これからの公共事業は? 

2009年11月16日(月) 0時41分
 14日、社民党副幹事長で総務省顧問の、保坂展人さんの講演会を行った。保坂さんは国会の質問王とよばれているとおり、実に精力的に活動をしてきた数少ない、国会議員のひとりである。いつか、きちんと講演をしていただきたいと思っていたのだが、やっと実現した。

 講演の前段に、北海道開発局に、私と保坂さんで出向き、今、釧路川で行われている、前日のブログにも書いたが、河川改修について河川課から話を聞く。蛇行していた釧路川を、直線化したのだが、これを埋め戻して、もう一度蛇行させるという事業である。川を直線化して湿地を農業用地にする計画が、農業をやる人が結局いなくて、もう一度、もとにもどすことになったものである。

 蛇行すると大雨で川は氾濫する、そのことで、周辺は湿地帯をとりもどす。来年2月には、直線の川をせきとめ、蛇行している川に水を流すそうだ。そこで、植生や、湿地の状況や、生物の様子も何年かかけて調べるそうである。無駄といえば無駄だが、そのような自然再生は、進めていくべき公共事業のようにみえる。だが、5億円で直線化した川を、もとにもどし蛇行させるのに10億円というのは、やはり、割り切れなさが残る。

 その後の講演会では、公共事業チェック議員の会の事務局長として全国各地の無駄な公共事業を見続けてきた保坂さんだからこその、視点で、今問題の八ッ場ダムや、原発や、郵政問題など、リアリティあふれるお話だった。参加してくださった方々も熱心に耳を傾けてくださったと思う。

 新しい政権が、今行っている事業仕分けがどうなるのかわからないが、税の無駄使いから、本当に市民の生活を豊富化するために税金が使われることが必要だと痛感する。

 15日には、社民党政策実現サポートチームを立ち上げた。主に、福島党首、辻元議員、保坂さんが担っている課題について問題解決ができるように支援する地方組織である。

 消費者行政、少子化問題、男女共同参画、自殺対策、公共交通、公共事業チェックなどの分野である。当事者へのヒヤリング、現地調査などで地方の声を党中央へつなげたい。

 サンルダムなど、前原国土交通大臣が凍結を決めた現場にも足を運び、ダムがなくなった場合の生活再建などについても話を伺いたいと思っている。

 それにしても、保坂さんのような方が当選できなくて、石原伸晃を当選させる、杉並区民って、、。そうか、杉並は山田区長だった?!新しい歴史教科書を作る会の教科書を支持したり、かなり、偏った人を区長に選んでいる地元だ。私も元は、杉並区民だったが、もっとリベラルな人が多くすんでいるのかなと思っていたのがまちがいか。

 保坂さんにはこれからも、がんばっていただきたいとつくづく思った。
  保坂展人のどこどこ日記も読んでください

闘う女は美しい! 

2009年11月13日(金) 11時08分
 昨夜は、日本ハムの不当労働行為事件争議の解決報告集会だった。日本ハムは、今をときめく人気のプロ野球チームだ。もちろんこの争議は親会社の問題だが、その現場でおこなわれていた、産業医師を利用して、働く人を病気にしたて退職を強要するなどの行為は、本当に驚きだった。

 正確には、日本ハムの系列会社の日本ハムクッキングアドヴァイザー(株)だけれど途中で会社が解散してしまったので、親会社を相手にウイメンズユニオンと当事者が、団体交渉や労働委員会への申し立てなどで闘ってきた。

 はしょって結論だけ書くと、日本ハムは不適切な対応を認め和解することで解決したのだが、この間の、当事者の悲しみ、人権侵害への憤り、聴くにつれ、こちらも涙をこらえることができないほどだった。

 解決できて、よかったのだが、当事者Aさんが、あきらめず、最後までがんばった結果だ。多くの人はあきらめ、会社をひっそり辞めていく。それは長い間、心の傷となって当事者を苦しめる。

 理不尽なことにはきっぱりをNO!と。そして、闘うことがいかに大切かを、また、教えてもらった。Aさんは、経過報告しながらも時々、声をつまらせたが、毅然として、とてもきれいだった!

