臆病者の恋

August 07 [Sat], 2010, 17:24

小説、ではないですね;
こういうことをいっていた子がいたなぁと思って






みんなの恋は、どうしようもなくキラキラしていて

喜んで悲しんで

必死になって

そういう感情の一つ一つが、私には少し怖くて

臆病に、なって

そこに自分が入る余地なんてないと無理やり信じ込ませて

どうか、彼らが幸せになりますように

そう、祈っているばかりだった

それで満足なはずだった

のに

貴方が、私の『なか』に気付くから

すごく嬉しくなってしまって

いままで耐えてきたものを溶かしていってしまうから

泣きそうになってしまう

わかってくれるんじゃないか、なんて、

自分が苦しんだ立場に、貴方をたたせてしまいそうで

そんなことはいやだ

いやなんです

幸せになってください

私は、私には、貴方を幸せにできるかなんてわからないから

だから、

逃げる

みんなみんな幸せになってほしい

私も、なれるものなら、そうなりたい

たとえ、それが叶わなくても

どうか、私に優しくしてくれた人たちが

幸せになりますように

私は



『私それでいから』

夏の日に

August 03 [Tue], 2010, 20:19

人もまばらの、日曜の午後

電車に揺られて、

ゆらゆら

ゆらゆら

窓から入ってくるオレンジ色の光と、うしろに過ぎ去っていく景色をみているうちに

この電車は海に続いているんじゃないだろうか、なんて思った

民家の間に、大きな蒼

塩の香り

はしゃぐ子供たち

ふいに

なんだか泣きたいような、笑いたいような気持ちになって

なにもかも忘れて

なにも知らなかったあの頃みたいに、

にっこり笑える

優しい人になりたい

そんなことを、ぼんやり思った



それでも電車町に向かっ

(ほら、灰色の世界が見えてきた)








こういうとき、あるよね

<シリーズ0>1・始まり

August 01 [Sun], 2010, 13:02
シリーズもの第一弾!
題名決まってないので今後の表記上は<シリーズ0>でお願いしますb

ファンタジーですよ−
ではではノシ



私は、ただ人の幸せを願うだけの存在

人のために生き、人を想って逝く

そのために作られた人形です

なのに

なのに、ここには誰もいなくなってしまった

水没、水没

なにもかもが水のなかで眠っている

なにもかもが、いきなり押し寄せた水に飲み込まれて

あっという間にそれは終わった

長い年月が流れ、建物は朽ち、人は形を失った

それでも私は生きている

水に飲まれ、壊れる



ただの人形のはずだった

水の中でなどいきてはいけぬ、人工物

それだけだったはずなのに

どうして私はまだ動いているのでしょうか

錆も腐食もいまだその兆候さえ見せないのは、なぜなのでしょうか

今、この暗く冷たい水の底で

いまだに動いている

私は

わたしは、一体なに?

人よ、人よ、

あなたはどうして私を造ったのですか

何を、してほしいですか

なにかわたしにできることはありますか

あなたを、幸せにすることはできますか

お願いです

私に生きる意味を

遺されたものは、この身と記憶

『リア』という名前、だけ

これだけでなにができるかなんて分からない

私になにができるのか、なんの意味をもっているのか、誰も教えてはくれなかった

ならば

できることを、しよう。意味を作ろう。

人よ、人よ

あなたたちをこの水の底から呼び起こそう

町を作り、道をしいて

貴方達を迎えよう


一時の別れ、また

また、会おう



            

                               
               。    ○
        
                          。          。                   。             

            私は人がいなければ意味がない

不備があったので再うp;
すいません(汗
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