スイーツ(笑)ってなんだ

2011年09月16日(金) 23時46分
すごく久しぶりに記事書きます。
ツイッターメインになってからも、いつもブログをチェックして下さっている皆さんありがとうございます!
もちろんツイートチェックして下さってる皆さんも!

今日は何か久々に140文字では吐き出しきれないリビドーを感じたので、記事にすることにしました。

みなさん、「スイーツ(笑)」って言う言葉知ってますか?
ネットスラングで、うしろの「(笑)」まで含めてひとつの用語です。
もともとは、
メディアの影響で甘味のことを「スイーツ」と呼称する女性が増えたことから「テレビや雑誌などの宣伝媒体が作り出した流行に踊らされてしまう若い女性」を指す蔑称だったようですが
今はもうちょっと広い意味で「バカ女」を指す用語としてつかわれているようですね。

さてこの「スイーツ(笑)」。
女性に対する蔑称なだけに、男性が女性に対して使うことが多かったのですが、用語が市民権を得るに従って最近では女性も使うようになって来たようです。

そこではてよ?
と思ったわけです。
それって良いわけ?
と。
なぜなら、男性が女性に対して「スイーツ(笑)」と蔑むことと、
女性が女性に対して「スイーツ(笑)」と蔑むことには、意味の違いがあるような気がしたからです。
ここでいう「意味」とは「スイーツ(笑)」という言葉の意味、ではなく、その言葉が使われているシーンの意味です。

男性が女性のことを「スイーツ(笑)」と蔑むとき、そこには男性から女性への一方的な侮蔑の意志があるだけですが(もちろんそれも褒められたことではないですが)、
女性が女性のことを「スイーツ(笑)」と蔑むとき、そこには侮蔑の意志とはべつに「私はあのバカ女とは違う」という意思表示が盛り込まれているような気がするのです。
それが私には、他人の価値を下げることで自分の価値を高くアピールする行為に見えて、
「おいおいそんなことしちゃっていいのかい?」と思うわけです。
もちろん、男性にそういった意志が全くないとはいいません。
がやはり多くの男性にとって、
スイーツのことも今年の秋冬ファッションの流行も所詮は対岸の火事。
「俺はあのバカ女とは違う」と言ったところで、そもそも同じ土俵にたっていないので、「自分の価値を高くアピールする」という意図は大して発揮されません。
やはり、女性が同じ土俵にいる女性に向かって言うからこそ、「私はあのバカ女とは違うアピール」として機能してしまうのです。

それって結局、そう発言した女性自身の人間性に傷をつけることになってしまうのではないでしょうか。
もちろん、男女問わず他者を侮蔑する行為は褒められたものではありません。
ただ、こと「スイーツ(笑)」に関しては、それが女性蔑称であるが故に、女性が使った方がより業が深いような気がするのです。

さて、ここで表題からは少し話がずれますが…。

それにしても、このような蔑称が、なぜこう易々と使われているのでしょうか?
世が世なら、フェミニスト団体がノーブラで大挙するレベルの言葉でしょう(これも差別的発言って怒られそうですね。とりあえずノーブラで自宅待機しておきます)

それはおそらく「スイーツ(笑)と言う言葉の定義の曖昧さ」によるものでしょう。

冒頭に述べたように、「スイーツ(笑)」はネット世界で自然発生したスラングなので、いまだ定義が曖昧です。
つまり「スイーツ(笑)」と呼ばれる女性たちが、具体的にどういう人間なのかはよくわからないのです。

スイーツ(笑)は…
甘味のことをスイーツと呼びます
女性誌に特集されていることを実践します
いつだって恋愛に夢中です
いつだってオシャレに夢中です
自分探しのためにバリに旅行に行きます
「愛され○○」を追い求めます
つねにダイエットしています
アンアンのダイエット特集は必ず買います
占い特集も買います
セック ス特集は言わずもがなです
…etc

スイーツ(笑)的行為をあげればキリがありませんし、ようは「嫌悪されうる女性性」全体を指している言葉なので今後もどんどん上書きされていくでしょう。
よって、「スイーツ(笑)」の定義は曖昧なままです。
「スイーツ(笑)」は確かに蔑称ではありますが、結局の「何?」であるのかは曖昧なため、そこに「バカ」「色狂い」「サセコ」などの言葉が持つ具体性はありません。
だから人を「スイーツ(笑)」と言うときには、人を「バカ」と罵るときほどのハードルがないのです。
そしてさらに、定義が曖昧な故に「でははたして自分自身はスイーツ(笑)ではないのだろうか」という思考も停止してしまいます。
だから容易く口から飛び出てきてしまうのでしょう。

私はここに危機感を感じるのです。

なんだかよく分からないものを、なんだかよくわからないうちに名付けてしまう。
それは時に「男性」という名である。
時に「中国人」という名であり、「韓国人」という名である。
「白人」という名であり「黒人」という名である。
「スイーツ(笑)」という名である。
「女」という名である。
なんだかよく分からない隣人だが、とりあえず便利なので名前をつけてみる。
とても重要な行為ですが
それは時に、私たちの思考を停止させてしまいます。
名前を超える理解や思慮を、阻んでしまう可能性があるのです。
そしてそれが差別的な感情の温床になることもあるでしょう。

そもそも「言葉」にはそういう性質があります。
もちろん思考を発展させるという重要かつ素晴らしい性質もありますが、それは影と光、諸刃の剣なのです。
この部分に危機感を持たないと、人間はすぐに「言葉」に振り回され、「言葉」に「思考」を奪われてしまうでしょう。

気をつけよう。

長々書いておいて、結論はこの一言っていう。
長文を最後まで読んで下さりありがとうございました。

そしてこの記事を書くきっかけは、友人の日記なんだけど、あくまでもきっかけで前から何となく考えてたことだからっていうことを、一言添えておきます…。
彼女の人間性を否定するものではないです、でも、彼女がこの記事を読んでもし不快に感じたら…ごめんなさい。
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