 ウイメンズユニオンの活動は、このように働く女性たちを、ひとりひとり具体的に支え、救済していく活動だ。私は政治の場で、問題解決する道を選び、91年から選挙に取り組んできた。政治の場は、制度や法律や条例で、人々を支え生かす仕事だ。だから対象は不特定多数、市民全体、国民全体に及ぶ。制度をかえねば究極の問題解決はないと思いながらやってきた。

 しかし、一方で、このように、具体的に生身のひとりひとりを助けていくこともどんなに重要かと思う。それぞれが、つながって、一歩一歩前に進みたい。

 今日は、午後から、社民党の前衆議院議員・保坂展人(のぶと)さんが来道される。夜は講演会である。
 
 国会の質問王、公共事業チェック議員の会事務局長としても大活躍されてきた。そんな貴重な人材を落選させてしまった。社民党にとっても大きな損失である。しかし、総務省の顧問に就任した。郵政問題に取り組むことになったという。

 その保坂さんに、新しい政権で政治はかわるか、公共事業はどうなるのか、講演していただく。講演前にはいっしょに、北海道開発局に出向く。河川整備について、ヒヤリングである。

 近自然工法が近年注目されている、たとえば蛇行した河川をまっすぐにするのが旧来の河川改修だった。それではダメということがわかってきた。この直線化した河川をもう一度、蛇行するように改修するのが近自然という考え方だ。
 
 それが実際に行われている釧路川。その実情を調べるためである。開発局の存続も取りざたされているなか、工法の妥当性、環境への影響など、私も学びたいと思っている。

 お時間のある方は、18時半から、札幌市民会館へ。(大通り1丁目)保坂のぶと講演会「事実を追え」
どうぞいらしてください。

事業仕分けスタート! 

2009年11月11日(水) 23時10分
 新政権の来年度予算要求から、無駄な事業を洗い出す「事業仕分け」がはじまったという。行政刷新会議のしごとであり、鳩山政権の目玉だ。公開の場で、事業の可否、成果の有無などが議論されること自体、これまでの政権では考えられないことだ。評価が高いのか、傍聴も多く、インターネットのアクセスも多く、なかなかつながらない状況だった。

 一方、テレビ、新聞で知るかぎりだが、疑問もある。そもそも、見直しの対象となった447の事業の選定基準が不明だ。3000といわれる全事業からみれば一割にすぎない。なぜ、これが選ばれたのだろう。

 今日は、文部科学省の国立女性教育会館などが対象となり、結果、女性教育会館は予算が大きく削減され、収益の改善が求められることになった。

 これまでも、予算削減といわれてきたが、族議員の反対で切り込めなかったと、報道された。女性のリーダー養成が重要であり、削減は認めないと本当に考えて主張しても、「族議員」のレッテルがはられるのだろうか。

 もちろん、そのような施設の運営に財団などを設立し、そこが天下りの温床になってきた経過がある。だから
絶対無駄使いにちがいないと結論づけることなどはないだろうか。

 DV被害の女性たちが逃げて駆け込んでくるシェルター(避難場所)の運営のことを思い出す。以前、シェルターの借り上げに対して補助金が出ていたのだが、たしかに、365日シェルターに逃げ込んでくる人がいるわけではない。そこで、空いている時期は無駄、と判断された。一括の補助金はカットされ、何日間利用実績があるかで、出来高払いに変わった。しかし、住居はいつでも逃げてきた人を受け入れられるようスタンバイしていなければならない。空室であることも無駄ではない。

 カットした人はそのことが理解できていないのではないか。

 今回は また、地方交付税と義務教育費国庫負担金も見直しの対象になっていることも疑問だ。これ以上交付税がカットされたら地方自治体は、そして地方のくらしはどうなるのだろうか。

