世の中色々あるもんだ 

January 23 [Tue], 2007, 22:57
「自身はこれだけ仕事をしています」と
アピールするアメリカ資本主義的社会に、
嫌気がさす。

会社において良い上司というのは、
どういった人なのだろうか。

「釣りバカ」のはまちゃん。

ああ、なろう。

犯罪ノワール 

January 17 [Wed], 2007, 13:30
全く興味のなかった映画を観に行くというのも、
久方ぶりの行動である。
まぁ、観に行きたいと言い出した御姉の発言を基に、
調べてみると結構好きそうな映画だったというだけだけど。


「あるいは裏切りという名の犬」
監督・脚本/オリヴィエ・マルシャル

■観客の憎悪を喚起する演出
いつもこの手の映画を観ていて思うことは、
救われないストーリーテリング程簡単なものはないということである。
常に観客の「こうなればいいな」という期待に、
逆行すれば良いだけであるから。

しかしそうすることで、そこには、
観客に不快感を感じさせたという責任が生じる。
その責任を背負い込む度量の深さが物語、もしくは演出者にないと、
その映画は破綻する。
そして物語はその責任の収拾に指向する。
その落差は大きければ大きい程良いのだ。
その責任を背負い込む度量の深さがあればだが。

■オープニング映像
最初のカットが物語の中盤"転"に当たる部分の映像である。
意味あるのかな、ないのかな。
なくてもいいんじゃないのかな。

"振り"という意味では、
ラスト落ちへの"振り"も少し唐突な感じがしてしまった。
もう少し深長な振りがあれば、
面白みも増した様に思えるのだが。

■ジェラール・ドパルデューという名優
悪役を演じる演者は、
いかにその悪役を「愛すべき悪役」に仕立てるかにある。
その点に置いて、ジェラールの演技は完璧だった。
観客に憎まれる時は憎まれ、
観客に愛されるときは愛される。
その出し入れを最高に巧くやってのけていると思えた。

ジェラールは観る映画ごとに顔が変わっている様にも感じる。
名優とはかくかくしかじかそういう所を持ち合わせている。

結論は「いい映画」だけどね。

深海の浪漫 

January 12 [Fri], 2007, 20:26
職場の近くに「ちえの木の実」という児童書の専門店がある。
お店の雰囲気が気に入ってしまい、
たまに立ち寄る。

そこで最初に買った本。

「竜退治の騎士になる方法」
著/岡田 淳

帯に書いてある文句はこうだ。
その男は言った「俺は竜退治の騎士やねん」

何故に関西弁??
で、衝動買いしてしまった。

そこで買った2冊目の本。

「海底二万里」
著/ジュール・ベルヌ

「ふしぎの海のナディア」好きとか言っておきながら、
読んでなかった。
ちなみに僕が買ったのはこの写真の版では無く、
福音館書店のケース入りハードカバーバージョンである。
非常に分厚く、また重い。
通勤中に電車の中で読んでいると、
皆が少し怪訝そうな目で見るのが快感であった。

「指輪物語」に続き「ナルニア国物語」も映画化が決まっているそうな。
「ネバーエンディングストーリー」を観てから、
「果てしない物語」を読んだ私が言うのも何だが、
子供たちの想像力がこのような視覚化によって削がれてしまうのが、
何よりも悲しい。

想像力の欠如…。

自分が自殺した後の母の悲しみ、父の悲しみ、祖父の悲しみ、祖母の悲しみ。
想像すれば、
死ぬことはなかろうに。

止揚なき帰結 

January 10 [Wed], 2007, 15:09
納品までの時間を持て余した事と、
無料券を人からもらった事もあり、
映画を観に行く。


「パプリカ」
監督/今敏 原作/筒井康隆

エンタテインメントとして楽しく観れた。
むちゃくちゃ大好きな大塚明夫が出ている事もあったけど。

「不思議の海のナディア」のネモ船長に惚れ、
「モンタナジョーンズ」のモンタナとともに冒険した僕の青春は、
気づけば無意識に大塚明夫の、
ハードボイルドな声に毒されていたのである。
しかしまぁ、NHKのアニメばっかり観ていたんだなと実感。
健全な青少年である。

