいな…そんなに飲んだかな…?

最近は空きっ腹にアルコ−ル、かつ、飲んでる最中は、つまみに手を付けず、甘いモノも食べられない(ドーナツ半分食えんかった…)と、確実に飲み助への道を歩んでいる…。

公演を終え、劇場の階段を駆け上がっていくときのお酒に向かっていくテンションが、毎日ハンパないっす。

でもビールは、翌日の残り方が、ハンパねぇす。

トイレでえづきながら漫画を読める余裕のある自分を、好きになったらいいのか、嫌いになればいいのか…。
そして、飲み屋に携帯を忘れてきた…。
ごめんなさい、みなさん…。
一瞬連絡取れないです。
制作の安田さん、もしくは、王子小劇場にお電話ください。

本番直前の楽屋では、毎日様々な人間模様が見られます。
役者は、集中力を高めるため、緊張と戦うために、様々な策を弄するからです。
「お決まりの曲を聴く」「ミンティアをオーバードーズ」「死んだふり」
等々色々ありますが、この現場では、
「鏡に映った自分を褒め称える」
形式がポピュラーなようです。

お前は出来る、と唱えてみたり、自分を妻夫木に見間違えてみたり。
かくいう私も、
「やばい…。私天才だ…。こんな天才が今の世の中に存在していいのか…?!どうしよう!」
という魔法の言葉を最低十回は唱えます。そして、
「ねえ、私天才じゃない?」という独り言に、「天才だよ」と答えてくれる優しいスタッフ達よ…。
みんな私に甘いよ。

そんな凡人な私ですが、唯一、天賦の才といえるモノがあるとするならば、よい仲間に恵まれる、というところですかね。

今日で折り返しですが、まだまだこれから。
銃弾は常にいっぱいいっぱい詰め込んでいきましょう。
プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:高羽 彩(タカハ アヤ)旗揚げの時の舞台写真ですね
  • アイコン画像 性別:女性
  • アイコン画像 誕生日:5月10日
  • アイコン画像 血液型:O型
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タカハ劇団主宰 役者 脚本・演出家 所属:クレイ

このブログは高羽の個人的なつれづれを綴ったブログです。
タカハ劇団の公式活動情報につきましては、劇団HPをご覧ください。
またお問い合わせは
infoあっとまーくtakaha-gekidan.net
(迷惑メール対策のため、@を「あっとまーく」と表記しております)
までいただきますようお願い申し上げます。

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次回公演詳細まだまだ未定!
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【タカハ劇団】
次回公演
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作:演出:
乞うご期待!

【高羽 彩】

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