 小泉内閣の三位一体改革で、一部の税源委譲と引き換えに、地方交付税や補助金が削減されてきた。地方が悲鳴をあげはじめた。だからこそ、政権をかえようという声が大きくなったのではなかったか。

 そんななかで、 さらに削減、見直しなのだろうか。義務教育費国庫負担金の削減も疑問だ。子ども手当てがあるからいいと思っているのだろうか。

 なんだか、税金の無駄の洗い直しと言ってやっていることは、三位一体と同じではないか。

 そして、削減の対象となった事業については、自治体またはNPOに移管する、というものもある。NPOは安上がりの労働力と考えられているのではないか。

 鳩山政権が、どのような社会をめざしているのかが不明だからか、次々に疑問がわいてくる。どうか、私の感想が、杞憂でおわってくれるように願うばかりだ。
 
 

わくわくまつり 

2009年11月01日(日) 22時17分
 昨日、雪がちらちら舞い降りてきて、いよいよ、北国は冬へ突入、と思ったが、今日は、雨がシトシト。三女が広島から帰ってくる予定だったが、あさってに延期になった。なので、ということではないが、なんと5年ぶりに、「わくわくまつり」に参加した。このお祭りは、一言でいえば、生活クラブ生協の収穫祭とでもいうべきものである。

 生産者と生協組合員、市民の方が一同に会して、生活クラブの消費財(商品とよばず、あえて消費財と呼ぶのが生活クラブのこだわり)を販売したり、支部ことに自慢のご馳走を披露したり、合成洗剤でなく石鹸を使おう、という社会運動のPRをしたり、ワーカーズコレクティブという新しい働き方を実践しているそのPRなど。

 組合員参加型の、年に一度のおまつり。第一回のまつりは、戸外、テレビ塔の下で行う予定であったが、大荒れの天気で急遽、テレビ塔の会議室を借りきって、乗り切ったことも思い出す。

 生活クラブ生協は、その設立から関わって、理事を8年つとめてきた。市場に出回る、「商品」がかならずしも消費者の立場にたって開発されたものではないこと、利潤第一の市場原理では、自分たちの望む食べ物を手にいれにくいことなどから、自ら提案し、生産者につくってもらい、共同購入し、生産現場に影響力を行使していくことで、自分たちの望む食べ物や、生活用品、消費財を、ひいては、望む社会をつくりひろげていこうとする試みであった。

 その理念にひかれ、27年間、今も、組合員でいる。その生活クラブを母体として結成された政治団体が市民ネットワークであり、私は社民党に入る前、その市民ネットの議員として12年間、札幌市議会で活動させていただいた。今でこそ、民主党は「国民の生活が第一」とか生活者の政治とかいっているが、元祖「生活者」ということばを使ったのは、生活クラブであり、「生活者政治」と言ったのはネッだ。

 生活クラブの女性たちの協働する力は、すごい。選挙の時、その人脈、口コミ力、夫をも巻き込む一途さがいかんなく発揮される。私の市議会選挙を支えてくれたのもそのエネルギーだった。

 市議会議員を辞めて社民党にはいるまで紆余曲折があったけれど、「生活クラブ」そのものは、設立以来、片ときも、離れられない大事な道連れだ。

 今日は、総選挙で応援してくれた人たちとの再会や、お礼が主な、目的だった。新しい若い人たちが、中心になってまつりを運営しているようだったが、以前から共に活動を担ってきた人たちにもたくさん会えた。

 投票したのに残念だった、お疲れ様でしたね、まだまだこれからだよね、脱原発でこれからもがんばろう、と多くの方が励ましてくださった。本当に感謝である。

 メインイベントは、アイヌアートプロジェクトのライヴであった。G8洞爺湖サミットの時、市民も対抗イベントを行ったし、アイヌの人たちは先住民族サミットを開いた。福島党首も先住民族サミットに参加したさいには、アートプロジェクトの代表・結城幸司さんをはじめ、アイヌのみなさんにお世話になった。結城さんは、社会新報にも登場してもらった若い、次世代を担うアイヌの代表選手のひとりだ。