この映画、但し物語としての帰結に悲しさを覚えた。
様々なテーゼとアンチテーゼをぶち破り、
そのロジックから抜け出したように感じさせる超次元的世界を描きながら、
最後はパプリカ(林原めぐみ)が乾(江守徹)を飲み込むという「均衡」に、
その帰結があり、そこには弁証法の理想郷であるところの「止揚」がないのである。

それは現代民主主義の枠を越えない、
テーゼとアンチテーゼの間で繰り返される数取り合戦の均衡、
(その螺旋がこの現代を病むべくして病んでいるものに仕立て上げているのであるが)
を、想起させるに過ぎなく、
この物語はそれを越える言説を取り扱ってはいないのである。
意識下を取り扱った物語であるのにも関わらず、
このような悲しい現実に最後帰結する、
ボクの猫背はさらに丸くなり映画館を出た次第である。

しあわせの仕組み 

January 09 [Tue], 2007, 21:16
散財して買い貯めた書籍を消化すべく、
昨日の成人の祝日は、読書に勤しむ。
そして今朝読み終わった1冊で僕は、
読み終わった朝の空気が100倍においしく思える程に、
幸せな気分に浸れた。
赤坂見附の駅から青山通りを渋谷方面へと歩きながら、
空を見上げて微笑んだ。
澄み切った空に叫んでみたくなった。
そんなんが似合わない私のソース顔をのぞいて、
すべては「はっぴー」だった。


凹村戦争(おうそんせんそう)
イラスト/西島 大介

先日の内田樹の本とはまったく関係もなしに読み始めたのに、
何かがリンクしている気がしたし、
それは言葉にできなくてもいいやと思った。

以下、あとがきより抜粋
「ぐだぐだでテキトーで残酷なもの。
微笑ましくて下らなくて美しいもの。
最悪で滅茶苦茶で容赦ないもの。
たぶん世界とはそんなようなものなのだと思う。」


巷の報道がまた鼻につく。
渋谷の兄妹バラバラ殺人事件。
真相を知る事やそれを追い求めるよりも、
それそのものをありのまま受け入れる事の方が難しい。
人は唯々、納得したがってるだけ。

違和感 

January 05 [Fri], 2007, 20:25
「日々感じる"違和感"を大切にしたい」

そう考え一日がかりで、
ようやっとのことでブログサイトを立ち上げた。

日々流れ行く日常の中で、
私は「違和感を感じない」という「違和感」さえも、
どこか失ってしもてるように思える。
その違和感をさえも失わないように、
このサイトを自ら利用しよう。

そのきっかけはこの本。


「東京ファイティングキッズ・リターン」
(内田樹/著 平川克美/著)

自分がこれまでふと頭をよぎるようなディスクールに対して、
明快に言語化してくれてる。
ありがたい。
また「違和感なき現代」を言語障害と言ってのける、
その心地よさは、
久方ぶりに旧知の友に会うたような気分やった。

自分のフォークソング的言語で言えば、
小林隆二郎の「地下鉄を語るブルース」、
斉藤哲也の「とんでもない世の中だ」、
友部正人の「乾杯」、
60年代後半から70年代を生きた、
当時の彼らとしか共有できへんと思っていた感慨を、
今この時代に感じている人がこんなとこにいたんやなという感慨を、
深く深く感じながら読んでいます。
これは私にとってめっちゃ嬉しいことなのだ。

以上、初日。
感謝、感謝の意を込めて。
P R
2007年01月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:Tady Yam
  • アイコン画像 誕生日:1981年5月25日
  • アイコン画像 血液型:AB型
読者になる
最新コメント
Yapme!一覧
読者になる