 そのライヴを見て、聴いて、いっしょに体を動かし、、、。

 普段は購入を控えている(!?)チョコレートやドーナツ、かりんとうなどのお菓子類!ソーセージやベーコンや豆腐やら、買込んで、コンベンションセンターをあとにしたのだった。同行した次女の息子(つまり孫)は、生活クラブデビューであったが、なかなかにおとなしく、ライヴにも驚くことなく会場になじんでいたのでほっとしたのだった。

  


 

 

 

普天間基地閉鎖であって移設ではない 

2009年10月25日(日) 23時31分
選挙がおわり、1ヶ月半がすぎた。私も、しだいに、元の生活にもどりつつあるけれど、まだ、仕事をするところまではいっていない。

 これからの自分の人生の持ち時間は、そんなに長くはない。何に力をいれて生きていくかが今、もっとも大きな課題である。何があっても、社会運動は続けていくだろうし、行きたいと思っている。

 女性の人生が、より豊かであるように、子どもや孫が生きる地球が、共生の大地であるように。政治だけでもダメで多様な社会運動、多様な市民の声が届くようなしくみと働きかけが必要だと思うのだ。

 平和や非戦の運動は高校生の時からかかわっているけれど、今、沖縄の普天間基地のあり方、米軍再編をめぐって、与党は足もとが揺らいでいる。オバマ大統領の来日までに、答えを出すよう、アメリカは求めている。再編計画の変更は認めないというのがアメリカの立場だ。普天間基地を閉鎖するかわりに、名護市の辺野古沖に新基地をつくるという計画も再編計画のなかに盛り込まれている。
 
 しかし、辺野古海上基地建設反対運動はすでに8年になる、2000日を越える座り込みを続けているおじいおばあがいる。北部の高江では、「ヘリパッドいらない」の座り込みは2年間続いている。私は、辺野古は3回、行った。高江は1回だけだが、生存をかけての闘いだ。
 在日米軍基地の75%が沖縄にあるという事実に「本土」の私たちはもっと想像力を働かせ、想いをはせねばならないと思うのだ。

 

 社民党が政権にはいることについては議論があった。私も、メリットとデメリットをはかれば、疑問符がついた連立だ。しかし、三党合意には、「沖縄県民の負担軽減の観点から、日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む。」と盛り込まれた。少なくとも、今、鳩山首相や岡田外務大臣や北沢防衛大臣が、アメリカの恫喝に、ふらついているけれども、この三党合意は、じわじわと効いてきている。三党合意がなければ、自公政権で合意した米軍再編計画にそのままGOサインがだされるかもしれない。

 そもそも、普天間基地は危険きわまりないから返還ではなかったか。代替に、辺野古へ新基地建設というのは別の話だ。

 米軍にとって沖縄は、アジア地域ににらみをきかせる、重要な拠点だ。日本を守るために米軍が存在しているのではなくて、アメリカの戦略上、沖縄が重要だから、基地がほしいのである。

  だからこそ、ここで、社民党もふんばらねばならないと思うのだ。アメリカに押されて、当初の再編計画通りになったならば、連立政権への失望が一気にひろがるだろう。社民党の存在意義も急速に薄れていくだろう。

 そう考えると、社民党の存在は今、大きい。しかし今日の、参議院補欠選挙で、民主党が二議席獲得し、あと一議席で、単独過半数になる。社民党がいなくても、単独で過半数獲得ならば、連立を組む必要がない。

 その時は、本当に心配だ。社民党の存亡という「小さな」(あえて小さなと言おう)視点ではなくて、沖縄の平和や日本の、アジアの平和が危ないからだ。

 どうか、鳩山首相は、岡田外相は、北沢防衛相は、アメリカの脅しに屈することなく
マニフェストや三党合意に沿って、沖縄の「負担軽減」を実現してほしいし、社民党も、連立ありきではなくて、主張すべきところは妥協せず、奮闘してほしいと心から祈る今日この頃である。

 

 

  
 

セクハラ裁判で元気をもらう 

2009年10月20日(火) 23時25分
 帯広で行われた、裁判の傍聴に参加した。この事件は07年から係争中のセクハラ事件である。加害者は、某自治体職員、被害を受けた女性は、その自治体の臨時職員である。

 ウイメンズユニオンの執行委員として、事件当初関わっていたのだが、選挙で、途切れ、すでに解決したものと思いこんでいた。しかし加害者男性が、名誉毀損で女性を訴えたため、まだ解決していなかったものである。
 男性が原告、女性が被告である!

 驚いたことに、加害男性は、彼女が自分に好意を持っていると思って、いきなりキスをしたり、夜遅く、彼女の住まいをたずねて、チャイムをならしたり、、、、。ストカーまがいの行為に及んでいた。好意を持っていると思った根拠について彼は、鹿児島のおみやげの焼酎をくれた、家族のことを自分だけに話してくれた、洋服をほめられた、などと証言した。

 ふるさとのおみやげをあげることは、よくあるのではないか。まして、この女性は50本以上の焼酎をおみやげとして、お世話になった人たちに配っていた。そのうちの一本だ。服が、似合っていますね、と言うことも、雑談としてよくあることである。それで、自分を好きだと思われたらかなわない。ましてや上司である、円滑に仕事ができるように、嫌われないように、愛想よくすることが、即、恋愛であるはずはない。

 できるだけ男性を避けるようになるのは、当然である。すると今度は、いじめだ。セクハラのつぎはパワハラである。女性が自分のいいなりにならないことがわかると、いじめに転じるもは、多くのセクハラ事件に共通する。

  そんな勘違い男性によって、人生の設計図が狂わされた人間の無念がわかるはずもなく、彼は、その後も、手紙で、愛している、妻との関係を清算する、と告白する。これは、法廷で、彼が証言し、認めたことである。

 こんな、セクハラで、トラウマになったり、職場にいけなくなる女性があとを絶たない。

 十勝川でのコミュニティユニオンの集会では、非正規労働者や、外国人労働者の人権侵害が取り上げれらたが、今日は、ながい間、非正規で、劣悪な条件で働き、その上にセクハラに耐えてきた女性たちの切実な訴えを代弁するものでもあったと思う。

 ワーキングプアも、元祖は女性だ。それが男性にも広がって、社会問題化したのである。

 今日は、当事者女性が、毅然と証言し、たじろぐことがなかった。
 裁判後、彼女は、こんないやな事件ばかり聞かされて、ユニオンの人たちは大変ですね、と言われたが
逆に、泣き寝入りしないで、闘う姿に励まされることがある。勇気をもらうのはこちらのほうである。

 帰りのJRの中で、読んだ本「ポスト新自由主義ー民主主義の地平を広げる」山口二郎編著。後ろから読んでいく、柄谷行人の「地方自治から世界共和国へ」上野千鶴子「わたしのことはわたしが決める」、この間のユニオンの活動や今日の裁判、昨日は、室蘭での労働委員会の調査に参加して考えた、労働のこと、人権のこと、政治のあり方、当事者主権などと関連する内容だったので、一気に読んでしまった。

 いつもJRでは爆睡が多いのだけれど、、、。今日はなんだか、眠れないのだった。  
 

有給休暇は国内でしか適用されない、なんて! 

2009年10月20日(火) 0時27分
参加してきました!コミュニティユニオン全国交流集会。

 十勝川温泉で開かれた第21回の集会である。全国から400人弱の参加で、総会、記念講演、交流会、分科会など盛りだくさん。 道中は紅葉のまっさかり、樹海ロードや夕張の紅葉山は全山、赤黄茶色に埋め尽くされて、それはそれは、美しかった。


 集会には福島党首も駆けつけ、参加者と交流を深めた。挨拶では、派遣労働を規制する法律を通常国会で成立されるためにがんばる!と。党首以外に、男女共同参画、消費者行政、少子化担当など、内閣府大臣とはじつに、多様な課題を抱えている役職であることがわかる。本当に、お疲れだろうと思われるけれど、にこにこ顔はくずさない。大変なことだと思う。北海道で、支えるしくみをつくる必要性を痛感。
 
 私は、二日目は、派遣労働の分科会に参加したが、外国人労働者の差別、人権侵害には驚いた。日本人労働者のなかで格差が拡大し、働いても普通のくらしが困難なワーキングプアとでもいう人たちが増加している。そして、その格差の最下層に外国人労働者がいる。

 食堂でも値段がちがう、作業服も自分で購入だが、値段が日本人とはちがうのである。さらにこんな、違法行為もまかりとおっている。ある、ブラジル人の労働者が、親の病気のために、有給休暇を利用して、母国に帰国しようと休暇を申請したところ、有給休暇は、国内でしか適用されない、と会社に言われたというのである。

 有休をどう利用しようと本人の自由である。それを、国内でしか使えないとか、どうしても行くなら、退職してから行け、と。本当に驚くことが、まかりとおっている。世界有数の起業の関連派遣会社でのことである。

 これから、年末にかけて、去年の年越し派遣村のようなことがないように、政治も今から、対応をしなければならないと思うし、労働者同士を分断させようという動きや、職場での差別、人権侵害があとを絶たないこの社会を、かえるために、もっともっと労働者がつながることが大切だ。

 この間、陽のあたらなかった非正規の労働者や、小さい労働組合の人たちの声なき声を、すくいあげ、闘い、解決をめざしてきたその軌跡が伺われる集会であったし、今後の労働状況のなかで、さらに運動の広がりを! ユニオンの存在を知らず、孤独のなかにいる人たちに、一人ではないこと、仲間とつながり、共に生きていこうというメッセージをどう届けるかが大きな課題であると感じた。

 十勝川温泉につかりながら、、、いい湯だな!なんて思いながら、ぐるぐるといろんな考えたのだった。

ごめんなさいマセ 

2009年10月16日(金) 23時28分
 ブログを再開すると言ったのに、全然、書き込んでいない!と何人かの方にお叱りを受け、反省、、、。どうしても、時間にながされて、気がつくと深夜だったりすると、明日にしよう、ということにあいなる。山口はどうしているのか、ご心配くださる方も多くいらっしゃるのに、申しわけありません。

 というわけで、少しづつ、がんばります!!!

 明日は、コミュニティ・ユニオン全国集会のため、十勝川(帯広の方)へ行くことになっている。参議院選の時、秋田集会に参加して、支援をお願いしてきた、それ以来の参加である。
 
 大企業の組合員でない、個人参加や中小企業、非正規労働の人なども参加している組合の集まりであり、今、もっとも戦闘的、根源的な労働運動をめざしている組合だと思っている。

 昨年末、大量の失職者が住まいも失い、日比谷公園で開設された年越し派遣村に集まりそこで年越しをしたことは、まだ記憶に新しいが、あと2ヶ月でまた年末である。派遣村村村長だった湯浅誠さんは、このままでは昨年よりもっとひどい、派遣切り、雇い止め、解雇、が年末にかけて行われると言っている。

 コミュニティユニオンの役割はさらに大きくなるだろう。

 民主党の平野官房長官は、パナソニック出身である、このたび選出された連合の会長さんの、パナソニック出身であるときいた。「労」のトップと「政」がきわめて近い間柄である。雑誌には新政権はパナソニックシフト、と書かれている。

 この間の新政権は、子ども手当ての財源さがし、麻生政権での補正予算の見直しに集中していたと思う。一方で、雇用の解決などは、後回しになっている感は否めない。野党の時、衆議院に三党で労働者派遣法改正案を提出したのだから、与党になった今こそ、法案を通すことが急務だと思う。

 もちろん雇用問題は派遣の問題それだけではないけれど、どうか、パナソニックの、おえらい方々には、安易な派遣切りや雇い止めなどを決してしないように、願いたい、し政府にはそれを厳しく指導してほしいと思うのだ。

 明日は、福島党首も、全国大会に出席してくださるとのこと

 参加者が大いに意気があがり、活発な議論が展開されることを期待して、寝ることにしよう。

 

 

ディア ドクター 

2009年10月09日(金) 0時28分
 久しぶりに、映画をみた。笑福亭鶴瓶演じる、過疎地のドクター、高齢化率50%くらいの、医師のいなかった村にとって、夜でも休みでも、病人がでると飛んできてくれる、そんな鶴瓶ドクターは救いの神様だ。
 そこへある日、若くて、かっこいい研修医がやってくる、、、。
 
 そこで描かれる、人々の「くらし」と「いのち」

 自分が癌とわかったら、私はどうするだろうか、考える。介護のことや家族や延命治療のことも考える。

 先日、亡くなられた、みどりドクターを思い出す。地域医療、在宅治療に取り組まれていらした。わたしの父も母も、主治医として信頼し、診ていただいていた。そのみどり先生が、57歳の若さで、旅立たれた。

 学生反乱のあの時代、わたしとみどり先生は、同じ場にはいなかったけれど、時代の同じ空気を吸い込んで生きていた。

 「陰ながら、応援します」という人が多い中、みどり先生は、「表立って」山口たかの後援会代表になってくださった。政治的立場を表明することは、日本ではまだまだ、リスクが多いと思うのだが、その意味では、信念と勇気を教えていただいた気がする。医療9条の会にも関わって、憲法を大事に思っていらした。


 大通り公園で街頭演説をしている時、いらしてくれた。杖をついていらしたので、驚いた。その時、もう、ご自分の最期が近いことを何人かには語っていらした、とあとで聞いた。ご自分の末期を計るように葬儀のことふくめ、全部、決めて旅立っていかれた

 「ディア ドクター」を観ながら、実は頭のなかでは、みどり先生のことを考えていたのだった。
 
  映画もなかなかよかったのだけれど、みどり先生の人生を思い起こしたときに、悲しみだけでなく、逆に、「生」のすばらしさを照らしだしていただいたように感じたのだ。私にとってのお別れのメッセージは「最期まで一生懸命生きようよ」ということだと思えた。

 選挙のあと、なかなか、自分を奮い立たせることができなかった、しかし、そんな日々から抜け出そうな気がしてきたのだった。
 

これからの社民党と市民運動のかかわり方は? 

2009年10月05日(月) 21時19分
 4日午後から、渋谷で、社民党が連立与党に入ったことを踏まえ、護憲などの運動をどうつくるか意見交流する会があった。社民党からは、連立へ参加までの経過や、連立政権での意思決定システムについて、さらには政治主導という民主党の方針により政策審議会が廃止されたことなど、まさに、「激動の」そして「激論」の数日間の動きを聞いて、あらためて、政権の一部を担うことの重責が伝わってきた。

 その後、来年の憲法記念日のイベントをどうするか、予算がかたまらないうちに、市民の要望を届ける必要があることなどが議論された。

 自治体議員の方々や、憲法を活かす運動をになってきた女性たちが中心の会である。

 会のあとは、ベトナム料理店に場所を移して、ベトナムビールやベトナムコーヒーや、フォーやら生春巻などのベトナム料理を食べながらの交流会。女たちのパワーはすごい、女たちはたくましい、女たちはつながる、と実感する。

 選挙区で、民主党と選挙協力して当選してきた議員と、もろに民主党と闘った候補では、連立への思いが
隔たっているのは当然である。しかし、一方では、もう連立政権はスタートした。いかに、国民の生活を立て直すための政策をひとつでもふたつでも実現してもらうかに、スタンスを移して、あわせて社民党の可視化(見える化)を考えることだと思いながら、東京をあとにしたのだった。  

 

 
プロフィール
名前:山口たか
2009年11月
« 前の月    |    次の月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
最新記事
Yapme!一覧

yapme!になる